5月 042011
 

前回初めて挑戦した「GOPANの白神こだま酵母お米食パン」は、膨らみがいまひとつでした。
そこで今回は手間無く安定して膨らむように工夫しました。
また、よりおいしくなるように材料もバージョンアップしています。

GOPANの白神こだま酵母お米食パンVer.2

GOPANの白神こだま酵母お米食パンVer.2

 

<材料>1斤分

  • 白米…220g
  • 白米+水=410gから酵母を溶かす湯の分を差し引き→400g
  • スキムミルク…3g
  • 塩…3.5g
  • 無塩バター…10g
  • 白神こだま酵母ドライ…3g
  • 酵母を溶かす水…10ml
  • きび糖……16g
  • 小麦グルテン…50g

 

< 作り方>

  1. 白米を洗米し、水を足して合計で400gにします。
  2. パンケースに計量した米類と水を一滴残らず!入れて、GOPANにセットします。
  3. パンケースにきび糖と塩、無塩バター、スキムミルクを加えて、小麦グルテンを入れた投入ケースをGOPANにセットします。
  4. 「米パン」キーを押して「食パン」に設定し、「スタート」キーを押します。
  5. 「ミル」の10回目の粉砕が終わって、その10分後から酵母の準備を始めます。水10mlを、小ボウルに入れて、レンジで40度に温めます。ここに白神こだま酵母ドライを3gパラパラと振り入れます。
    白神こだま酵母ドライ10g包。ここから3gを使います

    白神こだま酵母ドライ10g包。ここから3gを使います

  6. 中ボウルに40度の温水を入れ、そこに小ボウルを湯煎にかけます。小ボウルの酵母液を軽くかき混ぜたら、こねの動作までそっとしておきます。
    湯煎中。ふくらんできました

    湯煎中。ふくらんできました

  7. 「こね」動作が始まり、投入ケースの投入ブザー音が鳴ったらふたをあけて、溶かした酵母液をパンケースにヘラでこそげ取るように一滴残らず入れます。
    白神こだま酵母液をパンケースに投入

    白神こだま酵母液をパンケースに投入

  8. 途中で羽が止まるようであれば、少量の水を加えます。今回は「+3.0ml」の水を加えました。
  9. あとは焼き上がるのを待ちます。
GOPANの白神こだま酵母お米食パン断面。膨らみが安定しているのできめ細やかです

GOPANの白神こだま酵母お米食パン断面。膨らみが安定しているのできめ細やかです

<POINT>

材料にスキムミルクを加え、砂糖をきび糖に変えて、ちょっぴりリッチなお味に。
前回の上面の凹みは、白神こだま酵母の過多が原因かということで、今回は2g減らして3gにしました。
そして、白神こだま酵母を溶かすタイミングが重要です。
ミル動作を10回カウントして、その10分後が一番確実ですが、できあがりの時刻を確認して、そこから「2時間27分」逆算した時刻に作り始めるといいのかも。

たとえば、できあがり時刻が「13時10分」と表示されていたら、「10時43分」から酵母を作り始めるということになります。

もし、スタートした時刻をおぼえていれば、その「1時間30分後」から作り始めるのでもOKです。
でも私はスタート時にテンション上がってるので、いつもスタート時刻を確認するのを忘れてしまいます…。

GOPANのお米食パンの工程時間表

GOPANの白神こだま酵母お米食パンのスライス。甘く優しい香りにホッとします

GOPANの白神こだま酵母お米食パンのスライス。甘く優しい香りにホッとします

4月 042011
 

GOPANのお米食パン必須材料の「ドライイースト」を、「白神こだま酵母」に置き換えて作ってみました。

GOPANの白神こだま酵母お米食パン

GOPANの白神こだま酵母お米食パン

焼き上がりの膨らみがもうひとつなのですが、味はもちろん、焼いているときの香りも優しくて、もうドライイーストに戻りたくなくなります~。

後日、より膨らみと味をバージョンアップさせたレシピ「GOPANの白神こだま酵母お米食パンver.2」はこちらです。

白神こだま酵母お米食パンの断面。優しさが色にも表れています。

白神こだま酵母お米食パンの断面。優しさが色にも表れています。

 

<材料>

  • 白米…220g
  • 白米+水=410g
    410gから酵母を溶かす湯の分を差し引き=395g
  • 白神こだま酵母ドライ…5g
  • 上白糖……16g
  • 小麦グルテン…50g
  • 無塩バター…10g

