3月 042011
 

GOPANの愛用者プレゼントのブランドお米食パン、6種類目の最後を飾るのは「日本一の北魚沼産コシヒカリ」です。

GOPANのこしひかりお米食パン

GOPANのこしひかりお米食パン

とはいえ、「日本一の…」というのは何を意味しているのか、実は食べてみるまでよくわからなかったんです。

北魚沼産コシヒカリ

北魚沼産コシヒカリ

今朝は室温14度。同時進行の酒粕天然酵母の液種作りや、これを使ったパン生地も、発酵するのに時間がかかりました。

さて、袋の中のお米の量は「221.5g」でした。洗米後水を足して「410g」からスタート。こねの段階で「+4.4ml」足しました。
その他の材料の分量はすべてきっちりマニュアル通りです。

 

コシヒカリのお米の量

コシヒカリのお米の量

…で、これまでの結果で、お米プレゼントの袋の中の量は、一様に「+2g」多めだということがわかりました。そこに水を足して規定よりも10ml少ない「410g」にして、こねの段階でいつも「+4ml」ほどの水を足して調整しているので、私にとっての「お米食パンがもっとも上手く焼けるお米と水の式」は次のようになります。

お米(222g)+水=414g

なので、マニュアル通り「お米220gに水を足して420g」でやっていたのでは、水が多すぎて、実際失敗続きだったわけです。
どちらかといえばまだ新米に近い時期と考えて、水の量は少なめからスタートするのが正解のようです。

そんな細かいことまで…思うのですけど、私にとっては「お米と水の量のバランス」こそが、お米食パンの出来を左右するものだと痛感しているので、こ こはシビアに計量して、記録できて良かったと思います。今回のプレゼントのお米は、とても有意義に活用させてもらいました。6戦全勝で自信が付きました。

コシヒカリのこね終了直後と発酵後

コシヒカリのこね終了直後と発酵後

そして、発酵時はものすごくよく膨らみました。ところが「焼き」の時のミル動作で、少しへなってしまいました。繊細な感じです。でもその後すぐに復活しました。

しひかりは焼き前半のミル動作でへたってしまいました(上)が、すぐに復活。

しひかりは焼き前半のミル動作でへたってしまいました(上)が、すぐに復活。

 

コシヒカリお米食パンの焼き上がり。美しいです。

コシヒカリお米食パンの焼き上がり。美しいです。

今回は取り出すときに少し苦労しました。数回パンケースに衝撃を与えようと、流しの上に置いたぬれ布巾にパンケースの角を打ち付けたら、なんと布巾にスパッと穴があいてしまいました…。
危険です。気をつけなければ。

今回は羽がパンケースに残ったまま、パンだけが飛び出しました。

 

羽が取れた状態でパンだけ飛び出しました。

羽が取れた状態でパンだけ飛び出しました。

耳が繊細なのが特徴です。なので下図のようにすぐにヒビが入りやすいです。
耳は比較的薄めで、サクッと歯切れがいいです。

コシヒカリお米食パンの上面は薄いので、すぐにヒビが入ります。

コシヒカリお米食パンの上面は薄いので、すぐにヒビが入ります。

ほどよいもちもち感と、味は本当に好みです。米臭さが無く、耳の香ばしさについついほおばってしまいます。

山の形がダブルソフトみたいです。

山の形がダブルソフトみたいです。

特に甘いとか、うまみがあるとかいうものでもないのですが、食感も含めてバランスが絶妙。これが誰もがおいしと感じる「日本一」の理由なのかな。

北魚沼産こしひかりお米食パンの断面。

北魚沼産こしひかりお米食パンの断面。

ユッケジャンスープとお米食パン、とても合います!
お米パンいくらでも食べられちゃいます。

ユッケジャンスープにゴパンを浸してクッパ風。

ユッケジャンスープにゴパンを浸してクッパ風。

3月 012011
 

GOPANで作るブランド米食パン、今回はご飯ではよく食べていた「秋田県産 あきたこまち」です。

GOPANのあきたこまちお米食パン

GOPANのあきたこまちお米食パン

 

袋の中のお米の量は「222.5g」でした。今回も洗米後浄水を足して「410g」からスタートです。
その他の材料はすべてマニュアルの通りです。

 

あきたこまちのお米の量

あきたこまちのお米の量

 

