5月 292011
 

今回のGOPANで作るブランド米食パンは、全国名水百選に認定されている富山県入善町産の「てんたかく」で作るお米食パンです。

GOPANの富山県産てんたかくお米食パン

GOPANの富山県産てんたかくお米食パン

てんたかく」の名前の由来は、

新米が実る秋に稲穂がそよぐ澄み渡る空をイメージし、食欲の秋を連想させ、格調が高い。

というものだそうです。

実りは8月下旬という、富山では一番早い時期に収穫できるお米で、来歴を見ると、母が「ハナエチゼン」、父が「ひとめぼれ」で、どちらもコシヒカリの系統です。

 

<材料>

  • 富山県産てんたかく…220g
  • 水…白米と合わせて410g からスタート
    • 今回はこの水分量に「+6.9ml」足したので、
      白米(220g)+水=416.9g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

てんたかくお米食パンの自己評価

  • もっちり 4
  • 甘さ 3
  • 身の柔らかさ 5
  • きめの細かさ 4
  • 形の良さ 4
  • 耳の食感 4
  • 口溶け 3
  • 粘りけ 2

 

GOPANのてんたかくお米食パンの断面

GOPANのてんたかくお米食パンの断面

今回、前の晩からお米を水に浸しておいたのですが、ミル時のお米粉砕音がものすごかったです。
こねの状態を見ていても、弾力を強く感じます。

こねの時にお水を6.9mlも足したのに、焼き上がって持った感じはとても軽く感じました。

耳は薄くパリパリしていて、ナイフがスッと入りました。

GOPANのてんたかくお米食パンをスライス

GOPANのてんたかくお米食パンをスライス

身はきめ細かく、触れると綿のようにふわふわしています。

食感は、粘りはないけれど、弾力がありもちっとしていて、味は甘みが少なく、お米らしいお味というのが第一印象です。

前回はGOPANのブランドお米食パンで失敗してしまったので、今回はびくびくものでしたが、形もきれいに、きめ細かく焼き上がってホッとしました。

 

5月 222011
 

今回のGOPANのお米パンのタイトルはとても長いですが、いわゆる「GOPANの佐渡島産こしひかりお米食パン」になります。

GOPANの朱鷺と暮らす郷づくり認証米お米食パン

GOPANの朱鷺と暮らす郷づくり認証米お米食パン

朱鷺と暮らす郷づくり認証米」とは

安全でおいしい佐渡米を認証する制度のもと、農薬や化学肥料を減らし、生きものを育む農法で栽培されたお米。

ということで、朱鷺にも人にも優しいお米となっています。

 

<材料>

  • 水…白米と合わせて410g からスタート

    • 今回はこの水分量に「+9.3ml」足したので、
      白米(220g)+水=419.3g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

朱鷺と暮らす郷づくり認証米お米食パンの自己評価

 

  • もっちり 5
  • 甘さ 2
  • 身の柔らかさ 3
  • きめの細かさ 3
  • 形の良さ 3
  • 耳の食感 3
  • 口溶け 2
  • 粘りけ 3

 

朱鷺と暮らす郷づくり認証米お米食パンの断面

朱鷺と暮らす郷づくり認証米お米食パンの断面

こねているときに、生地に弾力があって粘りが少ない気がしました。

朱鷺と暮らす郷づくり認証米お米食パンのスライス

朱鷺と暮らす郷づくり認証米お米食パンのスライス

食べると、やはりもっちり弾力性があり、特に耳は硬めでしっかりしています。

全体的に甘みが少ない分、塩気とお米の味が強いです。

身はしっとりしていますが、耳が硬めで塩気が強い分、水気(汁気)のあるものが欲しくなります。

食感がとにかく食べ応えがあり、美味しく食べて満足できます。

 

5月 212011
 

今回のGOPANお米食パンは、「京都丹後米コシヒカリ」です。
先日のご飯では「とてもしっかりしていて甘い」というのが印象的でした。

お米食パンでもあの雅やかな味わいが楽しめるのかと思うとワクワクします!

GOPANの京都丹後米お米食パン

GOPANの京都丹後米お米食パン

 

京都丹後米コシヒカリ

京都丹後米コシヒカリ

<材料>

  • 京都丹後米こしひかり…220g
  • 水…白米と合わせて410g からスタート
    • 今回はこの水分量に「+4.6ml」足したので、
      白米(220g)+水=414.6g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

京都丹後米お米食パンの自己評価

  • もっちり 5
  • 甘さ 4
  • 身の柔らかさ 3
  • きめの細かさ 3
  • 形の良さ 4
  • 耳の食感 4
  • 口溶け 2
  • 粘りけ 3
京都丹後米お米食パンの断面

京都丹後米お米食パンの断面

こねの段階では、粘りけよりも弾力を強く感じました。
最後のミル動作で、生地全体がぷるぷる揺れていました。なんだかかわいかったです。

京都丹後米お米食パンをスライス

京都丹後米お米食パンをスライス

持った感じは「軽い」。
切るときに耳が薄くて華奢な印象。

ところが食べてみるとびっくり。
もっちりしていて甘みが強い。
耳はパリパリしていて、底の厚い部分はサクサクと食べやすいです。

口溶け感はあまりなく、芯が強い印象です。

 

