超格安ツアー+1万円のビジネスグレードアップに加えて、当日の手続でさらにファーストが利用できるとのこと。チャーター便だから実現できたのだと思うのですが、それにしても身分不相応なシートでの旅はどんなだろうということで、興味深かったです。
ラウンジはワンフロアで、一画ではモデルさんの撮影をやっていました。広報関連のロケのようです。
ドリンクはジュースからアルコールまで、スナックは菓子類とカップ麺からおにぎり、パンなど。特にあんパンは食べたかったので嬉しかった〜。
成田のKorean Airのラウンジ
飛行機の最前列。ワンシートで窓4つぶち抜きの長さ。幅はゆったりした乗用車のシートくらいです。
ファーストのシート
USBは2つ、コンセントもあります。
足下のコンセント
手元や横にあるボタンでシートの角度を操作。歯医者さんのシートみたいにいろいろな角度に調整できます。
こうやってみると、ウォシュレットのコントローラーのようにも…。
手元のシートのコントローラー
たたまれた大きな袋の中にはスリッパが用意されいて、後ほどアメニティの入ったポーチが手渡されます。
スリッパとアメニティ。行きは茶色いポーチ、帰りは白いポーチ。
離陸後10000mに達して安定すると、お手ふき、その後すぐにウエルカムドリンクとナッツが配られます。紙コップじゃなくてグラスです。
メニューが配られて、夕食・朝食のメインコースを選び、客室乗務員さんが膝をついて、オーダーを尋ねられます。メニューはプレステージクラス(ビジネスクラス)と共通です。
コースメニュー
まもなく簡易テーブルにマットが敷かれ、オードブルとドリンクが配られます。
ここから延々と食べ続けます…。
オードブル
前菜その他が配膳されます。
…寿司って前菜なの? しかもパンが付くという。パンはおかわりも可能。
前菜
白ワインをいただきました。
メインコース
メインコースの段階ですでに満腹に。またご飯が付いてる…。
やっと食べ終わるとまもなく、チーズ三種とフルーツの盛り合わせ。クラッカーを添えて。
このチーズがまたおいしい。ここでワインが欲しかったなぁ。
チーズ盛り合わせ
デザートは紅茶のムースのようなものか、ハーゲンダッツのアイスクリーム。食後のコーヒー、または紅茶か緑茶。
コーヒー/紅茶/緑茶
オードブルから食後のコーヒーまで、なんと1時間15分要していました。このあとすぐに睡魔が。
シートは完全フラットになるのですが、さらにクッションを足下に置き、足を高くして横になれるので、足がむくまない。
なにより、エンジン音がここまで響かないので静か。
持参したノイズキャンセリング機能のウォークマンの設定を、いつもならば飛行機モードのMaxにしているのに、今回はマイナス設定でも十分騒音をカットできたのに驚きです。
こうも違うものなのか…。なるほどなぁ。
時折気流の悪いところでの揺れさえも気持ちよくて、まるで静かな部屋のマッサージチェアーに横になっているような気分。音楽を聴きながら眠りにつきました。
旅の友
…目が覚めるとすぐに朝食。
少なめでよかった。
とりあえずここまでが往路の様子でした。
ここから復路のファーストコースメニューです。往路にも増してヘビィでした。
オードブルと食前酒。カルフォルニアの赤ワインをいただきました。とても濃厚! …おかわりしてしまいました。
オードブルと食前酒
前菜のサラダとガーリックバターのバゲット。トマトが分厚くモッツアレラチーズがでかい〜! ドレッシングがおいしいので、葉っぱが硬くてももしゃもしゃいただけました。
前菜
スープへと進みます。
ポテトとオニオンのクリームスープ。
メインのステーキは焼き方を選べます。これはミディアムレア。分厚くて柔らか〜!
エコノミーの薄くて硬いステーキとは比べものにならない(ToT)
チーズのポテトグラタンと野菜を添えて。
メインのステーキ
ここでもとどめのチーズが。スティルトン サンタンドレ。ってチーズの種類だったのね。
アイスクリームはチョコレート。アメリカ版ハーゲンダッツ。
チーズとフルーツとデザート
食後のコーヒー
さて、復路での昼食のコースは約1時間20分かかりました。このあともう旅の疲れで爆睡。
4時間後、今度は夕食です。私はうどんのコースですが、前菜は昼食同様のボリュームですごい。
サラダ
どどーん!うどんです。普通に一人前のうどん。柔らかいので食べやすい。
う・どーん!
デザートです。フルーツおいしい。でももう満腹感さえもわからないくらい麻痺してきました。
デザート
そしてついに、食後のドリンクで、ふぃにっしゅーっ!
食後のコーヒー
たいへんごちそうさまでしたー! (ToT)