12月 012022
 
パウンドケーキ
今年はマーガリンを太白ごま油に置き換えました

半世紀以上作り続けているパウンドケーキ。いつも油脂は無塩バターと無塩マーガリンを半々で作っていましたが、最近マーガリンの味が気になるようになり、今回は油脂の3/4をバター、1/4を太白ごま油に置き換えてみました。

いつもよりもしっとりやわらかくて口当たりも軽やか

これからはこのレシピでいこうかなと思います。

1本を12等分して袋詰めして各所にお裾分け。あっという間に消えます。

<材料>18センチパウンド型2個分

パウンド生地

  • ラム酒漬けフルーツ 150g
  • くるみ 50g
  • 無塩バター 150g
  • 太白ごま油 50g
  • 薄力粉 225g
  • ベーキングパウダー 小さじ1
  • シナモン 小さじ1
  • ナツメグ 小さじ1/2
  • グローブ 小さじ1/4
  • 塩 ひとつまみ
  • 細粒グラニュー糖 200g
  • 卵 3個
  • バニラエッセンス 数滴

シロップ

  • グラニュー糖 30g
  • 水 50ml
  • ブランデー(またはラム酒) 大さじ1
<下ごしらえ>
  • ラム酒漬けフルーツをザルで漉しておきます。汁は生地に使います。
  • くるみを余熱無しのオーブンで150度で15分焼きます。冷めてから大きい粒はカットしておきます。
  • バターを大ボウルに入れて室温に戻しておきます。
  • 型に合わせてオーブンペーパーを折って敷いておきます。
  • 卵を溶いておきます。
<作り方>
  1. パウンドケーキ生地を作ります。中ボウルに粉類を入れて、泡立て器でふんわり混ぜ合わせておきます。
  2. 大ボウルのバターをハンドミキサーでクリーム状にして、太白ごま油を加えてよく混ぜます。
  3. グラニュー糖を加えて白っぽくなるまで混ぜます。
  4. 溶き卵を数回に分けて加えてよく混ぜます。バニラエッセンスと、ラム酒漬けフルーツの汁も加えて混ぜます。
  5. 粉類をバサッと加えて、ラム酒漬けフルーツを粉の上に乗せ、シリコンヘラで切るように混ぜ、粉気が少なくなったところにくるみを加えて、サッと混ぜ合わせます。
  6. オーブンを200度45分にセットし、余熱を開始します。
  7. 型に均等に生地を入れて、手のひらで型の底をパンパンたたいて空気を出しながらならします。生地にXのように切り込みを深く入れて型の角に生地を盛り上げて、オーブンに入れます。
  8. 180度で10分焼いたらナイフで中央縦に切り目を入れます。残り35分を170度で焼きます。
  9. 焼いている間にシロップを作ります。小鍋にグラニュー糖と水を入れて火にかけて煮溶かし、沸騰したら火から下ろしてブランデー(またはラム酒)を加えて冷まします。
  10. 広いテーブルにアルミホイルを敷き、その上にラップを敷いて、焼き上げたケーキをひっくり返してオーブンシートを剥がして中央に置き直します。とても熱いので気をつけます。
  11. シロップを均等にシリコン刷毛で手早く塗り、ラップでピッタリ包んでさらにアルミホイルで包んで冷まします。
  12. 涼しい所に3日〜1週間おいてからいただくと美味。
6月 022022
 
ウィークエンドシトロン

レモン丸ごと1個使って爽やかなレモン菓子「ウィークエンドシトロン」を作りました。

シュガーバッター別立て法を使ったので、スポンジはしっとりしつつもフワッと軽い口当たりで、いままでのもっちりしていたパウンドケーキとは一線を画す仕上がりです。

〈材料〉18センチパウンドケーキ型1本分

  • 無塩バター 100g
  • 細粒グラニュー糖 80g
  • 卵黄 2個分
  • 卵白 2個分
  • 薄力粉 100g
  • ベーキングパウダー 小さじ1/2
  • レモン汁(小ぶり) 1個分
  • レモンの皮すりおろし 1個分

