8月 162020
 

理想のバゲット焼くのに試行錯誤したこの夏。家庭用電気オーブン(うちのはヘルシーシェフ)ではクープ開くのは無理と諦めかけていましたが、ふと、アルミは鉄よりも断然熱伝導率が高いことを知り、そう言えばアルミ製のパンチング天板が家にあったはずと思い出しました。長いこと忘れ去られていた穴開き天板を出してきて焼いたら、膨らむ!メキメキ割れる!クープが盛り上がる!エッジってこうやって立つのかー!と初めて目の当たりにして感動!

クープ内が膨れるからエッジが立つのね!

夏休みの自由研究を無事終えた気分。夏はまだまだ続くけど…。

穴ぼこももう一息だな

<材料>1本分

  • フランスパン用粉(リスドォル) 140g
  • ドライイースト(サフ赤)ひとつまみ
  • モルトパウダー ほんのひとつまみ
  • 塩 2.5g
  • 浄水 100ml

<作り方>

  1. 粉類をバットに入れてカードでよく混ぜて広げて、浄水を注いで、カードで切り混ぜます。
  2. 端から折り畳み、粉気がなくなる程度でひとまとめにして、フタをして20分休ませます。
  3. カードで生地をひとすくいして、上から落として端から折り畳み、フタをして20分休ませます。あと2回繰り返します。
  4. 生地が伸びて透ける程度になったらひとまとめにしてフタをして、冷蔵庫の野菜室で8時間休ませます。
  5. 生地に粉を振り、指で挿した跡が残る程度になったら室温に30分戻します。
  6. 生地に粉を振り、打ち粉をしたオーブンペーパーに取り出して、手のひらで正方形に延ばします。
  7. 生地の向こう側から三つ折りにして、ペーパータオルを濡らして固く絞り、生地にかぶせて20分ベンチタイム。
  8. 手前の端を薄く延ばしてから、向こう側から親指で押し込み、反対の手の親指の付け根で押さえながら三つ折りにして、手間の端をつまんでしっかり綴じます。
  9. 綴じ目を下にして、オーブンペーパーの両端を上にして包んだ状態で上端を折り、ピンチで押さえて、パンチング天板に乗せて、さらにフタをするかラップで覆って2次発酵(室温25度で30分)。
  10. 2次発酵の10分たったところで、オーブンを250度20分のスチームにセットします(うちのオーブンは250度の余熱に20分かかる)。天板は下段に逆さまに入れておきます。
  11. クープを入れたら、オリーブオイルをクープにたらしてナイフで伸ばしておきます。
  12. オーブンに入れたら230度に落して、スチーム3分含めて20分焼きます。
パンチングアルミ天板、薄いわけじゃないけど、加熱するとオーブン内で変形するのね。冷ますと元に戻ります。クッキーもムラなくきれいに焼けました。
8月 052020
 
ヨーグルト角食パンに初めての焼き印。チドリがかわいい!

自家製ギリシャヨーグルトをもう数年食べ続けているのですが、最近また料理への活用熱が復活。今日は角食パンに加えてみたら、ドライイースト少なめにしたのに発酵が早くてビックリ! フワフワなので8枚切りにして、またフルーツサンド作ろう!

今日は念願の焼きごてが格安で手に入りました。初めての焼き印。チドリがもうかわいくてかわいくて。角食パンはもちろん、おやつの自家製チーズケーキやあんバターサンドに押しては「かわいい!」と叫ぶの繰り返しでした。

自家製スフレチーズケーキとあんバターサンドにチドリの焼印

<材料>12×12×12センチ角1斤分

  • 強力粉 250g
  • きび糖 15g
  • 塩 3g
  • ドライイースト(サフ・金)…2g(小さじ1/2)
  • 浄水 100ml
  • ヨーグルト 75g
  • 無塩バター 15g

