6月 012015
 

実に久しぶり。仕事で素材として使うクッキーを作るための、オリジナルクッキー型を作りました。
下の3つが今回新しく作った物。
これを組み合わせるとある動物のクッキーができあがります。

久しぶりに作ったオリジナルクッキー型

久しぶりに作ったオリジナルクッキー型

…でも作ってもまだ公開できないのと、なにより食べられないのが残念。

9月 112014
 

特にクッキーが大好物というわけでもなく、クッキー作りもそんなに好きでも得意でもなかったのですが、手作りクッキーは手土産には最適なので、ことあるごとにオリジナルのクッキー型が増えていきました。

自作のクッキー型ラインナップ

自作のクッキー型ラインナップ

最初に作ったのは、ありそうでいてなかなか無いハート型の大きなセルクルです。ここには1つしかありませんが、同じ形が6個あります。

FabCafeさんに3Dキャラクターアプリの講師で伺った時に、3Dプリンターで私がデザインしたくまのクッキー型を作ってもらったときは嬉しかったですね〜。

その後、年賀状の干支のウマとか、会う友達との共通の話題になりそうな素材などに加えて、さらに細かくくり抜くための円形や楕円形のバリエーションが増えていきました。既成の円形でもなかなかちょうどいいサイズのものを求めるのは難しいので、それなら自分で作っちゃえと。

かっぱ橋で売り切れていたのが悔しくて自作しちゃったというドングリ型もあります。

これらは0.2ミリの厚さのアルミ板を金属ハサミで幅28ミリの短冊状にカットしたものを、ラジオペンチで曲げて作っています。接合部分は折り曲げて握力での圧接のみです。
それでも丁寧に扱えば結構丈夫で、形崩れもほとんどありません。
とにかく安価で、思い立ったときに欲しい形が作れるのが嬉しいです。

昔、歯科技工士の専門学校で義歯のクラスプ曲げを習得しましたが、実はこの課目が一番苦手でした。精密さを求められるのでなおさらです。

クラスプは基本的に鉗子の二刀流はNGだったので、アルミ板もラジオペンチ1本と指で曲げています。でもアルミ板キズキズですが…。

とはいえゆるい形で全然OKだし、気楽に作れることで、今ではこの作業がとても楽しいです。

9月 102014
 

秋色クッキーの残りの生地で、イチゴジャムサンドクッキーを作りました。

クマジャムサンドクッキー

クマジャムサンドクッキー

通常のクッキーよりも薄く、2ミリの厚みにしています。上下どちらのクッキーも、焼く前に穴をあけておくことがポイントです。

<材料>

  • 薄力粉…40g
  • アーモンドプードル…10g
  • 塩…軽くひとつまみ
  • 無塩バター…20g
  • 細粒グラニュー糖…13g
  • 卵黄…10g
  • イチゴジャム…適宜

<作り方>

  1. 薄力粉、アーモンドプードル、塩を入れて泡立て器でふんわり混ぜます。
  2. 室温で柔らかくしたバターを練り、グラニュー糖を加えて軽く混ぜ、卵黄を加えてサッと混ぜます。
  3. 粉類をバサッと入れて、ヘラで切るようにして混ぜ、粉気がなくなったら切っては重ねて押さえるを繰り返してまとめます。
  4. ラップに挟んで2ミリの厚さに伸ばし、冷蔵庫で冷やします。
  5. 生地を型で抜き、天板に並べます。半分はクマの顔の型で中央を抜きます。
  6. 生地を天板に並べて、双方の生地に必ず爪楊枝で穴を開けます。180度〜150度で10分焼きます。
  7. ジャムをサンドして、余熱なしの180度で10分焼きます。
9月 102014
 

3色の生地を組み合わせるのが楽しいです。少人数で食べきれる量のレシピです。

秋色クッキー!

秋色クッキー!

茶色のコーヒーと緑の抹茶が渋いオトナのクッキー。甘く見ちゃいけません。

秋色クッキー!

秋色クッキー!

