今回のGOPAN銘柄米食パンは、しっかり系の「千葉県いすみ産 ふさこがね」です。
一昨年デビューした期待の大型新人で、「鉄人28号のような骨太な食感」なのだそう。
個人的にも期待度が高く、お米食パンやご飯でいただくのを楽しみにしていました。
「ふさこがね」の名前の由来は、
千葉県の「ふさ」と、品種の特徴である「黄金色でたわわに実る」様子をイメージする「こがね」を組み合わせたもの。
なのだそうです。
「ふさこがねちゃん」というカントリーな女の子キャラもいます。
<材料>
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千葉県産ふさこがね…220g
-
水…白米と合わせて410g からスタート
- 今回はこの水分量に「+2.8ml」足したので、
白米(220g)+水=412.8g
になります。
- 今回はこの水分量に「+2.8ml」足したので、
- 上白糖…16g
- 塩…4g
- 無塩バター…10g
- 小麦グルテン…50g
- ドライイースト…3g
ふさこがねお米食パンの自己評価
- もっちり 4
- 甘さ 5
- 身の柔らかさ 4
- きめの細かさ 2
- 形の良さ 4
- 耳の食感 3
- 口溶け 2
- 粘りけ 3
「しっかり系」といえば、以前食べた「ハツシモ」の印象が鮮烈に残っています。
なので、ふさこがねも洗米してから、分量の水に一晩浸しておきました(とはいっても洗米したのが夜中2時30分頃だったので、正味4時間ほど)。
そのかいあってなのか、ミル音は滑らかでした。
さて、「ふさこがね」は「こね」の段階で、生地は柔らかめなのに、重く、パンケースからずっしずっしと弾力感が伝わってきます。
まず、一口目から強烈な甘さに驚きました。
全体が甘いのかと思って耳と身を分けて食べたところ、身も十分甘いのですが、それ以上に耳の方が突出していました。
耳はお菓子を食べているよう。甘さが口に残ります。
耳の食感は硬めで、ミルが滑らかだった割にはシャリシャリ感が残っています。
それに対して身はとてもふんわり柔らかで弾良性がありますが、想像していたほど粘りは強くなかったです。
お米の味はさほど強くなく、少し感じる程度。
耳が香ばしいのでトーストで食べてもおもしろいかも。とにかく甘さではこれまでのブランドお米食パンではダントツ1位です。
「しっかり系」でもハツシモお米食パンとはまったく違った味と食感。
ふさこがねご飯の方も興味深いです。
翌日、トーストにしたところ、案の定ものすごく甘い!
6枚切りほどの厚みにカットして、トーストし、マーガリンまたはバターを塗るだけで、ジャムなどをつけなくても十分味わえます。
トーストしないパンの方は弾力性が増し、ちょっと硬めでぱさつき感がありますが、甘さは健在。
ふさこがねお米食パンは、甘いトースト向きだと思いました。