2月 222012
 

あこ有機培養酵母をフランスパン用粉でこねて、ビーフカレーのフィリングを包んで焼きました。

あこ有機培養酵母のカレーロールパンの断面

あこ有機培養酵母のカレーロールパンの断面

カレーはフィリング用に米粉を加えて煮込みましたので、焼いている間にはみ出ませんでした。
カレーフィリングは1個あたり25g詰まっているので、食べ応えがっつりです(個人の感想です)。

あこ有機培養酵母のカレーロールパン

あこ有機培養酵母のカレーロールパン

今回もあこ有機培養酵母生種を使いましたが、ホシノ天然酵母生種で作ったときとほぼ同じベーカーズパーセントおよび時間分配でOKでした。

 

材料>6個分

  • 強力粉(フランスパン用)…150g
  • きび糖…13g
  • 塩…1.3g
  • ミルクパウダー…10g
  • 浄水…75ml
  • あこ有機培養酵母生種(ストロング)…12g
  • 無塩バター…10g
  • カレーを米粉で煮込んだもの…150g

 

作り方

  1. カレー(150g)を米粉(小さじ2程度)を同量の水で溶いて煮込み、とろみをつけて冷まします。
  2. 大ボウルに粉類を入れて泡立て器でよく混ぜます。
  3. あこ有機培養酵母生種を加えます。
  4. 浄水を15秒温めて注いでこねます。
  5. ある程度まとまったら、無塩バターを加えて、手で握りつぶすような感じで混ぜ、よくこねます。
  6. 生地を丸めてボウルに戻し、ラップをして室温(19度くらい)で9時間一次発酵。
  7. パン生地が2倍にふくれたらガス抜きをして取り出します。
  8. 包丁で6等分にして丸めて20分ベンチタイム
  9. 生地を丸く平たく広めに伸ばし、その上にカレーフィリング(25g)を乗せ、包んで縁をきっちり留めて下にして、クッペ型にします。
  10. オーブンの発酵モード(40度)で90分二次発酵。
  11. 1.5~2倍にふくれたら、クープを3箇所入れて200度で15分焼きます。

 

2月 212012
 

はるゆたかを昨日おこしたばかりのあこ有機培養酵母と水、塩、砂糖だけでこねた、基本のテーブルロールパンです。

昨日のホシノ天然酵母ハートロールとほぼ同じ材料を同量でこねて焼きました。
はるゆたかで酵母の違いを食べ比べしたかったのです。

驚きました。一次発酵の膨らみ方から違います。

はるゆたかのあこ有機培養酵母ロールパン

はるゆたかのあこ有機培養酵母ロールパン

あこ有機培養酵母は、ホシノ天然酵母よりも発酵に時間がかるということなのですが、わたしの場合は逆でした。
いつもは夜中0時台に生地をこねて、一次発酵は19度の室温で9時間ほどなのですが、今朝は7時に起きてすぐに生地を見てみたら、ゆうに3倍に膨らんでいて「うおぉっ\(◎o◎)/?!」と思わず叫んでしまったほどです。

2次発酵はいつもと同じなのですが、焼成での膨らみ方が力強いです。
「ストロング」の名称はここからきているのかしら。

食べてみると、ふわっともちっと!
味も食感も、昨日のホシノ天然酵母とは全く別物という印象です。ホシノ天然酵母の方は気持ち味が濃いのに対して、あこ有機培養酵の方はそれが抑えられている感じです。

甘みは昨日よりも強くは無いものの、癖の無い甘みをしっかりと感じます。
食べたあとも甘みが残ります。
これでしたら、いつもの砂糖の量を80%に減らしてもいいかもしれません。
ただし、米由来の酵母特有の、甘酒のような酒粕のようなどっしりとした甘み、風味は、ホシノ天然酵母よりも少ないです。酵母を起こしたときにはしっかりと酒粕のような香りがしたのに。オドロキです。

はるゆたかは、昨日同様、もっちり弾力が強く、それ自体の風味の違いはわたしにはよくわかりませんが、酵母の違いで全体の風味や食感がこれほどまでに変わるのかというのは、ものすごく興味深いことでした。

 

<材料>6個分

 

作り方

  1. 大ボウルに粉類を入れて、泡立て器で混ぜ合わせておきます。
  2. あこ有機培養酵母生種を加え、浄水をレンジで15秒温めて注いでこねます。
  3. 室温(19度くらい)で7時間一次発酵。
  4. パン生地が2倍にふくれたらガス抜きをして取り出し、丸め直して20分ベンチタイム。
  5. 平たく伸ばして丸め直し、シリコン型にに入れ、オーブンの発酵モード(40度)で90分二次発酵。
  6. 1.5~2倍にふくれたら、オーブンで180度20分焼きます。

 

2月 212012
 

あこ有機培養天然酵母を少量だけおこしました。
粉末で25g、できあがりが70g強なので、自分が作るロールパン(5~6個)を5回で使い切る量です。

あこ有機培養天然酵母おこし(少量)

あこ有機培養天然酵母おこし(少量)

 


材料>ロールパン6個×5回分

  • あこ有機培養天然酵母(ストロング)…25g
  • 浄水…50ml

 

