バビーズヤエチカでランチ。クラブのエッグベネディクト。殻の薄いカニをフライにしたものの上にポーチドエッグとオランデーズソースをかけたもの。
香ばしくて最初の口当たりはいいのだけど、私には味がきつかった…。いつものエッグベネディクトでよかったかな。
ポテトは味が濃そうに見えますが、薄味。
アボカドチーズバーガー。こちらは口に合いました。でもオニオンフライがきつかった…。
ザンクト・ペーター教会から、いよいよホーエンザルツブルク城塞のある山へ登ります。
ケーブルカーの乗り口までは墓地を通ります。西洋の墓地がほんっと苦手です。さっきまであんなに青空だったのに、なにやら雲行きもあやしくなってきました。
ザルツブルク自体が高い場所にある街なので、天候も変わりやすいのだとは思います。
ここもサウンドオブミュージックで出てくる場所だそうです。
お城はお城で、相当恐ろしい歴史から成り立っているのだと思うとホントだめですね。テーマパークのお城ではなくて本物のお城の免疫ができていないというか。歴史もろくに知らずに訪れちゃってごめんなさいという感じです。
墓地を通り過ぎるとケーブルカーの鉄看板が。かわいいです。ザルツブルクカードがあれば無料で乗れます。
ケーブルカーは、なんと1892年からあったのだそう。
お城に登って思ったこと。お城は遠くから見る方がいいなぁ。
城壁をくぐると、ライオンの紋章が目に入ります。そして場内にはライオンとともに「蕪(カブ)」の紋章が。58の碑文とかぶの紋章があるのだそう。それにしてもなぜに「かぶ」?
ホーエンザルツブルク城塞は1077年に大司教ゲープハルトによって建設が始まり、1500年(16世紀はじめ)に大司教レンパルト・フォン・コイチャッハによって拡張され、ロマネスクから後期ゴシック様式に変わったのだそうです。かぶの紋章は、貧しい農村から大出世したこの大司教のシンボルとして定着したようです。
「隠れミッキーを探せ!」もとい「隠れかぶを探せ!」みたいな。…って本末転倒。ランドの方がここからインスパイアされたのかも。ああまったくもう、ランド基準の自分の思考をなんとかしなくちゃ。
お城の中庭のようなところ。坂になっているのでここでボール蹴ったら下まで一気に転がっていきそう。
長い歴史の中で、その姿が完璧に残されているという数少ないお城の1つなのだそうです。
地下牢には囚人があふれていたらしいし、あの大司教ヴォルフ・ディートリッヒも獄中で亡くなってると言うし。
これもお城に物資を運ぶための相当古い軌道なんでしょうね。ここにもありましたよ、ライオンとかぶの紋章。
ホーエンザルツブルクは山の上の城塞だけあって、平らな場所が少なく、常に坂を登っているか下っているか。しかも敷地が広く、迷路とは行かないまでも通路がグルグル回りくねっているような構造なので、同じ場所をなんども通ったり、目的の場所になかなかたどり着けないため、非常に疲れます。
お城に住んでいる人は足が鍛えられただろうなぁ。
煌びやかな部屋や家具、大広間、大きなストーブなど、豪華な暮らしがうかがえましたが、住み心地がいいとは思えないです。
お城から見た風景。バリバリHDR風に見えますが、実は明瞭度はいじっていないのでまさにこんな風景。
下界へと降りるとまた陽が射してきました。
日も落ちてきました。ゲトライデガッセ通りを西に歩きます。
再びザルツブルク中央駅。この時間でもウィーンに行く列車があるんだなぁ。チューリッヒなんてのもある!
18時15分発のGraz行きで帰ります。約8時間の滞在でした。十分楽しめました〜!
帰りの列車内で、高度を測るアプリをダウンロード。早速計測してみると864m越え!
