6月 042011
 

昨日は、南船橋から船橋まで、街を撮りつつ歩きました。

船橋市は何かと行く機会が多い場所なのですが、広くて、いろいろな意味で意外な場所や物が多いので、侮れないです。

千葉街道の「船橋橋」を渡り、海老川に沿って北上します。

船橋橋

「船橋橋」って、くどくないかと思ったのですが、あとからその理由がわかりました

海老川は、身近な荒川や江戸川に比べると、川幅は全然狭いのですが、川岸の道は人通りの多い生活道路のようです。

道中おもしろい物がいろいろありました。

本町の大きい道路に突き当たる橋の中央から突き出ている船首のオブジェを見つけました。

橋から突き出る船首のオブジェ

橋から突き出る船首のオブジェ。インパクトあります

船の部分には「由来」という碑があり、それによると、船橋という地名の発祥は、この「海老川」にあるとのこと。

昔むかし、ある英雄がこの「海老川」を渡れずに困っていたところを、地元住民が小舟()を並べて渡ししてくれました。

というのが、「船橋」の地名の由来だそうです。

その後、海老川の堤は繁栄の時代を経てきましたが、近年の都市化により浸水被害が多発。
地域住民にとって海老川は「恨みの川」とまでいわれるようになり…。
そこで船橋市制50周年の昭和62年に「希望の川」として蘇らせました…という云々。

気になったのは、この船首オブジェの先端に奉られている英雄とおぼしき人は、「龍」に乗っているんです。
それともこれは昔からよくある、船首の女神のようなものなのでしょうか。

船首のオブジェの英雄もしくは守り神

船首のオブジェの英雄もしくは守り神

まあ、昔の海老川は、龍に乗っても渡れないほど荒れ狂う難所だったのですね、きっと。

本町から船橋駅へ向かう路地は、ごちゃごちゃしていて魅力的!

本町4丁目あたりの路地

本町4丁目あたりの路地

地元の方にとっては、普段着の何気ない風景なのでしょうけど、不思議な雰囲気があふれてました。

駅前とたどり着き、京成船橋駅の高架下にある「next船橋」に初めて入りましたが、ここもものすごい活気があふれていました。

ショップの中でも「ジュピター」という輸入食料品のチェーン店を見つけ、しばらくかぶりつきに。
カルディライクなのですが、カルディには無いような商品もあれこれあって、すごく新鮮な雰囲気。
あれこれ珍しい食材を見つけて、ワクワクしつつ、帰路につきました。

船橋駅から西に向かう途中もいろいろ気になるおもしろい場所が点在しているのですが、さすがに船橋駅から先は歩けないです…。
いつかはトライしたいと思っていますが。