で、ここで「ドライイーストが無い!」ことに気がつき、取り急ぎ米と水と材料を入れたパンケースのみをGOPANにセットし、「スタート」キーを押して、朝8時30分開店のスーパーに走りました。

帰宅するとすでに粉砕が始まっていましたが、ふたを開けて小麦グルテンとドライイースト入りの投入ケースをセットしました。

いつも使っている「ニップン ふっくらパン ドライイースト 6g×3袋入り」148円

いつも使っている「ニップン ふっくらパン ドライイースト 6g×3袋入り」148円

 

ドライイーストはお米食パンにしか使わないし、毎日お米食パンを焼くわけでもないので。2回で1袋を新鮮な状態で使い切れる方が、成功率も高いのではないかなと選んでいます。3g分包の方がさらに便利だと思うので、手に入ったら使いたいです。

今回は粉砕音と振動がものすごかった! 室温が18度といつもよりは少し低めだったから硬かったのかしら…と思いましたが、説明書を読んだら「粒の大きなお米」と書いてあったので、それが原因かも。

あきたこまちお米食パンの発酵前と後

あきたこまちお米食パンの発酵前と後

 

こねの段階で「+4ml」水を足しました。指で生地を押してみて、今回は少し柔らかめに感じました。

あきたこまちお米食パンの焼き上がり

あきたこまちお米食パンの焼き上がり。ちょっとこぢんまりと焼けました

 

これまでのブランド米食パンに比べてこぢんまりと引き締まり、フォルムが美しいです。「あきたこまち」の名前がぴったり。断面もきめが整ってきれいです。

あきたこまちお米食パンの断面

あきたこまちお米食パンの断面。きめが整っていてキレイ

 

でも羽のバリは、前回の「夢しずく」以上に硬て、噛み応えも強く、そしてなにより、今までで一番味が「濃い」です。特に甘さを強烈に感じます。主食というより、お菓子のよう。食べ終わったあともずっと甘みが口の中に残ります。
とにかく味の点では抜きん出てます。

 

あきたこまちお米食パンの羽のバリ

あきたこまちお米食パンの羽のバリ。かみ砕けないほど硬いです

 

見た目はキレイだけど粘りがあるあきたこまちお米食パン

見た目はキレイだけど粘りがあるあきたこまちお米食パン

 

ナイフで切るときの「粘性」も強く、羽のこびりつきの後始末もちょっと大変でした。冷めると耳が硬くなりやすい気がします。

 

2月 282011
 

GOPANで焼くブランドお米食パン、第4弾は、「佐賀県産 夢しずく」です。

GOPANの夢しずくお米食パン

GOPANの夢しずくお米食パン

袋の中のお米は、222.5gで、今回も洗米後浄水を足して410gからスタートし、こねの段階で「+4.4ml」足しました。
その他の材料はすべてマニュアル通りです。

夢しずくのお米の量

夢しずくのお米の量

夢しずくお米食パンの焼き上がり

夢しずくお米食パンの焼き上がり

GOPANの夢しずくお米食パンの断面

GOPANの夢しずくお米食パンの断面

「夢しずく」は新品種で、「ひとめぼれ」の子どもだそうです。
どうりでこねの段階で、指で押してみたときに、しっかりとした弾力を感じました。
発酵での膨らみ方も安定していて、もちろん焼きの段階でのミル動作にもびくともしませんでした。
まだまだお米パンビギナーの私でも、安心して作れました。とはいえ、私は見てるだけで、実際に作ってくれているのはGOPANなんですけどね。

耳のパリッパリ感がこれまでで一番強いです。
ミル羽に付いたバリは、瓦せんべいのように硬くて、パンとは別の副産物としてつまんで楽しめます。これはお米パンを作った者の特権でしょう。
耳の表面は、ちょっとした振動でもひびが入りやすいのが特徴です。。
耳をちぎると、破片が遠くまで細かく飛び散ります。硬くてもろい印象です。

