12月 052025
 

レトロなアンゼリカとドレンチェリーで2025年クリスマスバージョンのパウンドケーキを作りました。

アーモンドプードルを加えたのでしっとり柔らかい食感です。

<材料>22×91×62mmパウンド型2本分

  • 無塩バター…200g
  • グラニュー糖…200g
  • 薄力粉…200g
  • アーモンドプードル…25g
  • ベーキングパウダー…小さじ2
  • シナモン…小さじ1
  • ナツメグ…小さじ1/2
  • グローブ…一振り
  • 卵…200g(4個)
  • ラム漬けフルーツを濾したラム酒…大さじ1

フィリング

  • ラム漬けフルーツ…50g
  • レーズン(ドライミックスフルーツ)…50g
  • ドレンチェリー…5個
  • アンゼリカ…1/2本
  • くるみ…50g

シロップ

  • グラニュー糖…30g
  • 水…50ml
  • ラム酒(ラム漬けフルーツを濾したラム酒)…大さじ1

<準備>

  1. バターと卵を室温に戻しておきます。
  2. 型に合わせてグラシン紙を折って敷きます。
  3. くるみを150℃/15分オーブンで焼いて、刻んでおきます。
  4. ラム漬けフルーツの汁気を切り、ドライフルーツはお湯で洗い水気を切ります。
  5. ドレンチェリーとアンゼリカを刻んで、ラム酒漬けフルーツの汁にまぶしておきます。
  6. 粉類を合わせて3回振るっておきます。
  7. 卵を溶いておきます。

<作り方>

  1. 大ボウルでバターを泡立て器でクリーム状にします。
  2. バターにグラニュー糖を加えて混ぜます。
  3. 溶き卵を3回に分けて注いで混ぜます。ラム酒漬けフルーツの汁も加えて混ぜます。
  4. オーブンを180℃/40分にセットして余熱を開始します。
  5. 粉類をバサッと入れたらその上にフルーツをどさっと入れて、へらで具に粉をまぶしけて切るようにサックリと混ぜ、粉気が無くなったところでくるみを混ぜてツヤが出るまで混ぜます。
  6. 型を計りながら生地を均等に入れて、底をパンパンとたたいてならしたら、へらで両壁にX字状にこすりつけます。
  7. 180度で40分焼きます。10分経ったところで水で濡らしたナイフで縦長の切れ目を入れます。
  8. シロップを一煮立ちさせておきます。アルミホイルを敷いてその上にラップを敷いておきます。
  9. 焼き上がり、トンと上から型を落とし、敷いたラップの上にグラシン紙を静かにはがして置き、上面にシロップを塗ります。
  10. 熱いうちにラップで包み、さらにアルミホイルで包んで、数日寝かせます。
12月 032025
 

2025年用のシュトレン。今年も3本作りました。
具がたっぷりで包むのが大変でした。

完成後は真空密封して1週間ほどおいたので、味が浸透して美味しくいただけました。

<材料> 3個分

フィリング

  • ラム酒漬けフルーツ 200g
  • スライスアーモンド 50g
  • 牛乳 100ml

マジパン

  • アーモンドプードル 140g
  • シナモン 小さじ1
  • ナツメグ 小さじ1/2
  • 細粒グラニュー糖 90g
  • 練乳 30g
  • フルーツ漬けのラム酒 20g

シュトレン生地・中種

  • 準強力粉 100g
  • ドライイースト 4g
  • 水 80ml

シュトレン生地・本仕込み

  • ライ麦粉 10g
  • 準強力粉 45g
  • 薄力粉 145g
  • モルトパウダー 4g
  • シナモン 小さじ1
  • ナツメグ 小さじ2/3
  • カルダモン 小さじ1/3
  • グローブ 小さじ1/3
  • 無塩バター 60g
  • 卵黄1個
  • きび糖 60g
  • 塩 4g
  • 牛乳(スライスアーモンドを漬けたもの) 80ml

仕上げ用

  • 無塩バター 60g
  • グラニュー糖 80g
  • 粉糖 
  • 溶けない粉糖 50g

<下準備>

  • ラム酒漬けフルーツをザルで漉しておきます。漉したラム酒はマジパンに使います。
  • スライスアーモンドを150℃/15分ローストして、牛乳(50ml)に浸し、ザルで漉しておきます。漉した牛乳はシュトレン生地に使います。

