9月 172023
 
煮詰めたみりんの風味はなにか懐かしさを感じます

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みりんを使ったお菓子作り第2弾はパウンドケーキ。先日スーパーで茨城県産の栗を売っていて(早い!)、もうそんな季節なのか…ということで昨年作って冷凍しておいた栗の渋皮煮を使い切ることにしました。

最近みりんを煮詰めて甘み付けすることに目覚めてしまったので、今回も同じ量を作りました。

極弱火で20分かけて煮詰めます

パウンドケーキなのでそれだけでは甘みが足りないかと思い、生地にグラニュー糖を足してみましたが、必要なかったかもしれません。渋皮煮もかなり甘めに作っておいたので。

上部の割れ目からみりんブランデーシロップが染みこんでます

みりんが多いと生地がとてもしっとりと柔らかくて、食べるとどこか懐かしい味。何の味だろう…。そういえば栗の甘露煮もみりんを使いますから、みりんと栗の相性は抜群です。

今年もがんばって栗の渋皮煮作ろうかな。

今回使った「日の出 純国産純米本みりん」

今回グラスフェッドバターを使いましたが、バター臭さも感じられず和風パウンドケーキとしておいしくいただきました。

〈材料〉20センチパウンド型1個分(約8人分)
  • みりん 150ml
  • 栗の渋皮煮 100g
  • 無塩バター 100g
  • グラニュー糖 35g
  • 卵 2個

【粉類】

  • 薄力粉 110g
  • 塩 ひとつまみ
  • ベーキングパウダー 小さじ1/2
  • シナモンパウダー 小さじ1/2

【シロップ】

  • みりん 30ml
  • ブランデー 大さじ1
〈作り方〉
  1. みりん150mlを鍋に入れて沸騰後、極弱火で20分ほど煮詰めて半分の量(約80~75ml)にします。器に移して冷ましておきます。
  2. 栗の渋皮煮の汁を切り、5ミリ角にカットしておきます。
  3. パウンド型にオーブンシートを敷いておきます。
  4. 粉類を合わせて3回振るっておきます。
  5. バターを室温に戻して泡立て器でなめらかにして、グラニュー糖を加えて混ぜ、煮詰めたみりんを加えて混ぜます。
  6. 溶き卵を少しずつ加えなから混ぜます。
  7. オーブンを200度30分にセットして予熱を開始します。
  8. 粉類をざっと加えて、刻んだおいた渋皮煮を加えたらシリコンヘラで栗に粉をなじませながら切るように混ぜます。
  9. 型に生地を入れて、表面にXを描くように中央部を深くえぐり、180〜170度で30分焼きます。早目に焦げてくるので温度を下げて調整します。
  10. 小鍋にシロップ用のみりんとブランデーを入れて一煮立ちさせて煮切り、冷まします。
  11. 台にアルミホイルを敷いてその上にラップを敷いておきます。
  12. オーブンから取り出したら型ごと少し高いところからトンと落として、生地をラップの上に取り出してオーブンシートを外し、熱いうちにシロップを塗ります。
  13. ラップとアルミホイルでピッタリ巻いて一晩冷まします。
  14. 冷蔵庫でしっかり冷やしておくとカットしやすいです。

フーディストアワード2023☆レシピ&フォトコンテスト
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9月 172023
 
パクチーを他のハーブに変えても美味しい!

「ビリヤニ」という言葉の響きが大好き。でも最近まで食べたことがなくて謎の料理でした。先日カルディでキットを購入して作ってみたら、それなりに手間がかかるものの、とても好みの味だったのです。キットの原材料名を見たらスパイス類は家にもあるものばかりだったので、改めて自家製にチャレンジ。

ギーやバスマティライスはAmazonのセールで購入。パクチーは苦手なのでミツバに、トッピングはイタリアンパセリに変更。キットよりも美味しくできました。特にギーが味の格上げのキモになったと思います。

本来は特別なイベントで振る舞う料理ということで、作って食べてみて理解できました。バスマティライスをパスタ感覚で茹でてから調理するというのも興味深いです。

炊飯というよりは重ね蒸し焼きという感じです
〈材料〉
  • 鶏もも肉 200g

〈A〉ソース

  • トマトケチャップ 大さじ1
  • プレーンヨーグルト 50g
  • にんにくのみじん切り 1片
  • しょうがのみじん切り 1片
  • クミン・コリアンダー・ターメリック・チリパウダー・カルダモン・シナモン 各小さじ1/4~1/3(お好みで調整)
  • ガラムマサラ 小さじ1
  • 塩 2g

〈B〉具

  • 玉ねぎ小(薄切り) 1/4個
  • ピーマン(粗みじん切り) 1/2個
  • しいたけ(粗みじん切り) 1個
  • オリーブオイル 大さじ1
  • バスマティライス 150g
  • 塩 小さじ1
  • 水(茹で用) 500ml
  • ギー 10g
  • ミツバ 8g
  • ミントの葉 4g
〈作り方〉
  1. バスマティライスを優しく洗い、30分以上浸水させます。
  2. 皮と脂を取った鶏肉を一口大にカットして〈A〉のソースに20分以上漬け込んでおきます。
  3. 〈B〉の玉ねぎ、ピーマン、しいたけをオリーブオイルで炒めます。
  4. 2.の鶏肉入りソースを加えて鶏肉に火が通るまで5分ほど煮て、火から下ろします。
  5. 浸水させておいたバスマティライスが白くなったら水をザルで切ります。鍋に水500mlを入れて湯を沸かします。
  6. 湯に塩とバスマティライスを加えて沸騰後2分茹でて、ザルにあげます。
  7. ストウブにソースと具の1/3、ミツバとミントの1/3、バスマティライス1/2、ギーの1/2の順に重ねます。
  8. さらにソースと具の1/3、ミツバとミントの1/3、残りのバスマティライスとギーの順に重ね、最後に残りのソースと具、ミツバとミントを重ねます。
  9. 水大さじ1~2を加えて鍋の蓋をして中火で沸騰後、極弱火で15〜18分炊き、火を止めたら10分蒸らします。
  10. 蓋を開けてしゃもじで全体を混ぜます。皿に盛り、お好みでミツバを添えていただきます。
お店のビリヤニ

先日ホームセンターのフードコートにあるインド料理屋さんで本物のビリヤニを初めて食べました。

結構長いこと待ちました。おそらく注文受けてから炊いていたんじゃないでしょうか。
大きなカレー皿に山盛りで、ハンパない量に3度見したくらい。3人前はあるでしょうか。さすがお祝い事で振る舞われる料理です。

カシューナッツやココナッツ、フライドオニオンなどが振りかけてあって、細かいにんじん、大きな鶏肉がごろんごろんと入っていてスパイシー。それでも辛みは抑えられていると思います。それぞれがマッチしていて美味しくて夢中で頬張っていました。

そういえばパクチーが乗っていなかったのは幸いでした。中には炊き込んでいたかもしれませんが、全然気になりませんでした。

先日自分で作った味がとても近くて正解だったことがわかり嬉しかったです。シシカバブと付け合わせのサラダも美味しかったです。

尾西食品の保存食のビリヤニも食べました。アルファー米がうるち米なのですが、味はとても近くてスパイシー。また買ってしまいました。いつでも食べられるのが嬉しいです。