5月 152011
 

今回のGOPANで作る銘柄お米食パンは、コウノトリを野生復帰させるため「コウノトリ育む農法」により栽培された、兵庫県但馬産のコシヒカリです。

GOPANのコウノトリ育むお米食パン

GOPANのコウノトリ育むお米食パン

「コウノトリ育むお米」とは…

コウノトリは国の天然記念物なのだそうです(恥ずかしながら知りませんでした…)。
ところが日本の野生のコウノトリは絶滅し、その後、人工繁殖、飼育が行われています。

兵庫県豊岡市ではコウノトリの野生復帰に取り組んでいて、田んぼやその周りにコウノトリの自然なエサが生息できるような、減農薬農法を取り入れています。
そこで生産されているのが「コウノトリ育むお米」なのだそうです。

コウノトリにもそして人にも優しいお米なのですね。

 

<材料>

  • 水…白米と合わせて410g からスタート

    • 今回はこの水分量に「+8.0ml」足したので、
      白米(220g)+水=418.0g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

コウノトリ育むお米食パンの自己評価

 

  • もっちり 3
  • 甘さ 2
  • 身の柔らかさ 5
  • きめの細かさ 4
  • 形の良さ 4
  • 耳の食感 3
  • 口溶け 4
  • 粘りけ 2

 

GOPANのコウノトリ育むお米食パンの断面。気泡の向う側にも気泡がのぞき、スポンジのよう

GOPANのコウノトリ育むお米食パンの断面。気泡の向う側にも気泡がのぞき、スポンジのよう

こねの段階で、粘りよりも弾力が勝っている感じがしました。
指で生地を押すと跳ね返すような。
水は多めに「+8.0ml」を足してもまだ弾力がありそうでしたが、羽はスムーズに動いていたのでがまんしました。

切るときも、粘りがあまりない分切りやすくて、切り口もきれいです。

コウノトリ育むお米食パンをスライス。身はふわっふわ

コウノトリ育むお米食パンをスライス。身はふわっふわ

身はとても柔らかく、やや口溶け感があります。
耳は少し硬めですが、身がやわらかすぎるので、余計にそう感じるのかもしれません。

味としては耳だけ食べると甘いのですが、身は甘みが少ないです。
かといって塩味が強いというわけでもなく、バランスが取れていて、後味もさっぱりしています。

総評すると、耳は香ばしく、身はとてもふわふわしてる優しい味の食パンです。
お米というのを意識しないうちに、気がついたら食べ終わっていました。

 

5月 082011
 

GOPANのブランドお米食パン、今回はふるさと青森のお米「まっしぐら」で作りました。

GOPANのまっしぐらお米食パン。右上の気泡のコブがかわいい

GOPANのまっしぐらお米食パン。右上の気泡のコブがかわいい

 

「まっしぐら」の名前の由来は、

あおもり米の食味・品質の追求に「まっしぐら」に、
そして、きまじめに取り組んでいく気持ちを込めました。

ということだそうです。

ゆる~い感じのイメージキャラクターは、ああみえてもきまじめなんです…たぶん。

実はこの銘柄、最近まで知りませんでした。青森産のお米といえば、つがるおとめをよく食べていたのですが、見かけなくなって久しくなります。つがるおとめは比較的定着していたブランド米だけに残念です。

近年はつがるおとめに替わり、耐病性に優れているなどの理由で、まっしぐらを青森米として推しているようです。

 

<材料>

  • 青森県産まっしぐら…220g
  • 水…白米と合わせて410g からスタート

    • 今回はこの水分量に「+7.1ml」足したので、
      白米(220g)+水=417.1g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

まっしぐらお米食パンの自己評価

 

  • もっちり 4
  • 甘さ 4
  • 身の柔らかさ 4
  • きめの細かさ 4
  • 形の良さ 4
  • 耳の食感 3
  • 口溶け 2
  • 粘りけ 2

 

GOPANのまっしぐらお米食パンの断面

GOPANのまっしぐらお米食パンの断面

 

今回はこねの状態で結構水を加えました。吸水しているはずなのに生地が硬くて腰が強いです。

焼き上がりのお米食パンを手に持つと、意外に「軽い」感じです。

切るときも、粘性が少ないからなのか、比較的切りやすいです。

まっしぐらお米食パンは弾力があって甘いのが特徴

まっしぐらお米食パンは弾力があって甘いのが特徴

皮は表面が薄くパリパリしていますが中はむっちり。腰があります。

甘みははじめ少なめ。そのぶんお米の味わいが感じられます。
あっさりしているのでぱくぱく食べられます。

コクやうまみはあまり強くない分、そのうち甘みが前面に出てきて、ひとしきり食べたあとは、口の中に甘みが残っていることに気がつきます。

身は、最初の口当たりがふわっとやさしく、噛むともちっと弾力があります。口溶け感あまりないです。

お米食パンにしてはきめが整っている方かと。ふんわり感が伝わってきます

お米食パンにしてはきめが整っている方かと。ふんわり感が伝わってきます

 

翌日に食べてみると、耳がパサパサして少し硬めになっています。

身は柔らかいですが、甘さが減っているので、ジャムなどをたっぷり塗って食べるのに向いていると思います。

スライスしやすいので、薄くスライスして、卵サンドなんかも合いますね。