<作り方>

  1. マジパンを作ります。粉類をボウルに入れて泡立て器でよく混ぜたら、練乳と漉したラム酒を少しずつ加えながらシリコンベラで混ぜて、緩くなりすぎない程度にまとめて、ラップに3等分して、長さ12センチの筒状にして冷蔵庫に入れておきます。
  2. シュトレンの中種を作ります。中ボウルに準強力粉、ドライイーストを入れれて、人肌にあたためた水を加えて、シリコンヘラでざっとまとめてラップをかけて、30分暖かいところに置いておきます。
  3. シュトレンの本仕込み用の粉を大ボウルに粉類を入れて泡立て器でよく混ぜます。
  4. バターを加えてカードで細かく刻み、卵黄を加えてそぼろ状にします。
  5. 中種をちぎって加え、スライスアーモンドを浸して漉した牛乳(30ml)、を加えて、こねを開始します(今回はキッチンエイドの低速で)。通常のパン生地よりも固めにします。
  6. 生地の固さを確認しながら、固いようであれば水を少しずつ足します。
  7. フルーツとスライスアーモンドを加えてシリコンヘラで生地を折り畳むようにして軽くこねつつまとめます。
  8. こねが終わったら大きめの密封容器に生地を移して、暖かい場所で2時間発酵します。
  9. 生地が2倍にふくれたら打ち粉をした台に取り出し、生地を3等分にして丸めます。
  10. 生地を軽く伸ばして中央の気持ち手前に横長に少しくぼませてマジパンを置き、生地で挟んで二つ折りにして上に重ねた生地を手の側面で軽く押して閉じ、オーブンペーパーに乗せて形を整えます。
  11. 35度/40分発酵させます。
  12. 180度/30分→170度/10分、しっかり焼きます。
  13. バターを湯煎で溶かしておきます。
  14. 取り出したら熱いうちに刷毛で溶かしバターの上澄みを塗ります。
  15. 粗熱がとれたらグラニュー糖をまぶします。そのまま一晩おきます。
  16. アルミホイルの上にラップを大きめにカットして敷き、シュトレンを置いて上から1個につき15gずつ溶けない粉砂糖をふるって、包んで涼しいところに1週間保存します。
  17. 仕上げに溶けない粉糖を追加で1個5gずつ(分量外)振りかけて完成です。中央からカットして薄くスライスしていただきます。カット面を合わせてラップで包んで冷蔵庫で保存します。

10月 082025
 

スーパーで茨城の栗が売られていたので蒸して皮ごと冷凍しておきました。
今回は8個使ってとてもシンプルな栗きんとんを作りました。
ホクホクして栗の美味しさが口いっぱいに広がって美味しかったです。

<材料>

  • 冷凍蒸し栗 8個(可食部約100g)
  • 粉糖 15g
  • 塩 ほんのひとつまみ

<準備>

  • 今回は生栗を50分蒸して皮ごと冷凍保存していたものを使いました。

<作り方>

  1. 蒸し器に水を入れて冷凍栗を入れ火にかけて、沸騰してから15分蒸します。
  2. 栗の皮むきハサミで熱いので気をつけながら渋皮も剥いて耐熱ボウルに入れます。
  3. マッシャーで潰し、粉糖と塩を加えてスプーンで押しながら潰し混ぜます。
  4. 耐熱ボウルにラップをかけて、500Wで2分加熱します。
  5. スプーンでよく混ぜてから生地の容量を計り(今回は120g)、6個に分けて(今回は20gずつ)ラップに包んでぎゅっと握ってまとめてから、栗の形に整えます。
7月 212025
 

1年以上ぶりの更新です。
投稿の手順を忘れかけていたので、記憶をたどりながらゆっくりと更新を続けていきます。

久しぶりのベイクです。自分でも食べて美味しかったので投稿します。

<材料> マフィン型紙 6個分

クランブル

  • 薄力粉 30g
  • シナモンパウダー 1g
  • きび糖 25g
  • 塩 ひとつまみ
  • 無塩バター 25g

マフィン生地

  • 無塩バター 70g
  • きび糖 70g
  • 卵 1個
  • クリームチーズ 50g
  • バニラオイル 数滴
  • 薄力粉 110g
  • アーモンドプードル 10g
  • ベーキングパウダー 3g
  • ドライミックスフルーツ 80g

<下準備>

  • ドライミックスフルーツを熱湯に入れてサッと洗ってザルにとり、蓋をしておきます。
  • クランブル用のバターを1㎝角にカットして中ボウルに入れて冷蔵庫に入れておきます。
  • マフィン生地用のバターを中ボウルに入れて室温に戻しておきます。
  • マフィン生地用のクリームチーズを室温に戻しておきます。
  • 生地用の薄力粉、ベーキングパウダー、アーモンドプードル、を合わせて振るっておきます。
  • 卵を溶いておきます。

<作り方>

  1. クランブルを作ります。バターを冷蔵庫に入れておきます。粉類を中ボウルに入れて混ぜてから、バターを冷蔵庫から取り出して加えます。カードでバターを切り刻んだら、手でこすり合わせてポロポロにします。冷蔵庫に入れておきます。
  2. マフィン生地を作ります。室温に戻したバターを泡立て器でなめらかにします。きび砂糖を入れて混ぜ、卵を3回に分けて加えて混ぜます。
  3. クリームチーズを入れて混ぜ、バニラオイルを入れて混ぜます。
  4. シリコンへらに持ち替えて、粉類をザッと加えて軽く混ぜたらミックスフルーツを20粒ほど残して生地に入れて、生地に馴染ませながらボウルの底から持ち上げてツヤが出るまで混ぜます。
  5. オーブンを180℃/25分にセットして余熱を開始します。
  6. はかりに型をのせて生地を均等に入れ、手のひらの上に乗せてトントンと気泡を抜きながら平らにします。
  7. クランブルを均等に乗せて、ドライフルーツを乗せて軽く指で押さえます。
  8. 170℃で25分焼きます。
4月 152024
 
