亀太商店のお米の中で最も気になっていたネーミングの銘柄米「天使の詩」。
今回は念願のこの「佐賀県産 天使の詩」を使って、GOPANのお米食パンを作りました。
パンの耳に浮かんだちょっと不思議な模様のエピソードも。
「天使の詩」というと、私は同タイトルの古くてとても切ない映画の記憶をお米に重ねてしまいましたが、お米の方の名前の由来はもちろん明るい理由からで、
肥沃な大地、九州・佐賀平野から生まれたとっておきのお米。手塩にかけて育てた美味しさは、真に“天の恵み”です。
ということだそうです。
来歴を見ると、以前食べた「ひのひかり」や「コシヒカリ」の孫になるのですね。
「佐賀の箱入り娘」たる所以です。
<材料>
-
佐賀県産 天使の詩…220g
-
水…白米と合わせて410g からスタート
- 今回はこの水分量でピッタリでした
- 上白糖…16g
- 塩…4g
- 無塩バター…10g
- 小麦グルテン…50g
- ドライイースト…3g
天使の詩お米食パンの自己評価
- もっちり 4
- 甘さ 2
- 身の柔らかさ 5
- きめの細かさ 4
- 形の良さ 5
- 耳の食感 3
- 口溶け 5
- 粘りけ 5
ミルの動作時は、珍しく「ガリガリガリ」といった騒音がなく、静かな印象でした。
発酵状態も上々で、焼き上がりの姿も美しいです。
さて、いつものように焼き上がったパンをぐるぐる回して撮影していたら、カメラのモニターに、「顔認識のマーク」が表示されました。
こういうカメラの誤認識ってたまにありますが(本当に認識したのだったらこわい)、パン肌に人の顔はありえないでしょうよと、パンの表面をよーく見ると、妙な模様が浮かび上がりました。
ほー! まるで鳥のようです。左側を向いて羽を広げている火の鳥っぽい。
右側にはハートもどきのマークまで!
発酵と焼成の際に生じた偶然の模様とはいえ、目の大きさ、形、位置が絶妙です。
さて切り分けてたべてみた感想です。
食感は弾力より粘り気が強くて、口の中で溶けます。言い方があまりよくないのですが、率直に「ねちゃねちゃして溶ける」。
そうこれはあの衝撃を受けた「ミント米コシヒカリお米食パン」の食感に近いです。
甘さは控えめで、うま味が強く、後味がすっきりします。
耳に粒々感ありますが、耳の味にはあまり特徴が感じられませんでした。
身は柔らかふわふわなので、サンドイッチに合いそうです。
作りやすく、形もキレイにできて、おいしくて、とても食べやすい。
「天使の詩」だけに非の打ち所がありません。さすが「佐賀の箱入り娘」といった印象です。
その後の失敗談
「天使の詩」米でご飯を炊いたのですが、水加減を誤ってしまい、硬めに炊けてしまいました…。
そもそも私が硬めのご飯が好きとはいえ、ほかのご飯との食べ比べできるところまで持って行けなかったのが恥ずかしい。
後日改めて購入して、ご飯をいただくことにします。そのときに売り切れていなければいいけど。
ということで、今回の天使の詩ご飯は、チャーハンになってしまいました。
お米の口溶けがいいので食べやすく、味なじみがよく、硬めの口当たりがチャーハンらしくておいしかったです。
今日は区議と区長の選挙でした。空がいい色でした。