レモンアイシング

  • 粉糖 50g
  • レモン汁 9g
  • ピスタチオ 数粒

〈作り方〉

  • バターと卵を室温に戻しておきます。
  • 型にわらばん紙を折って敷いておきます。
  • 薄力粉とベーキングパウダーを合わせて3回ふるっておきます。
  • レモンの皮を丸ごとすりおろして、半分にカットして絞っておきます。
  • ピスタチオを刻んでおきます。
  1. バターを中ボウルに入れて室温に戻します。ハンドミキサーで柔らかくなるまで混ぜます。
  2. グラニュー糖を半量入れて白っぽくなるまで混ぜます。
  3. 卵黄を1個ずつ加えてハンドミキサーで混ぜます。
  4. 別ボウルに卵白を入れて、残りのグラニュー糖を加えてしっかり泡立てます。
  5. メレンゲを3.の生地に1/3加えて、シリコンベラでよく混ぜます。
  6. ふるっておいた粉を半量、5.の生地にふるい入れて、シリコンベラでさっくりと混ぜます。
  7. 残りのメレンゲの半量を加えて混ぜます。
  8. オーブンを180度45分にセットして予熱開始します。
  9. 残りの粉を加えて混ぜてさっくりと混ぜます。
  10. 残りのメレンゲを全部加えて、生地がなめらかになるまで混ぜます。
  11. レモン汁半量と、レモンの皮のすりおろしの半量を加えてザッと混ぜます。
  12. 型に生地を入れて、底を手のひらに打ち付けてパンパンと叩いて気泡を出し、ヘラで中央から対角線に切るようにして生地を角に向けて盛り上げて中央をへこませ、オーブンに入れて170度に下げて焼きます。
  13. 10分焼いたところで取り出して中央にナイフの先でクープを入れてオーブンに戻します。160度に下げて残りの30分焼きます。
  14. 焼き上がったら高いところから落として型から外し、粗熱を取ります。
  15. 温かいうちにわらばん紙を剥がします。
  16. 冷めたら上面を平らにスライスして、バットにオーブンペーパーを敷いた上に網を乗せて、ケーキをひっくり返して置きます。
  17. オーブンを200度にセットして余熱を開始します。
  18. 粉糖にレモン汁を少しずつ加えて混ぜ、トロリとしたところでケーキの上にかけて、スパチュラでならしながら側面に垂らします。
  19. アイシングにピスタチオを刻んだものとレモンの皮をトッピングします。
  20. 200℃のオーブンで2分ほど温めて取り出してアイシングを乾かします。
4月 072021
 

タルト(クッキー)生地から作る、いつものレアチーズケーキです。毎度のことなのですが既成のビスケットにさらにバターを加えるのに抵抗があるので、はじめからバター少なめでクッキーを焼き、残りのバターを砕いてから加えています。

今回はキッチンエイドのハンドミキサーを使ったので、クリームチーズを練るところから体力的に楽でした。

<材料>直径15センチ

クッキー地

  • 薄力粉 30g
  • 全粒粉 10g
  • アーモンドプードル 4g
  • 無塩バター 14g
  • てんさい糖 15g
  • 塩 ほんのひとつまみ
  • 卵 7g
  • 砕いてから混ぜる無塩バター 14g

チーズ生地

  • プレーンヨーグルト(自家製ギリシャヨーグルト) 200g
  • クリームチーズ(フィラデルフィア) 200g
  • グラニュー糖 60g
  • レモン果汁 大さじ1/2
  • 生クリーム(脂肪分45%) 100ml
  • ホワイトラム 大さじ1/2
  • ゼラチン 5g
  • ゼラチンを溶かす湯 40ml

