5月 242011
 

また長いパンの名前になってしまいました。

白神こだま酵母のGOPANお米パン生地に、ローストしたオニオンを練り込んで、クリームチーズとコーンのフィリングを包みました。

GOPANのオニオンローストお米コーンクリームパン

GOPANのオニオンローストお米コーンクリームパン

生地のほろにが甘いオニオンローストが、いつものお米菓子パンのイメージ一新。
しかもコーンとクリームチーズの相性って最高!
少し砂糖と塩で味にアクセントを加えると、濃厚コーンクリームシチューを食べているかのようです。

お米パン生地を使った本格的な調理パンとしておすすめです。

 

<材料> 8個分

・米パン生地

  • 白米…132g
  • 浄水…白米+浄水=236g
  • きび糖…25g
  • 塩…2g
  • スキムミルク…5g
  • 無塩バター…12g
  • 小麦グルテン…30g
  • 白神こだま酵母ドライ…2.4g
  • 酵母を溶かす水…7ml
  • 玉ねぎ(ロースト用)…80g

 

・コーンクリームチーズ

  • コーン(缶詰)…60g
  • クリームチーズ…100g
  • きび糖…大さじ1
  • 塩…ひとつまみ

 

オニオンローストお米コーンクリームチーズパンの断面

オニオンローストお米コーンクリームチーズパンの断面

 

<作り方>

  1. オニオンローストを作ります。器にみじん切りした玉ねぎを敷き、ラップをせずに700wのレンジで5分加熱して水分を飛ばします。

    ノンオイルのオニオンロースト

    ノンオイルのオニオンロースト

  2. コーンクリームを作ります。ペーパータオルでコーンの水気をとっておき、柔らかくしたクリームチーズに加え、砂糖と塩を加えて混ぜ合わせ、冷蔵庫に入れておきます。
    水気を切ったコーン

    水気を切ったコーン

    クリームチーズにコーンを加えて混ぜます

    クリームチーズにコーンを加えて混ぜます

    砂糖と塩を加えて良く混ぜ合わせます

    砂糖と塩を加えて良く混ぜ合わせます

  3. 白米を洗って浄水を加えて236gにして、米パンケースに入れ、GOPANにセットします。
  4. きび糖、塩、無塩バター、スキムミルクを米パンケースに入れ、自動投入ケースに小麦グルテンを入れてセットします。
  5. 粉砕時の飛び散り防止用に、パンケースの上にアルミホイルをかぶせます。
  6. 「米パン生地」キーを押して「パン生地」に設定し、「スタート」キーを押します。
  7. ミル動作終了後、アルミホイルを外し、10分たった頃に白神こだま酵母の準備を始めます。酵母を溶かす水を40度に温めて、そこに酵母を振りかけてふやかします。
  8. こねの動作が始まり、自動投入のブザーがなったところでふたを開けて、酵母液を加えます。
  9. こね開始8分ほどたったら、オニオンローストを加えます。

    オニオンローストを加えます

    オニオンローストを加えます

  10. こね終了後、パンケースから生地を取りだし、丸め直して10分間ベンチタイム。

    オニオンロースト入りお米生地を丸めてベンチタイム

    オニオンロースト入りお米生地を丸めてベンチタイム

  11. 生地を丸く平たく伸ばして、コーンクリームチーズを乗せて包みます。

    伸ばした生地にコーンクリームチーズを乗せて包みます

    伸ばした生地にコーンクリームチーズを乗せて包みます

  12. 40度で40分発酵します。

    発酵前

    発酵前

  13. 発酵後、はさみで十字形に切り込みを入れ、180度で18分焼きます。

    発酵後に切り込みを入れて焼きます

    発酵後に切り込みを入れて焼きます

生地もクリームチーズも甘くて、あまりお米パンと意識せずにぺろっと食べてしまいます。

1個食べ終わるともう1個食べたくなります。

GOPANのオニオンローストお米コーンクリームパンの焼き上がり

GOPANのオニオンローストお米コーンクリームパンの焼き上がり

 

5月 222011
 

今回のGOPANのお米パンのタイトルはとても長いですが、いわゆる「GOPANの佐渡島産こしひかりお米食パン」になります。

GOPANの朱鷺と暮らす郷づくり認証米お米食パン

GOPANの朱鷺と暮らす郷づくり認証米お米食パン

朱鷺と暮らす郷づくり認証米」とは

安全でおいしい佐渡米を認証する制度のもと、農薬や化学肥料を減らし、生きものを育む農法で栽培されたお米。

ということで、朱鷺にも人にも優しいお米となっています。

 

