3月 142012
 

今日はホワイトデー。
そして明日は確定申告の締め切りです。毎年この時期は半べそかきながら書類を作成していて、今年も例年通りです…。

さて、梅の花がやっとあちこちで満開を迎えているということで、今日は梅の花を模したロールパンを作りました。

紅白梅の花ロールパン

紅白梅の花ロールパン

紅白梅といっても一輪の中に紅白の花びらを付けちゃいました。
花の中心に何かトッピングして焼こうと考えたのですが、あとのせすることにしました。

紅白梅の花ロールパン

紅白梅の花ロールパン

ちなみに柚子茶(ショップチャンネルの)をトッピングして食べたところ、あこ酵母と春よ恋のふんわりもっちりした生地の食感にちょうど良く絡んでおいしい!
今回もホシノ天然酵母と同量、同じ時間配分でOKでした。

 

<材料>5個分

  • 強力粉(春よ恋)…150g
  • グラニュー糖…15g
  • バターミルクパウダー…8g
  • 塩…1.3g
  • 浄水…90ml
  • あこ有機培養酵母生種…12g
  • 無塩バター…10g
  • 紅麹…適宜

 

<作り方>

  1. 大ボウルに粉類を入れて泡立て器でふんわり混ぜます。
  2. あこ有機培養酵母生種を加えます。
  3. 浄水をレンジで15秒温めて注いでこねます。
  4. ある程度まとまったら、無塩バターを加えて、手で握りつぶすような感じで混ぜ、よくこねます。
  5. 生地を2等分して、一方に水で練った紅麹を加えて良くこねます。
  6. それぞれの生地をジップロックの容器に入れて、室温(19度くらい)で8~9時間一次発酵。

    一時発酵後の紅白の生地

    一時発酵後の紅白の生地。見てるだけでもわくわくしてきます

  7. パン生地が2倍にふくれたらガス抜きをして取り出します。
  8. それぞれの生地を3等分し、さらに5分割して丸め、10分ベンチタイム。
  9. 生地をのばして丸め直して、白い生地を1つ平たく伸ばし、その周りに白2個、紅3個の生地をくっつけて並べます。天板に並べてオーブンの発酵モード(40度)で90分二次発酵。
  10. 1.5~2倍にふくれたら、160度のオーブンで20分焼きます。

 

 

一昨日神田明神で撮影。背景ぼけすぎ。

神田明神の梅

神田明神の梅

SEL50F18(E 50mm F1.8 oss )で撮影。

 

3月 112012
 

今日はシンプルにレーズンロールを作りました。この一年の節目として。いろいろな思いです。

あこ酵母の2種のレーズンロール

あこ酵母の2種のレーズンロール

 

<材料>6個分

  • 強力粉(春よ恋)…150g
  • ライ麦粉…10g
  • きび糖…15g
  • 塩…1.3g
  • バターミルクパウダー…10g
  • 浄水…90ml
  • あこ有機培養酵母生種…12g
  • 無塩バター…10g
  • カルフォルニアレーズン(オイルコート無し)…30g
  • グリーンレーズン(オイルコート無し)…30g

 

<作り方>

  1. 大ボウルに粉類を入れて泡立て器でふんわり混ぜます。
  2. あこ有機培養酵母生種を加えます。
  3. 浄水をレンジで15秒温めて注いでこねます。
  4. ある程度まとまったら、無塩バターを加えて、手で握りつぶすような感じで混ぜてよくこね、仕上げにレーズンを加えて包んで丸めます。
  5. ボウルにラップをして室温(19度くらい)で8~9時間一次発酵。
  6. パン生地が2倍にふくれたらガス抜きをして取り出します。
  7. 生地を6等分にして丸めまて20分ベンチタイム。
  8. 記事を丸め直してレーズンが飛び出ないようにきっちり閉じます。
  9. 天板にシリコン型を並べて生地を入れて、オーブンの発酵モードで90分2次発酵。
  10. 1.5~2倍にふくれたら、上面にたまごを塗り、180度のオーブンで15分焼きます。

 

 

昨年の今日も、確かパンを焼いていたはず…。

記憶がおぼろげになっていたので、アルバムを見返してみたところ、食パンの写真がありました。震災の1時間ほど前の写真です。

昨年の今日焼いた食パン

昨年の今日焼いた食パン

このあと食パンはガラスの破片やホコリをかぶってしまい、お気に入りの食器たちとともに泣く泣く破棄した記憶がよみがえりました…。でもそれはほんの些細なことで、その後の諸々の衝撃やさまざまな思いは、自分の想像を遙かに超えていて、それは今も続いているわけですが。

