1月 142023
 
2023年の自家製味噌。未来に希望を託すという意味で、味噌ってタイムカプセル。

前回味噌を仕込んだのはなんと3年前。冷凍庫を圧迫し続け、ようやく食べ切きるところまで消費しました。熟成して美味しいので、今年の仕込みの種味噌として使うことに。

例年よりも作業がとても楽!大豆はホットクックでほったらかしでふっくら炊けたし、その後の実作業は30分程。何回か作ってきて要領を得てきたのかな。

当たり前のことではあるのですが、あらかじめ使うであろう道具を全てアルコール消毒して準備万端で臨んだことが、効率良く進められた理由だと思います。

〈材料〉できあがり約1キロ
  • 大豆 200g
  • 乾燥麹 200g
  • 塩 90g
  • 種味噌 60g
〈作り方〉
  1. 大豆を洗って600mlの浄水に12時間つけておきます。
  2. ザルで水を切り、ホットクックの内鍋に移し、新しい浄水をひたひたよりもう少しかぶるくらい注ぎます。

  1. 黒豆モードでスタート。3時間かかります。途中でアクを取る必要はありません。残り1時間で食材を加えるアナウンスがあるので、フタを開けて閉じて再度スタートボタンを押します。

  1. その間にかめ、ざる、鍋、ブレンダー、大ボウル、中ボウル、ヘラ、スプーン、カップ、温度計などの調理器具をアルコールで消毒しておきます。
  2. アイラップにに塩を250g入れて口を閉じて、重石として用意しておきます。鍋にざるをセットしておきます。
  3. 中ボウルに塩と麹を入れて、スプーンで混ぜ合わせておきます。
  4. 大豆を指で押すとプリッ、ネチっと潰れたらOK。ザルで鍋に呉汁を濾し、大豆を大ボウルに移します。呉汁を150mlカップに取り分けておきます。残りの呉汁は味噌汁用に。甘いので驚きます。
  5. ブレンダーで大豆が熱いうちにつぶします。硬いようであれば取り分けた呉汁を少しずつ足して調整します。もみほぐした粘土くらいの硬さで、大きな粒がなくなったらOK。

  1. 60度以下に冷ました呉汁90mlを、塩と麹のボウルに注ぎ、スプーンで良く混ぜて、湿らせておきます。

  1. 潰した大豆が60度以下になっているか確認して、塩と麹と種味噌を加えて、シリコンヘラでよくまぜます。

  1. アルコール消毒した手で味噌を一掴みして、ハンバーグを形成するときのように左右の手で交互にパシッパシッと投げてキャッチを繰り替えして空気を抜いたら、かめにパシーン!と投げ入れます。これが楽しい。
  2. 全部投げ入れたら手をグーにして押して空気を抜きつつ、表面を平に整えたらアルコールをひと吹きして、塩を小さじ1/2振り、アルコールを含ませたペーパータオルでかめの内側をきれいに拭き取ります。大きくカットしたラップで表面をピッタリ密着させます。

  1. さらにアルコールを吹きかけて、塩の重石を乗せて、平にします。

  1. かめの蓋をして、大きなポリ袋で包んで軽く閉じて、風通しの良い暗い場所に置いておきます。
  2. 1〜2ヶ月ごとに確認して、もしカビが付いていたら取り除いてアルコールを吹きつけておきます。
  3. 6ヶ月たったら密封容器か袋に移し分けて冷凍して、食べる分だけ冷蔵庫に入れて使います。

ところで前回3年前に作ったときの投稿で、

味噌ができあがる秋には新型コロナウィルスはおとなしくなっているのでしょうか。
東京オリンピックは無事行われたのでしょうか。

と記していました。どちらも期待はずれでしたね…。でもこうして未来に希望をたくして作る味噌はまさにタイムカプセル。今年こそ、味噌ができあがる頃にはコロナはおとなしくなっていて、健康で遠出できることを願って。


今年の味噌は無事完成しました!