<作り方>

  1. 容器と温度計の先を煮沸消毒します。
  2. 容器が熱いうちに浄水を入れます。
  3. 水が35度になったらあこ有機培養酵母を入れます。
  4. 温度計の先で手応えが出るまでよく混ぜます。
  5. 軽くふたをして、ヨーグルトメーカーを30度に設定して28時間発酵させます。
  6. 泡立ちが落ち着きトロトロになってプツッ、プツッと小さい気泡がたつ程度になったところで冷蔵庫で保存します。
熟成後。小さい気泡が時折たちます

熟成後。小さい気泡が時折たちます

 

2月 202012
 

はるゆたかのハート型テーブルロールです。
シンプルに粉、水、きび糖、塩、ホシノ天然酵母だけを使って、自家製のアルミハートパン型で焼きました。

はるゆたかのホシノ天然酵母ハートロール

はるゆたかのホシノ天然酵母ハートロール

はるゆたかは以前試したことがあるのですが、まだ天然酵母パン作りの超初心者だったため、むちむちした感じに焼き上がってあまりいい印象ではなかったのです。
手作りパンのおいしさもよくわからないレベルでしたから、素材の良さを理解できていなかったのかも。もったいないことをしました。

その後、春よ恋が扱いやすくておいしくできたので、以来春よ恋派だったのですが、数年ぶりにはるゆたかにリベンジしてみました。

今回のはるゆたかロールパンのもっちりさは、これまで作って食べた小麦パンの中ではダントツです!
なるほどー、ある種の弾力さが特徴なんですね。「こしのある」というのが近いかな。

はるゆたかのホシノ天然酵母ハートロール

はるゆたかのホシノ天然酵母ハートロールをちぎっているところ

あと、驚いたのは、バターも卵も牛乳も加えていないのに、味が濃いです。それはきび糖の甘み、塩の味、ホシノ天然酵母の発酵した甘さもあるのでしょうけれど、ただ、小麦としての味わいというのは、正直わたしにはあまり感じられません。小麦くささというのが少ないだけに、食べやすいのかなぁ。

プレーンなロールパンですが、食感、味、ともに食べ応え十分にあります。野菜スープとともに食べたいですね。

はるゆたかのホシノ天然酵母ハートロール

はるゆたかのホシノ天然酵母ハートロール

 


材料>6個

  • 強力粉(はるゆたか100%)…160g
  • きび糖…15g
  • 塩…1.5g
  • ホシノ天然酵母生種…12g
  • 浄水…75ml

 

作り方

  1. 大ボウルに粉類を入れて、泡立て器で混ぜ合わせておきます。
  2. ホシノ天然酵母生種を加え、浄水をレンジで15秒温めて注いでこねます。
  3. 室温(19度くらい)で9時間一次発酵。
  4. パン生地が2倍にふくれたらガス抜きをして取り出し、丸め直して20分ベンチタイム。
  5. 平たく伸ばして丸め直し、半分まで切り込みを入れ、ハートのパン型にに入れ、オーブンの発酵モード(40度)で90分二次発酵。
    2次発酵前

    2次発酵前

    2次発酵後

    2次発酵後

  6. 1.5~2倍にふくれたら、オーブンで180度20分焼きます。

 

2月 192012
 

紅麹で桜色に生地を染めるのがおもしろくて、今回はホシノ天然酵母生地のカシューナッツ入りのプレーンの生地と、一部に紅麹を練り込んだ生地を重ね合わせてつぼみのように形成してみました。

花のつぼみのカシューナッツロールパン

花のつぼみのカシューナッツロールパン

カシューナッツ入りのパンが食べてみたかったので、先日インド食材店で購入したものを細かく刻んで練り込みました。

花のつぼみのカシューナッツロールパン

花のつぼみのカシューナッツロールパン

あまり膨らませたくなかったのでフランスパン用の粉を使って、低温でじっくり焼いたところ、皮は薄く中はふんわり。
甘さもいつもより控えめなので、でとても食べやすいお食事パンです。

 

材料>6個

  • 強力粉(フランスパン用)…150g
  • きび糖…10g
  • 塩…1.5g
  • ホシノ天然酵母生種…12g
  • 牛乳…100ml
  • 無塩バター…10g
  • カシューナッツ…30g
  • 紅麹…小さ1/3

 

作り方

  1. カシューナッツを細かく刻んでおきます。
  2. 大ボウルに粉類を入れて、泡立て器で混ぜ合わせておきます。
  3. ホシノ天然酵母生種を加え、牛乳をレンジで15秒温めて注いでこねます。
  4. ある程度まとまったらカシューナッツとバターを加えてよくこねます。
  5. 生地の1/3をとりわけて、同量の水で溶いた紅麹を加えてよく練り込みます。
  6. それぞれの生地を容器に入れ、室温(19度くらい)で9時間一次発酵。
  7. パン生地が2倍にふくれたらガス抜きをして取り出し、紅麹の生地は6等分、プレーン生地は12等分して丸め直して20分ベンチタイム。
  8. プレーン生地2つ、紅麹生地を1つ、それぞれ生地を楕円形に伸ばします。
  9. 生地を少しずつずらして重ねてクルクル巻きます。
  10. 生地の胴体を指できゅっと握って、底をきっちり止め、胴体の下を膨らせます。
  11. シリコン型に入れてオーブンの発酵モード(40度)で90分二次発酵。
  12. 1.5~2倍にふくれたら、オーブンで160度20分焼きます。