仕事でオーストリアへ。経由地のフランクフルトへ向かう機上にて、北欧上空から見たしろいくねくね。川なのだろうけど凍っているんだろうなぁ。溶けたらグルグル水がまわっていそう。
アルプス山脈に夕陽が反射して幻想的でした。窓ガラスが汚れているので、記憶として。
昨年暮れ訪れたニューヨークでの宿泊先「Hilton Garden Inn New York/Tribeca」では、コーヒーと紅茶に困ることがありませんでした。
朝、ロビーに行くと、熱々のコーヒーや紅茶のポットが用意されていて、注いで自由に持ち出せます。また午後4時頃には飲み物の他にもおいしいシリアル風クッキーと紙袋も用意されているので、好きな分持ち出してもいいし、部屋に持ち帰ってもいいです。インスタントのホットチョコレートも用意されているので、カフェモカも作れます。ティーパックもありましたが、あまりおいしくなかったです。
さて、このシリアル風クッキーはとてもおいしくて、食べごたえがあって、そして保存がきくので食糧難のときには本当に助かりました。朝や夜中にガス欠でどうにも動けなくなりそうなときにも、部屋に持ち込んでおいたクッキーが栄養源になりました。
このシリアルクッキーは厚めのキューブ型で、ザクザクしているかと思いきや、表面が砂糖かなにかで堅めですが中は思いの外ソフトです。中にはクランベリーらしきドライフルーツとナッツなどのシリアルが全粒粉とともにぎっしり、表面には粗めの砂糖と麦がまぶしてあります。味はかなり甘いのですが、ココナッツやクランベリーなど素材の味が楽しめて、かなり栄養がありそうです。紙袋に書かれている「Otis Spunkmeyer」を検索すると、クッキーやマフィンの冷凍生地を生産している会社のようです。
このホテルで提供しているクッキーと同じものは見つけられませんでしたが、それでも「3 Berry」という商品が近いです。
原材料は、「全粒小麦粉、押しオート麦、砂糖、クランベリー、マーガリン(パーム油、水、塩、モノおよびジグリセリド、自然の風味、ビタミンAパルミチン酸、ベータカロチン)、水、卵、転化糖、ブルーベリー、イチゴ、スチールカット。オート麦、バター、潰されたレモン、大豆粉、天然香料、ベーキングパウダー、イヌリン、小麦グルテン、塩、キサンタンガム、ひまわり油は含まれています:小麦、卵、牛乳をと大豆」
とあります。自然な原料で作られているとのこと。
この中でわかるものだけ材料を用意して、再現してみようと思いました。
できあがったのが下の写真です。一番手前がホテルのクッキーなので比較すると少し小ぶりにです。味は砂糖とホワイトチョコレートを控えめにしたので、甘みは少なめですが、思ったよりは近い味になりました。自分でもビックリ! クランベリーやココナッツはもう少し多めでもよかったかな。
<材料>16個分
<作り方>
さて、ホテルの部屋にはKEURIGのコーヒーメーカーと、コーヒーと紅茶のカートリッジおよびミルクが用意されてあり、無料でした。こういうカートリッジ式のコーヒーメーカーが部屋に設置されているのははじめてでしたが、徐々にこういうシステムに切り替わってるんですね。私は使い慣れていないのではじめ手間取りましたが、これでお湯を沸かすこともできてとても便利でした。でもニューヨークの水道水は沸かしてもまずかったです。東京の水道水の方がまだおいしい。
あと、空っぽの冷蔵庫と、電子レンジはありがたかったです。電子レンジはテンキーで時間や温度指定するのが面倒でした。金庫も当たり前のようですがついていてよかった。
アメリカの人はメリーゴーランドが好きなんだなぁ。なんでここに設置しようと思ったかなぁ…というような場所で見かけます。
写真はボストンのクインシーマーケット近くの公園で見かけたメリーゴーランド。それほど大きくはないのですが、乗り物のバリエーションがあまりにも豊富すぎます。日本では考えられないです。思わず笑っちゃいました。
土地柄なのでしょうか、公園の至る所で走っていた人なつっこいリスの乗り物がありました。ウサギ、キツネ、フクロウも近くにいるのでしょうね。なんと蝶々や蛾までも?! 私は絶対乗れない。
ユニークなのは海や川のもの、魚とか、ロブスター?はもちろんのこと、船をおそう?巨大なタツノオトシゴ、潮を吹いているクジラまでも!(゜Д゜)
吹き出しちゃったのがもしやのスカンクです(笑) これはご愛敬でしょう。スカンクに乗っているところをを友達に見られたら最後、「こいつスカンクに乗ってたんだぞ!」とずっと冷やかされそう(^^;)
ともあれオトナはちょっと引いてしまうのですが、子どもなら喜びそう。
新年早々、アップルパイに纏わるビックリな体験をしました。
昨年暮れに訪れたNYのハイライン近くにオープンしたカフェ&レストラン「バビーズ」で食べたアップルパイがとてもおいしくて印象に残ったので、昨日再現すべく挑戦して作ってみました。
ホームメイドなアメリカンアップルパイなので、いわゆる何層にもなったパイ生地ではなく、薄いタルトのようなパイ生地の中に、イチョウ切りのリンゴがぎっしり詰められていて、さらに上からもパイ生地で覆ういわゆる「ダブルクラスト」と呼ばれるホームメイドなパイです。
NYのバビーズで食べて感じた特徴は、
・パイ生地が薄くてサクッ、ホロッとしている
・リンゴのボリュームが多く食感が残っている
・パイ生地の方がシナモン味が強い
というものでしたので、これにポイントを定めて、NYと同じ緯度にある生まれ故郷のリンゴを使って作りました。試食してみて自分なりに納得できたので、今朝お呼ばれされていた知人宅のお年始にお持ちしたところ、一口頬張って「おいしい!」と喜んでくれて、まずはホッとしました〜。
もちろん知人にはバビーズ風に作ったなんてひとことも言っていません。ところが、続いて知人の口から出た質問に、思わず戦慄が走りました!
