8月 262020
 

高価なマスカルポーネは使いません。自家製ヨーグルトを水切りして、乳脂肪45%の生クリームと合わせることで濃厚な味が楽しめます。油を使わないビスコッティも自家製。抹茶と言えば黒蜜かな、ということでビスコッティを黒糖シロップに浸しました。

サクサクビスコッティ

<材料>100mlのグラス4個分

ビスコッティ

  • 薄力粉 25g
  • 卵黄 1個分
  • 卵白 1個分
  • 細粒グラニュー糖 25g

クリーム

  • プレーンヨーグルト 200g
  • ビスコッティ 12枚
  • はちみつ 25g
  • 生クリーム(乳脂肪45%) 100ml 
  • ホワイトラム 小さじ1
  • グラニュー糖 15g

黒糖シロップ

  • 黒糖 30g
  • 水 30ml
  • 塩 ほんのひとつまみ
  • 抹茶 小さじ2

<作り方>

  1. ビスコッティを作ります。薄力粉を2回ふるっておきます。
  2. 卵白を泡立て用のボウルに入れて、ハンドミキサーで角がおじぎする程度まで泡立てます。
  3. 細粒グラニュー糖の半分の砂糖を加えて、角が立つまで泡立てます。
  4. 別のボウルに卵黄と残りの砂糖を入れて、ハンドミキサーで白っぽくなるまで混ぜます。
  5. 泡立てた卵白を卵黄のボウルに数回に分けて加えては混ぜます。
  6. 薄力粉を加えてシリコンヘラで切るように混ぜます。
  7. オーブンを180度20分にセットして余熱を開始します。
  8. 天板にオーブンシートを敷き、生地をスプーンですくって、おおよそ3センチほどの円形に生地を落とし、12個分作ります。
  9. 180度〜160度でしっかりと焼き、取り出したら網にのせて冷まします。
  10. 水切りヨーグルトを作ります。コーヒーフィルターにヨーグルトをのせて、冷蔵庫で1時間以上水切りして半分以下の重量(正味90g)にします。漉して出たホエイは料理やドリンクに活用します。
  11. 黒糖シロップを作ります。小鍋に黒糖、水、塩を入れて一煮立ちしたら、小皿に移して冷ましておきます。
  12. クリームを作ります。中ボウルにヨーグルトとはちみつを入れて滑らかに混ぜ合わせます。
  13. 泡立て用のボウルに生クリームを入れて、グラニュー糖を加えて軽く角が立つまでます。
  14. ヨーグルトとはちみつのボウルにホイップを数回に分けて加えては混ぜます。
  15. 器を4個用意します。
  16. 器に生地の1/12の量をスプーンでひとすくいして入れ、ビスコッティを黒糖シロップに片面ずつ5〜10秒ひたしてしみこませてから、生地に重ねて軽く押します。
  17. さらに生地をひとすくい入れて、ビスコッティを黒糖シロップに浸して生地に重ねて軽く押します。これをもう一回繰り返します。
  18. 生地の表面をシリコンヘラで器をまわしながら平らにならし、茶こしで抹茶を振ります。
  19. 冷蔵室で約1時間冷やします。
8月 212020
 
レアチーズケーキをラズベリーゼリーとクリアーなゼリーに閉じ込めました

レアチーズの水まんじゅうのビジュアルが目に焼き付いて、食べてみたいので作ってみることに。

和洋折衷の味が興味深くて、はじめは水まんじゅうの素で作りましたが、ドームが白濁して中のレアチーズケーキが見えないし、しかも味は…うーん。ぷにぷにした水まんじゅうとレアチーズケーキはわたし的には分けて食べたいと思いました。

水まんじゅうの素で作ったバージョン。中のレアチーズが見えないし、味と食感のバランスもいまいち。

そこで今回は水信玄餅風に、アガーでドームを作ってみました。クリアなドーム状のゼリーの中のレアチーズケーキが、レンズのように浮かび上がっておもしろい! 
ベースのラズベリーゼリーの酸味がとてもマッチしていていて、後味もスッキリ! 食後のデザートにピッタリでした。これはまた作りたいです。

スプーンを入れて口に入れるまでのドキドキ感!