1月 122020
 
25×6×6センチ角の0.5斤角食パン

パン型シリーズ第二弾は細長〜い角食パン。半斤の分量で作りました。

<材料>25×6×6センチ角0.5斤分

  • 強力粉 125g
  • きび糖 10g
  • スキムミルク 5g
  • ドライイースト 1.5g
  • 塩 2g
  • 浄水 80ml
  • 無塩バター 10g

<作り方>

  • 塩以外の粉類をボウルに入れて泡立て器でふんわり混ぜ合わせておきます。
  • 浄水とバターをレンジで少しだけ温めておきます。
  • 水を少しずつ注ぎながら手捏ねを開始します。
  • 生地がまとまったところで、塩を加えて混ぜて、バターを少しずつ加えていきます。
  • 滑らかになるまでこねて丸めて、ボウルにラップをかけて暖かいところで1次発酵。または発酵用のケースに入れて30度で1時間1次発酵。
ラップをかけて1次発酵
  • 型にサラダオイルを薄く塗っておきます。
  • ガス抜きをしたら打ち台に取り出し、丸め直してフタをして20分ベンチタイム。
  • 生地を手のひらで丸くのばしたら、麺棒で縦長にのばしくるくる巻いて閉じます。
  • 生地を型に入れて、35度のスチーム発酵下段で50分2次発酵。型の8分目までふくれたらふたをします。
  • 210度で予熱して、20分焼きます。
  • 高いところから型ごと落として空気を入れ換え、フタを開けて取りだし、冷まします。
10月 072018
 

キッチンエイドで卵白を泡立て。ハンドミキサーではあり得なかったほどのしっかりした硬さに仕上がり、メレンゲを生地に加えても泡が消えないので安心! 焼き上がりもきめ細かいです。

DSC01248

<材料>

A

  • 卵黄 3個
  • グラニュー糖 15g
  • バニラエッセンス 数滴

B

  • くるみ油 35g
  • 牛乳 55ml

C

  • 薄力粉 65g
  • ベーキングパウダー 小さじ1/3

D

  • 卵白 3個 109g
  • グラニュー糖 30g

<作り方>

  1. Dの卵白を冷やしておきます。
  2. Aを中ボウルに入れ、泡立て器で滑らかになるまで混ぜます。
  3. Bを耐熱容器に入れてレンジで20秒ほど人肌に温めます。
  4. AにBを少しずつ注ぎ入れなながら良く混ぜます。
  5. Cを3回ふるって、4に一気に生地に淹れて泡立て器でサックリ混ぜ合わせます。
  6. 卵白をキッチンエイドのボウルに入れて、ワイヤー・ホイップで速度1から徐々に速度を上げ、速度10でしっかり泡立てたら、グラニュー糖を少しずつ加えながらかために仕上げます。
  7. 5の生地に卵白をひとすくい加えてヘラでよく混ぜます。
  8. 7の生地を卵白のボウルに入れてサックリ混ぜ合わせます。
  9. 乾いたシフォンケーキの型に、高い位置から生地を注ぎ、底を軽くトントンたたいて気泡を出し、ゴムべらで型の縁に生地をこすりつけるようにしてならします。
  10. オーブンを180℃に暖めておき、熱湯を入れた耐熱コップを入れ、180度で23分焼きます。
  11. 焼き上がったら高いところから型ごと落として空気を入れ換え、型を逆さまにして瓶などの細い口の部分に型の中心を置いて冷まします。
  12. 十分に冷めてから、型の周りに細いナイフを少しずつ入れて、生地を型から取りだし、ひっくり返して皿に置き、乾燥しないように袋をかぶせておきます。

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2月 192017
 

モンブランは大好きですが、今まで一度も作ったことがありませんでした。口金も無かったし、断面見るだけでも結構手間がかかるというのはよくわかっていたし。

でもこのたび、カルディで安売りしていたソントンのマロンペーストを衝動買いしてしまったがために、なんとかしてモンブランを作らなくてはいけない状況に。

モンブラン用の口金も通販で買おうと思ったけれど、実物サイズと品質を確かめないと納得いかなかったので、冨沢商店で買いました。
しかもスポンジを円形にくりぬくための直径50mm、55mm、60mmのセルクルをヨドバシカメラで注文。60mmはお取り寄せで時間がかかりそうなのでキャンセルしました。

道具も材料も揃ったところで、スポンジ台を焼いて、くりぬいて、生クリーム入りカスタードクリーム作って盛りつけて、生クリーム入りマロンペーストを作って絞り出しました。
ところが仕上がりはボリューム足りなすぎ。
モンブランの道は険しい。

はじめてのモンブラン

はじめてのモンブラン

反省点は下記の通り。

・スポンジ台の焼き時間が長かった
・カスタードクリームの粉類が足りなかった
・生クリームの量が多かった

結局クリームが緩すぎたため、全体的にダレてしまいました。
味はとても美味しかったです。安売りのモンブランより断然美味しい。
ただ緩すぎはなんとも…。

マロンペーストがまだもう一回分あるので(冷凍保存中)、次回に向けて改良版レシピを記しておくことにします。

<材料>直径6センチ9個

スポンジ台

  • 卵…1個
  • 細粒グラニュー糖…28g
  • 薄力粉…32g
  • 無塩バター…10g
  • 牛乳…10g
  • シロップきび糖…30g

シロップ

  • きび糖…30g
  • 水…30ml
  • ラム酒…小さじ1

カスタードクリーム

  • 牛乳…80ml
  • コーンスターチ…5g
  • 薄力粉…3g
  • 卵黄…1個
  • グラニュー糖…25g
  • 無塩バター…5g
  • ラム酒…小さじ1

