6月 062011
 

今回のGOPANのブランドお米食パンは、皇室献上米にも選ばれたという、茨城県産「おかずのいらないかわちのお米」です。

GOPANのおかずのいらないかわちのお米食パン

GOPANのおかずのいらないかわちのお米食パン

 

ものすごいインパクトのあるお米だと思います。これはもう、スペシャルとしかいいようがありません。

 

<材料>

  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

おかずのいらないかわちのお米食パンの自己評価

  • もっちり 5
  • 甘さ 5
  • 身の柔らかさ 5
  • きめの細かさ 5
  • 形の良さ 4
  • 耳の食感 3
  • 口溶け 3
  • 粘りけ 3

 

GOPANのおかずのいらないかわちのお米食パンの断面

GOPANのおかずのいらないかわちのお米食パンの断面

 

こじんまりとですが、形良く焼けました。
きめの整った断面がきれいです。

スライスするときにもナイフには粘り着きにくいです。

GOPANのおかずのいらないかわちのお米食パンをスライス

GOPANのおかずのいらないかわちのお米食パンをスライス

 

身の触感はふんわり。
はむっと一口食べると、甘み、うま味が濃い!濃い!濃い!
塩味も強く感じます。

耳はこれをさらに3割増したぐらいに味が濃い。

今まで作って食べたお米食パンとは全く違う、別格のお米食パンができたという感じ。
これを食べたあとでは、おかずを食べる気が失せるほど。

スペシャルなお米食パンをつくりたいなら、この「おかずのいらないかわちのお米」は絶対外せません。

今朝のご飯同様、お米食パンも格別な味です。

 

6月 022011
 

ミルキークイーンご飯のもちもち感が大好きなので、以前、岩手、茨城、福島産をよく食べていました。
でも今回のミルキークイーンは、山形県南陽市の献上農家さんが作ったという、(私にとっては)高級米で作るお米食パンなので、お米を量るところから緊張してしまいます。

 

GOPANのミルキークィーンお米食パン

GOPANのミルキークィーンお米食パン

ミルキークイーンの名前の由来は、

低アミロースで米粒がうっすらミルク状に白く不透明になること。

ということですが、ちょっと難しい…。

お米はアミロースが多いと、パサパサした食感になりますが、ミルキークイーンはこのアミロースが少ないのでもちもち感があり、冷めても固くなりづらく、また玄米が半透明なので、お米の表面が乳白色に見えるところからその名が付いたようです。

低アミロース米には、ほかにも以前食べた「ゆめぴりか」も含まれます。確かにもっちりしていました。

驚くべきはミルキークイーンの来歴で、「コシヒカリ同士から生まれた突然変異」だとは。
特徴は、「コシヒカリよりも柔らかいのに粘りけが強い」ところにあるようです。

 

<材料>

  • 山形県産ミルキークイーン…220g
  • 水…白米と合わせて410g からスタート
    • 今回はこの水分量に「+5.6ml」足したので、
      白米(220g)+水=415.6g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

ミルキークイーンお米食パンの自己評価

  • もっちり 4
  • 甘さ 3
  • 身の柔らかさ 5
  • きめの細かさ 4
  • 形の良さ 3
  • 耳の食感 3
  • 口溶け 3
  • 粘りけ 5

 

GOPANのミルキークィーンお米食パンの断面

GOPANのミルキークィーンお米食パンの断面

洗う段階で、手にしっかり粒感が伝わってきます。じゃりじゃりするような感覚でした。
今回は、洗米後すぐにGOPANにセットしましたが、ミルはスムースでした。

こねの段階では、いつもと分量はほとんど変わりませんが、ずっしり重い感じが伝わってきます。
「私は普通のお米とは違うわよ」と、存在感をアピールしてるかのようです。
「クイーン」ですからねぇ。

焼ける香りも上品でおいしそう。

GOPANのミルキークィーンお米食パンをスライス。見るからにふわふわして柔らかそう

GOPANのミルキークィーンお米食パンをスライス。見るからにふわふわして柔らかそう

焼き上がったパンケースを取りだした瞬間、意外に「軽い」印象でした。

スライスすると、すごい粘って、パン同士が貼りつきます。

身のふんわり感はスペシャルな綿のよう。…でもちぎろうとすると手にくっつきます。
噛むともっちり。甘みはあまり強くありません。

耳にうまみがあり、少し塩気が効いていてシャリシャリ感がお米らしいです。

食感が変化に富んでいるのが特徴です。
味は上品で主張しすぎないので、おかずに合わせやすいパンだと思います。

 

翌日のパンの触感は、ふわふわのままです。
食べるともっちもち度が増幅していて、お餅のようです。
しかも甘み、うま味も増しています。
さすが「クイーン」です。

 

