11月 262011
 

トイカメラで有名な「Holga」から、iPhone4用のケース兼用フィルタ「SLFT-IP4」が発売されましたので、早速、試してみました。

SLFT-IP4のパッケージ

SLFT-IP4のパッケージです(表面と裏面です)

Holgaは、安く大量に売られる事を目的としたカメラメーカーだったのですが、安価なつくり、とくにケラレ(画像周辺部分の影)や光量不足、ゆがみなどからマニアックなファンが付き、今では「トイカメラ」として雑貨店などで幅広く売られているカメラです。

トイカメラは文字通り、遊びに使うカメラですから、シャープで階調豊かな写真が撮れるわけではありませんが、カメラひとつひとつが個性(個体差による画像品質の違い)による独特の味わいをもった画像は、幅広いユーザーから指示されています。
その様なトイカメラのメーカーであるHolgaから、iPhone(4、4s)用のケース兼用フィルタ「SLFT-IP4」が発売されたのです。

フィルタ-(レンズ)部分

フィルタ-(レンズ)部分です

キャップを付けた状態

キャップを付けた状態です

SLFT-IP4は、iPhone4とiPhone4s専用のケース兼用フィルタです。フィルタ部分には専用のキャップも同梱されます。パッケージには、英語と中国語の簡単な説明書が付いていますが、仕組み自体が簡単なので、説明書を読まなくてもわかります(2011年11月26日時点では、まだ、日本では発売されていない様ですが、人気のHolga製品ですから、どこかの代理店などが輸入、ローカライズすると思います)。

パッケージの内容

パッケージの内容。ケース兼用フィルタ(本体)の他に、説明書とキャップが付きます

 

気になるフィルタは全部で9種類です。

  1. デュアルイメージレンズ

    デュアルイメージレンズの画像

    デュアルイメージレンズの画像

  2. トリプルイメージレンズ

    トリプルイメージレンズの画像

    トリプルイメージレンズの画像

  3. クアドラプル(4つの)イメージレンズ

    クアドラプル(4つの)イメージレンズの画像

    クアドラプル(4つの)イメージレンズの画像

  4. 60mmマクロレンズ
    60mmマクロレンズの画像

    60mmマクロレンズの画像

    レンズなしだとここまでしか寄れない

    ちなみに、マクロレンズを付けないと、ここまでしか寄る事ができません

  5. レッドフィルター(ハート切り抜き付き)

    レッドフィルター(ハート切り抜き付き)の画像

    レッドフィルター(ハート切り抜き付き)の画像

  6. レッドフィルター

    レッドフィルターの画像

    レッドフィルターの画像です。ハート付きのレッドと違い、ピンクに近いです

  7. グリーンフィルター

    グリーンフィルターの画像

    グリーンフィルターの画像

  8. イエローフィルター(センター穴付き)

    イエローフィルター(センター穴付き)の画像

    イエローフィルター(センター穴付き)の画像

  9. ブルーフィルター(センター穴付き)

    ブルーフィルター(センター穴付き)

    ブルーフィルター(センター穴付き)の画像

  10. そして、空の穴(フィルター?)

    空の穴(フィルター?)の画像

    空の穴(フィルター?)の画像です。四隅にケラレが生じます

 

レンズ自体は、いずれもHolgaらしい、プラスチックのレンズですが、リボルバー式の回転で換えられるフィルターは非常に便利で味わいのあるものです。

ケースはプラスチック製

ケースはプラスチック製で、この様に「パチン」とはめれば、綺麗に装着できます

まず、空のフィルタ(穴)を含めて10個のフィルタ全部で「ケラレ」が生じます。レンズの無い「穴」だけにしても、ケラレが生じます。効果を加味しない通常のカメラとして使おうとしてもケラレが出ますので、このSLFT-IP4を装着する場合は、「このiPhoneは、もうHolgaになったんだ」と割り切る事が必要です(説明書には「気になる様ならズーム機能を使ってケラレ部分を除外してください」と記載してあります)。

iPhoneには、撮影画像をトイカメラ風の画像に加工するアプリが多数ありますので、そのアプリを使えば良いと言う人もいらっしゃると思います。私も、画像編集をしますので、今回の9種類のフィルターはアプリレベルでもできると思います。

