9月 242023
 
貝柱ならぬカスタード柱をどら焼きの皮でサンド

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どら焼きの皮でカスタードクリーム挟んでガッツリ頬張ってみたくて考案しました。少し固めのカスタードクリームを棒状にして冷凍してから大胆にカット。小さめのどら焼きの皮を焼いてサンドしました。

並べるとにょきにょきキノコみたい

みりんを煮詰めて作ったシロップ入りのどら焼きの皮がとても深みのある甘さで美味しくて、主役はどら焼きの皮かもしれません。きれいに焼けたのが嬉しくて。

どら焼きの皮にシロップとして使用した「日の出 純国産純米本みりん」
上から見てもかわいい

濃い目のドリップコーヒーがとても良く合いました。

<材料> 直径6センチ4個分(4人分)

カスタードクリーム

  • 卵黄 40g(2個分)
  • グラニュー糖 40g
  • 薄力粉 10g
  • コーンスターチ 6g
  • 塩 ひとつまみ
  • 牛乳 200ml
  • バニラエッセンス 数滴

どら焼きの皮生地

  • 卵 50g
  • グラニュー糖 50g
  • 薄力粉 50g
  • 重曹 0.6g
  • 重曹を溶く水 1ml
  • みりん 10ml
  • 調整用の水 少量(1ml~)
<作り方>
  1. カスタードクリームを作ります。粉類とグラニュー糖を小ボウルに入れて泡立て器でふんわり混ぜます。
  2. 中ボウルに卵黄を入れて牛乳を少し加えて泡立て器で溶かします。
  3. 卵黄のボウルに粉類を加えてよく混ぜます。
  4. 残りの牛乳を小鍋に入れて、60度に温めます。
  5. 卵黄のボウルに少しずつ加えてはよく混ぜて、茶漉しで漉しつつ鍋に移し、バニラエッセンスを加えます。
  6. 鍋を中火にかけて、シリコンヘラでゆっくり混ぜます。かたまりかけてきたら弱火にして、手早くまぜます。
  7. 火から下ろして鍋底を冷水につけて粗熱を取ります。
  8. ラップを大きめに敷いて、カスタードクリームを乗せて筒状にして両端を輪ゴムでしっかり閉じた状態で冷まします。
ラップで包んでバットの端に寄せて冷ましています
  1. 冷めたら冷蔵庫で冷やして、さらに冷凍します。時々取り出し、転がして筒状の形を整えます。
  2. どら焼き生地を作ります。みりんを小鍋に入れて火にかけて半量になるように煮詰めて冷ましておきます。薄力粉を数回振るっておきます。
  3. ボウルに卵を入れて溶き、グラニュー糖を加えて泡立て器でサッと混ぜます。
  4. 重曹に水を加えて溶かして卵のボウルに加えます
  5. ふるっておいた薄力粉を加えてシリコンヘラでサッと混ぜて、冷蔵庫で30分~1時間休ませます。
  6. 生地にみりんを加えて、生地の跡が残る程度のもったりした固さになるように水で調整します。
  7. フライパンを熱して火を消し、油を敷いたらキッチンペーパーでしっかり拭き取ります。濡れタオルにフライパン底を当てていったん熱を落ち着かせてから火にかけて、生地を丸い大さじ1の計量スプーンで掬ってフライパンの中央に流し入れます。フライパンの温度は150度くらい。
よーく見ていると小さい気泡がプチプチと沸いてきます
  1. 表面に小さい穴が空いてきたら、薄いフライ返しを小刻みにふるわせながら生地の下に挿入して一気に裏返します。裏を1分くらい焼いて、オーブンペーパーの上にのせて冷まします。フライ返しに付いた生地はその都度濡らしたキッチンペーパーで拭き取ります。
  2. フライパンの熱が徐々に上がってくるので、火を弱くするなど温度に気をつけます。
  3. 焼き上がったら冷凍庫からカスタードクリームを取り出して、しばらく室温に置いてから4つにカットします。
少し解凍させてからカットします
  1. クリームにラップが残らないように気をつけて剥がし、どら焼きの皮の裏に乗せて、その上にどら焼きの皮を乗せてサンドします。室温でカスタードクリームの中まで解凍させてからいただきます。
ミントが爽やかでどら焼きの甘い皮に良く合います

カスタードクリームで残った卵白は、ピーマンとソーセージと一緒に炒めて、トマトケチャップを絡めていただきました!