5月 292011
 

今回のGOPANで作るブランド米食パンは、全国名水百選に認定されている富山県入善町産の「てんたかく」で作るお米食パンです。

GOPANの富山県産てんたかくお米食パン

GOPANの富山県産てんたかくお米食パン

てんたかく」の名前の由来は、

新米が実る秋に稲穂がそよぐ澄み渡る空をイメージし、食欲の秋を連想させ、格調が高い。

というものだそうです。

実りは8月下旬という、富山では一番早い時期に収穫できるお米で、来歴を見ると、母が「ハナエチゼン」、父が「ひとめぼれ」で、どちらもコシヒカリの系統です。

 

<材料>

  • 富山県産てんたかく…220g
  • 水…白米と合わせて410g からスタート
    • 今回はこの水分量に「+6.9ml」足したので、
      白米(220g)+水=416.9g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

てんたかくお米食パンの自己評価

  • もっちり 4
  • 甘さ 3
  • 身の柔らかさ 5
  • きめの細かさ 4
  • 形の良さ 4
  • 耳の食感 4
  • 口溶け 3
  • 粘りけ 2

 

GOPANのてんたかくお米食パンの断面

GOPANのてんたかくお米食パンの断面

今回、前の晩からお米を水に浸しておいたのですが、ミル時のお米粉砕音がものすごかったです。
こねの状態を見ていても、弾力を強く感じます。

こねの時にお水を6.9mlも足したのに、焼き上がって持った感じはとても軽く感じました。

耳は薄くパリパリしていて、ナイフがスッと入りました。

GOPANのてんたかくお米食パンをスライス

GOPANのてんたかくお米食パンをスライス

身はきめ細かく、触れると綿のようにふわふわしています。

食感は、粘りはないけれど、弾力がありもちっとしていて、味は甘みが少なく、お米らしいお味というのが第一印象です。

前回はGOPANのブランドお米食パンで失敗してしまったので、今回はびくびくものでしたが、形もきれいに、きめ細かく焼き上がってホッとしました。

 

5月 272011
 

失敗したGOPANのお米食パンを使ったアレンジです。
フレンチトースト用の卵液に一晩浸して、翌朝にこんがり焼くのがポイント。

GOPANの失敗お米食パンでフレンチトースト

GOPANの失敗お米食パンでフレンチトースト

お米食パンの中まで卵液がしみこんでいるので、しっとりふんわり柔らかく美味しくいただけます。
失敗お米食パン特有の「むっちり」した食感が、フレンチトーストにすることで逆に活かされていると思います。

冷めてもしっとりやわらかいまま。「ゆめおばこ」お米食パンだからかな。

 

< 材料>

  • お米食パン…一斤を7~8枚切りにしたうちの3枚分
  • 牛乳…100ml
  • 生クリーム…30ml
  • 卵…100g(2個)
  • きび糖…30g

 

<作り方>

  1. お米食パン3枚を半分にカットして6枚にして、バットに敷きます。
    バットにスライスしたお米食パンを敷きます

    バットにスライスしたお米食パンを敷きます

  2. 牛乳、生クリーム、卵、きび糖をよく溶き混ぜ、バットのパンの上から2.の液を流し入れます。
    卵液をパンにかけます

    卵液をパンにかけます

    卵液にパンを浸します

    卵液にパンを浸します

  3. パンをひっくり返して、ラップをかけて冷蔵庫で一晩寝かせます。
    パンを裏返してラップをかけて冷蔵庫へ

    パンを裏返してラップをかけて冷蔵庫へ

  4. フライパンに少量のバターを溶かして、卵液に浸したお米パンの両面をこんがり焼きます。
    バターを溶かしたフライパンで両面をこんがり焼きます

    バターを溶かしたフライパンで両面をこんがり焼きます

 

5月 262011
 

ああ…。またもやお米食パン、失敗です。

GOPANのお米食パン失敗

GOPANのお米食パン失敗

上面が凹み、エッジが顕著になってしまいました。
水が多すぎる現象です。

今回も、いつものお米食パンどおりに、お米220gを洗い、お米に水をたして410gからスタートしたのですが、こねの段階で、明らかに水分が多かったのがわかりました。

そこで米粉を26g加えたのですが、それでも生地がゆるい状態で、まもなくこねが終わってしまいました。

そのまま発酵段階に移り、ゆるいながらも十分膨らんだのですが、焼き段階はじめのミル動作で、シューとしぼんでしまい、その後膨らみが復活しないまま、焼き上がりました。

GOPANの失敗お米食パンの断面

GOPANの失敗お米食パンの断面

耳が硬くがちがちで、身がむちむちと詰まってべとつきます。

特に今回は、希少な「秋田県産ゆめおばこ」のお米食パンだったので、相当ショックです~。
ゆめおばこがこれほどまでに水を多く含んでいたとは思えないので、私が水の計測を誤ったのですね。

味は、正直おいしいです。食感がごついのが問題です。

失敗お米食パンをスライス。身が粗く表面がごつごつしています

失敗お米食パンをスライス。身が粗く表面がごつごつしています

トーストにすると、幾分緩和されます。次はフレンチトースト風にして食べきります。
ゆめおばこお米食パンはぜひ近いうちにリベンジしたいものです。
それまでお米が売り切れていなければいいのですが…。