<材料>

  • 水…白米と合わせて410g からスタート

    • 今回はこの水分量に「+9.3ml」足したので、
      白米(220g)+水=419.3g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

朱鷺と暮らす郷づくり認証米お米食パンの自己評価

 

  • もっちり 5
  • 甘さ 2
  • 身の柔らかさ 3
  • きめの細かさ 3
  • 形の良さ 3
  • 耳の食感 3
  • 口溶け 2
  • 粘りけ 3

 

朱鷺と暮らす郷づくり認証米お米食パンの断面

朱鷺と暮らす郷づくり認証米お米食パンの断面

こねているときに、生地に弾力があって粘りが少ない気がしました。

朱鷺と暮らす郷づくり認証米お米食パンのスライス

朱鷺と暮らす郷づくり認証米お米食パンのスライス

食べると、やはりもっちり弾力性があり、特に耳は硬めでしっかりしています。

全体的に甘みが少ない分、塩気とお米の味が強いです。

身はしっとりしていますが、耳が硬めで塩気が強い分、水気(汁気)のあるものが欲しくなります。

食感がとにかく食べ応えがあり、美味しく食べて満足できます。

 

5月 212011
 

今回のGOPANお米食パンは、「京都丹後米コシヒカリ」です。
先日のご飯では「とてもしっかりしていて甘い」というのが印象的でした。

お米食パンでもあの雅やかな味わいが楽しめるのかと思うとワクワクします!

GOPANの京都丹後米お米食パン

GOPANの京都丹後米お米食パン

 

京都丹後米コシヒカリ

京都丹後米コシヒカリ

<材料>

  • 京都丹後米こしひかり…220g
  • 水…白米と合わせて410g からスタート
    • 今回はこの水分量に「+4.6ml」足したので、
      白米(220g)+水=414.6g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

京都丹後米お米食パンの自己評価

  • もっちり 5
  • 甘さ 4
  • 身の柔らかさ 3
  • きめの細かさ 3
  • 形の良さ 4
  • 耳の食感 4
  • 口溶け 2
  • 粘りけ 3
京都丹後米お米食パンの断面

京都丹後米お米食パンの断面

こねの段階では、粘りけよりも弾力を強く感じました。
最後のミル動作で、生地全体がぷるぷる揺れていました。なんだかかわいかったです。

京都丹後米お米食パンをスライス

京都丹後米お米食パンをスライス

持った感じは「軽い」。
切るときに耳が薄くて華奢な印象。

ところが食べてみるとびっくり。
もっちりしていて甘みが強い。
耳はパリパリしていて、底の厚い部分はサクサクと食べやすいです。

口溶け感はあまりなく、芯が強い印象です。

 

5月 192011
 

昨日、富澤商店で赤米を買ってきたので、GOPANで赤米食パンを作ってみることにしました。
ドライイーストではなく白神こだま酵母を使います。

GOPANの白神こだま酵母赤米食パン

GOPANの白神こだま酵母赤米食パン

岩手県産の赤米。富澤商店で購入

岩手県産の赤米。富澤商店で購入

<材料>1斤分

  • 白米…200g
  • 赤米…20g
  • 上記の米+水=420gから酵母を溶かす湯の分を差し引き→410g
  • スキムミルク…3g
  • 塩…3.5g
  • 無塩バター…10g
  • 白神こだま酵母ドライ…3g
  • 酵母を溶かす水…10ml
  • きび糖……16g
  • 小麦グルテン…50g

 

< 作り方>

  1. 洗米し、水を足して合計で410gにして、一晩つけておきます。
  2. パンケースに計量した米類と水を一滴残らず!入れて、GOPANにセットします。
  3. パンケースにきび糖と塩、無塩バター、スキムミルクを加えて、小麦グルテンを入れた投入ケースをGOPANにセットします。
  4. 「米パン」キーを押して「雑穀」の「食パン」に設定し、「スタート」キーを押します。1時間後にファンが稼働し、2時間後からミルが開始します。
  5. 「ミル」の10回目の粉砕が終わって、その10分後から酵母の準備を始めます。水10mlを、小ボウルに入れて、レンジで40度に温めます。ここに白神こだま酵母ドライを3gパラパラと振り入れます。
  6. 中ボウルに40度の温水を入れ、そこに小ボウルを湯煎にかけます。小ボウルの酵母液を軽くかき混ぜたら、こねの動作までそっとしておきます。
  7. 「こね」動作が始まり、投入ケースの投入ブザー音が鳴ったらふたをあけて、溶かした酵母液をパンケースにヘラでこそげ取るように一滴残らず入れます。
  8. 途中で羽が止まるようであれば、少量の水を加えます。
  9. あとは焼き上がるのを待ちます。
GOPANの赤米食パン。赤い...というほどではなく、小さい赤い粒々が点在しているという感じです

