15日目−グラーツ旧市街散策
3月24日月曜日。
朝食のパンを欲張りました。カイザーゼンメルの下にこっそり好物のチョコクロワッサンを忍ばせています。もちろん完食です。
ホテルの朝食フロア。ドアの奥にも部屋があります。
右側の方がビュッフェになっています。
東の空が晴れてきました。お出かけ日和です。
ロビーに置かれたホテルのラベルのついた二人乗り自転車。レンタル用かもしれません。
入り口入ってすぐ右手には、ホテルオリジナルグッズが展示されています。またレンタルのベスパも用意されています。15ユーロで借りられます。
ホテル6階の踊り場から見た西側の風景。来たころに比べると山の緑が多くなりました。2週間もたてばね。
午前中に仕事をして、午後から旧市街へと向かいます。
市庁舎。ここが私にとってのグラーツの街のランドマークになっています。1888年から1893年に建てられたのだそうです。
ハウプト広場にある銅像の中心人物は、ヨハン・ブルネン大公像。
マリア・テレジアの孫にあたり、グラーツに自然科学や技術教育を広めた人で、ヨアネウムはこの大公の名前が由来なのだそうです。
とても庶民的な人柄で、平民のアンナと結婚して民間人になったことから、今なお人気のグラーツの象徴的な人物。こうしてハウプト広場が賑わっているのが何よりの証拠なんですね。
Sackstrasse(ザック通り)にあるスーパーマーケットのBIllaのデリで遅めのお昼。
繁華街にあるデパートK&O(Kastner & Öhler Warenhaus AG)。前にいった屋上カフェがあるところです。
海外のデパートはおもちゃ売り場が楽しい。おもちゃ売り場って必ず上階にあるんですね。
おもちゃ売り場のフロアにメリーゴーランド。欧米の人ってホントに好きなんだろうなぁ。人の集まるところに(集まらないところにも)必ずあるもんなぁ。
K&0デパートの地下にはSPARがあります。
ハムの切り売り。試食させてもらいました。後ろにあるワインの売り場の充実ぶりもすごい。
クグロフがこんな風に売られているとは。日本だと高級なお菓子のイメージだけど。
後ろの方にはイースターのチョコレート。1ヶ月以上前とは思えないほど種類がものすごく豊富。
ここでどうしても気になっていた、「CITROCASA」というオレンジ丸ごと絞りジュース製造機にチャレンジしてみることに。上の金網に乗っているオレンジを丸ごと絞って飲めるという自動搾汁器です。
- まずペットボトルを選びます。250mlが1.89ユーロ、500mlが2.89ユーロ。お得な500mlを選びました。
- ペットボトルを引き抜いてフタをあけて、蛇口の下にセットします。
- レバーを押し続けると中の搾汁器が動き出します。
- オレンジが転がり込み、丸ごと絞り汁が蛇口から出てきて、ペットボトルに注がれます。
- レジに持って行き代金を支払います。
以上。
あふれたジュースでペットボトルや手がベトベトになります。
衛生的にどうなんだろうという気はしますが、おもしろいシステム。
とりあえず水分補給用に、今すぐ飲まず持ち歩くことにします。