ただ、このSLFT-IP4の良いところは、iPhoneの高機能なカメラを強制的にトイカメラにしてしまう事です。トイカメラは、フィルタなどの効果をある程度予測はしても実際には何が撮れるかわからない、しかも撮り直しができないところに「遊び」が有って楽しめます。

iPhoneを含めたデジタルカメラでは、撮り直しも撮った後からの修正も可能ですから、ともすれば何にでも使える「無難」な写真を撮ってしまいがちですが、このSLFT-IP4を装着してしまうと、もうトイカメラの画像でしか撮影できません。シャープで階調豊かな写真ももちろん「あり」ですが、たまには、トイカメラらしい味わいもありだと思います。

iPhoneの楽しみを拡げてくれるケース兼用フィルタ、それがHolgaのSLFT-IP4です。

Black、White、Silver、Red、Blueの全5色で、各色ともに$24.99。
日本への送料は$5.75。
送料を合わせても2500円ほどで個人輸入できます(1週間ほどで到着しました)。

7月 092011
 

以前、スタイラスペン「AluPen」でお絵描きでレビューした「Just Mobile AluPen」、に引き続き、今回はWACOMの「Bamboo Stylus」、ぶっとい消しゴム付き鉛筆型のスタイラス「Touch Screen Stylus」の3種類で、iPad2での描き味を比較しました。

スタイラスペン3種類。上から「Just Mobile AluPen」、「Bamboo Stylus」、「Touch Screen Stylus」

スタイラスペン3種類。上から「Just Mobile AluPen」、「Bamboo Stylus」、「Touch Screen Stylus」

使用Appは「SketchBook Pro」(Autodesk Inc.)。
絵は雑なのですが、ペンの滑りやすさと、そして、描くときの「音」に注目です。

ブラシで描く感覚を重視するならBamboo Stylus

「Bamboo Stylus」は、AluPenに比べると、私の描き方のくせなのかもしれませんが、初動で関知しないことがあり、描線の最初が描けず、もどかしいです。

ペン先のクッションが柔らかいため、ブラシで描いているような感覚は突出しているので、絵筆で描くことになれている方向けなのでは。

ただ、私はペンを傾けて持つため、柔らかいペン先の根本の金属部分が、iPadやiPhoneの画面に当たって、ガチガチと音がするので、画面が傷つきそうで怖いです。

 

スタイラスを持っている姿をアピールするならTouch Screen Stylus

Touch Screen Stylus

Touch Screen Stylus

最後の太く身近い消しゴム付きのスタイラスペン「Touch Screen Stylus」は、持っているだけで、絵になります。特にiPhoneを片手に、もう片方の手にこのレトロな鉛筆型スタイラスを持っていると、目立つしか わいいので、「何持ってるの?」と話題作りにもなります。

ペン先から柄、消しゴム部分まで、全体がシリコンもしくは合成ゴム樹脂で覆われているので、固い消しゴムを持っているような感覚です。滑らないし、太さもあって持ちやすいです。

ただ、ペン先の摩擦力が強くて、タップやスライドする際にも、消しゴムでこする感じなので、滑りはよくありません。ゆえに描画も強い筆圧が必要ですし、滑らかな線は描きづらいです。
お絵描き向きではありません。

ちなみに、ペンに付いている消しゴム部分は、描くことも消すこともできません。

 

絵を描くのに最適! Just Mobile AluPen

最初の「Just Mobile AluPen」は、気持ちよく描けます。
太さも重さもちょうどいいし、ペン先の滑りもよく、個人的にはとても好みのタッチです。
最初にこれを使ってしまったがために、最近は優れたスタイラスが出てきているにもかかわらず、Just Mobile AluPenと比較してしまうと、いまひとつとなってしまうことは否めません。

 

7月 092011
 

以前、スタイラスペン「AluPen」でお絵描きでレビューした「Just Mobile AluPen」、に引き続き、今回はWACOMの「Bamboo Stylus」、ぶっとい消しゴム付き鉛筆型のスタイラス「Touch Screen Stylus」の3種類で、iPad2での描き味を比較しました。

スタイラスペン3種類。上から「Just Mobile AluPen」、「Bamboo Stylus」、「Touch Screen Stylus」

スタイラスペン3種類。上から「Just Mobile AluPen」、「Bamboo Stylus」、「Touch Screen Stylus」

使用Appは「SketchBook Pro」(Autodesk Inc.)。
絵は雑なのですが、ペンの滑りやすさと、そして、描くときの「音」に注目です。

ブラシで描く感覚を重視するならBamboo Stylus

 

「Bamboo Stylus」は、AluPenに比べると、私の描き方のくせなのかもしれませんが、初動で関知しないことがあり、描線の最初が描けず、もどかしいです。

ペン先のクッションが柔らかいため、ブラシで描いているような感覚は突出しているので、絵筆で描くことになれている方向けなのでは。

ただ、私はペンを傾けて持つため、柔らかいペン先の根本の金属部分が、iPadやiPhoneの画面に当たって、ガチガチと音がするので、画面が傷つきそうで怖いです。

 

