5月 152011
 

今回のGOPANで作る銘柄お米食パンは、コウノトリを野生復帰させるため「コウノトリ育む農法」により栽培された、兵庫県但馬産のコシヒカリです。

GOPANのコウノトリ育むお米食パン

GOPANのコウノトリ育むお米食パン

「コウノトリ育むお米」とは…

コウノトリは国の天然記念物なのだそうです(恥ずかしながら知りませんでした…)。
ところが日本の野生のコウノトリは絶滅し、その後、人工繁殖、飼育が行われています。

兵庫県豊岡市ではコウノトリの野生復帰に取り組んでいて、田んぼやその周りにコウノトリの自然なエサが生息できるような、減農薬農法を取り入れています。
そこで生産されているのが「コウノトリ育むお米」なのだそうです。

コウノトリにもそして人にも優しいお米なのですね。

 

<材料>

  • 水…白米と合わせて410g からスタート

    • 今回はこの水分量に「+8.0ml」足したので、
      白米(220g)+水=418.0g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

コウノトリ育むお米食パンの自己評価

 

  • もっちり 3
  • 甘さ 2
  • 身の柔らかさ 5
  • きめの細かさ 4
  • 形の良さ 4
  • 耳の食感 3
  • 口溶け 4
  • 粘りけ 2

 

GOPANのコウノトリ育むお米食パンの断面。気泡の向う側にも気泡がのぞき、スポンジのよう

GOPANのコウノトリ育むお米食パンの断面。気泡の向う側にも気泡がのぞき、スポンジのよう

こねの段階で、粘りよりも弾力が勝っている感じがしました。
指で生地を押すと跳ね返すような。
水は多めに「+8.0ml」を足してもまだ弾力がありそうでしたが、羽はスムーズに動いていたのでがまんしました。

切るときも、粘りがあまりない分切りやすくて、切り口もきれいです。

コウノトリ育むお米食パンをスライス。身はふわっふわ

コウノトリ育むお米食パンをスライス。身はふわっふわ

身はとても柔らかく、やや口溶け感があります。
耳は少し硬めですが、身がやわらかすぎるので、余計にそう感じるのかもしれません。

味としては耳だけ食べると甘いのですが、身は甘みが少ないです。
かといって塩味が強いというわけでもなく、バランスが取れていて、後味もさっぱりしています。

総評すると、耳は香ばしく、身はとてもふわふわしてる優しい味の食パンです。
お米というのを意識しないうちに、気がついたら食べ終わっていました。