千葉県産のサツマイモで蜜がしたたる絶品焼き芋
トースターで絶品土鍋風ご飯

四半世紀の無オーブントースター暮らしから一転

かれこれ25年以上トースターやオーブントースターを持たず、食パンやお総菜はもっぱらグリルを使って焼いたり温め直していましたが焦がしてしまいがち。それでもかたくなに「オーブントースターだけは買わない! 」という思いが今年になってなにかの弾みでひっくり返り、どうしても欲しくなって1か月ほどいろいろな機種を調べました。

トーストに特化した機種に惹かれるものの頻繁にトーストするわけでもなく、スチーム機能も魅力だけどそれって焼く前に霧吹きかければいいんじゃないの?と思ったり。結果、昨年発売時から気になっていた多機能な「アラジン グラファイト グリル&トースター AET-GP14B」に決めました。

えっ? オーブンレンジかと見紛うほどの巨大な箱

なにより320度って魅力的! 10年ほど愛用しているオーブンレンジ(日立のヘルシーシェフ)は300度まで上げられますが、余熱に30分以上かかるというところで非効率。これに対して数秒で一気に上げられる驚異的なグラファイトの実力は、毎冬アラジンのとりかごデザインのグラファイトヒーターで毎日実感してきたので間違いないかと。

問題は価格と大きさでしたが、AET-GP14Bにバージョンアップしてから半年以上過ぎてかなり値下がりしていたのと、キッチンカウンターを片付けて設置場所も確保できました。

まずは仮設置
すでになじんでいる佇まい
ごしゅじんさま願いをどうぞ
こらこら君たち焼かれるぞ
はじめてお使いになるときの「から焼き」
瞬時に320度はすごすぎる

から焼きの時に金属が膨張する「パキン! パキン!」という音が懐かしく、昔実家で使っていた東芝の古い電気オーブンを思い出しました。

まずは炊飯と焼き芋

最初のチャレンジ調理はなんと炊飯。評判の良い土鍋のような仕上がりに期待が高まります。

チッチッチッとは鳴りません
カチッカチッと時折オンオフ切り替える音がするのみ

「ピロロン ピロロン♪ 」という終了の電子音が今ひとつ。オーブントースターは「チーン♪」であってほしい。

おこげもなく本当に理想的なご飯が炊きあがりました! 贅沢にもカレーライスでいただきました。

炊飯鍋の目盛り通りだと気持ち硬めの炊きあがり

続けて焼き芋。これまで土鍋やグリルで焼いて満足していましたが…。

ヤオコーで安かった千葉県産のおいも
見た目普通のサツマイモ
新機能の2ステップ調理
甘い香りが家全体に立ちこめます

温度と時間を2段階で指定できる「2ステップ調理」が便利に使えそうです。グリルパンが思ったよりも大きくて深いので、高さのある食材も蓋をしめて調理できるのが嬉しい。

ピロロンピロロン焼き上がり
蜜がしみ出してる!
あまりの感動にピント合っていないし

一口食べて「あっんまーーーーい!!!」

こんな甘い焼きたての焼き芋を家で食べたことが無いです。千葉県産のサツマイモそのものが美味しいのはもちろんですが、焦げ焦げになることなくほどよい焼き目で甘さを引き出すなんて、これはグリルではとうてい無理です。

調理が止まらないアラジン

ご飯と焼き芋で相当感動してしまって、「次何作ろうかな」の衝動が止まりません。ローストビーフ、お総菜のあたため、冷凍生地パンの焼成、ホットケーキ、野菜の調理、蒸しプリン等々作ってしまいました。オートリーズのオーバーナイト発酵カンパーニュは絶品の焼き上がり!

ヤオコーのカレーパン
ヤオコーのチーズメンチかつ
リベイクモードで焼いちゃいます

大好きなヤオコーのカレーパンやお総菜をもっと美味しく食べられるので嬉しい!

アラジン作った朝食プレート
ローストビーフとカンパーニュもアラジン製

オーブントースターではなくオーブンを手に入れたという感覚で、いろいろな料理、調理に活用したいです。

欠点は?

油断していると底面を焼きすぎる傾向にあります。上面に焦げ目を付けようとすると、その1.2倍ほどの焦げ目が底面についているような感じです。カンパーニュも表面カリカリ中もちもちの絶品ながらも底面がギリギリな感じで、ホットケーキも底面が硬めでした。

次回はプレートを出来るだけ使わずに焼いてみようかと思っています。