フーディストアワード2023☆レシピ&フォトコンテスト
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9月 222023
 
パキットで作るチーズでカリカリお月さまボロネーゼ

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先日の「平野レミのはやわざレシピ!」で見た「お月見ポテチ—」にインスパイアーされて、フライパンでピザ用チーズを焼くというワザに挑戦してみました。パリッとまん丸に焼けたので「パキット<ボロネーゼ>」を使ってお月見のイメージでアレンジしました。

パスタをレンジで加熱+蒸らしをしている間にチーズを削ったりピーマンを炒めたり。最後に混ぜ合わせたりトッピングするだけで本格的な美味しいパスタ料理ができあがるのは嬉しいです。

今回使用したパキット<ボロネーゼ>

パルミジャーノレッジャーノも振りかけてチーズ三昧。満足な一品でした。

<材料> 1人分
  • パキット<ボロネーゼ>
  • 水 160ml
  • スパゲッティ(乾麺1.8ミリ) 100g
  • ピザ用チーズ 50g(2個分)
  • バジルの葉 2枚
  • ピーマン 1個
  • イタリアンパセリ 2本
  • パルミジャーノレッジャーノ 5g
<作り方>
  1. フライパンにピザ用チーズを2等分して丸く置いて中火にかけます。
  1. 溶けてきたら弱火にして、シリコンヘラで丸くなるように形を整えながらじっくりこんがりと片面だけを焼きます。溶けたところでバジルの葉を真ん中に置きます。
  1. 焼けたらフライ返しで優しく取り、オーブンペーパーを敷いた上に置いて冷まします。
  1. ピーマンを5ミリ角にカットしておきます。
  2. パキットの袋を開けて水を入れ、スパゲッティを半量ずつひねりながら2つに折り、袋に入れます。
  3. 袋をしっかり閉じて、手で優しく揉み込みます。
  4. 袋をレンジに立たせて置き、600Wで6分加熱します。加熱後はそのまま7分蒸らします。
  5. その間にパルミジャーノレッジャーノを削っておきます。
  1. フライパンでカットしたピーマンをサッと炒めて、軽く塩とコショウを振って取り出しておきます。
  1. 蒸らしが終わったらパキットの袋を開けてトングで30回ほどスパゲッティを持ち上げるようにして混ぜます。
  1. 炒めたピーマンを袋に投入して、軽く混ぜ合わせます。
  1. 皿に取り出して盛り、イタリアンパセリを刺し、パルミジャーノレッジャーノを振りかけます。
  1. 冷まして置いたお月さまチーズをパスタの上に立てて完成です。お月さまチーズの裏側に、バジルの茎やピックを差し込んで立たせています。
立たせるのは以外に難しい

フーディストアワード2023☆レシピ&フォトコンテスト
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9月 202023
 
手間がかかる分だけおいしさも格別

今年も栗仕事。栗を見つけると手間がかかるのが分かっているのに渋皮煮を作りたくなります。

昨年は茨城県の笠間で買ってきたのだけど、今年は近くのスーパーで茨城県産のものを購入。大きくてツヤっとしていて立派な栗です。

鬼皮を向いた時点で、388g。

この量の鬼皮を向くだけで、指先の感覚が無くなるくらい疲労してしまいました…。1日に作れる適量ってものがあるんですね。よくばらずに1袋にとどめておいてよかったです。

鬼皮向いた後の重量の約60%のきび糖を用意しました。…すごい量ですが、ちょうど良い甘さに仕上がりました。

割ると中までシロップがしみしみで、食べるとほっこり上品な甘さ。がんばって作って良かったなぁと報われる瞬間。

シロップ多めになってしまいましたが十分甘いので、残ったら炭酸割りでも美味しいです。シンプルだけどこの時期ならではの贅沢なスイーツ。栗って手間がかかるのにいろな国で重宝がられれていて(動物も然り)、みんな同じように栗のおいしさを求めているんだなぁと思うと嬉しくなります。