夢しずくお米食パンのミルについたバリ。今まで一番硬くてパリパリ。

夢しずくお米食パンのミルについたバリ。今まで一番硬くてパリパリ。

食べてみたらこれまたびっくり!
口に入れたときは「ほわっ」としているのに、噛むと歯ごたえを感じるほどの「もっちり」感。ちぎるときの「のび」の手応えもあります。

夢しずくお米食パンのスライス。「もっちもち」に誰もが驚きます。

夢しずくお米食パンのスライス。「もっちもち」に誰もが驚きます。

「夢しずく」という、ちょっと儚げな品種の名前とは、逆の印象を持ちました。

正直いって、味的には、あまり特徴を感じられませんでしたが、少量でも食べ応えがあるので、もちもちした食感を好む方におすすめです。
私は薄くスライスしたパンにスライスチーズと韓国のり(味付けのり)を乗せておいしくいただきました。
冷めて数時間たってもふわふわしていたことも、特筆すべき点だと思いました。

 

2月 242011
 

鳥取県産のひとめぼれで作ったお米食パンです。

GOPANのひとめぼれお米食パン

GOPANのひとめぼれお米食パン

鳥取県産ひとめぼれ

鳥取県産ひとめぼれ

今回の袋の中のお米は、221.5gでした。洗米後浄水を足して410gからスタート。こねの時点で「+4.5ml」足しました。
その他の材料はすべてマニュアル通りです。

 

ひとめぼれのお米の量

ひとめぼれのお米の量

鳥取県産ひとめぼれお米食パンの断面

鳥取県産ひとめぼれお米食パンの断面

これまで作った「ふっくりんこ」や「ササニシキ」に比べると、大きな気泡が特徴です。
見方を変えると、大きな気泡があっても、形が崩れない弾力性があるということなのでしょう。
見た目は強そうですが、食感は優しい「ふわ」「もち」感があります。

焼成後のバリを取った羽。ほとんど残りカスが付いていませんでした。こんなこともあるのね!

焼成後のバリを取った羽。ほとんど残りカスが付いていませんでした。こんなこともあるのね!

皮の香ばしい味が、いままでで食べたうちでは秀逸。ふっくりんこよりも「もち」感があり、ササニシキよりも「甘み」がはっきりしていて、そのままでもおいしくいただけました。
個人的には好みの類に入ります。

お昼に、仕事の撮影用に久しぶりにサイフォンを出してきてコーヒーを落としたので、撮影後に焼きたてのお米パンといただきました。

お米食パンとコーヒー

お米食パンとコーヒー

お米パンとコーヒーは初めてなんですが、ものすごく相性がいい!!
ひとめぼれだから、甘さがコーヒーとあうのかもしれません。
これだけで、お昼おなかいっぱいになっちゃいました(パンは2切れ食べました)。

 

2月 212011
 

GOPANのお米プレゼント、宮城県産ササニシキでお米食パンを作りました。

GOPANの宮城県産ササニシキお米食パン

GOPANの宮城県産ササニシキお米食パン

今回も袋の中のお米を計量。224.5gと、多めです。でも今回も水量を足して、基準よりも10ml少ない410mlからスタート。
その他の材料はすべてマニュアル通りです。

ササニシキの量と水を足した量

ササニシキの量と水を足した量

こねの段階で水を「+4.7ml」足しました。指で押してみて、わずかに硬めだったかもしれません。

発酵では順調に膨らみました。室温は20度です。

ササニシキ米食パンのこね直後と焼き直前の発酵状態。

ササニシキ米食パンのこね直後と焼き直前の発酵状態。

膨らむと上面にも焼き目が付くんですね。

ササニシキお米食パンの焼き上がり

ササニシキお米食パンの焼き上がり

パンケースからパンを取り出すのに少しく苦労しました。パンケースを少し高いところから落としたり、10回ほど振ってやっと出てきました。
羽とパンにはやはり隙間が空いていました。

ササニシキお米食パンの羽。隙間が空いています。

ササニシキお米食パンの羽。隙間が空いています。

早速切って食べてみました。一瞬ふわっとしているけれど噛むと「もち」「しっかり」とした食感です。

ササニシキお米食パンの断面。きめがととのってます。

ササニシキお米食パンの断面。きめがととのってます。

ふっくりんこはすぐにとろける感が合ったのに対して、このササニシキは「こし」があります。
ぱりぱりした耳にお米の小さなつぶつぶ感が残っていて、シャリシャリしていい歯触りです。

ササニシキお米食パンをスライスしていただきました。

ササニシキお米食パンをスライスしていただきました。

「米」のシンプルな味で、どんなおかずにも合いそう。
そのまま食べるよりも、おかずを引き立てるための主食という感じかしら?