6月 022011
 

ミルキークイーンご飯のもちもち感が大好きなので、以前、岩手、茨城、福島産をよく食べていました。
でも今回のミルキークイーンは、山形県南陽市の献上農家さんが作ったという、(私にとっては)高級米で作るお米食パンなので、お米を量るところから緊張してしまいます。

 

GOPANのミルキークィーンお米食パン

GOPANのミルキークィーンお米食パン

ミルキークイーンの名前の由来は、

低アミロースで米粒がうっすらミルク状に白く不透明になること。

ということですが、ちょっと難しい…。

お米はアミロースが多いと、パサパサした食感になりますが、ミルキークイーンはこのアミロースが少ないのでもちもち感があり、冷めても固くなりづらく、また玄米が半透明なので、お米の表面が乳白色に見えるところからその名が付いたようです。

低アミロース米には、ほかにも以前食べた「ゆめぴりか」も含まれます。確かにもっちりしていました。

驚くべきはミルキークイーンの来歴で、「コシヒカリ同士から生まれた突然変異」だとは。
特徴は、「コシヒカリよりも柔らかいのに粘りけが強い」ところにあるようです。

 

<材料>

  • 山形県産ミルキークイーン…220g
  • 水…白米と合わせて410g からスタート
    • 今回はこの水分量に「+5.6ml」足したので、
      白米(220g)+水=415.6g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

ミルキークイーンお米食パンの自己評価

  • もっちり 4
  • 甘さ 3
  • 身の柔らかさ 5
  • きめの細かさ 4
  • 形の良さ 3
  • 耳の食感 3
  • 口溶け 3
  • 粘りけ 5

 

GOPANのミルキークィーンお米食パンの断面

GOPANのミルキークィーンお米食パンの断面

洗う段階で、手にしっかり粒感が伝わってきます。じゃりじゃりするような感覚でした。
今回は、洗米後すぐにGOPANにセットしましたが、ミルはスムースでした。

こねの段階では、いつもと分量はほとんど変わりませんが、ずっしり重い感じが伝わってきます。
「私は普通のお米とは違うわよ」と、存在感をアピールしてるかのようです。
「クイーン」ですからねぇ。

焼ける香りも上品でおいしそう。

GOPANのミルキークィーンお米食パンをスライス。見るからにふわふわして柔らかそう

GOPANのミルキークィーンお米食パンをスライス。見るからにふわふわして柔らかそう

焼き上がったパンケースを取りだした瞬間、意外に「軽い」印象でした。

スライスすると、すごい粘って、パン同士が貼りつきます。

身のふんわり感はスペシャルな綿のよう。…でもちぎろうとすると手にくっつきます。
噛むともっちり。甘みはあまり強くありません。

耳にうまみがあり、少し塩気が効いていてシャリシャリ感がお米らしいです。

食感が変化に富んでいるのが特徴です。
味は上品で主張しすぎないので、おかずに合わせやすいパンだと思います。

 

翌日のパンの触感は、ふわふわのままです。
食べるともっちもち度が増幅していて、お餅のようです。
しかも甘み、うま味も増しています。
さすが「クイーン」です。

 

6月 012011
 

昨日、黒豆の甘煮をふっくら柔らかく炊いたので、白神こだま酵母のお米パン生地で包んでみようと思いました。

GOPANの黒豆お米パン

GOPANの黒豆お米パン

塩大福のような味です。そりゃーお米ですもんね。
生地も甘めなので、黒豆とのバランスがいいです。
とても柔らかい黒豆なので、パン生地と一緒にフワッとした口当たりであっという間に食べてしまいます。

 

<材料>8個分

・米パン生地

  • 白米…132g
  • 浄水…白米+浄水=236g
  • きび糖…30g
  • 塩…1.8g
  • スキムミルク…5g
  • 無塩バター…12g
  • 小麦グルテン…30g
  • 白神こだま酵母ドライ…2.4g
  • 酵母を溶かす水…7ml

 

<作り方>

  1. 白米を洗って浄水を加えて236gにして、米パンケースに入れ、GOPANにセットします。
  2. きび糖、塩、無塩バター、スキムミルクを米パンケースに入れ、自動投入ケースに小麦グルテンを入れてセットします。
  3. 粉砕時の飛び散り防止用に、パンケースの上にアルミホイルをかぶせます。
    アルミホイルをかけたら、中央をへこませるのがポイント

    アルミホイルをかけたら、中央をへこませるのがポイント

  4. 「米パン生地」キーを押して「パン生地」に設定し、「スタート」キーを押します。
  5. 黒豆をザルにあげて汁を切っておきます。
    ザルで黒豆の汁を切ります

    ザルで黒豆の汁を切ります

  6. ミル動作終了後、アルミホイルを外し、10分たった頃に白神こだま酵母の準備を始めます。酵母を溶かす水を40度に温めて、そこに酵母を振りかけてふやかします。
    ミル終了後、必ずアルミホイルを外します。内側は結構飛び散っています