<作り方>

  1. ヨーグルトを水切りします。コーヒーのペーパードリッパーにペーパーをセットしてコップの上に置きます。ペーパーにヨーグルトを入れてラップをかけて、冷蔵庫で2〜3時間おきます。賞味約100gになるまで水切りします。
  2. クッキー地を作ります。無塩バターを中ボウルに入れて室温でやわらかくします。小ボウルに薄力粉、全粒粉、アーモンドプードル、塩を加えて泡立て器でふんわり混ぜておきます。
  3. バターにグラニュー糖を加えてシリコンヘラでクリーム状にしたら、卵を加えて混ぜます。
  4. 粉類をバサッと入れて、シリコンヘラで切るように混ぜ合わせます。
  5. オーブンペーパーに生地を乗せて、ラップを重ねて丸く平らにのばします。
  6. オーブンを180度15分にセットして余熱をします。
  7. クッキー地に爪楊枝の先やフォークで刺して穴を付けてから焼きます。
  8. 網にペーパーごと上げて冷まします。
  9. 粗熱が取れたらポリ袋(丈夫なアイラップがおすすめ)にクッキーを入れて、麺棒を転がせて砕きます。
  10. 後から混ぜる用のバターをポリ袋に加えて手で軽くもみながらなじませます。
  11. ケーキ型の底よりもひとまわり大きめにオーブンペーパーをカットして敷き、その上にポリ袋をひっくり返して生地を広げて、ポリ袋に手を入れた状態で、適度に平らになるように指で押して整えます。冷蔵庫で冷やしておきます。
  12. クリームチーズを中ボウルで室温に戻して、ハンドミキサーのターボビーターでクリーム状に練ります。
  13. グラニュー糖を加えて滑らかに混ぜます。レモン果汁を加えて混ぜ、水切りしたヨーグルトを加えて混ぜ、ホワイトラムを加えて混ぜます。
  14. ゼラチンを湯で溶かして、大さじ1程度ずつチーズ生地に加えてはよく混ぜます。
  15. 泡立てボウルに生クリームを入れて、ハンドミキサーで6分立てにします。しっかり泡立てるとチーズ生地に滑らかになじみにくくなるので、柔らかめで止めておきます。
  16. シリコンヘラでチーズ生地のボウルにホイップクリームを少し加えては底からすくってしっかり混ぜ合わせます。
  17. クッキー地を敷いたケーキ型の中央にチーズケーキ生地を流し入れて、底を軽くトントンたたいて気泡を抜きながら平らにして、シリコンヘラで型をまわしながら生地の表面を平らに整えます。
  18. 冷蔵庫で6時間ほど冷やし固めます。
  19. 濡らして固く絞ったタオルをレンジで20秒加熱して、型の側面を巻いて温めて、底をコップなどに置いて上から静かに押しながら型から外します。底板も取り外します。
4月 022021
 

先日購入したキッチンエイドのハンドミキサーで、初ホイップ。まずは謎のアクセサリ「リキッドブレンダーロッド」を装着。

見た目がラテ用のミルクホイッパーに似てるのでそれ用なのかなと思ったのですが、取説の用途には「スムージー、ダイエットドリンクミックス、チョコレートミルク、アイスティー、ミルクシェーク、スープ、ソース」と記してあり、説明として「ホイップクリームやムースのミックス生地の場合。」「卵白の泡立てやメレンゲのミキシングなどの場合。」に使うのだそうです。

乳脂肪47%の生クリーム100mlにグラニュー糖10gを加ええて、ホイップクリームをどれだけ泡立てられるのか挑戦してみました。

超高速にしても思いの外泡立ちません。ん〜、「リキッドブレンダーロッド」は泡立てると言うよりも、深めのコップで液体をミックスする用途で使う物なのかな。カルピス原液と水を混ぜたり、ミロと牛乳を混ぜたり、玉子焼きやオムレツ用の卵液を混ぜたりとかに向いていそう。プロティンと牛乳はどうだろう。

泡立ちにくそうなので、「16-Tineホイッパー」に取り替えてみました。
これも量が少ないためか、あっという間に泡立つものでも無かったです。

もしかしてターボビーターの方が早いかもしれない。次は試してみよう。
※追記:ターボビーターの形状のほうが使い慣れているせいか、泡立てやすかったです。

先日作っておいたチーズケーキに6分立てのホイップクリームを添えてみました。
これがビックリするほどホイップクリームが甘く感じられました。きめ細やかに泡立てられたからでしょうか。キッチンエイドのハンドミキサーでホイップするときは、以前よりも砂糖は少なめで良いのかもしれません。

4月 012021
 

今日コストコオンラインから届いたキッチンエイドのハンドミキサーを使って生地を捏ねて、ストウブで焼きました。手捏ね以上にしっかり捏ねてしまったせいか、ライ麦パンなのにふんわり焼けてしまいました。そして焼成前に生地をひっくり返すときに失敗して崩れちゃいました。