GOPANの赤米食パン。赤い...というほどではなく、小さい赤い粒々が点在しているという感じです

白米と少量の赤米を前の晩から水に浸しました。赤米はこれが初めてなので、水が赤く染まるのかしらと期待したのですが、ほとんど色は変わりませんでした。

お米食パンのよりは膨らみませんが、むちむちとした身の詰まった感じはありません。

赤米食パンをスライス。白い皿の上だと、色味がかっているのがわかります

赤米食パンをスライス。白い皿の上だと、色味がかっているのがわかります

耳が香ばしくて味わい深いです。甘みも強いです。

身はもっちりして、多少粘っこいのですが、甘みとともに口の中で柔らかく溶けていきます。

わずかに舌の奥の方で感じる苦みと、舌に残る粉っぽさが、白米の食パンには無い味覚です。
雑味が嫌味にならずに、独特の風味を醸し出していて、美味しいです。

 

今回は雑穀米の食パンのコースなので、GOPANのスイッチを入れてから、焼き上がりまで、5時間16分かかりました。

こういった、好きな雑穀米を粉砕してパンが作れるというのは、やはりGOPANでしかできないワザなので、時間がかかってでも作って味わう甲斐があります。

 

5月 152011
 

今回のGOPANで作る銘柄お米食パンは、コウノトリを野生復帰させるため「コウノトリ育む農法」により栽培された、兵庫県但馬産のコシヒカリです。

GOPANのコウノトリ育むお米食パン

GOPANのコウノトリ育むお米食パン

「コウノトリ育むお米」とは…

コウノトリは国の天然記念物なのだそうです(恥ずかしながら知りませんでした…)。
ところが日本の野生のコウノトリは絶滅し、その後、人工繁殖、飼育が行われています。

兵庫県豊岡市ではコウノトリの野生復帰に取り組んでいて、田んぼやその周りにコウノトリの自然なエサが生息できるような、減農薬農法を取り入れています。
そこで生産されているのが「コウノトリ育むお米」なのだそうです。

コウノトリにもそして人にも優しいお米なのですね。

 

<材料>

  • 水…白米と合わせて410g からスタート

    • 今回はこの水分量に「+8.0ml」足したので、
      白米(220g)+水=418.0g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

コウノトリ育むお米食パンの自己評価

 

  • もっちり 3
  • 甘さ 2
  • 身の柔らかさ 5
  • きめの細かさ 4
  • 形の良さ 4
  • 耳の食感 3
  • 口溶け 4
  • 粘りけ 2

 

GOPANのコウノトリ育むお米食パンの断面。気泡の向う側にも気泡がのぞき、スポンジのよう

GOPANのコウノトリ育むお米食パンの断面。気泡の向う側にも気泡がのぞき、スポンジのよう

こねの段階で、粘りよりも弾力が勝っている感じがしました。
指で生地を押すと跳ね返すような。
水は多めに「+8.0ml」を足してもまだ弾力がありそうでしたが、羽はスムーズに動いていたのでがまんしました。

切るときも、粘りがあまりない分切りやすくて、切り口もきれいです。

コウノトリ育むお米食パンをスライス。身はふわっふわ

コウノトリ育むお米食パンをスライス。身はふわっふわ

身はとても柔らかく、やや口溶け感があります。
耳は少し硬めですが、身がやわらかすぎるので、余計にそう感じるのかもしれません。

味としては耳だけ食べると甘いのですが、身は甘みが少ないです。
かといって塩味が強いというわけでもなく、バランスが取れていて、後味もさっぱりしています。

総評すると、耳は香ばしく、身はとてもふわふわしてる優しい味の食パンです。
お米というのを意識しないうちに、気がついたら食べ終わっていました。