2月 252013
 

グランドセントラル駅コンコースにやってきた、ビリー里帰りご一行。

ビリーの里帰りご一行グレートセントラル駅にて

ビリーの里帰りご一行グランドセントラル駅にて

窓の「100」のイルミネーションは、100周年のの意味だったとは。

これも知らなかったのですが、なにげに天井に開いた小さい穴は、1957年に、レッドストーン・ロケットの先端を持ち上げたときに開いたのだそうです。

レッドストーン・ロケットの先端を持ち上げたときに開いた穴?

レッドストーン・ロケットの先端を持ち上げたときに開いた穴?

 Posted by on 2013年2月25日 at 2:11 PM
2月 222013
 

旅立ちの朝がやってきた。

いつものように朝食を食べて、イ○ー○カドーの無料バスと、成田行きのシャトルバスを乗り継ぎ、第1ターミナルへ。
ビリーが乗るのは22日(金)午後15時発の「DAL172」便だ。

flightradar24による飛行機追跡live

flightradar24による飛行機追跡live

予定では14時間後の22日(金)、現地時間で午後13時45分着(…って出発時間よりも前に戻ってるし)、日本時間では、えーと…、23日(土)午前3時45分(?!)着。そしてこの時点でビリーの夢が叶うことになる。
なぜなら…今回の到着地はニューアークではなくて、あこがれのJFK!

私自身も、JFKに国際線で降りるのははじめてなので、実はビリー以上に興奮している…。

とはいえ、先日の豪雪のように、着陸できず引き返すことになることもないとは言えない。それよりも何よりも、ビリーが最も恐れているのは、もしかして飛行機が間違えてニューアーク空港に着陸しないだろうか…ということらしい。
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2月 212013
 

今回のニューヨークの旅は、「ビリーの旅」と呼ぶことにした。
ビリーのためにニューヨークに行くのだ…って、それは冗談で、実際は素材写真の撮影が目的なのだけれど。

実はビリーには長い間生き別れていたという双子の弟がいて、この5年の間に奇跡的な再会を果たしている。
弟の名前は「ジョニー」。彼はビリー以上に過酷な運命から救い出したのだが…、そのいきさつはまた後で説明するとして、とりあえず今はここで一緒に暮らしている。

ジョニーは来たときから裸だったので、セーターとパンツを編んで着せていたのだが、ビリーにはそれがずっとうらやましかったらしい。5年間着たきりの(たびたび洗濯はしたけど)Tシャツは、すでにボロボロになっていたため、この機会に新調することにした。

ビリーの新しい服を作成

ビリーの新しい服を作成

今回ビリーのために、久しぶりにソーイングに挑戦。 型紙をおこして、352円で生地を購入して作成。

同じ型紙を使って、ジョニーのパンツを作り、共布でビリーのバッグを作った。
ビリーは大のペコちゃん好きなため、バッグにはミルキーを3個詰めてある。

ジョニーのジーンズとビリーのバッグ

ジョニーのジーンズとビリーのバッグ

 

 

 

 

 

ところがこれから極寒のニューヨークへ行くというのに、ビリーに夏の格好をさせてしまったことに、作った後で気がついた。

 

 

そこで、ビリーにはマフラーを編み、ジョニーにはジャケットを追加作成。ビリーはいささか不満のようだが…。

なんでジョニーはセーター着てるのにジャケットなんだ...?僕はTシャツにマフラーだけかよ。

なんでジョニーはセーター着てるのにジャケットなんだ…?僕はTシャツにマフラーだけかよ。

2月 212013
 
彼の名はビリー

彼の名はビリー

彼の名前はビリー。
5年前、ニューヨーク旅行を終えて、マンハッタンからほど近い「ニューアーク空港」へ。ビリーは国際線ターミナルの土産店で売られていたクマのぬいぐるみ。

「Kisses from New Jersey」とTシャツに書かれているとおり、ニューアークはニューヨーク州ではなく、お隣のニュージャージー州の都市。日本で言えば千葉県の成田空港のような感じ。ニューアーク空港は国内線のターミナルの方が広く、そこには同じクマのぬいぐるみが何体もいたのだが、国際線の土産店にぽつんと売れ残っているのが不憫な気がしたので購入して帰国の途に。

ニューヨーク帰りのクマたちにからかわれるビリー

ニューヨーク帰りのクマたちにからかわれるビリー

帰国すると、家にはすでにニューヨーク帰りのクマが何体かいて、彼らからは「ニューヨークに行ったことがないだろう」と馬鹿にされる。
帰りの飛行機はマンハッタン上空を通過したけれど、ニューヨークには連れて行っていないのは確か。

でもビリーは「旅行でニューアークに立ち寄っただけだ」と言い張る。出身はニューヨークなのだそうだ(正確にはMaid In Chinaだろう…)。
でも何の証拠もないため、誰も信じない。

そんなこんなで5年の月日が流れた。その間もいくどとなく「出身はニューアーク」ととからかわれていたビリー。

彼の夢は「ニューヨークに里帰りする」こと。
…とは言っているが、内心はニューヨークに一度行っておけば、馬鹿にされることもなくなるだろうと…。

そしてその夢がついにかなう日が近づいてきた。