で、何の食パンだったのかは覚えていなかったので、今日はその前日に作っていた「GOPANの2種のぶどうお米食パン」を元に、自分なりのこの一年の節目としてレーズンロールパンを選びました。

 

3月 072012
 

いつものあこ酵母のロールパン生地で、ポットパイみたいな惣菜パンをイメージしていたら、そうだ、ポットのふたやスプーンもパンで作っちゃえ!ということで、粘土細工みたいにこねこねしてランチセットを作りました。

グラタンロールパンのランチセット

グラタンロールパンのランチセット

もちろんふたもスプーンも食べられます

もちろんふたもスプーンも食べられます

ふたが小さすぎて機能していないところはご愛敬(笑)です。
もちろんスプーンも、すくって飲めるような強度はありません。

おままごとセットみたい

おままごとセットみたい

生地をパーツに分けて、これをこうやって、あーやってと、考えているときも作っていて楽しいです!
パンはできあがりまで形がわからないというのも醍醐味(未熟だからですが) 。

くまにごちそうしてあげよう!

くまにごちそうしてあげよう!

グラタンパンと、ふた&スプーンでは、同じ生地にもかかわらず、味わいに違いがあるのが興味深いです。
グラタンパンの方はふわっと柔らかくてしとり。キノコやサーモンなど具材の種類も多いので、こくがあっておいしいです。

ふたとスプーンは、プリッツェルのようにカリポリ。さすがハード系の粉だなというのがよくわかりました。
香ばしいのはちょっと焼き過ぎちゃったからなのですが。

グラタンパンの断面

グラタンパンの断面

 

材料>4個分

  • 強力粉(フランスパン用)…150g
  • きび糖…15g
  • ミルクパウダー…10g
  • 塩…1.3g
  • 浄水…90ml
  • あこ有機培養酵母生種(ストロング)…12g
  • 無塩バター…10g
グラタンの具(104g)
  • 玉ねぎ・しいたけ・ピーマン・サーモン等
  • ホワイトソース
  • 米粉…小さじ1

 

作り方

  1. 玉ねぎ、しいたけ、サーモン、ピーマンをさいの目に切ってオリーブオイルで炒めて、ホワイトソースを加えて絡めます。塩こしょうで味を調えて、水で溶いた米粉を加えて固さを調整します。
  2. ボウルに粉類を入れて泡立て器でよく混ぜます。
  3. あこ有機培養酵母生種を加えます。
  4. 浄水を15秒温めて注いでこねます。
  5. ある程度まとまったら、湯煎で溶かしたクーベルチュールチョコレートと無塩バターを加えて、手で握りつぶすような感じで混ぜ、よくこねます。
  6. 生地を丸めてボウルに戻し、ラップをして室温(19度くらい)で9時間一次発酵。
  7. パン生地が2倍にふくれたらガス抜きをして取り出します。
  8. 生地を7:3に切り分けます。7の方を4等分します。3の方も4等分したらさらに2等分し、その1片を2等分してそれぞれ丸めます。20分ベンチタイム。
  9. シリコン型4個に伸ばした生地を敷いてグラタンの具を26gずつ入れ、残りの生地でふたとスプーンを作り、天板に並べます。
    2次発酵前

    2次発酵前

    2次発酵後

    2次発酵後

  10. オーブンの発酵モード(40度)で90分二次発酵。
  11. 1.5~2倍にふくれたら、180度で20分焼きます。

 

 

今日の湯島天神の梅です。

湯島天神の梅

湯島天神の梅

 

2月 212012
 

はるゆたかを昨日おこしたばかりのあこ有機培養酵母と水、塩、砂糖だけでこねた、基本のテーブルロールパンです。

昨日のホシノ天然酵母ハートロールとほぼ同じ材料を同量でこねて焼きました。
はるゆたかで酵母の違いを食べ比べしたかったのです。

驚きました。一次発酵の膨らみ方から違います。

はるゆたかのあこ有機培養酵母ロールパン

はるゆたかのあこ有機培養酵母ロールパン

あこ有機培養酵母は、ホシノ天然酵母よりも発酵に時間がかるということなのですが、わたしの場合は逆でした。
いつもは夜中0時台に生地をこねて、一次発酵は19度の室温で9時間ほどなのですが、今朝は7時に起きてすぐに生地を見てみたら、ゆうに3倍に膨らんでいて「うおぉっ\(◎o◎)/?!」と思わず叫んでしまったほどです。

