4月 282013
 

ホノルルに着いたビリーとジョニー。
ここは常夏の楽園。みんな楽しそう。
ビリーもジョニーもうきうきで遊びに夢中。

ワイキキビーチでウキウキのビリーとジョニー

ワイキキビーチでウキウキのビリーとジョニー

「あ、こんなことしてる場合じゃないよ、Kを探さなきゃ」
と言っても、ここはホノルル。初めて訪れた南国の地、
右も左もわかりません。

途方にくれていると、なにやら涼しげな格好をしたくまの女の子が。

「なにをしてるの? おのぼりさんたち」

なにをしてるの? おのぼりさんたち。

なにをしてるの? おのぼりさんたち。

「ぼくらはおのぼりさんじゃないぞ。ニューヨークから来たんだ」
「そう。でも、そのださい格好は、どう見てもJ○Lパックの団体さんよ」
「えー!」

自分たちは、決めたつもりだったのに、ださいと言われてショックを隠せない
ビリーとジョニー。

「そんなことより、なにをしてるのよ?」
「じつは、ぼくたちKっていうのを探してるんだ。ホノルルのK」
「K? そうね。ホノルルのKと言えば、あれのことかも。そうそう、私の名前はデボラよ。あなたたちの名前は?」
「ぼくはビリー」「ぼくはジョニー。兄弟なんだ」
「そう、ビリーとジョニーの兄弟さんなのね。じゃ、私がKまで案内してあげるわ」
「本当? 嬉しいなぁ。ありがとう」
「でも、そのかわりに、私のことは「デボラさん」って呼ぶのよ」

デ、デボラさん...。

デ、デボラさん…。

「わかったよ、デボラ、じゃない、デボラさん」
こうして、デボラに引きつられ、ビリーとジョニーは、
一路、ホノルルのKを目指すことに。

4月 282013
 

ニューヨーク、DUMBOで出生の秘密を知ったビリーとジョニー。

「お母さんたちはどこにいるんだろう?」

せっかく生まれ故郷のDUMBOに行けたのに、肝心のお母さんの消息は知れず。

DUMBOから自由の女神を望み母を思うビリーとジョニー

DUMBOから自由の女神を望み母を思うビリーとジョニー

そんな時、アザラシのデイジーが、1枚の紙切れをくわえてやってきた。

「くまの兄弟がたずねてきたら、この紙を渡して欲しい」

と、くまのお母さんからの伝言があったと。お母さんの伝言だ。

アザラシのデイジーが謎の紙切れを持ってやってきた。

アザラシのデイジーが謎の紙切れを持ってやってきた。

ビリーとジョニーが紙切れを見てみると、そこには「K」の文字が。

「K?」

Kと言えば、ビリーが肌身離さず持ち歩いているポシェットにも、「K」と書かれた紙切れが。
2つの紙切れを見比べると、デイジーがくわえてきた紙切れには、うっすらと「ホノルル」の文字が。

デイジーが加えた紙切れには「K」と「HONOLULU」の文字が。

デイジーが加えた紙切れには「K」と「HONOLULU」の文字が。

「ホノルルのK?」
「そこにお母さんの手がかりがあるのかも」
「ホノルルに急ごう」

ビリーとジョニーは、こうしてホノルルを目指しました。