12月 142022
 
バニラキプフェル

毎年作るクリスマスのお菓子番外編として、印象深いのが三日月型のキッフェルンとも呼ばれているクッキー。Kipferlは三日月を意味するのだそう。どちらかというと馬蹄形に近い印象です。オーストリアの朝市で、おばあさんが売っていた手作りクッキーアソートを見つけて、思わず購入したのを思い出しました。いろいろなクッキーが紙皿に盛り付けられていた中のひとつ。その時はクリスマス用とは知らなかったのですが、かわいいのでしばらく食べるのがもったいなくて、毎日ひとつずつつまんでいました。どこか懐かしさを憶えるサクホロの甘い口溶けは、たまごボーロのよう。作って、食べて、優しい気持ちになるお菓子です。

2018年12月に滞在したミュンヘンのホテルの部屋に置いてあったクリスマスのサプライズにもキプフェルが!めちゃくちゃ嬉しかった!
〈材料〉20個分
  • 無塩バター 60g
  • 粉糖 30g
  • 塩 ひとつまみ
  • 薄力粉 40g
  • コーンスターチ 40g
  • アーモンドプードル 30g
  • バニラビーンズ 1/4本
  • 仕上げの粉糖 適宜
ピッタリ20個できました。
〈下ごしらえ〉
  • バターを室温に戻しておきます。
  • バニラビーンズのサヤを包丁の背でしごいて取り出しておきます。
〈作り方〉
  1. 中ボウルに薄力粉、コーンスターチ、アーモンドプードルを入れて、泡立て器でふんわりまぜておきます。
  2. 大ボウルでバターをクリーム状にして、粉糖と塩を加えて混ぜます。
  3. 中ボウルの粉類とバニラビーンズを加えてシリコンヘラでさっくりと切り混ぜます。
  4. 10gずつ、ラップにくるんでギュッと握り、丸めます。
  5. まな板などでコロコロ転がして5センチほどの棒状に伸ばし、折れないように優しく両端を内側に曲げて馬蹄形にして、天板敷いたオーブンペーパーに並べます。
    天板に並べた状態。
  6. オーブンを、170度15分にセットして余熱を開始します。
  7. 170℃で10分、160度で5分、薄く焼き色がつく程度まで焼きます。
    焼き上がったところ。
  8. 焼き上がりしばらくは崩れやすいので、オーブンから取り出してそのまま十分に冷ましてから茶漉しで粉糖を振りかけます。またはポリ袋に入れて優しくまぶします。
2月 282012
 

生地に手作りいちごジャムとヨーグルトを練り込んだ、いちごミルクの優しい味。ホロホロの食感で、結構評判がいいんです。

外見は薄紅色のスノーボールですが、中はとても鮮やかなピンク色です

外見は薄紅色のスノーボールですが、中はとても鮮やかなピンク色です

材料>直径2.5センチ24個

  • 無塩マーガリン…30g
    プレーンヨーグルト…15g
    いちごジャム…20g
  • 薄力粉…120g
    コーンスターチ…10g
    アーモンドプードル…30g
    スキムミルク…10g
    粉砂糖…30g
    塩…小さじ1/4
    食用色素赤…付属スプーン3
  • 粉砂糖…大さじ2
    食用色素赤…付属スプーン2

 

作り方

  1. ボウルに無塩マーガリンを入れてゴムべらでクリーム状にして、プレーンヨーグルトといちごジャムを加えて混ぜます。
  2. 別のボウルに粉類を入れて、泡立て器でよく混ぜます。
  3. マーガリンといちごジャムとヨーグルトのボウルに粉類をバサッと入れて、切るように混ぜます。
  4. なじんだところでポリ袋に入れて、ぎゅっと握って丸めて、室温で3時間休ませます。暑いときは冷蔵庫で一晩。
  5. 生地を半分にして、12等分して丸めます。もう半分も同様にして、計24個丸めます。
  6. 片手でぎゅっと握り固めて、両手指で出っ張りを押して整形して、手のひらで優しく転がして丸くして、さらに指で卵形に形成し、天板に並べます。
  7. 170度で15分、150度で10分焼きます。
  8. 粗熱が取れたら、食用色素と粉砂糖を入れたポリ袋の中に入れて、優しく全体によくまぶします。