フルーツいっぱいで甘くてふわふわ。ライ麦の割合をもっと増やそうかな。
キッチンエイドのハンドミキサー本体裏側。カーラ付き用とカーラ無し用で差し込み口が決められいるとは知らなかった。

<材料>

  • 準強力粉(リスドオル)…180g
  • ライ麦粉…60g
  • モルトパウダー…ひとつまみ
  • アーモンドプードル…10g
  • ドライイースト(サフ赤)…3g
  • 塩…3.5g
  • はちみつ…10g
  • ぬるま湯…175ml
  • 無塩バター…20g
  • ミックスフルーツ…100g(湯でサッと洗って水気をきっておく)

<作り方>

  1. 粉とドライイーストを中ボウルに入れてスプーンなどでふんわり混ぜておきます。
  2. ぬるま湯にはちみつを溶かし、ボウルにまわし入れます。
  3. ハンドミキサーにダブルドゥフックを装着して、低速でこね始めます。
  4. ある程度混ざったところで、塩とバターを加えて混ぜこねます。
  5. シリコンヘラに持ち替えて、ミックスフルーツを加えて生地を折りたたむように均等に混ぜてまとめます。
  6. ボウルにラップをかけて、温かいところで1次発酵。
  7. 1.5倍ほどに膨らんだら、シリコンヘラで生地の周りから中央に向けて折りたたみ、ひっくり返してまとめてラップをして、再び1.5〜2倍に膨らむまで発酵します。
  8. 発酵が終わったら取り出し、丸め直して15分ベンチタイム。
  9. 発酵カゴに粉を振っておきます。
  10. 生地を伸ばして3つ折りにして、縦にして3つ折りをして閉じ、綴じ目を上にして発酵カゴに入れます。
  11. カゴごとポリ袋に入れて口を綴じて、温かいところで2倍に膨れるまで2次発酵。
  12. オーブンを240度30分に予熱しておきます。
  13. オーブンペーパーを生地にかぶせてカゴをひっくり返して生地を取りだし、鍋に入れます。蓋に霧吹きを駆けておきます。
  14. 蓋をして240度で12分、蓋を取って8分、220度で10分焼きます。

ハンドミキサーで初めてのパン生地捏ね

安価なハンドミキサーを20年ほど使い続けてきましたが、電源コードの根元が疲労してきたのでそろそろ替え時かなと、一年近くどれにしようか悩んでいました。

20年間使ってきたイズミハンドミキサー HM-400-W。価格は当時1340円! もう十分使い倒した感醸し出しています。

これまではビーターの形状が厚いのでボウルにゴツゴツ当たりまくるし生地が引っ付き後始末がしにくいなどストレス溜まっていたので、買い換えるならワイヤータイプで先端が丸くなっているものにしようと決めていました。

さらにこれまで以上にパワーと超低速も叶えるとなると、キッチンエイドのハンドミキサーに絞り込まれましたが…14000円は高すぎる。

先週、少しでも安いところを求めていたらコストコオンラインで驚異的にお得な価格。それでも9800円もするので迷っていたらあらら在庫切れに。実店舗にもありませんでした。

欲しい物リストにいれていたところ、昨日再入荷の通知が届いたので速攻でオーダー。なんと翌日に届きました。コストコすごい!

届いてすぐに、試しに1〜9まで段階的に回してみたところ、思っていたほど音は大きく感じられず。なるほどDCモーターなのだそうです。重量は牛乳1パック分あるけれどこれくらいどっしりしていた方が安定しそうです。

グリップ部分が滑り止めになっていて握りやすい。

早速パン生地の捏ねに挑戦。最低速でも力強く捏ねてくれます。生地がねばねば手に付くのが苦手だったのに加えて、最近は手が疲れやすくなっていたのでこれは楽!後の始末もドゥフック洗うだけなので楽!

ダブルドゥフックが生地を巻き込んでぐるんぐるんグルテンを引き出してくれてます。

キッチンエイドの据え置きのスタンドミキサーは大量を捏ねるのに楽なのですが、生地の量が少ないとムラができてしまうのでそんな時にはハンドミキサーは便利だなぁと実感。

明日はホイップ作ってケーキに添えよう。あっという間に出来るので要注意らしい。楽しみ!