4月 242022
 
自家製カヌレの断面

個人的には人生2度目のカヌレブーム到来。ちまたでもリアルにブームらしく、出先で見つけるとラッキーという感じです。

最近は市販で、コスパ良くて美味しいのが、エクセルシオールのカヌレ。290円で満足感が味わえます。コーヒーにもとても良く合います。

ブームのためか近所のコンビニやカルディでも探しても、なかなか売っていません。そこで自分で作ってみようかと。最初のブームの時は、まずカヌレ型のお高さに速攻で心が折れてしまった記憶があります。銅製で1個4000円とか。もはや家で焼くのは無理だとあきらめていました。

今回はもう少しリーズナブルな、1個500円ほどの型を探したのですが、これもまたブームのためか品薄状態。
お取り寄せではありましたが、ヨドバシで霧島製作所のカヌレ焼型を6個購入。思いの外早く届きました。

早速生地を仕込みました。材料はいたってシンプル。ただし生地を24時間は寝かせておきたいのに加えて、焼き上がりまで1時間は必要なので、焼くタイミングを見計らうのが難しいです。

家のオーブンで果たしてこんがり焼けるのだろうか不安でしたが、焼き上がって型から取りだした瞬間と、ひとくち食べた時の感動は忘れられません。

カヌレだよ〜!(感涙)

カヌレだよ
<材料> カヌレ型6個分
  • 牛乳 250ml
  • 無塩バター 10g
  • グラニュー糖 100g
  • 卵 1個
  • 強力粉 50g(準強力粉のスーパーカメリアを使いました)
  • ダークラム酒 大さじ2
  • バニラオイル 数滴
  • 型塗り用の無塩バター 小さじ1程度
<作り方>
  1. 小鍋に牛乳とバターを入れて火にかけます。沸騰寸前まで温めて火から下ろして、人肌まで冷まします。
  2. ボウルに砂糖と強力粉を入れ泡立て器でふんわり混ぜておきます。卵を加え混ぜ合わせざっと混ぜます。冷ました牛乳バターとバニラとラム酒を加えてざっと混ぜます。
  3. 生地にラップで密着させて、冷蔵庫で18時間、できれば24時間寝かせます。
  4. 生地を冷蔵庫から取り出して、室温に戻します。型の内側にべったりバターを塗って、冷蔵庫に入れておきます。
  5. オーブンを230度50分にセットして予熱します。
  6. 生地を軽く混ぜてから、冷蔵庫から取り出した型の7〜8分目まで均等に流し込みます。
  7. 230度で30分、その後190度で20〜30分焼きます。
  8. 熱いうちに型から取り出して網で冷まします。冷めてもしばらくは外側カリカリで中もちもちです。

外側がしっとりなってしまったら、グリルの弱火でアルミホイルをかぶせて焦がさないように2分ほど温めて、冷まします。

 Posted by on 2022年4月24日 at 11:17 AM
5月 042021
 

定番のミルキークリームロールケーキの練乳を、水切りヨーグルトに変えて作りました。ミルキークリームと遜色無いです。コクがあり酸味はほとんど感じないです。

<材料>

スポンジ生地

  • 薄力粉…40g
  • 卵…3個
  • 細粒グラニュー糖…60g
  • 無塩バター…15g
  • 牛乳…25g

クリーム

  • プレーンヨーグルト…60gを水切りしたものを30g
  • 生クリーム(乳脂肪36%)…170ml
  • 細粒グラニュー糖…40g

<下準備>

  • グラシン紙を型に合わせて折って入れておきます。
  • 薄力粉を2〜3回茶こしでふるっておきます。
  • バターと牛乳を合わせて湯煎で溶かしておきます。
  • ヨーグルト60gをコーヒーのペーパーフィルターに入れて、1〜2時間ほど水切りしておおよそ半量にします。

