11月 072023
 
昭和レトロチーズケーキシリーズ

秋の恵みの栗とりんごのフィリングを生地に託してこんがりと焼いたチーズケーキです。甘みのベースは今回もみりんを使う事で、より濃い味わいになりました。秋らしい焦げ茶色、そしてマイブームのアンゼリカとドレンチェリーとピーカンナッツをトッピングしてレトロ風に。

みりんのテリに加えてあんずジャムのナパージュでテリテリ

栗とりんごのフィリングは同量加えたのですが、りんごの味が勝っていました。はじめは栗だけにしようかと思っていたのですが、りんごとアンゼリカとドレンチェリーの甘さはアクセントになって良かったです。

ミニパウンド型は見た目がかわいいし量的にもちょうど良いです

もうすぐクリスマスなので、今月末にはレトロシリーズでいろいろ試してみようと思います。

〈材料〉5×12センチパウンドケーキ型3個分(5人分以上)

りんごの甘露煮(下記の材料で作ったものを90g使用)

  • りんご 1個(今回は紅玉180g/可食部148g)
  • 本みりん 86ml
  • グラニュー糖 21g
  • 有塩バター 5g
  • シナモン ひとつまみ

クッキー台生地 3個分

  • 薄力粉 40g
  • アーモンドプードル 4g
  • 小豆パウダー 6g
  • きび糖 18g
  • 塩 ひとつまみ
  • 無塩バター 20g
  • 卵 5g

チーズケーキ生地

  • 生クリーム 90ml
  • プレーンヨーグルト 78g(水切りして50g)
  • クリームチーズ 200g
  • 本みりん 50ml
  • きび糖 25g
  • 卵 2個(100g)
  • 薄力粉 20g
  • 栗の甘露煮 90g

ナパージュ

  • あんずジャム 30g
  • 水 小さじ1
〈作り方〉
  1. ヨーグルトをコーヒードリッパーのペーパーで一晩かけて水切りしておきます。
  2. りんごの甘露煮を作ります。りんごを4つ割にして芯を取りの皮をむき8ミリ角にカットします。
  3. フライパンにみりんを入れて火にかけて沸騰したら弱火にして半量になるまで煮詰めます。
  4. りんごとグラニュー糖を加えて強火にかけて沸騰したら弱火で10分ほど煮詰め、バターとシナモンを加えて和えたら器に移して冷まします。
  5. クッキー生地を作ります。無塩バターを中ボウルに入れて室温に戻しておき、粉類を小ボウルに入れて、泡立て器でふんわり混ぜ合わせておきます。
  6. 無塩バターときび糖を混ぜ、溶き卵と塩を加えて混ぜます。
  7. 粉類をザッと加えてヘラで切るようにまぜたらラップを広げて移して四角く包み、麺棒でならして冷蔵庫で休ませます。
  8. その間にオーブンペーパーを型に合わせて折っておきます。
  9. 生地を台に置いて麺棒で型の底(内側)の大きさに合わせて伸ばし(今回は幅4.5×3=13.5センチ/高さ11.5センチ)、3つにカットしてオーブンシートに並べます。オーブンシートに乗せてからナイフやヘラなどである程度形を整えます。
  10. オーブンを180度/13分にセットして余熱を開始します。爪楊枝の頭の部分でクッキー地に均等に穴を開けます。
  11. 170度に下げて13分焼きます。冷めたら型に合わせてナイフで削って型の底に敷いておきます。
  12. チーズケーキ生地を作ります。クリームチーズを大ボウルに入れて室温に戻しておきます。みりんを小鍋に入れて中火にかけて、沸騰したら弱火で5分ほど約半量になるまで煮詰め、冷ましておきます。薄力粉をふるっておきます。栗の甘露煮はキッチンペーパーで水気を切って、8ミリ角にカットしておきます。
  13. クリームチーズを練り、きび糖を加えて泡立て器でなめらかになるまでよく混ぜます。
  14. 別の中ボウルに生クリームと水切りヨーグルトとみりんを入れて混ぜ、溶き卵を数回に分けて加えて泡立て器でよく混ぜます。
  15. このタイミングでオーブンを180度/50分にセットして予熱を開始します。
  16. 生クリームの生地を、クリームチーズのボウルに加えてなめらかにします。ふるっておいた薄力粉を加えてサックリ混ぜます。
  17. りんごの甘露煮と栗の甘露煮をそれぞれ90gずつパラパラと加えて混ぜ、生地を型に均等に流し入れます。型の底を軽くトントンたたいて気泡を出し、オーブンできつね色になるまでしっかり焼きます。
  18. オーブンから取り出して粗熱が取れてから型から外し、冷めてからオーブンペーパーを剥がします。
  19. 小鍋にあんずジャムと水を入れて火にかけて、沸騰したら弱火でとろみがつくまで煮詰めます。
  20. ケーキの表面に刷毛でジャムをサッと塗り、お好みでフライパンで炒ったピーカンナッツと半分にカットしたドレンチェリーやアンゼリカを飾り、乾かします。ラップに包んで冷蔵庫で保存します。
 Posted by on 2023年11月7日 at 4:45 PM

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