<作り方>

  1. 強力粉ときび糖、ドライイーストをボウルに入れて泡立て器でふんわり混ぜ合わせておきます。
  2. 浄水をレンジで人肌に温めます。ヨーグルトを加えて混ぜておきます。
  3. ボウルに浄水を加えて捏ねます。
  4. 軽く生地がまとまったところで、塩とバターを加えて捏ねます。
  5. ボウルに水に濡らして絞ったペーパータオルとラップをかけて、暖かいところで2時間1次発酵。
  6. 型にサラダオイルをしっかり塗って、ペーパータオルで拭いておきます。
  7. 生地を取り出し、ガス抜きをしたら2等分して軽く丸め治し、ラップをかけて15〜20分ベンチタイム。
  8. 生地を手のひらで丸くのばしたら、麺棒で縦長にのばし、3つ折りにしてのばしてくるくる巻いて閉じます。
  9. 生地を型に入れてラップをかけて、暖かい場所でとこ型の8分目までふくれたらふたをします。
  10. 210度で予熱して、190度27分焼きます。途中15分で180度位置を変えます。
  11. 高いところから型ごと落として空気を入れ換え、フタを開けて取りだし、冷まします。
8月 032020
 

有り合わせの果物でフルーツサンド。ギリシャヨーグルトを水切りして、クリームチーズの代わりにホイップと混ぜると爽やか!
自家製の食パンなので耳がちょっと硬めだったのですが、そんなのどうでも良いくらいおいしくて食べ終わるまでもう無我夢中でした。

<材料>

クリーム

  • ヨーグルト 100gを水切りして50gに(またはヨーグルトの代わりにクリームチーズを使う場合は50g)
  • 生クリーム 100ml
  • グラニュー糖 40g
  • バニラオイル 数滴

  • バナナ 1本
  • キウイ 1個
  • (ブルーベリーなどお好みで) 
  • レモン汁 適宜

食パン 8枚切り4枚

<作り方>

  1. ヨーグルトをコーヒーのペーパーフィルターに100g入れて、1時間ほど水切りしておおよそ半量にします(ヨーグルトの代わりにクリームチーズを使う場合は室温に戻しておきます)。
  2. 泡だて用ボウルに生クリームとグラニュー糖半量を入れて8分立てします。
  3. 水切りヨーグルト(またはクリームチーズ)に残りのグラニュー糖を入れて滑らかに混ぜ、ホイップとバニラを混ぜます。バニラオイルを加えて混ぜます。
  4. バナナを4等分に輪切りして、レモン汁をまぶしておきます。キウイは1.5センチ角にカットしておきます。
  5. 8枚切りの食パンにクリームを全体に一層塗り、バナナを対角線上に横置きに並べて、間にキウイをちりばめます。
  6. 残りのクリームを隙間無く塗り重ねて食パンを重ねてラップでクリームがはみ出さないように包み、対角線の上の部分に印を付けておきます。
  7. 冷蔵庫で2〜3時間ほど冷やします。
  8. ナイフを温めて、対角線にナイフを入れてラップごとカットします。
7月 212020
 

サフ(赤)で焼いたソフトフランスパン。インスタントドライイーストは本当にインスタント。自家製天然酵母に比べてこんなに時短でできちゃって良いんでしょうかと心配になるほど簡単。
二次発酵はもう少し時間をかけた方がよかったのかな。クープがもっと開きたがっているみたいです。