レアチーズケーキ生地の量はちょこっとなので、絞り袋が無くてもラップで代用できます。

<材料> 2人分(1個100mlの丸製氷器2個分)

  • ミネラルウォーター 180ml
  • アガー 6g
  • グラニュー糖 15g

レアチーズケーキ 

  • クリームチーズ(フィラデルフィア) 30g
  • グラニュー糖 5g
  • 生クリーム(乳脂肪45%) 20g
  • ラズベリージャム 10g

<作り方>

  1. レアチーズケーキ生地を作ります。クリームチーズを中ボウルに入れて室温に戻し、シリコンヘラでクリーム状に練ります。グラニュー糖を加えて混ぜ、生クリームを加えて泡立て器で混ぜ、八分立てにします。
  2. ラップで絞り袋を作ります。大きくカットしたラップの左上にレアチーズケーキ生地をまとめてのせて、生地のすぐ右下に口金の先が右下に向くように置き、ラップを下から2つに折って生地と口金を覆い重ねます。口金の先を指で押さえて支点にして、左側を右方向に転がして円錐状にくるくると巻いて、ラップの上を閉じます。口金の先のラップをハサミでキレイにカットします。
  3. 生地が緩く垂れるようであれば、そのまま冷蔵庫に1時間ほど冷やします。
  4. バットにオーブンシートを5センチ角にカットしてのせて、そこにクリームを盛り上げるように絞り出し、バットごと冷凍庫で1時間ほど冷やし固めます。
  5. ゼリーを作ります。製氷型を水でゆすいでおきます。
  6. アガーとグラニュー糖を器に入れて、泡立て器で混ぜ合わせておきます。
  7. 鍋に水を注ぎ、アガーとグラニュー糖を振り入れて泡立て器でダマにならないように混ぜます。
  8. 中火にかけながら、たえずヘラで混ぜ、沸々と沸騰し始めたところで火からおろします。
  9. 鍋底を冷水で冷やしながらヘラで混ぜて、あら熱が取れてとろみが出る前に手早く器の半分まで注ぎます。
  10. 冷やし固めたレアチーズケーキ生地を逆さまにゼリーに差し込みます。底だけが見えるように押し込み、製氷器にラップをかけて冷蔵庫で1時間冷やし固めます。
  11. 鍋に残っているゼリーにラズベリージャムを加えて中火にかけて、ヘラで混ぜて溶かします。
  12. 鍋底を冷水で冷やしながら混ぜてあら熱を取り、器に注ぎ、冷蔵庫で1時間以上冷やし固めます。
  13. 皿にひっくり返して取り出します。
8月 032020
 

有り合わせの果物でフルーツサンド。ギリシャヨーグルトを水切りして、クリームチーズの代わりにホイップと混ぜると爽やか!
自家製の食パンなので耳がちょっと硬めだったのですが、そんなのどうでも良いくらいおいしくて食べ終わるまでもう無我夢中でした。

<材料>

クリーム

  • ヨーグルト 100gを水切りして50gに(またはヨーグルトの代わりにクリームチーズを使う場合は50g)
  • 生クリーム 100ml
  • グラニュー糖 40g
  • バニラオイル 数滴

  • バナナ 1本
  • キウイ 1個
  • (ブルーベリーなどお好みで) 
  • レモン汁 適宜

食パン 8枚切り4枚

<作り方>

  1. ヨーグルトをコーヒーのペーパーフィルターに100g入れて、1時間ほど水切りしておおよそ半量にします(ヨーグルトの代わりにクリームチーズを使う場合は室温に戻しておきます)。
  2. 泡だて用ボウルに生クリームとグラニュー糖半量を入れて8分立てします。
  3. 水切りヨーグルト(またはクリームチーズ)に残りのグラニュー糖を入れて滑らかに混ぜ、ホイップとバニラを混ぜます。バニラオイルを加えて混ぜます。
  4. バナナを4等分に輪切りして、レモン汁をまぶしておきます。キウイは1.5センチ角にカットしておきます。
  5. 8枚切りの食パンにクリームを全体に一層塗り、バナナを対角線上に横置きに並べて、間にキウイをちりばめます。
  6. 残りのクリームを隙間無く塗り重ねて食パンを重ねてラップでクリームがはみ出さないように包み、対角線の上の部分に印を付けておきます。
  7. 冷蔵庫で2〜3時間ほど冷やします。
  8. ナイフを温めて、対角線にナイフを入れてラップごとカットします。
7月 152020
 
なんだこりゃなかぼちやのモンブラン

ごつごつ無骨ですがモンブラン。近県のかぼちゃが手に入ったので、かぼちゃのモンブランに挑戦してみました。

味はおいしいけど見た目がなぁ。フィナンシェは単品でもいけるかも。

土台のフィナンシェ
かぼちやクリームぎっしり

<材料> 直径6センチ6個

土台のフィナンシェ

  • 無塩バター 30g
  • グラニュー糖 30g
  • 溶き卵 30g
  • アーモンドプードル 15g
  • 薄力粉 15g
  • 塩 ほんのひとつまみ
  • ローストアーモンドオイル 数滴

