4月 152024
 
千葉県産のサツマイモで蜜がしたたる絶品焼き芋
トースターで絶品土鍋風ご飯

四半世紀の無オーブントースター暮らしから一転

かれこれ25年以上トースターやオーブントースターを持たず、食パンやお総菜はもっぱらグリルを使って焼いたり温め直していましたが焦がしてしまいがち。それでもかたくなに「オーブントースターだけは買わない! 」という思いが今年になってなにかの弾みでひっくり返り、どうしても欲しくなって1か月ほどいろいろな機種を調べました。

トーストに特化した機種に惹かれるものの頻繁にトーストするわけでもなく、スチーム機能も魅力だけどそれって焼く前に霧吹きかければいいんじゃないの?と思ったり。結果、昨年発売時から気になっていた多機能な「アラジン グラファイト グリル&トースター AET-GP14B」に決めました。

えっ? オーブンレンジかと見紛うほどの巨大な箱

なにより320度って魅力的! 10年ほど愛用しているオーブンレンジ(日立のヘルシーシェフ)は300度まで上げられますが、余熱に30分以上かかるというところで非効率。これに対して数秒で一気に上げられる驚異的なグラファイトの実力は、毎冬アラジンのとりかごデザインのグラファイトヒーターで毎日実感してきたので間違いないかと。

問題は価格と大きさでしたが、AET-GP14Bにバージョンアップしてから半年以上過ぎてかなり値下がりしていたのと、キッチンカウンターを片付けて設置場所も確保できました。

まずは仮設置
すでになじんでいる佇まい
ごしゅじんさま願いをどうぞ
こらこら君たち焼かれるぞ
はじめてお使いになるときの「から焼き」
瞬時に320度はすごすぎる

から焼きの時に金属が膨張する「パキン! パキン!」という音が懐かしく、昔実家で使っていた東芝の古い電気オーブンを思い出しました。

まずは炊飯と焼き芋

最初のチャレンジ調理はなんと炊飯。評判の良い土鍋のような仕上がりに期待が高まります。

チッチッチッとは鳴りません
カチッカチッと時折オンオフ切り替える音がするのみ

「ピロロン ピロロン♪ 」という終了の電子音が今ひとつ。オーブントースターは「チーン♪」であってほしい。

おこげもなく本当に理想的なご飯が炊きあがりました! 贅沢にもカレーライスでいただきました。

炊飯鍋の目盛り通りだと気持ち硬めの炊きあがり

続けて焼き芋。これまで土鍋やグリルで焼いて満足していましたが…。

ヤオコーで安かった千葉県産のおいも
見た目普通のサツマイモ
新機能の2ステップ調理
甘い香りが家全体に立ちこめます

温度と時間を2段階で指定できる「2ステップ調理」が便利に使えそうです。グリルパンが思ったよりも大きくて深いので、高さのある食材も蓋をしめて調理できるのが嬉しい。

ピロロンピロロン焼き上がり
蜜がしみ出してる!
あまりの感動にピント合っていないし

一口食べて「あっんまーーーーい!!!」

こんな甘い焼きたての焼き芋を家で食べたことが無いです。千葉県産のサツマイモそのものが美味しいのはもちろんですが、焦げ焦げになることなくほどよい焼き目で甘さを引き出すなんて、これはグリルではとうてい無理です。

調理が止まらないアラジン

ご飯と焼き芋で相当感動してしまって、「次何作ろうかな」の衝動が止まりません。ローストビーフ、お総菜のあたため、冷凍生地パンの焼成、ホットケーキ、野菜の調理、蒸しプリン等々作ってしまいました。オートリーズのオーバーナイト発酵カンパーニュは絶品の焼き上がり!

ヤオコーのカレーパン
ヤオコーのチーズメンチかつ
リベイクモードで焼いちゃいます

大好きなヤオコーのカレーパンやお総菜をもっと美味しく食べられるので嬉しい!

