オーストリアで食べたビーフに付き合わせてあった、黄色いつぶつぶの料理。もちっとしていておいしかったのだけど、ポテトなんだろうか、卵なんだろうかとずーっとわからずにいたのですが、やっと判明。「シュペッツレ(spätzle)」という卵のパスタでした。
作り方がとてもユニークで、小麦粉を卵でゆるめに練った生地をおろし金みたいな器具を使ってぽとぽと湯に落として茹でるんです。
専用の器具は売っていないので代用になるようなものを探していたんですが、IKEAでおもしろいおろし金を見つけました。何をおろすんだろう?というくらいの大きな穴が空いています。これをひっくり返して利用しました。
ポロポロしたかわいい形の卵のパスタに、カリカリに炒めた玉ねぎと、チーズをからめるとそれだけでおいしいです。
シュペッツレ(ケーゼシュペッツレ)
<材料>2人分
- 中力粉…80g(フランスパン用粉を利用)
- 塩…小さじ1/8
- ナツメグ…適宜
- 卵…1個
- 水…10ml程度
- 玉ねぎ…1/2個
- オイル…小さじ1
- チーズ…適宜(とろけるチーズを使用)
<作り方>
- 卵を溶き、粉と塩、ナツメグを加えてヘラで混ぜます。
- 水を少しずつ加えて、ヘラで持ち上げると粘りながらボトッと垂れるくらいの(少し粘りけのあるホットケーキミックス生地のような)硬さに仕上げます。
- そのまま生地を休ませませている間に、玉ねぎを薄切りにして皿に広げ、レンジで少し色づくくらいまで加熱します。
- フライパンにオイルを少量加えて、玉ねぎをカリカリに炒めます。
- 鍋にたっぷりの水を沸騰させて塩を小さじ1加えます。
- おろし金をひっくり返して生地をいれて、ヘラでこすり、穴から生地をポトポト落としてゆでます。
- 生地が浮いてきたらざるで湯を切ります。
- 鍋にパスタとチーズを入れて絡めて、塩、コショウで味を調えます。
- 皿に盛り、カリカリの玉ねぎをのせてからめていただきます。