ドングリクッキーと小さいクマの顔の抜き型はアルミ板を曲げて作りました。

オリジナルのドングリクッキー型と小さいクマの顔クッキー型。

オリジナルのドングリクッキー型と小さいクマの顔クッキー型。

葉っぱのクッキー型は既成のものを使いました。

<材料>

  • プレーン生地
  • 薄力粉…40g
  • アーモンドプードル…10g
  • 塩…軽くひとつまみ
  • 無塩バター…20g
  • 細粒グラニュー糖…13g
  • 卵黄…10g

抹茶(コーヒー)生地

  • 薄力粉…20g
  • アーモンドプードル…5g
  • 塩…ごく少量
  • 無塩バター…10g
  • 細粒グラニュー糖…7g
  • 卵黄…2.5g
  • 抹茶(もしくはインスタントコーヒー)…1g(小さじ1/2)

<作り方>

  1. プレーン生地を作ります。薄力粉、アーモンドプードル、塩を入れて泡立て器でふんわり混ぜます。
  2. 室温で柔らかくしたバターを練り、グラニュー糖を加えて軽く混ぜ、卵黄を加えてサッと混ぜます。
  3. 粉類をバサッと入れて、ヘラで切るようにして混ぜ、粉気がなくなったら切っては重ねて押さえるを繰り返してまとめます。
  4. ラップに挟んで4ミリの厚さに伸ばし、冷蔵庫で冷やします。
  5. 抹茶生地を、プレーン生地と同様の手順で作り、冷蔵庫で冷やします。
  6. コーヒー生地は、インスタントコーヒーが粒状の場合はすり鉢で細かくすっておきます。あとはプレーン生地と同様に生地を作って冷蔵庫で冷やします。
  7. それぞれの生地を型で抜き、接合部分に卵白を箸の先で塗ってから接着します。
  8. 爪楊枝で穴を開け、葉脈をつけて、180度〜150度で15分焼きます。
8月 242014
 

北海道から母が送ってくれた自家製カボチャを使って。生クリーム不使用です。

森のパンプキンタルト

森のパンプキンタルト

昨日、葉っぱのクッキー型を探しにかっぱ橋へ行ってきましたが、ドングリクッキーの型は売り切れ。なのでアルミ板で作りました。
かっぱ橋は外国人観光客の方が多かったなぁ。喜んでみていましたね。わかるなぁ。

森のパンプキンタルト

森のパンプキンタルト

<材料>直径20センチ型

タルト

  • 無塩バター…60g
  • 細粒グラニュー糖…30g
  • 薄力粉…108g
  • アーモンドプードル…18g
  • 塩…ひとつまみ
  • 卵…25g

クッキー

  • 薄力粉…50g
  • 細粒グラニュー糖…12g
  • 無塩バター…10g
  • 塩…ひとつまみ
  • 卵…5g
  • 牛乳…小さじ2

フィリング

  • かぼちゃ…蒸して皮をとりマッシュしたもの…300g
  • グラニュー糖…80g
  • 無塩バター…20g
  • 卵黄…1.5個(卵黄1個と、タルトとクッキーの残りを足して30g)
  • 牛乳…50ml
  • シナモンシュガー…小さじ2
  • ラム酒…小さじ2

<作り方>

  1. タルトを作ります。大きめのボウルに粉類を入れて、泡立て器でふんわり混ぜます。
  2. バターを塊でいいので入れて、カードを2枚両手に持ち、交互に手早く切り刻んで細かくサラサラにします。
  3. 卵を回し入れて、ヘラで切るようににして混ぜ、粉気がなくなったら切って重ねて押す、を繰り返してまとめます。
  4. オーブンシートを大きめに敷いた上に生地をのせて、ラップかけて麺棒でタルト型よりも一回り大きめに丸く伸ばします。
  5. オーブンシートをはがし、タルト型に静かに乗せて、ラップをはがしたら型の隅を指で優しく押さえて敷きます。
  6. 麺棒で型からはみ出した部分を転がして切り取り、隅の薄い部分に生地を貼り付けます。
  7. 冷凍庫で冷やします。
  8. タルトを冷やしている間に、クッキーを作ります。タルトと同様に粉類にバターを加えて細かくさらさらにして、卵と牛乳を加えてまとめたら、タルトで使ったオーブンシートとラップに挟んで伸ばし、型で抜き、180度で15分焼きます。
  9. タルトを焼きます。使用済みのオーブンシートを丸く切って縁に切り込みを入れ、タルトの上にかぶせ、その上に重石を乗せて、180度〜160度で30分焼きます。
  10. あら熱が取れたら型から外しておきます。
  11. フィリングを作ります。実の部分が熱いうちにマッシュし、材料を加えてマッシュしながらよく混ぜます。
  12. フィリングを型に縁の高さまで流し込み、表面を平らにします。
  13. 180度〜170度で40分焼き、さらにクッキーをのせて10分焼きます。
  14. あら熱が取れたら型から外します。さらに冷蔵庫で冷やして固まってからカットします。