良い栗を見つけたらまた作りたくなりそう。

〈材料〉
  • 栗 450~500g(今回は鬼皮を剥いて388g)
  • きび糖 鬼皮剥いた後の重量の60%(今回は280g)
  • 重曹 小さじ1
〈作り方〉
  1. 鍋に栗が被さる量の湯を沸かして火を消します。
  2. 栗を水洗いしてから熱湯に浸します。
  3. 5分たったら栗を1個ずつ、栗の下方に包丁の刃の付け根の方で切り込みを入れて、隙間に刃を入れて少しずつ鬼皮を剥きます。はじめは皮が硬いので無理せず湯に戻して、次の栗の皮剥きをします。湯に浸けているうちに皮が柔らかくなり剥きやすくなります。
  4. 剥いた栗を水に浸しておきます。
  5. おおまかに鬼皮を剥き終わる頃に、鍋にたっぷりの水と重曹を入れて湯を沸かします。
  6. 栗を湯に入れて10分茹でます(茹で1回目)。
  7. 茹でている間にもう一つの鍋に湯を沸かしておきます。
  8. 10分後、栗をザルにあげて湯を切り、沸かしておいた鍋の湯に入れて10分間茹でます(茹で2回目)。
  9. 茹でている間に最初の鍋に湯を沸かしておきます。
  10. 10分経ったら栗をザルにあげて湯を切り、沸かしておいた鍋の湯に入れて10分間茹でます(茹で3回目)。
  11. 茹で汁の半量を捨てて水を足して湯の温度を下げます。
  12. 左手に軍手をはめて、軍手と右手の素手で栗を優しく擦り渋皮を取ります。渋皮のスジは竹串で取り除きます。
  13. きれいにした栗は水につけておきます。
  14. 栗を水でサッと洗って細かい皮を取ったら鍋に移します。
  15. 栗が浸るくらいの水を入れて、きび糖の半量を加えて、中火で沸騰させます。
  1. 沸騰後、極弱火にして残りのきび糖を数回に分けて加えながら、オーブンペーパーの落とし蓋をして20分煮ます。
  1. 火を消してそのまま冷めるまでおきます。
  2. 冷凍する分は製氷器に入れてシロップで浸して冷凍します。凍らせても硬くならないので、取り出すときは先の丸いナイフなどを側面に入れて外します。
凍る前
凍らせたところ
  1. アイラップに入れて閉じ口を上にした状態でさらにジップロックの袋にいれて閉じ、綴じ目が常に上になるように冷凍庫に立てて保存します。シロップの糖度が高いので袋から漏れないように注意します。
  2. 残りの栗も容器に移して、シロップでひたひたにして冷蔵庫て冷やします。

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今日は6年ぶりに新しいMacBookProが家に来ました。使いやすい。見やすい。速い。環境もまるごと移行アシスタントアプリで引き継げてめちゃくちゃ助かりました。グラフィック環境最強です。動画もがんばろう。

9月 192023
 
かつお節にさらにパルミジャーノレッジャーノをトッピング

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冷凍しているパルミジャーノレッジャーノが少しだけ残っているのだけど、トマト鍋なら合いそう。ということで、現在、家にある食材だけで鍋に入れられる冷蔵庫、冷凍庫から消費したい食材を探し出しました。

