ミラーレスデジタル一眼レフカメラを購入しました。
今までは、手軽に撮影したい時にはコンパクトデジタルカメラを、「決め」の撮影時にはミラーのある通常のデジタル一眼レフカメラを使用していたのですが、デジタル一眼レフカメラを多用するうちに、コンパクトデジタルカメラでは物足りなくなってしまったのです。
コンパクトデジタルカメラも、もの凄い勢いで進化し続けていますから、いまのコンパクトデジタルカメラでも非常に綺麗な画質で撮影できるのですが、デジタル一眼レフカメラで撮影した画像と比べてしまいますと大きな差があります。
とはいえ、いまのデジタル一眼レフカメラは、わたしにはちょっと大きいかなと思ってましたので、気軽に持ち出すことができません。
そんな時に「これは!」と思えるミラーレスのデジタル一眼レフカメラが発売されました。
ソニーの「NEX-7」です。
ミラーレス一眼レフでは交換レンズの少なさが懸念されるのですが、幸いな事にこの「NEX-7」(と言いますかNEXシリーズ)には、ソニーのミラーのあるデジタル一眼レフカメラの交換レンズ(Aマウントレンズ)が使用できるマウントアダプターが同時発売されたので問題ありません。
カメラの性能も、今持っているデジタル一眼レフカメラに遜色ない、むしろ良いところもありそうでしたので、今回はマウントアダプターも合わせて購入しました。
今回購入したのは、ズームレンズが付いたモデルで、最初から SEL1855(E 18-55mm F3.5-5.6 OSS)と言うNEXシリーズ専用のEマウントのレンズが付いています。
35mmフィルムカメラ換算ですと、27-82.5mmとなりますので、標準ズームレンズといったところですね。
これと、「LA-EA2」と言うソニー製のミラーあり、デジタル一眼レフカメラシリーズの「α(アルファ)」で使用されている「Aマウントレンズ」を使用するためのマウントアダプターです。これを購入することで、「いま使っているAマウントのレンズがそのまま使える=レンズを買い換える必要が無くなる」ということになります。
購入して驚いたのは、NEX-7の「箱の豪華さ」です。
デジタル一眼レフカメラを購入したときの箱も、こんなに豪華ではありませんでした。もちろん、昨今の省エネを意識されていますので、ミノルタの「TC-1」や京セラの「CONTAX Tシリーズ」などの昔の高級コンパクトカメラの箱の様な豪華さはありませんが、「NEX-7」の箱は十分豪華です。
「NEX-7」本体の質感は、「機械」を感じさせるぎっしり感のあるもの。安っぽくもありませんし、かと言って「懐古調」なクラシカルイメージもありません。ソニーのデジカメらしいデザインかな、と言う印象です。
初代サイバーショットからソニー製のデジカメを愛用しているので、うれしい感じがします。
レンズをはめてみますと、左右の手にしっくりくる感じになります。ミラーのあるデジタル一眼レフカメラと違い、NEX-7はコンパクトデジタルカメラ並に軽いので、これならどこへでも持ち運べる感じです。
一緒に購入したマウントアダプターと、手持ちの交換レンズをはめてみました。
SAL1635Z(Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM)です。35mmフィルムカメラ換算で24-52.5mmと言う広角系のズームレンズで、風景を撮影する時によく使っている「非常に重い」レンズです。カメラ本体よりも大きく重いレンズですから、実際にはめてみますと、なにか、レンズに本体がくっついている様な感じで、重量バランスも完全にレンズ中心となります。ですから、左手での支えがいっそう重要になると思います。
カメラにレンズを付けたときのバランスでいえば、このサイズの「大きくて重い」レンズは、ミラーレス一眼レフではなく、ミラーのある一眼レフカメラに合うと思います(その様に設計されていますし)。とは言え、多少バランスが悪くても、いま持っているレンズを活用できるのは嬉しいですね。
と言うことで、これからはこの「NEX-7」で、ブログの写真も撮っていきたいと思います。