まさかGOPANで外来米食パンを焼くことになろうとは…。
震災後、友人宅にカナダの知人から保存食が届けられ、いろいろお裾分けいただいたのですが、その中にアメリカ米も入っていました。
GOPANの「もっと国内米を食べよう!」というコンセプトとは相反するのですが、この状況ですから。
海外からの善意を、お米パンで味わえるなんて。本当にありがたいことだと思います。
< 材料>
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アメリカ産中粒種米…220g
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水…白米と合わせて410g
- 上白糖…16g
- 塩…4g
- 無塩バター…10g
- 小麦グルテン…50g
- ドライイースト…3g
アメリカ中粒種米食パンの自己評価
- もっちり 5
- 甘さ 2
- 身の柔らかさ 4
- きめの細かさ 4
- 形の良さ 3
- 耳の食感 2
今回のアメリカ米は、「premium medium grain」(最高級の中粒種)ということで、カナダでも高価な物だと思われます。
お米食パンが焼ける時の、ご飯が炊けるような香りがあまり感じられず、バターの香りの方が先に立っていました。言い方を変えると、お米くささがほとんど無いんですね。
発酵で結構ふくれた割には、焼き上がりはこじんまりとしています。これは断面を見て納得しました。
食べると思いの外、もっちもっち、もに~っ!としていてびっくり!
身は柔らかで、粘りというよりも、相当弾力が強い。
アメリカ米ってもっとパサパサしてるのかと思っていたので、驚きました。
今まで食べた日本のブランド米と味を比べると、うま味が薄いので、塩味が強く感じられました。
逆に言うと、味が軽やかで食べやすい。スナック感覚で、どんな料理にも合いそうです。
耳はパリポリ。粒々感が残っていて、コメッコのよう。
1個作ったら美味しかったので、もう一度アメリカ米食パンを作りました。
丸ごと1個、お米を分けてもらった友人宅に届けたいと思います。
GOPANで1日に2回同じ種類のお米食パンを焼いたのは、今日が初めてです。