6月 262015
 

MacでSONYの「Remote Camera Control」を使って、αで撮影すると同時に、Lightroomに読み込んで操作するという方法です。
使用するUSBケーブルのについても要注意です。

■Remote Camera Control(Mac版)をダウンロードしてインストール

Remote Camera Control 最新版ダウンロード」を開いて「ダウンロード」をクリックします。

「Remote Camera Control 最新版ダウンロード」を開いて「ダウンロード」をクリックします。

「Remote Camera Control 最新版ダウンロード」を開いて「ダウンロード」をクリックします。

ダウンロードした「dmg」ファイルをダブルクリックすると開く画面で「pkg」ファイルをダブルクリックしてインストールを行います。

アプリケーションに「Remote Camera Control」が追加されます。

「Remote Camera Control」が追加されます。

「Remote Camera Control」が追加されます。

■カメラのセットアップ

次にαでの設定を行います。ここではα6000を使っています。
「MENU」ボタンを押して、「USB接続」でOKボタンを押して「PCリモート」を選びます。

「MENU」ボタンを押して、「USB接続」でOKボタンを押して「PCリモート」を選びます。

「MENU」ボタンを押して、「USB接続」でOKボタンを押して「PCリモート」を選びます。

カメラはそのままの状態にしておきます。

■きちんとしたUSBケーブルでMacに接続

αからUSB接続ケーブルでMacに接続します。USB接続ケーブルはデジタルカメラに付属しているものか、データ転送に対応したものを使います。
100均などで売られているUSB接続ケーブルは充電用途のものが多く、データの転送ができませんので、デジタルカメラとMacとの物理的な接続はできますが肝心のデータが送られず、「Remote Camera Control」などのエラーが出てしまいます。充電用ケーブルとデータ転送用のケーブルは、見た目にはほぼ同じですからやっかいです。また、ケーブルが内部で断線している場合も上記エラーが出たりします。接続時にエラーがでてしまう場合は、ケーブルを取り替えて試してみましょう。今後のことを考慮し、充電用とデータ転送用のケーブルを混同しないよう、色分けやタグ付けなどをしておくと便利です。

αからUSBケーブルでMacに接続します。

αからUSBケーブルでMacに接続します。

■「Remote Camera Control」でカメラを検出

「Remote Camera Control」を起動します。
カメラを検出するとこのような画面がでます。

「Remote Camera Control」の操作画面。

「Remote Camera Control」の操作画面。

カメラ側での設定が表示されますが、クリックするとオレンジ色に反転する部分は、下の「−」「+」ボタンをクリックして変更ができます。

「AF/AE」の切り替えもできます。

画質、サイズ、縦横比などもここで変更ができます。
シャッターを押せば、「保存フォルダ」で指定したフォルダーに撮影したデータが記録されますが、ここではLightroomで自働読み込みをするので、監視フォルダーを作成してLightroomで指定をします。

■Lightroomの監視フォルダーを作成

Lightroomで自働読み込みのための監視フォルダーを作成します。
ピクチャでもデスクトップでもいいので、新規フォルダーを作成して任意のフォルダー名をつけておきます。ここではデスクトップに「Remote」というフォルダーを作成しました。

Lightroomの監視用フォルダー

Lightroomの監視用フォルダー

■Lightroomで自働読み込み設定

次にLightroomを起動して、「ファイル」メニューから「自働読み込み」→「監視フォルダー」の「選択」ボタンをクリックして、前の工程で作成した「Remote」フォルダーを指定します。
ほかのフォルダー指定する場合でも、必ず空の状態のフォルダーであることが条件です。

次に「保存先」の「選択」ボタンをクリックして、Lightroomで読み込んだ写真を保存(移動)させるフォルダーを指定します。ここでは「ピクチャ」を選び「サブフォルダー名」はデフォルトの「自働読み込み写真」のままにしておきます。

「自働読み込みを有効にする」にチェックを入れます。

必要に応じて、ファイル名の指定や、メタデータ、キーワードを設定し、「OK」をクリックします。

自働読み込み設定画面

自働読み込み設定画面

もう一度「ファイル」メニューから「自働読み込み」→「自働読み込みを有効にする」にチェックが入っていることを確認して、Lightroomでの設定は完了です。

■カメラで撮影してLightroomに読み込む

カメラをセットして、「Remote Camera Control」のシャッターボタンをクリックすると、監視フォルダーである「Remote」に一瞬記録され、その後自動的にLightroomの保存先である「自働読み込み写真」フォルダーへとデータが移動します。