    ミル終了後、必ずアルミホイルを外します。内側は結構飛び散っています

  7. こねの動作が始まり、自動投入のブザーがなったところでふたを開けて、酵母液を加えます。
  8. こね終了後、パンケースから米パン生地を取りだし、8等分します(1個あたり約30g)。
  9. パン生地を丸めて10分間ベンチタイム。
  10. 生地を丸く平たく伸ばします。
    お米パン生地を丸く平たく伸ばします

    お米パン生地を丸く平たく伸ばします

  11. 黒豆を10粒包みます。
    お米パン生地に黒豆10粒

    お米パン生地に黒豆10粒

  12. 包んで閉じたら生地の周りから引っ張るようにして止めて、豆が生地の表面ギリギリまで伸ばします。
    お米パン生地の下にうっすら黒豆のシルエット

    お米パン生地の下にうっすら黒豆のシルエット

  13. 天板に並べ、40度で40~50分発酵します。

    発酵前

    発酵前

    発酵後

    発酵後

  14. 180度で15分焼きます。
GOPANの黒豆お米パンの焼き上がり!

GOPANの黒豆お米パンの焼き上がり!

5月 302011
 

白神こだま酵母の生地で作る、GOPANのお米菓子パンです。
黒い牛柄にしたかったのですが、竹炭がみつけられなかったので、柄の色づけを急遽ココアに変更しました。

GOPANのお米牛柄ミルククリームパン。ココアバージョンです

GOPANのお米牛柄ミルククリームパン。ココアバージョンです

 

お米生地のプチプチ感と、ほんのりココアがいいアクセントになっていて、しばらくするとフィリングのミルククリームがふわーっと口の中に広がります。

夢中で2個ぱくついてしまいました。

これ、結構いいかも!

GOPANのお米牛柄ココアミルクパンの断面

GOPANのお米牛柄ココアミルクパンの断面

 

<材料>8個分

・米パン生地

  • 白米…132g
  • 浄水…白米+浄水=236g
  • きび糖…15g
  • グラニュー糖…15g
  • 塩…2g
  • スキムミルク…5g
  • 無塩バター…12g
  • 小麦グルテン…30g
  • 白神こだま酵母ドライ…2.4g
  • 酵母を溶かす水…7ml
  • ココア…小さじ3

 

<作り方>

  1. 白米を洗って浄水を加えて236gにして、米パンケースに入れ、GOPANにセットします。
  2. きび糖、塩、無塩バター、スキムミルクを米パンケースに入れ、自動投入ケースに小麦グルテンを入れてセットします。
  3. 粉砕時の飛び散り防止用に、パンケースの上にアルミホイルをかぶせます。
  4. 「米パン生地」キーを押して「パン生地」に設定し、「スタート」キーを押します。
  5. 米粉のもっちりミルククリームを8等分して丸めておきます。

    米粉のもっちりミルククリームを丸めたところ

    米粉のもっちりミルククリームを丸めたところ

  6. ミル動作終了後、アルミホイルを外し、10分たった頃に白神こだま酵母の準備を始めます。酵母を溶かす水を40度に温めて、そこに酵母を振りかけてふやかします。
  7. こねの動作が始まり、自動投入のブザーがなったところでふたを開けて、酵母液を加えます。
  8. こね終了後、パンケースから米パン生地を取りだし、3:2に切り分けます。
  9. 「2」の小さい方の米パン生地をボウルに入れ、ココアと少量の水を加えて生地に練り込み色づけます。

    プレーンのお米生地(左)とココアお米パン生地

    プレーンのお米生地(左)とココアお米パン生地

  10. ココア米パン生地をさらに3:2:1に切り分けて丸め直します。
  11. 白い米パン生地を長方形にのばし、ココア米パン生地を棒状に伸ばします。

    お米パン生地の配分

    お米パン生地の配分

  12. 白い生地の手前に「3」のココアパン生地を巻き混んでころがし、次に「2」のココアパン生地をのせて巻き、最後に1のココアパン生地の順で巻きます。

    一番太いココアパン生地を巻き込みます

    一番太いココアパン生地を巻き込みます

    次に太いココアパン生地を巻き込みます

    次に太いココアパン生地を巻き込みます

    一番細いココアパン生地を巻き込みます

    一番細いココアパン生地を巻き込みます

  13. 太巻き状にして端をぴったりと止め、ころころ転がして太さを均等にならします。

    ココアお米パン生地を巻き込んだら端をきっちり止めます

    ココアお米パン生地を巻き込んだら端をきっちり止めます

  14. 包丁で8等分して、円形になるように形を整えます。
    肉だ肉にく!

    肉だ肉にく!

    あー!楽しい!

    あー!楽しい!

