2月 162024
 
昨年よりも食感とおいしさがUP!
チョコレートカッチカチで食べるとジャリジャリ感が楽しめます

この時期恒例、年に一度のザッハトルテ。今年もチャレンジしました。今回はよくばって直径15センチにアップ。各工程で失敗しながらもなんとか美味しく仕上げることができました。

見た目が残念…なのでへこみましたが、今年のチョコレートのジャリジャリ感は過去最高の出来! 甘さの妥協も許さず心を鬼にして砂糖を加えたかいがありました。

次こそは見た目をもっと美しく仕上げたいです。

今回はホールケーキ保存用に手頃なケースと、そのままカットできるようにIKEAの鍋敷きを用意したらこれがとても便利! 

ザッハトルテは冷蔵庫でなくても涼しい所に置けば日持ちするのも嬉しい!

<材料>直径15センチ1個分

チョコレートスポンジ生地用

  • 無塩バター 66g
  • 細粒グラニュー糖 33g
  • スイートチョコレート 112g
  • 卵黄 3個分(今回49g)
  • 卵白 3個分(今回は108g)
  • メレンゲ用細粒グラニュー糖 33g
  • 薄力粉(今回はドルチェ) 66g
  • サンド用アプリコットジャム 50g
  • コーティング用アプリコットジャム 100g
  • 水 大さじ1

チョコレートコーティング用

  • グラニュー糖 130g
  • 水 60ml
  • チョコレート 100g
〈作り方〉
  1. バターを中ボウルに入れて室温にもどしておきます。型にオーブンペーパーを敷いておきます※1。薄力粉を3回振るっておきます。チョコレートを50度の湯煎にかけて40度に溶かしておきます。
  2. バターをシリコンヘラでクリーム状にして、細粒グラニュー糖を加えて白っぽくなるまですり混ぜます。
  3. 溶かしたチョコレートを加えて混ぜます。卵黄を加えて混ぜます。
  4. 別ボウルに卵白を入れてハンドミキサーの中速で泡だてます。メレンゲ用のグラニュー糖を数回に分けて加えて、持ち上げるとふにゃっと角がお辞儀をする程度まで泡立てます。
  5. オーブンを180度30分にセットして余熱を開始します。
  6. チョコレート生地にメレンゲの1/3を加えてさっくり混ぜます。
  7. ふるった薄力粉をさらにふるって加えて、シリコンヘラで生地の中央から持ち上げながら粉気を馴染ませるように混ぜます。
  8. 残りのメレンゲを加えて、白いスジがなくなるまで混ぜます。
  9. 型に入れ、軽く底をトントン叩いて気泡を抜きます。
  10. 170度で30分焼きます。
  11. 型を15センチ上から落として空気を入れ替えて、粗熱が取れてから型から外して網で冷まします。
  12. 生地が完全に冷めるまでの間にシーリングスタンプチョコレートを6個作っておきます。
  13. さらにスポンジケーキの上面の膨らんだ部分を除いた高さの半分でスライスして、膨らんだ部分も同じ高さでスライスします。上面の切り取ったスポンジはまとめて冷凍して置いて、アイスクリームやホイップを添えておやつ用に。
  14. バットのうえにオーブンシートを敷き、その上に小さめの網を置いて、直径12センチ用ホール型の上にスポンジケーキの下の段をセットします。
  15. サンド用のアプリコットジャムザルで漉し、スポンジケーキの下の段の上面に盛りつけて平らにならして上の段のスポンジケーキをのせて軽くプレスします。
  16. コーティング用のアプリコットジャムも裏ごしして鍋に入れ、水を加えて火にかけてヘラで底が一瞬見えるくらい、ダレない程度まで煮詰めます。
  17. ジャムをスポンジの上面から全体に流しかけて表面を平らにならして乾かします。垂れているジャムをスパチュラできれいに取り除きます。
  18. キレイにな大理石のまな板とスパチュラを用意して、別鍋に水、グラニュー糖を加えて火にかけて沸騰させます。
  19. 火を止めてから刻んだチョコレートを加えてヘラでよく溶かします。
  20. 再び火にかけて108度まで煮詰めて火を止めます。
  21. チョコレートをまな板に少なめに垂らし、スパチュラで伸ばしたりまとめたりを繰り返します。粘りけが出るまでになったら、鍋に戻します。
  22. これを数回繰り返し、鍋のチョコレート全体が粘りけのあるとろみがついた66~68度程度で、ジャムがけしたスポンジにチョコレートを一気に流しかけます。
  23. スパチュラでならさない方がキレイに仕上がります。固まる前に垂れたチョコレートをスパチュラで落とします。
  24. 涼しく場所で冷やし固めます。室温に戻してからカットします。シーリングスタンプチョコレートをのせて、無糖のホイップクリームを添えていただきます。
2月 052023
 