かぼちゃクリーム

  • かぼちゃ 正味(種と皮を取って2センチ角にカット) 220〜250g
  • シナモン 小さじ1/4
  • 無塩バター 30g
  • グラニュー糖 40g
  • 塩 ほんのひとつまみ
  • 牛乳 大さじ2〜5

ホイップクリーム(作りやすい量)

  • 生クリーム(乳脂肪47%) 80〜100ml
  • 細粒グラニュー糖 大さじ1
  • ブランデー 小さじ1/2

トッピング用のかぼちゃ

  • かぼちゃを1センチ角にカットしたもの 6個

<作り方>

  1. 土台のフィナンシェを作ります。小ボウルに粉類を混ぜ合わせておきます。マフィン型の敷紙を6枚用意して、マフィン金型に入れておきます。
  2. バターを中ボウルに入れてバターを室温にもどし、ヘラでクリーム状にします。
  3. グラニュー糖を加えて白っぽくなるまで混ぜます。
  4. 溶き卵を加えてよく混ぜます。ローストアーモンドオイルを加えます。
  5. 粉類をザッと加えて、ヘラで粉気がなくまるまで混ぜます。
  6. マフィン型に生地を均等に入れて、マフィン金型の底をトントンとたたいてならします。
  7. 180度で20分焼きます。
  8. 取り出したら熱いうちに紙を剥がし、ケーキクーラーで冷まします。
  9. かぼちゃのクリームを作ります。かぼちゃを切って皮の緑の部分をしっかり切り落とします。
  10. ボウルに入れてフワッとラップをかけて、600wのレンジで5分加熱します。トッピング用のかぼちゃも別皿に入れてラップをフワッとかけて、いっしょに2分くらい加熱しておきます。
  11. フードプロセッサーにかぼちゃとシナモン、グラニュー糖、塩、牛乳を加えて、しっかり攪拌します。牛乳で固さを調整(絞り出す場合は気持ちゆるめにして、うらごし)します。ボウルまたは口金を取り付けた絞り袋に移して冷蔵庫で冷やしておきます。
  12. ホイップ用のボウルに生クリームとグラニュー糖を入れて泡立てて、ブランデーを加えてしっかり角が立つまで泡立てます。
  13. 大サイズのラップを大きめにカットして広げて、中心から気持ち左上にホイップをまとめてのせて、ラップを下から上に折り重ねて、底辺の中央から気持ち右側を指で押さえて、上を右側に転がして円錐型に巻き、上を絞って閉じ、下の先端を絞り出したい大きさにカットします。
  14. フィナンシェをオーブンペーパーに並べて、ホイップを中央に3センチほどの高さに盛り上げるように絞り出します。(残ったホイップは、先をラップで覆って、そのまま冷凍庫で保存し、他の料理に利用します)
  15. ホイップの周りにかぼちゃクリームを貼り付けるように盛りつけて、ラップで覆って上から軽く押しながら形を整えます。
  16. トッピングのかぼちゃをのせます。

<反省>

はじめはモンブラン用の口金を取り付けて絞り出すはずでしたが、クリームが固く、途中で詰まってしまい…、力を振り絞りましたが断念。絞り袋からクリームを取り出し、このような結果に。絞り出すならクリームは牛乳でゆるめにして、裏ごしもすべきでした。クリームも想定していたよりも多すぎたのでもう少し少なくするか、絞り出すなら丸口金の方がいいかなと。ただ、クリームの色が色だけに、絞り出した姿を想像すると…。やはりヘラで盛りつけて、フォークの先などで模様をつけるのもいいかなと思いました。

6月 242020
 

昨日作った自家製アイスクリームが固まる半生状態のときに、台湾カステラでサンドしてアイスケーキにしてみました。

なんとも贅沢な組み合わせ。

台湾カステラをアイスケーキにする場合は、砂糖を多めにした方がいいですね。

冷凍すれば固くなるので、台湾カステラ特有のソフトな食感ではなくなります。手間がかかった割にちょっとがっかりです。

常温のふわふわ台湾カステラに、バニラアイスクリームを添えた方が断然おいしいと思いました。

<材料>

<作り方>

  1. 台湾カステラが焼けたら十分に冷まして、はがしたオーブンペーパーに包んで、さらにラップで包んで、パウンドケーキ形に入れた状態で冷蔵庫でひやします。
  2. 台湾カステラを2枚にスライスして、1の状態に包み直して、冷凍庫に入れておきます。
  3. 自家製バニラアイスクリームが固まる半生の状態のときに、台湾カステラに盛りつけてサンドして、また包み直し、パウンドケーキ型に入れた状態で冷凍庫に入れます。
  4. 十分に冷え固まったら、温めたナイフでカットして盛りつけます。