<作り方>

  1. ボウルに卵とグラニュー糖を加えて、ボウルをお風呂の温度ほどの湯煎にかけて、ハンドミキサーの高速で泡立てます。持ち上げるとトロリと生地が連なり落ちるくらいまで。
  2. オーブンを190度20分にセットします。
  3. 薄力粉を加えて、ハンドミキサーの低速で泡を消さないように粉をまんべんなく混ぜます。
  4. シリコンへらに持ち替えて、溶かしバター牛乳の器に生地をひとすくい加えてよく混ぜ合わせて、大ボウルの生地に戻して、ボウルを回転させながら底からすくいあげて、ツヤっぽくなるまで混ぜます。
  5. 天板に生地を流し入れます。ボウルに付いた生地は型の端の方に入れ、ヘラについた生地は入れません。カードで表面を均等にならします。天板の底をとんとんたたいて気泡を出します。
  6. オーブンに入れて170度で20分焼きます。
  7. 焼き終わったら高い位置から型ごと落として空気を入れ換えます。ケーキクーラに移しオーブンペーパーの端だけはがしてあら熱を取ります。暖かいうちに焼き面にオーブンペーパーをかけた上に板を乗せてひっくり返し、グラシン紙に霧吹きをかけて静かにはがします。
  8. スポンジの向こう側の端1.5センチを斜めにカットします。表面に1.5センチ幅で横に浅く切り込みを入れておきます。
  9. キッチンエイドのボウルに生クリームと半量のグラニュー糖を加えてホイップを開始します。角が立つ手前で止めておきます。
  10. 水切りヨーグルトに残りのグラニュー糖を入れて滑らかに混ぜ、ホイップに加えてヘラで混ぜます。硬くならない程度にヘラで整えます。
  11. ホイップをスポンジに盛りスパチュラでならします。向こう側は3センチほど塗り残しておきます。生地の手前は薄く、横中央を気持ち高く盛り上げて、向こう側を薄く、ゆるい山型に形成します。
  12. オーブンペーパーの手前からゆる〜りと巻いて、オーブンペーパーをさらにラップで包みます。
  13. 冷蔵庫で数時間休ませてから温めたナイフでカットします。
6月 132020
 

台湾カステラを焼いてみました。カステラともシフォンケーキともスフレとも違う優しい味。割るとシュワッ!と音がする!ユニークな作り方と驚きの食感に心ときめきました。

<材料>

  • 卵 2個
  • 薄力粉 35g
  • サラダ油 30ml
  • 牛乳 28ml
  • 細粒グラニュー糖 35g

<作り方>

  1. 型にオーブンペーパーを折ってカットして敷きます。型の縁からはみ出した部分は、焼きムラの原因になるのでカットしておきます。型の外側をホイルで2重に巻いておきます。
  2. 中ボウルに薄力粉をふるっておきます。
  3. ステンレスボウルにサラダ油を入れて湯煎で80度に温めます。
  4. 中ボウルにサラダ油を注いで泡立て器で粉気が無くなるまで混ぜます。生地が重くなるのでビックリします。
  5. ステンレスボウルに牛乳を入れて40度に温めます。
  6. 温めた牛乳を生地に加えてまぜます。
  7. 卵黄を加えて混ぜます。
  8. 別ボウルの卵白にグラニュー糖を加えて8分立てにします。固く泡立てると生地と混ざりにくく、焼くと割れやすくなります。
  9. ステンレスボウルにメレンゲを少量加えて生地になじませるように混ぜ合わせます。
  10. メレンゲのボウルに生地を入れて、ヘラで大きな気泡を切るように混ぜます。
  11. オーブンを150度50分でセットして余熱を開始します。
  12. 生地を型に流し入れて、残った生地を型の外側に流します。ヘラに着いた生地は加えません。
  13. 型よりもひとまわり大きいバットに布巾をしいて、パウンド型を置き、50度のお湯を型の下1/3注ぎ、オーブンで150〜140度、最後の5分を150度で焼きます。
  14. 焼けたら取り出し、15センチ高いところから型ごと落とし、熱いうちに型からはずしてオーブンペーパーをはがします。
6月 062020
 

<材料>直径15センチ

  • 薄力粉 大さじ1
  • ココア(バンホーテン無糖) 20g
  • 塩 ほんのひとつまみ
  • クーベルチュールチョコレート 50g
  • 無塩バター 30g
  • 卵 2個
  • 細粒グラニュー糖 40g
  • バニラエッセンス 数滴
  • ダークラム 小さじ1/2
  • バナナ 1本
  • 生クリーム(脂肪分45%) 30ml
  • レモン汁(ポッカ) 適宜

<作り方>

  1. ケーキ型の底よりも大きめにオーブンペーパーをカットして、三角に4回追って、底の半径に合わせて折り目を付けたら、はさみで底の折り目のギリギリまで切り込みを入れて、ケーキ型に合わせて折って形を整えておきます。
  2. 薄力粉とココアと塩を茶こしで3回ふるっておきます。
  3. 小ボウルにバターとチョコレートを湯煎で溶かしておきます。
  4. 中ボウルに卵黄とグラニュー糖の2/3を入れて泡立て器で混ぜます。
  5. 別ボウルに卵白とグラニュー糖の1/3を入れて、冷蔵庫で冷やしておきます。
  6. バナナを5ミリ幅で6個切り出して、表面にレモン汁をかけておきます。
  7. 卵黄のボウルに溶かしたバターとチョコレートを入れて混ぜ、ダークラムとバニラエッセンスを入れて混ぜ、生クリームを入れて混ぜます。
  8. バナナを切り出した残りを加えて、泡立て器でつぶしながら混ぜます。
  9. ふるった粉類をザッと加えて、泡立て器で底からすくっては混ぜます。粉気が無くなる程度まで混ぜます。
  10. 卵白をしっかり泡立てて、チョコレート生地に加えてはサックリと混ぜます。
  11. オーブンを200度40分にセットします。
  12. ケーキ型に生地を流し入れて、底をトントンと軽くたたいて気泡を出し、型を回転させながらシリコンヘラを中央から外側に向けて円形に平らにならします。
  13. 切り出したバナナを6個生地に押し込みます。
  14. オーブンの下段に入れて、180度〜160度で40分焼きます。
3月 102020
 