自家製ザッハトルテ2023。甘さと食感は実現できました。

今年も挑戦しましたザッハトルテ。…が、申し訳ない見た目に。チョコレートの温度が下がってしまって表面がでこぼこになってしまいました。チョコレートのジャリジャリとパリパリ食感と、全体の甘さのバランスも良く美味しくできたので、来年こそ理想のフォルムに近づけたいです。

〈材料〉直径12センチ1個

スポンジ生地

  • 無塩バター 44g
  • 細粒グラニュー糖 22g
  • スイートチョコレート 75g
  • 卵黄 2個
  • 卵白 2個
  • メレンゲ用細粒グラニュー糖 22g
  • 塩 ほんのひとつまみ
  • 薄力粉 44g
  • アプリコットジャム 100g

コーティング用

  • 水 40ml
  • グラニュー糖 100g
  • ビターチョコレート 60g

シーリングスタンプチョコレート 

  • ブラックチョコレート 15g
〈作り方〉
  1. バターを中ボウルに入れて室温にもどしておきます。型にオーブンペーパーを敷いておきます※1。薄力粉を茶こしで3回振るっておきます。チョコレートを50度の湯煎にかけて40度に溶かしておきます。
  2. バターをシリコンヘラでクリーム状にして、細粒グラニュー糖を加えて白っぽくなるまですり混ぜます。
  3. 溶かしたチョコレートを加えて混ぜます。卵黄を加えて混ぜます。
  4. 別ボウルに卵白と塩をほんのひとつまみを加えて、ハンドミキサーで泡だてます。メレンゲ用のグラニュー糖を数回に分けて加えて角を立たせます。
  5. オーブンを180度30分にセットして余熱を開始します。
  6. チョコレート生地にメレンゲを加えてさっくり混ぜます。
  7. ふるった薄力粉を加えて、シリコンヘラで生地の中央から粉気を馴染ませながら混ぜます。
  8. 型に入れ、軽く底をトントン叩いて気泡を抜き、ヘラで生地の中央をへこませてならします。
  9. 170度で30分焼きます。
  10. 型を15センチ上から落として空気を入れ替えて、粗熱が取れてから型から外して網で冷まします。
  11. 生地が完全に冷めるまでの間にシーリングスタンプチョコレートを6個作っておきます。
  12. アプリコットジャム全量を鍋に入れて、固形が残っているようであればブレンダーでなめらかにします。鍋を火にかけて、とろみが付く程度に煮詰めます。
  13. スポンジの上面を薄く平らに切り取ります。さらにスポンジケーキの高さの半分でスライスします。切り取ったスポンジはまとめて冷凍して置いて、アイスクリームやホイップを添えておやつ用に。
  14. 下のスポンジの上面にアプリコットジャムを塗り、上のスポンジを重ねてサンドします。はみ出たジャムはスパチュラでならしながら側面に塗ります。
  15. スポンジケーキを、オーブンシートに乗せてコップや瓶などの上にのせます。下にはオーブンシートを敷いた大きめの皿かバットを敷いておきます。
  16. さらにアプリコットジャムの鍋を火にかけてヘラで底が一瞬見えるくらい、ダレない程度まで煮詰めます。
  17. ジャムをスポンジの上面から全体に流しかけて表面を平らにならして乾かします。垂れているジャムをスパチュラできれいに取り除きます。
  18. キレイにな大理石のまな板とスパチュラを用意して、別鍋に水、グラニュー糖を加えて火にかけて沸騰させます。
  19. 火を止めてから刻んだチョコレートを加えてヘラでよく溶かします。
  20. 再び火にかけて108度まで煮詰めて火を止めます。
  21. チョコレートをまな板に適量垂らし、スパチュラで伸ばしたりまとめたりを繰り返します。粘りけが出るまでになったら、鍋に戻します。
  22. これを数回繰り返し、鍋のチョコレート全体が粘りけのあるとろみがついた66~68℃程度で、ジャムがけしたスポンジにチョコレートを一気に流しかけます。
  23. スパチュラでならさない方がキレイに仕上がります。固まる前に垂れたチョコレートをスパチュラで落とします。
  24. 涼しく場所で冷やし固めます。室温に戻してからカットします。シーリングスタンプチョコレートをのせて、無糖のホイップクリームを添えていただきます。

※1 型の側面のペーパーは縁ぎりぎりでカットしておきます。

シーリングスタンプチョコレートで助けられてるなって感じです。
5月 072021
 

ホテルザッハーのオリジナルザッハトルテを送料無料で空輸できると知り、早速オーダーしました。
2021年6月8日まで60ユーロ購入で全世界へ送料無料! 
https://shop.sacher.com/

5月1日にオーダーして6日に届きました。
オーストリアから出荷してスロバキアを経て、日本の大型連休をはさんだのでドイツで一時待機したにもかかわらず、この早さ!

