2月 102012
 
ゆで卵カッターを分解したやつ

ゆで卵カッターを分解したやつ

毎日パンを焼くたびにお世話になるバター。

いつも業務用バターを買ってきて、包丁で2分割してから、ゆで卵カッターを分解したワイヤーの部分で切り分けていました。

一切れ約20gずつカットできるとはいえ、これがものすごく力が必要で、手早くやっているつもりでも、手がべたべたになってしまいました。

 

そんな折に、NHKの「まちかど情報室」(2011年11月8日放映)で「押して手早く」で見たのが「らくらくバターカッター」。

らくらくバターカッター

らくらくバターカッター

バターの上からグッと押して20分割するツール。…ってそれだけのためのものなんですけどね…。

 

以来、ずーっと欲しかったんですが、そこそこお高いのでなかなか踏ん切りが付かないまま3ヶ月を経て、先日ついにハンズで購入しました。

 

本来は「200gのバター」をカットする道具として紹介されているので、業務用の分厚いバターでも切れるのかしら…というのが唯一不安.
もし切れなかったら、200gバターに切り替えようという覚悟で、はじめてのバターカットに挑みました。

 

バターカッターの表側(左)と裏側

バターカッターの表側(左)と裏側

と、その前に、重量を計測してみました。266gの重量感と、アルミニウムの幅の広い持ち手に安心感を覚えます。

バターカッターの重さ

バターカッターの重さは266g

さて、用意したのは、「カルピスバター(無塩)450g」です。

カルピスバター(無塩)450g

カルピスバター(無塩)450g

いつも品切れなんですが、先日OKストアで購入できました。

カルピスバター(無塩)450g

カルピスバター(無塩)450g

ではいよいよバターカットです。どきどき。

バターの上にバターカッターをあてて

バターの上にバターカッターをあてて

ぐぐぐっと押していくとワイヤーがバターに食い込み

ぐぐぐっと押していくとワイヤーがバターに食い込み(太い腕だ)

無事貫通です!

無事貫通です!

ラクでした…。これまでの苦労はナンだったんだろうというくらい、楽でした。涙が出そうなくらいです。

さてここからは、いかに手を汚さずに手早く保存できるのかが課題です。
バターカッターを持ち上げ(逆戻りしないので大丈夫ですよ)、包装紙をはがしてバターの上にかぶせて、ひっくり返し、バターカッターを外します。
片手でスッと外れました。

ひっくり返してバターカッターをスッと外します

ひっくり返してバターカッターをスッと外します

ワッフル用のトングでバターを一切れずつはがします。

おおーっ! 切れてる!

おおーっ! 切れてる!

で、一切れ何グラムかはかってみました。

バター一切れ約20g

バター一切れ約20g

業務用ですから20gなんですね。ほかのもはかってみても20g前後でした。

さて、これをラップで一切れずつくるんでいきます。

ミニミニサイズのラップをできるだけ長く切って広げ、バターを一切れのせては巻き、その上に一切れ乗せては巻いていきます。
こうして保存すると、使うときは巻物を広げるように一切れずつ出して使えます。

バターをラップで巻き込んで包みます

バターをラップで巻き込んで包みます

ひとかたまりの重量はというと、6切れで141g。なぜに?

バター7切れひとかたまりで焼く140g

バター6切れなぜか141g

ラップ分の重量を加えても20g越えは…。まぁ、はじめてなので切り方にムラがあったのだろうということで。
どうせ使うときはさらに半分に折っちゃうので、数グラムの誤差は全然平気です。

ということで、ここまでほとんど手が汚れていません。これは嬉しいです。

冷凍保存袋に詰めて、冷凍保存しちゃいます。

冷凍庫用保存袋で冷凍保存

冷凍庫用保存袋で冷凍保存

最後のお手入れも、バターカッター自体がほとんど汚れていないので、洗浄もラクでした。

手もバターカッターもほとんど汚れませんでした

手もバターカッターもほとんど汚れませんでした

ラップで包んだひとかたまりは冷蔵庫保存して、使い切ったところでまたひとかたまりを冷蔵庫に移動しておきます。

業務用バターは、見つけたときには買っておくのが鉄則なので、こうやってカットして冷凍庫に保存しておくと本当に便利です。