7月 022011
 

今回のGOPANのブランド米食パンは、山形県南陽市の献上農家、青木氏が作った昭和天皇穀物献上米こしひかりです。

GOPANの山形県産こしひかりお米食パン

GOPANの山形県産こしひかりお米食パン

1kgで788円という、私にとっては史上最高値のお米。失敗は許されません~。

 

<材料>

  • 山形県産こしひかり米…220g
  • 水…白米と合わせて410g からスタート
    • 今回はこの水分量に「+7.0ml」足したので、
      白米(220g)+水=417.0g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

山形県産こしひかりお米食パンの自己評価

  • もっちり 4
  • 甘さ 2
  • 身の柔らかさ 4
  • きめの細かさ 5
  • 形の良さ 4
  • 耳の食感 4
  • 口溶け 3
  • 粘りけ 5
山形県産こしひかりお米食パンの断面

山形県産こしひかりお米食パンの断面

今朝炊いて食べた山形県産献上農家のこしひかりご飯と同様に、甘みが少なく、その分うま味がとても強いです。

塩気もかなり強く感じるので、あとでのどが渇くかなと思うほど。

山形県産こしひかりお米食パンをスライス

山形県産こしひかりお米食パンをスライス

耳を切るときに、表面がパリパリしていて、今までにない感覚でした。
サクサクで食べやすく、身はきめ細やかでふわっふわ。

意外にあっさりいただけるお米食パンです。

次の日でも、身がとてもふわふわです。

 

6月 142011
 

昨日のご飯でいただいたお米、「島根県産奥出雲仁多米」でGOPANのお米食パンを作りました。

GOPANの奥出雲仁多米お米食パン

GOPANの奥出雲仁多米お米食パン

奥出雲仁多米ご飯はとても軽い印象だったのですが、お米食パンは真逆の食感に変貌。驚きです。

 

<材料>

  • 奥出雲仁多米…220g
  • 水…白米と合わせて410g からスタート
    • 今回はこの水分量に「+13.2ml」足したので、
      白米(220g)+水=423.2g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

奥出雲仁多米お米食パンの自己評価

  • もっちり 5
  • 甘さ 5
  • 身の柔らかさ 2
  • きめの細かさ 3
  • 形の良さ 4
  • 耳の食感 3
  • 口溶け 2
  • 粘りけ 4

 

奥出雲仁多米お米食パンの断面

奥出雲仁多米お米食パンの断面

こねているときから、弾力の強さがわかりました。
水を追加する前はかなり固く、水も13.2gも追加したにもかかわらず、粘りけは出ずに、弾力が少し弱まった程度でした。

一口食べてびっくり。もっちりさが尋常じゃないです。

身はふわふわしているのに、噛むのには結構力がいります。また飲み込むまで咀嚼の回数も多いです。

耳もかみ切るというより、引きちぎって食べるといった感じで、食べ続けると顎が疲れるほど。

奥出雲仁多米お米食パンをスライス

奥出雲仁多米お米食パンをスライス

味も強いです。
お米らしい香ばしい味が口の中に広がり、あとから甘みとうま味が主張し始めて、食べ終わったあとも、甘さ、うま味がじーんと残ります。
後味がかなり強いので、おかずを選びます。

ご飯では軽やかだったのに対して、お米食パンではもっちもっちしているのはなぜなんだろう。

おそらくご飯粒では空気を多く性質だったものが、ミルで粉砕してこねることによって密度が濃くなり、もっちもっちになったのではないのかと考えています。

翌日に食べたところ、身のもっちりさは少し緩和されていました。
やはり水分が飛ぶので多少ぱさつき間がはありますが、そのぶんさらに甘く塩気も濃いです。

お米らしい味わいも増していて、濃い味のおかずを食べた後でも十分にお米パンの味が楽しめました

 

6月 062011
 

今回のGOPANのブランドお米食パンは、皇室献上米にも選ばれたという、茨城県産「おかずのいらないかわちのお米」です。

GOPANのおかずのいらないかわちのお米食パン

GOPANのおかずのいらないかわちのお米食パン

 

ものすごいインパクトのあるお米だと思います。これはもう、スペシャルとしかいいようがありません。

 

<材料>

  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

おかずのいらないかわちのお米食パンの自己評価

  • もっちり 5
  • 甘さ 5
  • 身の柔らかさ 5
  • きめの細かさ 5
  • 形の良さ 4
  • 耳の食感 3
  • 口溶け 3
  • 粘りけ 3

 

GOPANのおかずのいらないかわちのお米食パンの断面

GOPANのおかずのいらないかわちのお米食パンの断面

 

こじんまりとですが、形良く焼けました。
きめの整った断面がきれいです。

スライスするときにもナイフには粘り着きにくいです。

GOPANのおかずのいらないかわちのお米食パンをスライス

GOPANのおかずのいらないかわちのお米食パンをスライス

 

身の触感はふんわり。
はむっと一口食べると、甘み、うま味が濃い!濃い!濃い!
塩味も強く感じます。

耳はこれをさらに3割増したぐらいに味が濃い。

今まで作って食べたお米食パンとは全く違う、別格のお米食パンができたという感じ。
これを食べたあとでは、おかずを食べる気が失せるほど。

スペシャルなお米食パンをつくりたいなら、この「おかずのいらないかわちのお米」は絶対外せません。

今朝のご飯同様、お米食パンも格別な味です。

 