スポンジ生地はプレーン、クリームをはちみつミルキー味のロールケーキです。
これまでなんとなーく作ってきたロールケーキ。今回はまじめに取り組みました。スポンジは薄くてもしっとりフワフワに仕上がって感激です。
巻くときの割れも皆無でした。サラダオイルが効いたのでしょうか。体も然り。ゆるゆる減量中もオイル断ちしすぎると体がカスカスになるのがわかったので、ある程度オイルは摂ろうと思いました。
卵はその前に作ったプロテインクッキーの残りを使ったので、個数は目安でグラム数重視です。

<材料>28×25センチ天板1枚分

スポンジ生地

  • 薄力粉…40g
  • 卵白…3個 (98g)
  • 細粒グラニュー糖…50g
  • 卵黄…2個(38g)
  • サラダオイル…大さじ1
  • 牛乳…大さじ2

クリーム

  • 生クリーム(乳脂肪36%)…200ml
  • 細粒グラニュー糖…20g
  • はちみつ…5g
  • スキムミルク…8g

<作り方>

  1. わら半紙を型に合わせて折って入れておきます。薄力粉を2〜3回茶こしでふるっておきます。
  2. 卵白をキッチンエイドのボウルに入れて泡立てて、途中でグラニュー糖の半量を数回に分けて加えて角を立たせます。
  3. 別の比較的大きめのボウルに卵黄と残りのグラニュー糖を加えて、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜます。
  4. 卵黄のボウルにサラダオイルを加えて混ぜ、牛乳も加えて混ぜます。
  5. 薄力粉を数回に分けて加えて、その都度泡立て器ですくいながら混ぜて粉をなじませます。
  6. オーブンを190度13分にセットします。
  7. 卵黄のボウルに卵白をひとすくい加えてなじませます。
  8. 数回に分けて卵白を加えて泡立て器で混ぜ、ヘラに持ち替えて全体をまとめます。
  9. 生地を型に流し入れて、全体に均等にならし、底をトントンたたいて気泡を出します。ヘラかスパチュラで表面をならします。
  10. 表面に霧吹きをかけて気泡を取ります。
  11. 180度で12分焼きます。
  12. オーブンから取りだしたら型ごと15センチほど上から落として空気を入れ換えます。
  13. わら半紙ごとまな板や打ち台にスライドして移し、わら半紙の端をはがして粗熱を取ります。
  14. 暖かいうちにオーブンペーパーをかけて、網を上に乗せて、網ごとひっくり返します。
  15. 上面のわら半紙に霧吹きをかけて静かにはがします(わら半紙の匂いが気になるので早めにはがします)。
  16. スポンジの上面にオーブンペーパーをかけて上から軽く霧吹きをかけて、網ごと蓋をして冷まします(ラップをフワッとかけるのも可)。
  17. (ここで一晩おきました)
  18. キッチンエイドのボウルに生クリームを入れて冷蔵庫でひやしておきます。ホイッパーも冷やしておきます。
  19. 生クリームにグラニュー糖とはちみつを加えてホイップを開始します。角が立つ手前でスキムミルクを加えて低速で混ぜ、シリコンヘラで整えます。
  20. スポンジ生地の上面のオーブンペーパーごと再びまな板や打ち台を乗せてひっくり返します。
  21. 焼き目の付いた面が上面になるので、霧吹きをかけて静かにオーブンペーパーをはがします。まだらになっても構いません。
  22. スポンジの向こう側と手前の端1.5センチを斜めにカットします。
  23. ホイップをスポンジに盛り、スパチュラでならします。手前の切り落とした部分と、向こう側は3センチほど塗り残しておきます。生地の手前は薄く、横中央を気持ち高く盛り上げて、向こう側を薄く、ゆるい山型に形成します。
  24. オーブンペーパーの手前からゆる〜りと巻いて、端同士を1.5センチほど重ね合わせて、オーブンペーパーで包みます。
  25. 重なった部分を下にしてバットに置き、ラップまたはプレスンシールでバットを覆って冷蔵庫で数時間休ませます。
  26. 温めたナイフでカットします。
巻き上がったところ
はしっこ