RX1で撮影した写真です。
逆光とのコントラストを撮ろうしていたところにカラスが。
口に自分の?羽をくわえているのが不思議。
長らく続いていた雨が夕方近くにやっと止んで、あじさいも本来の
都営まるごときっぷ(都バス、都営地下鉄、都電1日乗車券)を使って散策と撮影へ。
都バス、都営新宿線、都営三田線と乗り継いで、まずは巣鴨駅から歩いて六義園へ。
途中駒込で見かけた光景です。
木のパワーに驚かされました。古そうな塀だけど、無理矢理だなぁ
六義園の入園時に、旧古河庭園にも使えるお得なチケットを購入。
ここはあじさいがちらほら。ここはまだ見頃には早いようです。
その後本郷通りを北上して、旧古河庭園へ…。その前に、その向かい側にある平塚神社の入り口に大正時代からあるというお団子屋さん「平塚亭つるをか」を目指しました。
店内には先客お二人。
すでにほとんど買い尽くされていて、みたらしは1本残すのみ。
それでもみたらしと、きなこのおはぎ、柏餅、大福をゲットして、足早に旧古河庭園へ。もうガス欠寸前。
入り口入ったところにアイスクリームの移動販売車が。濃厚ミルクソフトクリームと、お団子にありつきました。
お団子は一口ほおばると、できたてだったらしく、柔らかくて、温かくて、おいしい!
こんなお団子はじめて! 大福もとろけそう。きなこのおはぎは私にはなじみが無かっただけにとても新鮮。柏餅もこしあんと粒あんが選べて、これは粒あん。珍しい。
庭園には、手の行き届いたバラがまだきれいに咲いていました。緑も濃かったです。
庭園を巡ったあとは、王子へ歩いて向かいました。飛鳥山公園の手前側の坂を間違えて下りてしまった先には、想像もしなかった光景が。
あじさいが咲き誇る「飛鳥の小径」が続いていました。
王子からは都電で大塚へ。レトロ車両に乗ることができました。
大塚ではもう一つの目的。長浜ラーメン。
こってり濃厚でおいしかった! 疲れも吹っ飛びました。
大塚からは錦糸町行きの都バスに乗り、さらに葛西行きのバスに乗り継いで帰りました。
都営まるごときっぷ、十分元を取りました。
2012年6月に発売されたソニーのRX100。このカメラは、従来の高画質コンパクトデジタルカメラよりも大きなイメージセンサーを搭載しており、高画質コンパクトデジタルカメラとしては大きなヒット商品となりました。
このRX100が火付け役となって始まった高画質コンパクトデジタルカメラの「センサーの大型化」。それまでは高画質モデルと言えば、1/1.7インチセンサーを搭載しているモデルがほとんどで、センサーのサイズはあまり注目される事がなく、画素数やレンズの明るさが高画質コンパクトデジタルカメラの指標でした。ところがRX100は1インチのセンサーを搭載し、それまではあまり比較対象となっていなかったセンサーサイズに注目を集める事に成功しました。
もちろん、RX1やRX100以前にも、大型のイメージセンサーを搭載したモデルもあったのですが、コンパクトデジタルカメラとしては非常に大きかったり、また、撮影が非常にセンシティブであったりと、一般受けするものではなかったので、大型のセンサーが自体が注目されると言うよりも、際だった画質やカメラのスタイルが注目されていました。
センサーサイズの大型化は、高感度耐性の上昇とボケ量やダイナミックレンジの増大を意味しますので、それまで高画質コンパクトデジタルカメラの主流であった1/1.7インチセンサー搭載モデルよりも夜間の撮影が綺麗にできたり、また、ボケの量が増たり明暗の差を大きく表現できるなど、撮影のバリエーションが多彩になりました。
さらに2012年11月に発売されたソニーのRX1は、コンパクトデジタルカメラのジャンルながら、高級デジタル一眼レフと同じく、ライカ判(35mmフルサイズ)のイメージセンサーを搭載。20万円を超える価格ながらもヒット商品となり、高画質コンパクトデジタルカメラの流れを、大型イメージセンサーの搭載へと決定づけました。
こうしたセンサーの大型化の流れは、2013年になると、高画質コンパクトデジタルカメラの主流となり、ニコンのCoolpix A、ペンタックスリコーのGRなど、APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載するモデルが登場してきました。搭載するセンサーを大きくすれば画質は向上するのですが、それに伴いレンズも大型化が要求されます。むやみに大きなセンサーを搭載しても、レンズが小さければセンサーの性能を活かせない。かと言って、レンズを大きくすると、コンパクトデジタルカメラとは言いがたい大きさになってしまう。ということで、各社、センサーサイズとレンズの大きさのバランスに工夫を凝らす様になっており、今後も多様な高画質モデルの登場が予測されます。
15年ほど前に、CONTAXのTシリーズ、リコーのGR、ミノルタのTC-1、ニコンの28Ti・35Tiなど、高級コンパクトカメラの百花繚乱時代がありましたが、それを思わせる流れですね。
高画質コンパクトデジタルカメラは、どれも若干「お高め」の価格設定になっていますが、今の瞬間を綺麗に残せると言うことで、今後も高級コンパクトデジタルカメラの市場は拡大していくと思われます。