  15. 麺棒で丸く伸ばし、クリームを包んで閉じます。
    お肉を平たく伸ばして~♪

    お肉を平たく伸ばして~♪

    米粉のもっちりミルククリームを包みます♪

    米粉のもっちりミルククリームを包みます♪

  16. 天板に並べ、40度で40~50分発酵します。

    発酵前

    発酵前

    発酵後

    発酵後

  17. 180度で15分焼きます。

 

GOPANのお米牛柄ミルククリームパンの焼き上がり!

GOPANのお米牛柄ミルククリームパンの焼き上がり!

以前、天然酵母の小麦パンで同じような牛柄パンを作ったことがあるので、それをお米パン生地で応用してみました。

お肉風生地作りは大好きです。
竹炭が見つかったので、真っ黒の牛柄バージョンも作りたいです。

 

5月 292011
 

今回のGOPANで作るブランド米食パンは、全国名水百選に認定されている富山県入善町産の「てんたかく」で作るお米食パンです。

GOPANの富山県産てんたかくお米食パン

GOPANの富山県産てんたかくお米食パン

てんたかく」の名前の由来は、

新米が実る秋に稲穂がそよぐ澄み渡る空をイメージし、食欲の秋を連想させ、格調が高い。

というものだそうです。

実りは8月下旬という、富山では一番早い時期に収穫できるお米で、来歴を見ると、母が「ハナエチゼン」、父が「ひとめぼれ」で、どちらもコシヒカリの系統です。

 

<材料>

  • 富山県産てんたかく…220g
  • 水…白米と合わせて410g からスタート
    • 今回はこの水分量に「+6.9ml」足したので、
      白米(220g)+水=416.9g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

てんたかくお米食パンの自己評価

  • もっちり 4
  • 甘さ 3
  • 身の柔らかさ 5
  • きめの細かさ 4
  • 形の良さ 4
  • 耳の食感 4
  • 口溶け 3
  • 粘りけ 2

 

GOPANのてんたかくお米食パンの断面

GOPANのてんたかくお米食パンの断面

今回、前の晩からお米を水に浸しておいたのですが、ミル時のお米粉砕音がものすごかったです。
こねの状態を見ていても、弾力を強く感じます。

こねの時にお水を6.9mlも足したのに、焼き上がって持った感じはとても軽く感じました。

耳は薄くパリパリしていて、ナイフがスッと入りました。

GOPANのてんたかくお米食パンをスライス

GOPANのてんたかくお米食パンをスライス

身はきめ細かく、触れると綿のようにふわふわしています。

食感は、粘りはないけれど、弾力がありもちっとしていて、味は甘みが少なく、お米らしいお味というのが第一印象です。

前回はGOPANのブランドお米食パンで失敗してしまったので、今回はびくびくものでしたが、形もきれいに、きめ細かく焼き上がってホッとしました。

 

5月 272011
 

GOPANの小麦グルメパンコースで作る、チョコチップのミルク食パンです。

GOPANのチョコチップミルク食パンの断面

GOPANのチョコチップミルク食パンの断面

GOPANのチョコチップミルク食パン

GOPANのチョコチップミルク食パン

小麦グルメパンコースの工程時間も計測したので、覚え書きとして記載します。

 

<材料>

  • 強力粉…260g
  • 水…70ml
  • 牛乳…60ml
  • 生クリーム…50ml
  • きび糖…40g
  • スキムミルク…5g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…20g
  • ドライイースト…2g
  • 焼き菓子用チョコチップ…55g

 

<作り方>

  1. 小麦パンケースに、水、牛乳、生クリーム、強力粉、塩、きび糖、スキムミルク、無塩バター、ドライイーストの順に入れて、GOPANにセットします。
  2. 「小麦」キーを押して「グルメ」を選択して「スタート」キーを押します。
  3. 断続回転が2分30秒間続きます。
  4. ダブル断続回転が30秒間続きます。
  5. 連続回転が10分間続きます。
  6. 「スタート」キーを押してから13分後、ブザーが鳴り、ダブル断続回転に切り替わります。
  7. ブザーが鳴ってから5分後にチョコチップを5~6回に分けて少しずつ加えます。
  8. その後ダブル断続回転が4分間続き、発酵に切り替わります(「こね」はトータルで22分間)。
  9. 1次発酵が始まります。49分後に羽が10秒間回転してガス抜きをします。
  10. その後35分間発酵を続けます(一次発酵はトータルで1時間25分)。
  11. 1分35秒ほど断続的に羽が回転して丸め直します。
  12. その後1時間10分間、2次発酵します。
  13. 48分間焼きます(スタートから焼き上がりまでトータル3時間45分)。

好み的にはもう少しチョコレートの量を増やしたいです。

失敗したなーと思ったのは、うっかりアルカリイオン水をつかってしまったこと。
それでも普通に膨らんだので、なんて手間無し、心配無用で小麦食パンが作れるんだろうと感心してしまいました。