<材料>

  • リスドォル 220g
  • サフ(赤) 3g
  • 塩 3.5g
  • 浄水 140ml
  • はちみつ 5g
  • モルトパウダー 小さじ1/8

<作り方>

  1. 浄水をレンジで人肌よりもぬるめに温めてはちみつを混ぜておきます。
  2. 大ボウルに粉類を入れて、泡立て器でふんわり混ぜ合わせておきます。
  3. 大ボウルに浄水をザッと加えて、ヘラで粉気が無くなるまで混ぜて、ラップをかけて10〜30分そのまま休ませます。
  4. ペストリーボードに生地を取り出し、ドライイーストを加えてこねて、塩を加えて捏ねます。
  5. 全体が均等な固さになったところでボウルにまとめて、濡らして絞ったペーパータオルとラップをかけて、温かいところで2倍に膨らむまで一次発酵。
  6. 打ち粉をしたペストリーボードに生地を取り出し、手で軽く伸ばしてガス抜きをして、緩く左右を三つ折り、前後に三つ折りをして、濡らして固く絞ったペーパータオルをかけてボウルをかぶせて20分休ませます。
  7. 奥と手前から軽く三つ折りにたたんで中央から親指の付け根を使って押し込むように二つ折りにして底をきっちり閉じ、オーブンペーパーにのせます。
  8. オーブンペーパーの端を折り、洗濯ばさみでつまんで、固く絞ったペーパータオルかけて天板にのせた状態で、オーブンの上に置いておきます。
  9. 10分ほど置いてからスチームオーブンの250度20分にセットして余熱を開始します。余熱で17分ほどかかります。
  10. 余熱が220度まで上がったところで洗濯ばさみを外してオーブンペーパーを開き、クープナイフにオイルを付けてクープを45度の角度で1センチほどの深さに入れます。
  11. 余熱が完了したら、天板を取り出して生地を入れて250度で10分ほど分焼いたら220度に下げて10分焼きます。
6月 292020
 

バゲットを焼いてから、しょうゆを刷毛で塗って、もう一度こんがりと焼きました。ものすごい香ばしくて、スライスしてチーズをのせるとマリアージュ!

しょうゆが指に付いて、しょっぱいです。

<材料>45センチ1本分

  • リスドォル 180g
  • モルトパウダー 小さじ1/4
  • 元種 72g
  • 塩 3g
  • 浄水 110ml
  • はちみつ 5g
  • しょうゆ 大さじ1
  • みりん 大さじ1

<作り方>

  1. 浄水をレンジで人肌よりもぬるめに温めて、元種を加えて緩めておきます。
  2. 大ボウルに粉類を入れて、泡立て器でふんわり混ぜ合わせておきます。
  3. 大ボウルに1の緩めた元種とはちみつを加えてヘラで粉気が無くなるまで混ぜて、ペストリーボードに取り出して捏ねます。
  4. 浄水で固さを調整して、塩を加えて手で捏ねます。
  5. 生地を中ボウルに移し替えてラップをかぶせて室温で4時間ほどおきます。
  6. 2倍ほどに膨らんでいたら、軽くガスを抜いて、再び1.5倍になるまでおきます。
  7. 生地に打ち粉をして、打ち台に取り出して、軽くガスを抜きながら手で正方形に伸ばします。
  8. 奥と手前から軽く三つ折りにたたんで、固く絞ったペーパータオルとラップをかけて30分ベンチタイム。
  9. さらに手前と向こう側を中央に折りたたんで、さらに中央から親指の付け根を使って押し込むように二つ折りにして、オーブンペーパーの端を洗濯ばさみでつまんで、スチーム発酵40度で45分2次発酵。
  10. オーブンの上段と下段にひっくり返した天板を入れた状態でオーブンを250度20分にセットして余熱を開始します。
  11. 余熱が230度まで上がったところで洗濯ばさみを外してオーブンペーパーを開き、茶こし粉を振りかけて、クープを45度の角度で1センチほどの深さに入れて、十分に霧吹きをかけます。
  12. 余熱が完了したら、天板を取り出して生地を入れて、そのままボタンを押さずに3分待ちます。
  13. スイッチを入れたらスチームを3分で開始して、その後220度で焼き、さらに250度に上げて10分焼きます。
  14. 焼き上がったらしょうゆとみりんを刷毛で塗り、再び250度で1〜2分焼きます。
ヘルシーシェフで天板を逆さにサンドして焼いているレシピを見つけたので試してみました。
クープがほどよく広がりました。ただ仕上げの焼き目がちょっと甘くなった印象です。