ミルキークイーンご飯のもちもち感が大好きなので、以前、岩手、茨城、福島産をよく食べていました。
でも今回のミルキークイーンは、山形県南陽市の献上農家さんが作ったという、(私にとっては)高級米で作るお米食パンなので、お米を量るところから緊張してしまいます。
GOPANのミルキークィーンお米食パン
ミルキークイーンの名前の由来は、
低アミロースで米粒がうっすらミルク状に白く不透明になること。
ということですが、ちょっと難しい…。
お米はアミロースが多いと、パサパサした食感になりますが、ミルキークイーンはこのアミロースが少ないのでもちもち感があり、冷めても固くなりづらく、また玄米が半透明なので、お米の表面が乳白色に見えるところからその名が付いたようです。
低アミロース米には、ほかにも以前食べた「ゆめぴりか」も含まれます。確かにもっちりしていました。
驚くべきはミルキークイーンの来歴で、「コシヒカリ同士から生まれた突然変異」だとは。
特徴は、「コシヒカリよりも柔らかいのに粘りけが強い」ところにあるようです。
<材料>
- 山形県産ミルキークイーン…220g
- 水…白米と合わせて410g からスタート
- 今回はこの水分量に「+5.6ml」足したので、
白米(220g)+水=415.6g
になります。
ミルキークイーンお米食パンの自己評価
- もっちり 4
- 甘さ 3
- 身の柔らかさ 5
- きめの細かさ 4
- 形の良さ 3
- 耳の食感 3
- 口溶け 3
- 粘りけ 5
GOPANのミルキークィーンお米食パンの断面
洗う段階で、手にしっかり粒感が伝わってきます。じゃりじゃりするような感覚でした。
今回は、洗米後すぐにGOPANにセットしましたが、ミルはスムースでした。
こねの段階では、いつもと分量はほとんど変わりませんが、ずっしり重い感じが伝わってきます。
「私は普通のお米とは違うわよ」と、存在感をアピールしてるかのようです。
「クイーン」ですからねぇ。
焼ける香りも上品でおいしそう。
GOPANのミルキークィーンお米食パンをスライス。見るからにふわふわして柔らかそう
焼き上がったパンケースを取りだした瞬間、意外に「軽い」印象でした。
スライスすると、すごい粘って、パン同士が貼りつきます。
身のふんわり感はスペシャルな綿のよう。…でもちぎろうとすると手にくっつきます。
噛むともっちり。甘みはあまり強くありません。
耳にうまみがあり、少し塩気が効いていてシャリシャリ感がお米らしいです。
食感が変化に富んでいるのが特徴です。
味は上品で主張しすぎないので、おかずに合わせやすいパンだと思います。
翌日のパンの触感は、ふわふわのままです。
食べるともっちもち度が増幅していて、お餅のようです。
しかも甘み、うま味も増しています。
さすが「クイーン」です。