ホイップクリーム(カスタードとマロン用)

  • 生クリーム…50g
  • 細粒グラニュー糖…10g
  • ラム酒…小さじ1
  • バニラオイル…3滴

マロンクリーム

  • マロンペースト…250g

<作り方>

  1. スポンジ台を作ります。グラシン紙を型に敷いておきます。小鍋にバターと牛乳を入れて湯煎で溶かし混ぜておきます。
  2. 中ボウルに卵とグラニュー糖を加えて、人肌より少し熱いくらいの湯煎にかけてしっかりと泡立てます。
  3. 薄力粉を粉ふるいで加えてヘラでサックリ混ぜます。
  4. バターと牛乳を注ぎ、生地のそこからすくいながらサッと混ぜ合わせます。
  5. 生地を型に流し入れて180度に余熱したオーブンで170度で20分焼きます。
  6. 網に出して冷めたらグラシン紙をはがして、ポリ袋で包んでおきます。
  7. カスタードクリームを作ります。牛乳、コンスターチ、薄力粉、卵黄を溶き混ぜて茶こしで小鍋にこしておきます。
  8. 砂糖とバターを加えて中火にかけ、ヘラで混ぜながら固まってきたところで素早く滑らかになるように混ぜて、ラム酒とバニラオイルを加えて硬さが落ち着いたところで冷水で小鍋の底を冷やして冷まします。
  9. 小鍋にきび糖と水を加えて一煮立ちさせてラム酒を加えて冷ましておきます。
  10. ホイップクリームを作ります。生クリームとグラニュー糖を加えてしっかりホイップします。ラム酒を加えて混ぜます。
  11. ホイップクリームから30g取り出してカスタードクリームに加えてよく混ぜます。
  12. マロンクリームを作ります。マロンペーストにホイップクリーム10gほどを加えてよく混ぜて、口金を付けた絞り袋に入れておきます。
    スポンジ台を直径5センチのセルクルで9個くり抜き、シロップをぬっておきます。
  13. カスタードクリームを盛り、スポンジの残りを重ねて高さを出しておきます。
  14. マロンクリームを絞り出します。腕全体を回すような感じで絞り出します。
    一番上にホイップクリームをのせて、その上に好みでピスタチオやマロングラッセをのせます。
2月 132017
 

Cuocaのときめきラズベリー本格ザッハトルテ。手作りキットを購入してつくってみました。
それこそ「本格ザッハトルテ」の商品名にときめいてしまいましたが、結果的にはがんばったチョコレートケーキに仕上がりました。

チョコレートは難しいと痛感。でも味は美味しいです。

クオカの手作りキット本格ザッハトルテ

クオカの手作りキット本格ザッハトルテ

チョコレートケーキの生地作りからですが、バターを加えた後の生地が思いの外かためになってしまったので(バターで作ったので、マーガリンならやわらかかったかも)、型に入れてもそのままで、トントンしても気泡が出ないため、焼くとかなり中央が膨らみました。焼いた後で出っ張ったところをカットすると、断面に大きな気泡が目立ちました。もう少しきめ細かく作りたいところです。

紙のカップなので、やはり形がいびつになってしまうので、やっぱりきちんと焼くならセルクルかなぁ。

出っ張りをカットする量が全体の1/4ほどにもなり、もったいないので切ったもの同士をアプリコットジャムで貼り付けてマカロン風に。

ジャムを塗って、問題のチョコレートコーティング。電子レンジは苦手なので湯煎で溶かし、多めの量を表面に流して、そのまま側面に垂らしながら伸ばしたかったのですが、チョコレートの量が少なすぎるため、倍の量を追加しました。冨沢商店のミルクチョコレートなので、2個分は少し色が薄いのができました。

流れて下に落ちたチョコレートを集めて、半端のケーキにもたっぷりかけました。こっちの方が滑らかできれいにできました。

チョコレートを扱い慣れていないので、今回のキットでどのように作るのかを学習できました。
結局、小さいケーキにちまちまチョコレートをかけるよりも、1個のホールにしてたっぷりのチョコレートをかけた方が効率がいいし、キレイにしあがりそうです。

あくまでもチョコレートケーキなので、今度はザラザラでカチカチのチョコレートコーティングのザッハトルテを作って見たいです。