ポンカンの甘露煮(シロップ煮)は皮も柔らかくてえぐみも少なくて好きなので、この時期見切りのコーナーで袋売りされているポンカンを手に入れて輪切りにして作っておきます。主にヨーグルトにのせて食べるのですが、パウンドケーキやチーズケーキに入れたりのせたりして食べるのが大好きです。
今回もポンカンの甘露煮をたくさん作ったので、アップサイドダウンケーキを焼いてみました。カラメルのこんがり焦げぐあいがシャビーでアンティークな効果を醸し出してくれます。
<材料>直径16センチ1個分
- グラニュー糖 30g
- 水 小さじ1
- 熱湯 小さじ1
- 無塩バター 50g
- 卵 90g
- グラニュー糖 60
- 薄力粉 50g
- アーモンドプードル 10g
- ベーキングパウダー 小さじ1/3
- 塩 ひとつまみ
- ブランデー 大さじ1
<作り方>
- 小ボウルに無塩バターを40度の湯煎で溶かしてブランデーを加えておきます。
- 薄力粉、アーモンドプードル、ベーキングパウダーを合わせて3回ふるっておきます。
- フィリング用ポンカンの甘露煮(シロップ煮)を3〜5ミリ角にカットしておきます。
- 型(今回は取っ手を外せる鍋)に、カラメル用のグラニュー糖、水を入れて火にかけて溶かし、香ばしくなったら火を止めて、鍋ぶたでガードしながら湯を注ぎ、カラメルが均等に固まるように鍋をまわしながら冷まします。
- ポンカンの甘露煮(シロップ煮)の輪切りを固まったカラメルの上に並べます。
- ステンレスボウルに卵を溶き、グラニュー糖を加えて40度になるまで湯煎にかけながらハンドミキサーの泡立て器で混ぜ温めます。
- 湯煎から外して中速でもったりリボン状に垂れるまで泡立てて、低速でキメを整えます。
- このタイミングでオーブンを180度/30分にセットして余熱を開始します。
- ふるった粉類をふるいながら生地に加えた粉の上にフィリング用のポンカンの甘露煮をちりばめて、シリコンヘラで生地を底からすくいながら粉気がなくなるまで混ぜます。
- 溶かしバターのボウルに生地をひとすくい加えて溶かし混ぜたら、生地のボウルに戻してしっかり混ぜ合わせます。
- 鍋に生地を注ぎ、残った生地を鍋の周りに流し入れます。底を軽くトントンたたいて気泡を抜きます。
- 170度/30分焼きます。
- 鍋ごと粗熱をとって冷めたら中火に30秒ほどかけて、皿にひっくり返して盛ります。
- 保存容器に入れて一晩おくと美味しくなります。