以前にGrazの空港でおみやげ用のザッハトルテを購入して機内持ち込みした際、木箱にガッシリ梱包されてびくともせずに完璧な姿で日本に持ち帰ることができたので、空輸も大丈夫だろうけど、さすがに冷蔵だろうなぁと思っていいたら、思いきり常温で届きました。

箱へこんでるけどきっと大丈夫!
ウィーンで買ったヒヨコのぬいぐるみ「うぃーこ」がお出迎え。

ケーキとは思えないずっしりとした重さ。総重量1.6kg。正味重量1.17kg

実は住所の入力を間違えてしまい、DHLからの確認の電話で気がついて訂正しました。しかも危うく再配達になるところをギリで手にすることができました。まぁよぐ来たねし。

海外の段ボールの匂い。開けるとプチプチがぎっしり。
かわいらしい包装紙とリボンでくくられています。
60ユーロ以上になるように同時に購入したマグネットと無料のメッセージカード。

包装紙を開くと、ゴージャスな木箱。

うわぁ!直径22センチのデカいザッハトルテだー! 無傷! 感動!
包装紙の底面側に製品シール。賞味期限も別途貼られています。

100gあたりのカロリーが382kcal。ということは1ホール1.17kgで4,469kcal!!!

シーリングスタンプ風のチョコレートは1個のみなので貴重。
ホテル ザッハー ウィーンの刻印。

ナイフを温めてケーキカット。緊張しました。ナイフはお湯や直火で温めたりしましたが、前日に届いた物を冷蔵庫で冷やしていたので半端な熱ではキレイに切れません。

おそらく届いたら常温のまますぐにナイフを直火を温めてカットしてから保存するべきだと思います。

10個にカット。ということは1切れ117g、446kcal。え?本当にそんなもん?

シーリングスタンプ風チョコレートの部分は少し大きめにカットしてしまったため、本場で食べたものよりも大きいです。なんという贅沢。生クリームは無糖で7分立てほどにホイップして絞り出しました。

グラズール(糖化したチョコレート)のこの厚み、どうよ!

うう感激です。おみやげはいつも箱ごと差し上げてしまうので、日本でホテルザッハーのザッハトルテを食べられたのはこれが初めてなのです。

さすがに1カットが大きすぎて、さらに半分にカットしていただいた軟弱者です。

シャリッと割れて口の中でアプリコットジャムの酸味とともに溶けていく…。これです!これこれ!

砂糖やチョコレートの量、グラズールなどなどあまりにも難易度が高すぎて、こればっかりは自分で再現できるものではありません。デメルは高いし、あちこちのケーキ屋さん、マクドやスタバ、コンビニの季節限定ものなども見つけては食べてみました。唯一セブンのザッハトルテはコスパも味もよかったのでリピートしましたが、やっぱりホンモノを食べたかったです。ずーっと我慢していたので本当に嬉しいです。

しかし甘さハンパないです。日持ちするわけです。1切れずつラップで包んで冷凍してゆっくり楽しみたいと思います。

3月 082020
 
初めての作ったザッハトルテ

初めてザッハトルテに挑戦。直径12cmの小ぶりです。一番目指したジャリジャリ感は…多少あったかなー程度。コーティングも凹凸しまくりで、とにか難易度高いです。スポンジ、チョコレートの厚み、アプリコットジャム、甘さはなかなかいい感じの「チョコレートケーキ」。デメルのザッハトルテは高いからなぁ。食べたくなったらまた挑戦しよう。

〈材料〉直径12センチ

スポンジ用

  • バター 22g
  • 細粒グラニュー糖 15g
  • チョコレート 35g
  • 卵黄 1個
  • 卵白 1個
  • メレンゲ用細粒グラニュー糖 15g
  • 塩 ほんのひとつまみ
  • 薄力粉 22g