 

< 作り方>

  1. 白米を洗米し、水を足して合計で410gにします。
  2. パンケースに計量した米類と水を一滴残らず!入れて、GOPANにセットします。
  3. パンケースに上白糖と塩、無塩バターを加えて、小麦グルテンを入れた投入ケースをGOPANにセットします。
  4. 「米パン」キーを押して「食パン」に設定し、「スタート」キーを押します。
  5. 「ミル」の10回目の粉砕が終わると、本体のファンが止まります。そのタイミングで酵母の準備を始めます。浄水15mlを、レンジで40度に温めめます。これを小ボウルに注ぎ、白神こだま酵母ドライを5gパラパラと振り入れます。
    白神こだま酵母ドライ10g包。この半量を使用

    白神こだま酵母ドライ10g包。この半量を使用

  6. 中ボウルに45度の温水を入れ、そこに小ボウルを湯煎にかけて、蜂蜜を1滴を加えて発酵を促します。小ボウルの酵母液を軽くかき混ぜたら、こねの動作までそっとしておきます。
    白神こだま酵母液に蜂蜜を一滴

    白神こだま酵母液に蜂蜜を一滴

    湯煎中。ふくらんできました

    湯煎中。ふくらんできました

  7. 「こね」動作が始まり、投入ケースの投入ブザー音が鳴ったらふたをあけて、溶かした酵母液をパンケースに入れます。
    白神こだま酵母液をパンケースに投入

    白神こだま酵母液をパンケースに投入

  8. 途中で羽が止まるようであれば、少量の水を加えます。今回は「+5.5ml」の水を加えました。
  9. 「発酵」に切り替わったところで、本体の「できあがり」時刻を確認して、目覚ましなどのアラームをその1時間前の時刻にセットします。
  10. アラームが鳴ったら、発酵の状態を確認します。パンケースの内側にある凸部の上まで生地が被さって発酵していれば、そのままできあがりまで待ちます。
  11. もし生地の高さが凸部に満たない場合は、ここでキッチンタイマーを5分後にセットして、GOPANの電源プラグを抜きます。GOPANの停電時の動作継続機能を使って、余熱で発酵を進めます。
  12. 5分後、タイマーが鳴ったら、再び電源プラグを差し込みます。
  13. あとは焼き上がるのを待ちます。
    白神こだま酵母お米食パンの焼き上がり!

    白神こだま酵母お米食パンの焼き上がり!

白神こだま酵母お米食パン。もう少しふくれるといいなぁ

白神こだま酵母お米食パン。もう少しふくれるといいなぁ

唯一不満な点は、膨らみが弱い分、ふわふわ感に欠けるところです。酵母の量が多かったのかもしれないので、次は1g減らして4gで再挑戦します。

 

4月 042011
 

味噌味のお米食パンはとても相性がよかったので、今回はくるみも加えました。

GOPANの味噌くるみお米食パン

GOPANの味噌くるみお米食パン

味噌を加えると、前回のお米味噌食パンもそうでしたけど、不思議と中央がへこむんですね。

 

< 材料>

  • 白米…220g
  • 水…(白米+水=410g)
  • 味噌(津軽赤味噌)…20g
  • きび糖……20g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g
  • 無塩バター…10g
  • くるみ…40g

 

< 作り方>

  1. 白米を洗米し、水を足して合計で410gにします。
  2. パンケースに計量した米類と水を一滴残らず!入れて、GOPANにセットします。
  3. パンケースに上白糖と塩、無塩バターを加えて、小麦グルテンとドライイーストを入れた投入ケースをGOPANにセットします。
  4. 「米パン」キーを押して「食パン」に設定し、「スタート」キーを押します。
  5. ミル動作終了後、こねが始まってしばらく様子を見て、羽が止まりそうであれば水をごく少量に分けて加えます。
    今回は「+5.3ml」を加えたので、白米220g+水=415.3gになります。
  6. くるみを少量ずつ加えます。
  7. 焼き上がるのを待ちます。
味噌くるみお米食パンの断面

味噌くるみお米食パンの断面

今回の白米は、千葉県産のこしひかりです。

前回よりも味噌の量を減らしたので、焼いているときの味噌の香りはあまり強くありませんでしたが、食べると結構味噌の味がします。くるみの香ばしさと相まって、このままでも美味しくいただけました。