鍋の材料と鍋の素
パルミジャーノレッジャーノがカチコチなので削るのに一苦労

今回は「にんべん あとのせ鰹節が香る鍋つゆ<トマトの旨み>」を使って、2人分を作りました。

にんべん あとのせ鰹節が香る鍋つゆ<トマトの旨み>
<材料>2人分
  • にんべん あとのせ鰹節が香る鍋つゆ<トマトの旨み> 2人分
  • 水 1カップ
  • 豚ロース肉 250g
  • キャベツ 1/8個
  • 玉ねぎ 1/2個
  • しいたけ 4個
  • まいたけ(冷凍) 1/4株
  • ミニトマト 6個
  • ブロッコリー(冷凍) 4個
  • しめじ 1/4株
  • パルミジャーノレッジャーノ 5g
  • ラーメン(乾麺) 85g
<作り方>
  1. 鍋につゆと水、具材を加えてフタをして火にかけます。
加熱前の状態
  1. 具材に火が通ったら、あとのせ用本枯鰹削り節をかけていただきます。
  1. さらにお好みで、今回はパルミジャーノレッジャーノを加えてみました。イタリアンパセリも良いです。一番気に入った具材はブロッコリーでした。
  2. 〆はラーメン(乾麺)を投入。
棒ラーメン1袋入れました
  1. 5分ほど煮込みます。
お好みでもう少し煮込むと味が染みて美味しいです

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9月 182023
 
安心安全な食材と調理法で健康的な食事を続けたい

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スーパーで北海道産の牛もも肉が特価だったので久しぶりにローストビーフが食べたくて思わず確保。これまでいろいろな方法を試してきましたが、中が生っぽいのは避けたいのでホットクックの低温調理で作ることに。3時間以上かかるものの、温度管理の手間もかからずなにより安心して食べられるからです。

ソースは赤ワインをベースに甘辛くしたかったので「タヴェルネッロ オルガニコ サンジョヴェーゼ テトラパック」を使用。開けてまず味見。酸味があってサラッとしいて飲みやすい!オーガニック認証ぶどう酒なので調理酒として大量に使っても安心。

タヴェルネッロ オルガニコ サンジョヴェーゼ テトラパック
長時間低温で調理するのでお肉を噛むとほどけるように食べやすい

にんにくを使っていないのと、赤ワインを煮きることで、朝からでも気にせず食べられます。

〈材料〉2人分
  • 牛もも肉 300g
  • 塩・きび糖 各小さじ1/2

【赤ワインソース】

  • 赤ワイン 25ml
  • しょうゆ 大さじ1
  • ギー(またはバター) 3g 
  • はちみつ 大さじ2/3
  • 練りわさび 1g
  • 肉のつけ汁 16ml
  • 塩・コショウ 適宜

【お好みで】

  • ホースラディッシュ
<作り方>
  1. 牛もも肉を冷蔵庫から取り出し表面をペーパータオルで水分を取り除き、塩ときび糖を均等にまぶして、アイラップに入れて包んで密着させた状態で1時間ほどかけて室温にもどします。
  2. 肉を取り出し表面をペーパータオルで水分を取り除きます。肉を入れていた袋は再活用するのでそのまま開いておきます。フライパンを熱してオリーブオイルを小さじ1(分量外)を入れて、牛肉の表面をそれぞれ10~15秒ずつ焼き、均等に焼き目を付けます。
お肉の表面をじゅうじゅう
  1. 肉をバットに移して少し冷まし、肉を入れていたアイラップに再び入れて密着させてしっかり閉じます。念のためもう一枚アイラップで包んで空気を抜いて後でほどける結び方(引き解け結び)で閉じます。
  2. ホットクックの内鍋に袋ごと入れて、水位MAXの目盛りまで水を注いで蒸しトレイをセットします。
  3. 「ローストビーフ」にセットして加熱スタートします。
  4. 加熱後は袋ごと取り出してそのままあら熱が取れるまで室温に置き、冷めたら一度袋を開けて中のソースを小鍋に移します。肉は外側のアイラップに移して引き解け結びをして冷蔵庫で冷やします。
  5. 小鍋に【赤ワインソース】の材料を加えて中火にかけて、一煮立ちさせて煮きり、火から下ろして冷まします。
赤ワインソースに加えたギーはグラスフェット
  1. 肉を取り出し、薄くスライスをして盛りつけて、赤ワインソースを小皿に入れて、お好みでホースラディッシュを添えます。

【サステナブルへのこだわりポイント】

  • 安心安全な調理法と食材を選ぶことで時間を有効に使い、美味しく健康的な食事を楽しみたい。
  • 調理用具の再利用。今回はアイラップの重ね使いでそれぞれを再活用しながら、安全な調理と保存を心がけました。

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