アラジン作った朝食プレート
ローストビーフとカンパーニュもアラジン製

オーブントースターではなくオーブンを手に入れたという感覚で、いろいろな料理、調理に活用したいです。

欠点は?

油断していると底面を焼きすぎる傾向にあります。上面に焦げ目を付けようとすると、その1.2倍ほどの焦げ目が底面についているような感じです。カンパーニュも表面カリカリ中もちもちの絶品ながらも底面がギリギリな感じで、ホットケーキも底面が硬めでした。

次回はプレートを出来るだけ使わずに焼いてみようかと思っています。

11月 012023
 
今季最後の栗で緑茶入れて炊いたおこげ付きのおこわ

今年はもう栗仕事はいいかなと思っていた矢先に、茨城県産の大袋に入った大きな栗とともに「今季最後の栗」というポップを目にしてしまい、安かったので買ってしまいました。

申し訳ないくらいに良い栗で、あれもこれも作りたいと思ったのですが、渋皮煮と栗のおこわに絞りました。とはいえやっぱり大変な栗仕事。

渋皮煮は大鍋で。渋皮まで剥けてしまった栗をおこわ用に。普通に炊いたのではおもしろくないなぁと、先日叔母から聞いた「緑茶を入れて栗ご飯を炊くとめちゃくちゃ美味しい」という話を思い出して、炊く直前に緑茶を少量挽いて振りかけて炊いてみました。

味に深みと旨みが増してとても美味しかったです。家の炊飯器は2合でもパンパンになるので、ストウブの20センチで炊きました。少し柔らかかったのですが、折りに詰めてお裾分けしたところ喜んでもらえました。

栗に緑茶がかかっています
<材料>2合分
  • うるち米 1合
  • 餅米 1合
  • 栗(渋皮まで剥いたもの) 200g
  • 昆布 10センチ角1枚
  • 昆布水+水 100m+250ml(合わせて350ml)
  • 日本酒 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • 塩 小さじ1
  • 緑茶を挽いたもの 小さじ1/8
<作り方>
  1. 栗は渋皮まで剥き水に浸けておきます。
  2. 米類は洗って一晩水(分量外)に浸けておきます。
  3. 昆布は軽く水洗いしてから水100mlに浸しておきます。
  4. 米類の水をザルにあげて5分ほど水を切ってから鍋(今回はストウブ20センチ)に入れます。
  5. 昆布水と水を合わせて日本酒、みりん、塩を加えて軽く混ぜます。
  6. 昆布を上に乗せて、その上に栗を並べます。
  7. 挽いた緑茶を振りかけて、30分ほど置きます。
緑茶をミルで挽いてふりかけました
  1. 蓋を少しずらして置き、強火にかけて、沸騰したら蓋をして、吹きこぼれないようにぐつぐつ音を確認しながら中火→弱火→極弱火と調節します。
  2. 音がしなくなるまで約11分炊き、残り30秒で強火にして火を止め、15分そのまま蒸らします。
  3. 栗と昆布をいったん取り出し、ご飯をほぐしてから茶碗によそい、栗をのせます。
炊きあがったところです
1月 222015
 

ヘルシーシェフでご飯を炊いてみました。

ヘルシーシェフで炊いたご飯。

ヘルシーシェフで炊いたご飯。

レシピ本どおりに、ボウルにお米と水を入れて、皿でふたをして、炊飯のオートで23分。吹きこぼれたあとがありました。
炊きたてはお米が立っていておいしそう。

炊きたての状態。

炊きたての状態。

その後、布巾と皿でふたをして蒸らすとありました。が、食べたのが1時間後だったからか、ご飯の硬さにムラがありました。おそらく圧力が足りないんでしょうねぇ。
今はオーブントースターでも炊飯できる器具があるくらい。とりあえず取説に炊けるとあれば1度は炊いてみないと。でもレンジではもう炊くことはないだろうな。

次は久しぶりに土鍋で炊いてみよう。