「Remote Camera Control」のシャッターボタンをクリック。

「Remote Camera Control」のシャッターボタンをクリック。

「Remote」フォルダーは再び空の状態になります。

Lightroomのライブラリモジュールの「自働読み込み写真」フォルダーには、次々と撮影した写真が読み込まれていきます。

Lightroomのライブラリモジュールの「自働読み込み写真」フォルダー

Lightroomのライブラリモジュールの「自働読み込み写真」フォルダー

以上、「Remote Camera Control」を使ってMac上でαの操作をして撮影し、同時にLightroomに読み込む方法を紹介しました。

4月 092014
 

オールアバウトにLightroom mobileのレビューを書きました。Lightroomをお使いでiPadお持ちの方はぜひお試しください。個人的には実用的かと言われると「うーん」ですが、Rawを手軽にモバイルで見たり編集できるのですから、これからが本当に楽しみです。

モバイルでRaw現像ができる! Lightroom mobile

6月 112013
 

※この投稿はMavericksでiPhotoからLightroomにフォトストリームの写真を読み込む方法で、Yosemiteでは使うことができません。

その場合は本文末にある追記「YosemiteおよびLightroom CCを使い、フォトストリームの写真を読み込む(参照)する方法」が便利です。ただし2015年5月6日現在の方法です。今後機能名および方法が変更になる可能性大です。

 

iPhoneやiPadなどで撮影した写真はiCloudを介してフォトストリームに収録されますが、このフォトストリームの中の写真をMacで読み込んだり整理をするには、一般的にiPhotoやApertureが使われます。

私はMacでの写真の読み込み、整理は主にLightroomを使っているのですが、残念ながらデフォルトではLightroomにフォトストリームの写真は読み込まれません。

フォトストリームをMacで見たいのに、その都度iPhotoを起動するのは煩わしかったので、Lightroomでもフォトストリームを読み込んで見られるようにするにはどうすれば? ということで、フォトストリームの場所(フォルダー)を探してみました。

WindowsならiCloudコントロールをダウンロードすれば、「ピクチャ」にフォルダーに「Photo Stream」フォルダーが作られているので、すぐに開いて見られるのですが、ところがMacの場合は相当奥深いところに収納されていました。

・Finderでフォトストリームの大元フォルダーを開く

まずはFinderでMacのフォトストリームの写真が収納されている大元となるフォルダーを、Finderで開きます。
Finderをアクティブにした状態で、メニューバーの「移動」→「フォルダへ移動」を選びます。

メニューバーの「移動」→「フォルダへ移動」を選ぶ。

メニューバーの「移動」→「フォルダへ移動」を選ぶ。

Finder上に「フォルダの場所を入力」画面が開くので、入力欄に

~/ライブラリ/Application Support/iLifeAssetManagement/assets/

と入力して「移動」をクリックします。

~/ライブラリ/Application Support/iLifeAssetManagement/assets/ と入力して「移動」をクリック。

~/ライブラリ/Application Support/iLifeAssetManagement/assets/
と入力して「移動」をクリック。

すると一気にフォトストリームの写真が収納されている、大元のフォルダーが開きます。
この中の「sub」フォルダーがそれです。

「sub」フォルダーを確認。

「sub」フォルダーを確認。

Finderはこのままで、次はLightroomのライブラリを開きます。

●Lightroomのライブラリにフォトストリームを読み込む

Lightroomを起動したら「ライブラリ」モジュールを開きます。

Lightroomの「ライブラリ」モジュール。

Lightroomの「ライブラリ」モジュール。

このライブラリモジュールの画像表示領域に、先ほどのFinderの「sub」フォルダーをドラッグ&ドロップします。

Lightroomの画像表示領域へドラッグ&ドロップ。

Lightroomの画像表示領域へドラッグ&ドロップ。

するとLightroomの読み込みウィンドウが起動します。
プレビュー領域に何も表示されていない場合は、「サブフォルダーを含める」をクリックします。

サブフォルダーを含める」をクリック。

サブフォルダーを含める」をクリック。

「sub」フォルダー内のフォトストリーム写真の一覧が表示されます。ここで写真をカタログに追加する4つの方法の中から「追加」を選びます。これを指定しておくと、フォトストリームの写真を移動やコピーすることなく、写真の元の場所をLightroomがリンクして管理をしてくれます。「保存先」が「マイカタログ」になっていることを確認して、「読み込み」をクリックします。

「追加」を指定して「読み込み」をクリック。

「追加」を指定して「読み込み」をクリック。

読み込みが終了すると読み込みウィンドウが閉じます。ライブラリモジュールの「Macintosh HD」の中に「sub」というフォルダーが追加されます。このバーをクリックすればいつでもフォトストリームの写真を開くことができます。

「sub」というフォルダーが追加された。

「sub」というフォルダーが追加された。

●iPhoneやiPadで新たに撮影した写真を、Lightroomに追加するには?

