いつものあこ酵母のロールパン生地で、ポットパイみたいな惣菜パンをイメージしていたら、そうだ、ポットのふたやスプーンもパンで作っちゃえ!ということで、粘土細工みたいにこねこねしてランチセットを作りました。
ふたが小さすぎて機能していないところはご愛敬(笑)です。
もちろんスプーンも、すくって飲めるような強度はありません。
生地をパーツに分けて、これをこうやって、あーやってと、考えているときも作っていて楽しいです!
パンはできあがりまで形がわからないというのも醍醐味(未熟だからですが) 。
グラタンパンと、ふた&スプーンでは、同じ生地にもかかわらず、味わいに違いがあるのが興味深いです。
グラタンパンの方はふわっと柔らかくてしとり。キノコやサーモンなど具材の種類も多いので、こくがあっておいしいです。
ふたとスプーンは、プリッツェルのようにカリポリ。さすがハード系の粉だなというのがよくわかりました。
香ばしいのはちょっと焼き過ぎちゃったからなのですが。
<材料>4個分
- 強力粉(フランスパン用)…150g
- きび糖…15g
- ミルクパウダー…10g
- 塩…1.3g
- 浄水…90ml
- あこ有機培養酵母生種(ストロング)…12g
- 無塩バター…10g
- 玉ねぎ・しいたけ・ピーマン・サーモン等
- ホワイトソース
- 米粉…小さじ1
<作り方>
- 玉ねぎ、しいたけ、サーモン、ピーマンをさいの目に切ってオリーブオイルで炒めて、ホワイトソースを加えて絡めます。塩こしょうで味を調えて、水で溶いた米粉を加えて固さを調整します。
- ボウルに粉類を入れて泡立て器でよく混ぜます。
- あこ有機培養酵母生種を加えます。
- 浄水を15秒温めて注いでこねます。
- ある程度まとまったら、湯煎で溶かしたクーベルチュールチョコレートと無塩バターを加えて、手で握りつぶすような感じで混ぜ、よくこねます。
- 生地を丸めてボウルに戻し、ラップをして室温(19度くらい)で9時間一次発酵。
- パン生地が2倍にふくれたらガス抜きをして取り出します。
- 生地を7:3に切り分けます。7の方を4等分します。3の方も4等分したらさらに2等分し、その1片を2等分してそれぞれ丸めます。20分ベンチタイム。
- シリコン型4個に伸ばした生地を敷いてグラタンの具を26gずつ入れ、残りの生地でふたとスプーンを作り、天板に並べます。
- オーブンの発酵モード(40度)で90分二次発酵。
- 1.5~2倍にふくれたら、180度で20分焼きます。
今日の湯島天神の梅です。