1月 152023
 
編み網み山盛りアップルパイ

「家に残っている食材を使い切ろう! 」フェア実施中につき、昨年いただいて、あと数個残っているりんごと、先日作ったガレットデロワで使った冷凍パイ生地を消費すべく、アップルパイを作りました。

りんごが大きいので山盛りです。型を使わず、周りの三つ編みパイ生地で高さを出しました。

タルト型を使わなくても、りんごの汁があふれることもなく焼けました。

〈材料〉直径18センチ1個

りんごの甘露煮

  • りんご 2個(正味550〜600g)
  • 有塩バター 20g
  • グラニュー糖 60g
  • ラム酒 大さじ2
  • レモン 1/8個

パイ

  • 冷凍パイシート 100g×2枚
  • テリ用の卵黄 適宜
  • テリ用のシロップ 適宜
〈作り方〉
  1. りんごの甘露煮を作ります。8つ割のくし切りにして、皮をむいて芯を取ります。
  2. フライパンにバターとグラニュー糖を入れて中火で溶かし、りんごを加えたら弱火でときどきヘラで優しく返しながら15分炒めます。

  1. ラム酒と、レモンを皮付きのまま加えて、軽く蓋をして5分程煮ます。水分が出てくるので蓋を取って、レモンは房の汁をこしたら取り出します。
  2. 中火で水分をとばし、少し汁が残り、こびりつかない程度まで煮詰めます。
  3. 火を止め、粗熱がとれたらバットに移して冷まします。
  4. パイ生地の形成をします。室温または冷蔵庫で解凍したパイ生地1枚を打ち粉をした台に取り出して、18センチ角に伸ばします。長方形のシートの場合は半分にカットして重ねて、正方形に近い形から伸ばします。
  5. 直径18センチの円形の皿や型などをあてて、ピザカッターでぐるりと切り落とします。

  1. ひとまわり大きく円形にカットしたオーブンペーパーに乗せて、フォークで穴をあけておきます。この状態で冷蔵庫に入れておきます。

  1. もう1枚の生地を取り出して、20センチ角に延ばします。定規を使って1センチ幅で10本、5ミリ幅で9本の短冊にカットします。
残った生地は重ねてリボン状にしてあとで周りに重ねます。

  1. 5ミリ幅の短冊の上端に少量の水を付けて3本重ねて押さえてから三つ編みにします。3本作ります。

  1. りんごの甘露煮を、生地の縁を残して中央に形良く盛ります。
甘露煮全量盛りきりました!

  1. このタイミングでオーブンを220度30分にセットして予熱を開始します。
  2. 1センチ幅の短冊5本を等間隔で平行に置き、残りの5本を1本ずつ斜め平行に等間隔で編み込んでいきます。爪楊枝の先で生地が重なった部分を突いて穴を開けます。残った生地をまとめてリボン状に伸ばして、周りをぐるり一周重ねます。周りをフォークで押して閉じます。周りも爪楊枝で穴を開けておきます。
1箇所重ね順を誤ったところが…おしい!

  1. 三つ編みを周りに重ねて、表面に卵黄を塗ります。
三つ編みの下には卵や水を塗らなくてもそのまま乗せるだけでOK。

  1. 200〜180度で30分焼きます。
  2. 焼き上がり直後にシロップを塗ります。
<後記>
  • りんごの甘露煮は冷やしている間にも汁が出てくるので、生地にのせるときはペーパータオルで拭かないまでもサッと汁を切る程度でOK。残った汁は煮詰めて冷やしておきます。固まるので使う時はレンジで軽く溶かしてヨーグルトのソースとしても。
  • アップルパイはカットしてから数十秒グリルで温めてサーブすると、カフェやバーのおやつに。前述のりんごのシロップをまわしかけるとパーフェクト!

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