6月 022011
 

ミルキークイーンご飯のもちもち感が大好きなので、以前、岩手、茨城、福島産をよく食べていました。
でも今回のミルキークイーンは、山形県南陽市の献上農家さんが作ったという、(私にとっては)高級米で作るお米食パンなので、お米を量るところから緊張してしまいます。

 

GOPANのミルキークィーンお米食パン

GOPANのミルキークィーンお米食パン

ミルキークイーンの名前の由来は、

低アミロースで米粒がうっすらミルク状に白く不透明になること。

ということですが、ちょっと難しい…。

お米はアミロースが多いと、パサパサした食感になりますが、ミルキークイーンはこのアミロースが少ないのでもちもち感があり、冷めても固くなりづらく、また玄米が半透明なので、お米の表面が乳白色に見えるところからその名が付いたようです。

低アミロース米には、ほかにも以前食べた「ゆめぴりか」も含まれます。確かにもっちりしていました。

驚くべきはミルキークイーンの来歴で、「コシヒカリ同士から生まれた突然変異」だとは。
特徴は、「コシヒカリよりも柔らかいのに粘りけが強い」ところにあるようです。

 

<材料>

  • 山形県産ミルキークイーン…220g
  • 水…白米と合わせて410g からスタート
    • 今回はこの水分量に「+5.6ml」足したので、
      白米(220g)+水=415.6g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

ミルキークイーンお米食パンの自己評価

  • もっちり 4
  • 甘さ 3
  • 身の柔らかさ 5
  • きめの細かさ 4
  • 形の良さ 3
  • 耳の食感 3
  • 口溶け 3
  • 粘りけ 5

 

GOPANのミルキークィーンお米食パンの断面

GOPANのミルキークィーンお米食パンの断面

洗う段階で、手にしっかり粒感が伝わってきます。じゃりじゃりするような感覚でした。
今回は、洗米後すぐにGOPANにセットしましたが、ミルはスムースでした。

こねの段階では、いつもと分量はほとんど変わりませんが、ずっしり重い感じが伝わってきます。
「私は普通のお米とは違うわよ」と、存在感をアピールしてるかのようです。
「クイーン」ですからねぇ。

焼ける香りも上品でおいしそう。

GOPANのミルキークィーンお米食パンをスライス。見るからにふわふわして柔らかそう

GOPANのミルキークィーンお米食パンをスライス。見るからにふわふわして柔らかそう

焼き上がったパンケースを取りだした瞬間、意外に「軽い」印象でした。

スライスすると、すごい粘って、パン同士が貼りつきます。

身のふんわり感はスペシャルな綿のよう。…でもちぎろうとすると手にくっつきます。
噛むともっちり。甘みはあまり強くありません。

耳にうまみがあり、少し塩気が効いていてシャリシャリ感がお米らしいです。

食感が変化に富んでいるのが特徴です。
味は上品で主張しすぎないので、おかずに合わせやすいパンだと思います。

 

翌日のパンの触感は、ふわふわのままです。
食べるともっちもち度が増幅していて、お餅のようです。
しかも甘み、うま味も増しています。
さすが「クイーン」です。

 

5月 292011
 

今回のGOPANで作るブランド米食パンは、全国名水百選に認定されている富山県入善町産の「てんたかく」で作るお米食パンです。

GOPANの富山県産てんたかくお米食パン

GOPANの富山県産てんたかくお米食パン

てんたかく」の名前の由来は、

新米が実る秋に稲穂がそよぐ澄み渡る空をイメージし、食欲の秋を連想させ、格調が高い。

というものだそうです。

実りは8月下旬という、富山では一番早い時期に収穫できるお米で、来歴を見ると、母が「ハナエチゼン」、父が「ひとめぼれ」で、どちらもコシヒカリの系統です。

 

<材料>

  • 富山県産てんたかく…220g
  • 水…白米と合わせて410g からスタート
    • 今回はこの水分量に「+6.9ml」足したので、
      白米(220g)+水=416.9g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

てんたかくお米食パンの自己評価

  • もっちり 4
  • 甘さ 3
  • 身の柔らかさ 5
  • きめの細かさ 4
  • 形の良さ 4
  • 耳の食感 4
  • 口溶け 3
  • 粘りけ 2

 

GOPANのてんたかくお米食パンの断面

GOPANのてんたかくお米食パンの断面

今回、前の晩からお米を水に浸しておいたのですが、ミル時のお米粉砕音がものすごかったです。
こねの状態を見ていても、弾力を強く感じます。

こねの時にお水を6.9mlも足したのに、焼き上がって持った感じはとても軽く感じました。

耳は薄くパリパリしていて、ナイフがスッと入りました。

GOPANのてんたかくお米食パンをスライス

GOPANのてんたかくお米食パンをスライス

身はきめ細かく、触れると綿のようにふわふわしています。

食感は、粘りはないけれど、弾力がありもちっとしていて、味は甘みが少なく、お米らしいお味というのが第一印象です。

前回はGOPANのブランドお米食パンで失敗してしまったので、今回はびくびくものでしたが、形もきれいに、きめ細かく焼き上がってホッとしました。