スタイラスを持っている姿をアピールするならTouch Screen Stylus

最後の太く身近い消しゴム付きのスタイラスペン「Touch Screen Stylus」は、持っているだけで、絵になります。特にiPhoneを片手に、もう片方の手にこのレトロな鉛筆型スタイラスを持っていると、目立つしか わいいので、「何持ってるの?」と話題作りにもなります。

ペン先から柄、消しゴム部分まで、全体がシリコンもしくは合成ゴム樹脂で覆われているので、固い消しゴムを持っているような感覚です。滑らないし、太さもあって持ちやすいです。

ただ、ペン先の摩擦力が強くて、タップやスライドする際にも、消しゴムでこする感じなので、滑りはよくありません。ゆえに描画も強い筆圧が必要ですし、滑らかな線は描きづらいです。
お絵描き向きではありません。

ちなみに、ペンに付いている消しゴム部分は、描くことも消すこともできません。

 

絵を描くのに最適! Just Mobile AluPen

 

最初の「Just Mobile AluPen」は、気持ちよく描けます。
太さも重さもちょうどいいし、ペン先の滑りもよく、個人的にはとても好みのタッチです。
最初にこれを使ってしまったがために、最近は優れたスタイラスが出てきているにもかかわらず、Just Mobile AluPenと比較してしまうと、いまひとつとなってしまうことは否めません。

 

5月 232011
 

夕べ、iPhone4でいつものSudokuをやっていたところ、iPhone4自体の電源が突然落ちてしまい、その後、通常の再起動をしようとしても立ち上がりません。

壊れたiPhone4。エラーコードとともに

壊れたiPhone4。エラーコードとともに

その後、iPhone4の強制再起動で電源が入りました。

iTunesへの接続画面が出たので、接続すると、iTunesでiPhone4初期化復元の画面が表示されました。

強制再起動で電源は入ったものの...

強制再起動で電源は入ったものの...

iTunesのiPhoneリカバリ画面

iTunesのiPhoneリカバリ画面

やれやれ…と思いつつ、「復元とアップデート」ボタンを押すしかないので、クリック。

ところが下図のようなエラー画面が出てしまい、先に進めません。

iTunesのiPhone復元エラー画面

iTunesのiPhone復元エラー画面

エラーコードは、「1600、2009、21、9、1618…」と、試すたびに変動します。

これはもう、壊れているのだからどうしようもない。

とはいえ日曜だし、もう夜8時過ぎていたので、Genius Barの予約を月曜の早い時間帯で入れました。

突然落ちる現象は未だかつて無かったのでまったく原因はわかりません。どうなるんでしょうか。

…で、翌日、Genius Barでは新品交換となりました。

外傷や水没の現象もなく、購入後一年たっていないので、無償交換です。
早めに復活できてなによりです。

交換したiPhone4

交換したiPhone4

Appを整理し直さなくては…。

 

5月 212011
 

iPhone4を三脚にセットできるアタッチメントを探していたところ、HAKUBAのiPhone4 スタンドを見つけました。

普通にiPhone4用スタンドとして

普通にiPhone4用スタンドとして

見た目普通にiPhone4スタンドです。
ケーブルを差し込んだままセットできるので何かと便利です。

ケーブルをつなげられる

ケーブルをつなげられる

何が便利かって、長時間にわたるインターバル撮影なども電池容量を気にしないでずーっとできるので安心です。

コンパクトな三脚に装着

コンパクトな三脚に装着

スタンドは上下約70度、左右約180度回転できるので、iPhoneを横向きで撮影することも。
ただしiPhoneを支えるのは、スタンド内側の付属スペーサーシールのみ。水平よりも下に傾けると、iPhoneが落下する恐れがあります。

ゴリラポッドに装着

ゴリラポッドに装着

気軽に持ち運んでどこでも撮影するならゴリラポッドかな。

ちょっとごつい三脚にも装着可能

ちょっとごつい三脚にも装着可能

ちょっと楽しい図ですが、もちろんしっかりした三脚に装着すれば安定して撮影ができます。

動画やアニメーションの撮影にも最適

動画やアニメーションの撮影にも最適

iPhone、iPadのモーション動画作成App「iMotion HD」を使って、おもちゃのアニメーションを撮影。

iPhone4を三脚にセットして、iPad2の「iMotion Remote」でシャッターのリモート操作。
…うーん。普通解像度からいったらiPad2で撮影して、iPhoneをリモートにするんだろうけど…。
iPad2用の三脚スタンドはどうだろう。
関係無いけど、iPhone4の解像度の比率は3:2で、iPad2の比率は4:3。