味噌くるみお米食パンをカット。耳が香ばしいです

味噌くるみお米食パンをカット。耳が香ばしいです

GOPANの味噌くるみお米食パン by もなぱん

 

3月 282011
 

レーズンといただきものの落花生をフードプロセッサーで砕いて、お米食パンに練り込みました。

GOPANのピーナッツレーズンお米食パン

GOPANのピーナッツレーズンお米食パン

 

<材料>

  • 白米…220g
  • 水…(白米+水=419.5g)
  • 塩…4g
  • きび糖……20g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g
  • 無塩バター…10g
  • レーズン…40g
  • ピーナッツ(砕いた物)…20g

 

レーズンと砕いたピーナッツ

レーズンと砕いたピーナッツ

今回も「白米+水=410g」からスタートして、こねの段階で「+9.5ml」の水を加えました。
粉落とし後に、レーズンとピーナッツの砕いたものを、少しずつ数回に分けて加えました。

ピーナッツレーズンお米食パンの焼き段階

ピーナッツレーズンお米食パンの焼き段階

耳がパリパリと香ばしく、中身はしっとりふんわり。
ピーナッツはレーズンよりも少なめにしたのですが、味が強め。
ピーナッツだけでもよかったんだろうけど、レーズンの甘さも無いと物足りないかも。

ピーナッツレーズンお米食パンの断面

ピーナッツレーズンお米食パンの断面

レーズンを加えると、パンがより膨らむような気がします。

 

ピーナッツレーズンお米食パンのスライス

ピーナッツレーズンお米食パンのスライス

 

その後、アメリカ中粒種米を使って同様にピーナッツレーズンお米食パンを作りました。
形よく、美味しそうに焼けました。いつもお世話になっているマッサージのお宅へのおもたせです。

アメリカ中粒種米で作ったピーナッツレーズン食パン

アメリカ中粒種米で作ったピーナッツレーズン食パン

<後日談>

おもたせした上記のお米食パンは、先方にものすごく喜んでもらって、嬉しかったです!
おいしくて「一気にたべちゃった」そうです。よかったぁ。

 

3月 252011
 

米に合うものといったら「お味噌」でしょう。
ということで、今回のGOPANのアレンジ米食パンは「みそパン」です。

GOPANのお米みそ食パン

GOPANのお米みそ食パン

<材料>
  • 白米…220g
  • 水…(白米+水=410g)
  • 味噌(赤味噌)…33g
  • きび糖……20g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g
  • 無塩バター…10g
お米みそ食パンの断面。焼き味噌の香ばしさが部屋中に

お米みそ食パンの断面。焼き味噌の香ばしさが部屋中に

お米はいつもの福島県産ひとめぼれ。お味噌は津軽の赤味噌を使い、砂糖をきび糖にして、標準の16gよりも少しだけ多めにしています。

今回は味噌を使うので、塩は加えていません。
赤味噌の塩分が13%なので、いつもの塩の量4gを含む相当量の味噌「33g」を、こねの段階で加えています。

水の量は

白米(220g)+水=410g

でスタートしましたが、こねの段階でこれでも生地がゆるい感じでした。味噌にも水分が含まれているからでしょう。なので、今回は水の追加はありません。

焼きの段階のミル動作で、少し生地がへたってしまったので、思わず「がんばれ!」と声をかけてしまいました。

焼き上がりのパンケースをGOPANから引き上げた時、「重っ!」。それもそのはず、味噌が30gも入っているのだから。

焼き上がりの上面は、中央がへこんでしまいましたが、失敗作には含めません。
なぜなら中はとてもほわほわで柔らかく、お米パンの失敗作特有のむっちり感がまったくないからです。

耳はシャリシャリパリパリで、とても香ばしく、食べた感じは、率直に「味噌焼きおにぎり」!
これはもう、お米パンならではのベストマッチの味わい。小麦パンではこの食感は無理でしょう。

お米みそ食パンをカット。身はふわふわで耳は味噌焼きおにぎり風味

お米みそ食パンをカット。身はふわふわで耳は味噌焼きおにぎり風味

味噌味が濃厚だったので、もう少し控えてもいいかもしれないです。そのほうが膨らむ率も高いのかも。
この米みそパンと、あとはあっさりしたサラダでもあれば食事として満足かな。

ポリ袋に包んでおけば硬くなりにくく、冷めても美味しく食べられます。
お味噌は日本人が慣れ親しんできた味ですから、飾らない手土産としても喜ばれそうです。