日本だと筑波山の頂上を走っているようなものですね。緯度も北海道よりも高いです。
コインランドリーで洗濯をしている間に昼間の旧市街へSIMを買いに。しかも繁華街を歩くのはこれが初めて。平日でも人が行き交います。
オーストリアで通信する際、日本の「国際ローミング」や「海外パケット定額」を使うと、非常に高額になってまうため、今回は、SIMフリーのスマートフォン(今回はGoogleのNexus5)を持参し、オーストリア現地でプリペイドのデータ用SIMを購入することにしました。
オーストリアでは、A1、T-Mobile、Orangeの3つのキャリアがサービスを提供していて、さらにMVNOが数社サービスを行っています。日本に居る時に予め情報を入れていたので、今回はT-MobileのプリペイドSIMを購入する事にしました。
T-Mobileのショップは、ショッキングピンクの外観ですぐに分かります(このショップイメージはドイツでも同様でした)。グラーツの繁華街で見つけたT-Mobileショップに入りました。
さすが、おしゃれな店内にはシャンデリアが。
50セントで飲めるコーヒーサーバーもありました。しかも種類が多い。
店員さんに、「データオンリーのプリペイドSIMをください」と言ったんですが、発音が悪かったのか、最初に持ってきたのは音声通話もできるプリペイドSIMでした。「番号が選べるよ」と言われて「あれ?」と気がつき、「これじゃない」と言って「データオンリー」と何度か言ってみたところ「ああ、インターネットオンリーだね」と言って、該当のSIMを持ってきてくれました。ここのショップだけかもしれませんが、最初から「インターネットオンリー」と言っておけば、話が通じやすいかもしれません。このSIM、もちろんLTE(4G)対応なので、高速で便利なのです。
ドイツで購入する際は、パスポートなどが必要になるらしいのですが、オーストリアではパスポートも必要なく、コンビニで買い物をする様に手軽にSIMを購入することができます。
さて、このSIMカード。値段がなんと10ユーロ。日本円で1,400円ほどでしょうか。これで1ヶ月10GBもの通信が可能です。このカード、昨年までは上限3GBだったのですが、価格競争で通信容量が3倍以上になったらしいのです。10GBの通信容量と言ってもピンと来ないかもしれませんが、ソフトバンクが1ヶ月で制限なしに使える容量が7GB、イーモバイルが5GBとなっていますから、それらよりもずっと多い容量が、わずか10ユーロで使用できるのです。ですから、毎日動画をバンバン閲覧しなければ、2-3週間の旅行でもこのSIMカードだけで十分です。
使い方は、SIMソケットに入れるSIMカードを入れるだけ。SIMカードは、標準サイズのSIMがベースになっており、その中にMicroSIMの切り込みが入ってますから、今回はNexus5のMicroSIMに合わせてMicroSIMの切り込みで切り抜き、Nexus5のSIMスロットに入れます。再起動を求められ再起動をしますと、PINを要求されます。このPINは、先ほど切り抜いたSIMのベース部分の裏側に書かれて居る4桁の数字です。これを入力すると、Nexus5の場合は、あとは何もせずに通信できる様になりました。
Wi-Fiルーターを使う場合、Wi-Fiルーターの電源を入れて、しばらく待ってからスマホを使うと言う手間があるのですが、このプリペイドSIMを使うと、日本でスマホを操作している時とまったく同じ感覚で使えるので、非常に便利です。
ここで注意点ですが、Nexus5の場合だけかもしれないのですが、スマホを再起動させますと、再起動の度にPINを要求されます。はじめて再起動した際、またいきなりPINを要求されてしまい、それが出先の事でしたので、結構慌ててしまいました。スマホを再起動させなければ何ら問題ないのですが、再起動するかもしれないなと言う場合は、PINを別途控えて持参するか、4桁の数字をちゃんと覚えておく必要があります。これさえクリアしておけば、非常に便利なスマホ生活が送れますので、オーストリアに行く際は、プリペイド方式のデータSIMを購入して、SIMフリーのスマホを活用するのというのがオススメです。
3月18日(火)。
朝食のパンは、一番お気に入りのチョコクロワッサン! それまでにも朝食後のスイーツ感覚でチョコクロを食べていた日もありました。それくらい大好きです。
さて、8日目ともなると洗濯物が…。ということで洗濯物をカバンに突っ込んでコインランドリーへ。ホテルから20分ほど歩いた先にあります。
想像していたよりも大きなコインランドリーです。小さい洗濯機が20数台、大きい洗濯機が2台、乾燥機が6台あります。洗剤も買えます。
<洗濯の手順>
<乾燥の手順>
<乾燥機の仕様と裏技>
はじめは20分ですが、もう一回乾燥させたいというときに同じ乾燥機で同じ料金を払って継続すると、稼働時間がどうも半分くらいに短縮されるみたいです。
なので、裏技としては、乾燥機を追加でかけたいときは、違う台に移動させて、稼働するとまた20分動かせます。
このコインランドリー、知る人ぞ知る名所らしく(笑)Pharell WilliamsのHappyというグラーツを舞台にしたPVにもでてきて、飛び上がって喜んじゃいました。ほとんど通った場所なので、もう涙出るほど楽しくて嬉しいです。Because I’m happy♪
市民の人柄の良さも出てますね。
コインランドリーは1分42秒から出てきます。
同じくもう一本グラーツのPV。こっちは名所の時計台や市庁舎前が多く出てきます。橋やデパートも。最後のオマケは坂(笑)
洗濯している間に、旧市街のT-MobileへSIMを買いに行きました。