ここまでの操作では、今現在、フォトストリームに収録されている写真を読み込むことができましたが、新たにiPhoneやiPadなどで撮影した写真は、自動的にLightroomへは読み込まれません。

iPhoneで新たに撮影した写真を、Lightroomに追加するには?

iPhoneで新たに撮影した写真を、Lightroomに追加するには?

そこで定期的に手動でフォルダーの同期を行います。

「sub」フォルダーのバーを右クリックして、コンテキストメニューから「フォルダーを同期」を選びます。

「フォルダーを同期」をクリック。

「フォルダーを同期」をクリック。

すると同期の設定画面が開きます。ここで「新しい(1)の読み込み」という部分の( )内の数字に注目します。(0)の場合は新しくiPhoneやiPadで撮影した写真は無いので同期しても意味がないのですが、(1)以上の数字が表示されていたら、iCloudに新規の写真が追加されていますので、「同期」をクリックします。

「同期」をクリック。

「同期」をクリック。

写真の読み込みウィンドウが開くので、先ほどと同様に「読み込み」をクリックします。

「読み込み」をクリック。

「読み込み」をクリック。

ライブラリモジュールの「sub」フォルダーを開くと、新たに写真が追加されています。

「sub」フォルダーに新しい写真が追加された。

「sub」フォルダーに新しい写真が追加された。

このように、一度Lightroomでフォトストリームの場所を指定しておけば、あとは同期の操作でいつでも新しい写真を開くことができます。

注意したいのは、Lightroomで「sub」フォルダーの名前の変更をすると、Finderのフォルダー名も変わってしまいい、iCloudとの同期ができなくなくなります。Lightroomでは写真を見るか、また現像をするときには、Lightroomで写真の仮想コピーを作成しておくことをおすすめします。

 

追記

Macの「写真」からLightroomのライブラリに読み込む方法

MacOS X Yosemite 10.10.3では、写真画像の管理・編集アプリケーションである「写真」が使えるようになりました。この「写真」アプリケーションは、従来の「iPhoto」に置き換わるMac標準の画像管理・編集アプリケーションで、デジタルカメラの画像を取り込んだ時など、標準で起動するようになっています。

Lightroomをインストールする前の環境では、「写真」アプリケーションで管理している写真画像も多くありますので、この「写真」アプリケーションで管理していた写真画像を。Lightroomで取り込んで扱えるようにするというものです。2015年5月6日現在の方法です)。

この設定を行うには、あらかじめMacの環境設定からiCloudを開き、「写真」の項目にチェックを入れます。オプションをクリックしてダイアログを開き、「自分のフォトストリーム」にチェックが入っていることを確認します。

次に、Finderを開きピクチャの「写真Library」を右クリックで「パッケージの内容を開く」を選び、「Msters」のフォルダーごと、Lightroomのライブラリモジュール画面にドラッグします。

すると読み込みのウィンドウが開くので、ハードディスクなど別のフォルダーに保存するのであれば「コピー」を選び、保存先を指定します。「写真」アプリのフォルダーに読みにいくのであれば「追加」を選び、「保存先」は「マイカタログ」で「読み込み」をクリックします(ただしiCloudのマイフォトストリームには30日間しか保存されないとなっています)。

するとLightroomにMastersというフォルダ名が追加されて、「写真Library」の写真をLightroomで展開することができます。

ただしこのフォルダーは自動的に更新されないので、随時手動で行う必要があります。

繰り返しになりますが「写真」を開いてフォトストリームの写真が読み込まれてから、Lightroomの「Masters」フォルダーを右クリックして「フォルダーを同期」を選びます。

別の方法になりますが、iPhotoの写真をライトルームに読み込む(コピー)するには、Lightroomの「ファイル」メニュー→「プラグインエクストラ」→「iPhotoライブラリから読み込む」を選びます。