2次発酵はいつもと同じなのですが、焼成での膨らみ方が力強いです。
「ストロング」の名称はここからきているのかしら。

食べてみると、ふわっともちっと!
味も食感も、昨日のホシノ天然酵母とは全く別物という印象です。ホシノ天然酵母の方は気持ち味が濃いのに対して、あこ有機培養酵の方はそれが抑えられている感じです。

甘みは昨日よりも強くは無いものの、癖の無い甘みをしっかりと感じます。
食べたあとも甘みが残ります。
これでしたら、いつもの砂糖の量を80%に減らしてもいいかもしれません。
ただし、米由来の酵母特有の、甘酒のような酒粕のようなどっしりとした甘み、風味は、ホシノ天然酵母よりも少ないです。酵母を起こしたときにはしっかりと酒粕のような香りがしたのに。オドロキです。

はるゆたかは、昨日同様、もっちり弾力が強く、それ自体の風味の違いはわたしにはよくわかりませんが、酵母の違いで全体の風味や食感がこれほどまでに変わるのかというのは、ものすごく興味深いことでした。

 

<材料>6個分

 

作り方

  1. 大ボウルに粉類を入れて、泡立て器で混ぜ合わせておきます。
  2. あこ有機培養酵母生種を加え、浄水をレンジで15秒温めて注いでこねます。
  3. 室温(19度くらい)で7時間一次発酵。
  4. パン生地が2倍にふくれたらガス抜きをして取り出し、丸め直して20分ベンチタイム。
  5. 平たく伸ばして丸め直し、シリコン型にに入れ、オーブンの発酵モード(40度)で90分二次発酵。
  6. 1.5~2倍にふくれたら、オーブンで180度20分焼きます。

 

2月 202012
 

はるゆたかのハート型テーブルロールです。
シンプルに粉、水、きび糖、塩、ホシノ天然酵母だけを使って、自家製のアルミハートパン型で焼きました。

はるゆたかのホシノ天然酵母ハートロール

はるゆたかのホシノ天然酵母ハートロール

はるゆたかは以前試したことがあるのですが、まだ天然酵母パン作りの超初心者だったため、むちむちした感じに焼き上がってあまりいい印象ではなかったのです。
手作りパンのおいしさもよくわからないレベルでしたから、素材の良さを理解できていなかったのかも。もったいないことをしました。

その後、春よ恋が扱いやすくておいしくできたので、以来春よ恋派だったのですが、数年ぶりにはるゆたかにリベンジしてみました。

今回のはるゆたかロールパンのもっちりさは、これまで作って食べた小麦パンの中ではダントツです!
なるほどー、ある種の弾力さが特徴なんですね。「こしのある」というのが近いかな。

はるゆたかのホシノ天然酵母ハートロール

はるゆたかのホシノ天然酵母ハートロールをちぎっているところ

あと、驚いたのは、バターも卵も牛乳も加えていないのに、味が濃いです。それはきび糖の甘み、塩の味、ホシノ天然酵母の発酵した甘さもあるのでしょうけれど、ただ、小麦としての味わいというのは、正直わたしにはあまり感じられません。小麦くささというのが少ないだけに、食べやすいのかなぁ。

プレーンなロールパンですが、食感、味、ともに食べ応え十分にあります。野菜スープとともに食べたいですね。

はるゆたかのホシノ天然酵母ハートロール

はるゆたかのホシノ天然酵母ハートロール

 


材料>6個

  • 強力粉(はるゆたか100%)…160g
  • きび糖…15g
  • 塩…1.5g
  • ホシノ天然酵母生種…12g
  • 浄水…75ml

 

作り方

  1. 大ボウルに粉類を入れて、泡立て器で混ぜ合わせておきます。
  2. ホシノ天然酵母生種を加え、浄水をレンジで15秒温めて注いでこねます。
  3. 室温(19度くらい)で9時間一次発酵。
  4. パン生地が2倍にふくれたらガス抜きをして取り出し、丸め直して20分ベンチタイム。
  5. 平たく伸ばして丸め直し、半分まで切り込みを入れ、ハートのパン型にに入れ、オーブンの発酵モード(40度)で90分二次発酵。
    2次発酵前

    2次発酵前

    2次発酵後

    2次発酵後

  6. 1.5~2倍にふくれたら、オーブンで180度20分焼きます。