アプリコット

  • アプリコットジャム・サンド用(アヲハタ) 小さじ1
  • アプリコットジャム 30g
  • グラニュー糖 3g
  • 水 16ml

コーティング用

  • グラニュー糖 30g
  • スイートチョコレート 30g
  • 水 18ml

〈作り方〉

  1. バターを室温にもどしておきます。型にオーブンペーパーを敷いておきます。薄力粉を茶こしで3回振るっておきます。
  2. 泡立て器でバターをクリーム状にして、細粒グラニュー糖を加えて白っぽくなるまですり混ぜます。
  3. 湯煎で溶かしたチョコレートを加えて混ぜます。
  4. 卵黄を加えて混ぜます。
  5. 別ボウルに卵白と塩をほんのひとつまみを加えて、ハンドミキサーで泡だてます。メレンゲ用のグラニュー糖を数回に分けて加えて角を立たせます。
  6. オーブンを190度18分にセットします。
  7. 卵黄の生地にメレンゲを加えて、泡立て器で混ぜます。
  8. ふるった薄力粉を一気に加えて、泡立て器で粉気を馴染ませながら混ぜます。
  9. シリコンヘラで型に入れ、軽く底をトントン叩いて気泡をぬぎ、ヘラで平らにならします。
  10. 170度で18分焼きます。
  11. 型を15センチ上から落として、網で冷まします。
  12. スポンジの上面を薄く平らに切り取ります。高さの半分でスライスします。
  13. スポンジの1枚にサンド用のアプリコットジャムを塗り、サンドしてはみ出たジャムをスパチュラでならします。
  14. スポンジの上面ピッタリにカットしたオーブンシートを被せて上にのせてひっくり返します。
  15. スポンジを型より一回り小さい台の上に載せます。
  16. フライパンにアプリコットジャム、水、グラニュー糖を加えて火にかけて煮詰めます。ヘラで底が一瞬見えるくらい、ダレない程度まで煮詰めます。
  17. ジャムをスポンジの上面から全体に流しかけて表面を平らにならして乾かします。垂れているジャムをスパチュラでならしながら落とします。
  18. 大きめののフライパンに氷水を用意して、フライパンに水、グラニュー糖を入れて火にかけ、沸騰させます。
  19. 火を止めてから刻んだチョコレートを加えてヘラでよく溶かします。
  20. 再び火にかけて100度まで煮詰めて火を止めます。
  21. フライパンの底を氷水に浸けてシリコンヘラで混ぜながら30度まで冷まします。
  22. 粘り気が出てきたところでもう一度温めて、少し緩くなったらジャムがけしたスポンジにチョコレートを一気に流しかけます。
  23. スパチュラで上面を平らにならしながら側面に流します。固まる前に垂れたチョコレートをスパチュラで落とします。
  24. 冷蔵庫で冷やし固めます。
2月 132017
 

Cuocaのときめきラズベリー本格ザッハトルテ。手作りキットを購入してつくってみました。
それこそ「本格ザッハトルテ」の商品名にときめいてしまいましたが、結果的にはがんばったチョコレートケーキに仕上がりました。

チョコレートは難しいと痛感。でも味は美味しいです。

クオカの手作りキット本格ザッハトルテ

クオカの手作りキット本格ザッハトルテ

チョコレートケーキの生地作りからですが、バターを加えた後の生地が思いの外かためになってしまったので(バターで作ったので、マーガリンならやわらかかったかも)、型に入れてもそのままで、トントンしても気泡が出ないため、焼くとかなり中央が膨らみました。焼いた後で出っ張ったところをカットすると、断面に大きな気泡が目立ちました。もう少しきめ細かく作りたいところです。

紙のカップなので、やはり形がいびつになってしまうので、やっぱりきちんと焼くならセルクルかなぁ。

出っ張りをカットする量が全体の1/4ほどにもなり、もったいないので切ったもの同士をアプリコットジャムで貼り付けてマカロン風に。

ジャムを塗って、問題のチョコレートコーティング。電子レンジは苦手なので湯煎で溶かし、多めの量を表面に流して、そのまま側面に垂らしながら伸ばしたかったのですが、チョコレートの量が少なすぎるため、倍の量を追加しました。冨沢商店のミルクチョコレートなので、2個分は少し色が薄いのができました。

流れて下に落ちたチョコレートを集めて、半端のケーキにもたっぷりかけました。こっちの方が滑らかできれいにできました。

チョコレートを扱い慣れていないので、今回のキットでどのように作るのかを学習できました。
結局、小さいケーキにちまちまチョコレートをかけるよりも、1個のホールにしてたっぷりのチョコレートをかけた方が効率がいいし、キレイにしあがりそうです。

あくまでもチョコレートケーキなので、今度はザラザラでカチカチのチョコレートコーティングのザッハトルテを作って見たいです。