「東京駅の八重洲にあるバビーズって知ってる?」
ええーっ! なぜここで突然「バビーズ」が?!
実はNYのバビーズは、「バビーズヤエチカ」という名称で東京駅八重洲地下街にも出店しています。
驚いて私が、
「私、NYのバビーズで食べたのがおいしかったから、これ真似して作ったんですよー!」
と答えると、知人も驚いていました!
知人はNYのバビーズには行ったことはないですが、私のアップルパイを一口食べて、バビーズヤエチカのアップルパイを思い出したとのこと。逆に私はヤエチカのを食べたことがないだけに、双方のアップルパイがここで話題になること自体が信じられなくて。バビーズのおいしいアップルパイを食べたい!…もとい食べてもらいたい! という私の強い思いが通じたんでしょうかね(笑)。
近いうちにバビーズヤエチカで味を確かめてみよう!
ちなみに下がNYのバビーズのアップルパイ。
今回のリンゴはあらかじめ煮るといったことはせずに、生のリンゴに砂糖やスパイスをまぶしてから詰めるタイプです。量はピッタリでした。パイ生地は多めでしたが、そのほうが一定の厚みに形成しやすかったです。お店でもじっくり時間をかけて蒸し焼きにするんだそうです。
メニューには、「地元のリンゴに、シナモン、グローブ、レモンの皮、海塩、ダブルクラスト。豪華」と記載されています。
バビーズの日本上陸は、2009年横浜開港150周年に合わせて、桜木町駅高架下に2年間の期間限定オープンだったそうです。下の写真はバビーズ横浜の店舗が桜木町駅高架下にあったころの店構えとネオン。日本とは思えないです! かっこいいっ!
写真は2010年8月28日にFacebookのお友達の水牧健介さんが撮影されたものを頂戴しました。メニューにはアップルパイらしきものが…。
現在国内では、横浜のバビーズ ランドマークプラザ、東京のアークヒルズ、汐留、ヤエチカの計4店舗で展開されています。
バビーズ風アメリカンアップルパイ
<材料> 直径20センチ
パイ生地
フィリング
<作り方>
今日のNYは1日雨模様の予報なので、屋内を巡ることに。
真っ先に向かったのがチェルシーマーケット。元はナビスコの工場跡地を利用した煉瓦造りの古めかしさと薄暗さがなんともいい感じショッピングモールです。
ここは食材店や、調理器具店、雑貨屋などが並んでいるのですが、そこに近年日本でもアメリカの古くからの朝食をオシャレにして提供することで話題になったレストラン「サラベス」のベーカリーの看板を偶然見つけました。
早速店に入ると、工房が隣接されていて、パンやお菓子作りの様子を見ることができます。ちょうどそばではご年配の女性の職人がトナカイのクッキーを作っているところで、こちらと目が合い、にこっと笑ってくれました。帰ってから写真を見ながらネットで検索していると…もしかしてこの方が創設者のサラベスさん本人…かも?! そっくりなんです。だとしたらものすごいサプライズ!
チーズケーキは甘くてしょっぱくてレモンの酸味の三拍子。求めていた本物のニューヨークチーズケーキに出会えました。
チョコレートプディング。ビターとスイートなチョコレートで誰にでも好まれそうなチョコレートのムースのようなやわらかさ。ぺろっと食べられちゃいます。ところでバビーズでもそうでしたが、瓶をそのままカップとして利用するのがNY風なんですかね。この瓶もオリジナルらしく「Sarabeth’s」という文字が入っています。
それにしても雨の1日、誰もが同じことを考えるので屋内施設とその周辺の雑踏はものすごかったです。テレビの道路情報も赤く染まっているし、南にあるこのホテル界隈でもクラクションが鳴り止みません。ここから道路は見えませんが、おそらく相当な渋滞が続いているのだと思います。