9月 152023
昔食べたかぼちゃのミートパイを再現したくて、初めてグラスフェッドバターを使ってパイ生地を作って焼きました。パンプキンパイとはまた違う、食事系のパイです。
使用したアンカーのグラスフェッドバターは富澤商店のオンラインショップで期間限定で販売していたので購入。柔らかめなので、もとよりパイ生地形成には向いていない印象です。キッチンの暑さも相まって、鬼のように打ち粉を振りながら形成しました。
学生の頃、友人が美味しいというパンプキンパイを一緒に買いに行った先がスナックでした。手作り感満載のカットされたかぼちゃのミートパイ。甘くない大人のパイを味わったのはこれが初めてでした。
ほのかに薫るシナモンの記憶。数十年立った後でまた食べたくなる力を秘めているんだなぁ。
<材料>直径18センチパイ皿
パイ生地
- 薄力粉 55g
- 強力粉 55g
- 塩 2.2g
- 冷水 65ml
- 無塩バター 100g
フィリング
- かぼちゃ(蒸したもの) 140g
- 玉ねぎ 100g
- 豚肉 80g
- ナツメグ 一振り
- シナモン 一振り
- 塩 小さじ/2
- コショウ 適宜
〈作り方〉
- 薄力粉、強力粉、塩を金属ボウルに入れてさっくり混ぜ合わせて、冷蔵庫で冷やします。
- バターを1×2センチ角にカットして粉に加えて、シリコンヘラで粉をまぶします。
- 冷水を加えて粉気がなくなるまでサッと混ぜて、アイラップ(なんでもシート、ラップでも)に包んで冷蔵庫で休ませます。
- 打ち粉をした台に取り出して、シートをかぶせて麺棒で長方形にのばします(1回目)。
- 三つ折りにして長方形に伸ばします。これを数回繰り返し、三つ折りにした状態でシートに包んで冷蔵庫で数時間休ませます。
- フィリングを作ります。玉ねぎを粗みじん切りにする。フライパンにオリーブオイルを大さじ1を熱して玉ねぎとひき肉を2炒め、塩、コショウ、ナツメグ、シナモンで調味する。
- かぼちゃを5センチ角ほどにカットしてホットクックの内鍋に入れて、水大さじ3加えて無水モードで20分蒸して取り出し、冷ましてから1.5cmほどの角切りにします。
- ざっくりカットした生ねぎと豚肉をフードプロセッサーで粗みじん切りにします。
- フライパンにオリーブオイルを大さじ1ほど加えて玉ねぎと豚肉を炒めて、ナツメグ、塩、コショウで味を調えます。お好みでシナモンを少しだけ加えて、バットに取り出します。
- かぼちゃを加えてザッと混ぜ合わせて冷ましておきます。
- パイ生地の2/3を打ち粉をした台に取り出して、パイ皿よりもひとまわり大きめに延ばし、パイ皿にかぶせて型の凹凸に合わせて指で優しく押して、はみ出した部分を麺棒を転がして切り落とします。
- パイシートを爪楊枝で突いて穴を開けて、フィリングを敷き詰めます。
- 残りのパイ生地を皿の大きさに合わせて延ばして、余った部分を麺棒を転がして切り落とします。
- 残った生地をシートに包んで長細く畳み、薄くのばしてからナイフでリボン状にカットします。
- パイ皿の端の方を一周水で濡らしてから、リボン状の生地を折りたたみながら一周囲んで飾ります。
- オーブンを200度30分にセットして余熱を開始します。
- 溶き卵を生地のひょうめんに刷毛で塗り、200度30分焼きます。
- あら熱が取れてから皿から取り出します。
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