5月 192011
 

昨日、富澤商店で赤米を買ってきたので、GOPANで赤米食パンを作ってみることにしました。
ドライイーストではなく白神こだま酵母を使います。

GOPANの白神こだま酵母赤米食パン

GOPANの白神こだま酵母赤米食パン

岩手県産の赤米。富澤商店で購入

岩手県産の赤米。富澤商店で購入

<材料>1斤分

  • 白米…200g
  • 赤米…20g
  • 上記の米+水=420gから酵母を溶かす湯の分を差し引き→410g
  • スキムミルク…3g
  • 塩…3.5g
  • 無塩バター…10g
  • 白神こだま酵母ドライ…3g
  • 酵母を溶かす水…10ml
  • きび糖……16g
  • 小麦グルテン…50g

 

< 作り方>

  1. 洗米し、水を足して合計で410gにして、一晩つけておきます。
  2. パンケースに計量した米類と水を一滴残らず!入れて、GOPANにセットします。
  3. パンケースにきび糖と塩、無塩バター、スキムミルクを加えて、小麦グルテンを入れた投入ケースをGOPANにセットします。
  4. 「米パン」キーを押して「雑穀」の「食パン」に設定し、「スタート」キーを押します。1時間後にファンが稼働し、2時間後からミルが開始します。
  5. 「ミル」の10回目の粉砕が終わって、その10分後から酵母の準備を始めます。水10mlを、小ボウルに入れて、レンジで40度に温めます。ここに白神こだま酵母ドライを3gパラパラと振り入れます。
  6. 中ボウルに40度の温水を入れ、そこに小ボウルを湯煎にかけます。小ボウルの酵母液を軽くかき混ぜたら、こねの動作までそっとしておきます。
  7. 「こね」動作が始まり、投入ケースの投入ブザー音が鳴ったらふたをあけて、溶かした酵母液をパンケースにヘラでこそげ取るように一滴残らず入れます。
  8. 途中で羽が止まるようであれば、少量の水を加えます。
  9. あとは焼き上がるのを待ちます。
GOPANの赤米食パン。赤い...というほどではなく、小さい赤い粒々が点在しているという感じです

GOPANの赤米食パン。赤い...というほどではなく、小さい赤い粒々が点在しているという感じです

白米と少量の赤米を前の晩から水に浸しました。赤米はこれが初めてなので、水が赤く染まるのかしらと期待したのですが、ほとんど色は変わりませんでした。

お米食パンのよりは膨らみませんが、むちむちとした身の詰まった感じはありません。

赤米食パンをスライス。白い皿の上だと、色味がかっているのがわかります

赤米食パンをスライス。白い皿の上だと、色味がかっているのがわかります

耳が香ばしくて味わい深いです。甘みも強いです。

身はもっちりして、多少粘っこいのですが、甘みとともに口の中で柔らかく溶けていきます。

わずかに舌の奥の方で感じる苦みと、舌に残る粉っぽさが、白米の食パンには無い味覚です。
雑味が嫌味にならずに、独特の風味を醸し出していて、美味しいです。

 

今回は雑穀米の食パンのコースなので、GOPANのスイッチを入れてから、焼き上がりまで、5時間16分かかりました。

こういった、好きな雑穀米を粉砕してパンが作れるというのは、やはりGOPANでしかできないワザなので、時間がかかってでも作って味わう甲斐があります。

 

5月 172011
 

白神こだま酵母のGOPANお米抹茶パン生地で、白あんを包みました。

GOPANのお米抹茶白あんパン

GOPANのお米抹茶白あんパン

白あんは甘いだけでは物足りないので、今回は塩味もしっかりつけました。
抹茶も多すぎず少なすぎず、このパン生地にはちょうどいい量です。

小ぶりのあんパンなのですが、白あんのしっかりした甘さと、お米パンならではのプチプチした歯触りも楽しめて、ちょっと大きめの和菓子を食べたかのような満足する一品です。

GOPANのお米抹茶白あんパン

GOPANのお米抹茶白あんパン

 

<材料> 8個分

・米パン生地

  • 白米…132g
  • 浄水…白米+浄水=236g
  • きび糖…25g
  • 塩…2g
  • 抹茶…3g
  • スキムミルク…5g
  • 無塩バター…12g
  • 小麦グルテン…30g
  • 白神こだま酵母ドライ…2.4g
  • 酵母を溶かす水…6ml

・白あん 288g

  • 大福豆…100g
  • グラニュー糖…100g
  • 塩…小さじ1/3

 

<作り方>

  1. 白あんを作ります。大福豆を軽く洗い、5~6時間、たっぷりの水に浸しておきます。
  2. 浸した水ごと鍋に入れて火にかけ、沸騰して水が薄く色づいてきたら、一度お湯を捨て、再び水を入れて煮ます。
  3. 同じように色づいてきたら湯を捨て、水をはったボウルに豆を移し、皮を剥き、身を鍋に戻します。
  4. ひたひたよりも少し多めに水を入れて火にかけ、あくをとりながら、豆がホロホロになるまで煮たら火を止め、ブレンダーで粉砕して滑らかにします。
  5. 再び鍋を火にかけてグラニュー糖を3回に分けて加え、もったりするまで絶えず鍋底をな出るように混ぜながら煮詰めます。塩を加え、適当な硬さになったら火から下ろして冷まし、8等分して丸めておきます。

    白あんを36gずつ8個丸めます

    白あんを36gずつ8個丸めます

  6. 白米を洗って浄水を加えて236gにして、米パンケースに入れ、GOPANにセットします。
  7. きび糖、塩、抹茶、無塩バター、スキムミルクを米パンケースに入れ、自動投入ケースに小麦グルテンを入れてセットします。

    お米抹茶パン生地の材料を入れたパンケース

    お米抹茶パン生地の材料を入れたパンケース

  8. 粉砕時の飛び散り防止用に、パンケースの上にアルミホイルをかぶせます。
    パンケースにアルミホイルを軽くかぶせますパンケースにアルミホイルを軽くかぶせます
  9. 「米パン生地」キーを押して「パン生地」に設定し、「スタート」キーを押します。
  10. ミル動作終了後、パンケースのアルミホイルを必ず外します。
  11. ミル終了後10分たった頃に白神こだま酵母の準備を始めます。酵母を溶かす水を40度に温めて、そこに酵母を振りかけてふやかします。

    白神こだま酵母液。ぷくぷくです

    白神こだま酵母液。ぷくぷくです

  12. こねの動作が始まり、自動投入のブザーがなったところでふたを開けて、酵母液を加えます。
  13. こね終了後、パンケースから生地を取りだし、生地を8等分します。10分間ベンチタイム。

    GOPANのお米抹茶パン生地のベンチタイム

    GOPANのお米抹茶パン生地のベンチタイム

  14. 生地を平たく丸く伸ばして、白あんを置いて包みます。

    GOPANのお米抹茶パン生地で白あんを包みます

    GOPANのお米抹茶パン生地で白あんを包みます

  15. 40度で40分発酵後、生地に上新粉をふるいます。

    発酵後に上新粉をふるいます

    発酵後に上新粉をふるいます

  16. 180度で15分焼きます。

 

5月 152011
 

今回のGOPANで作る銘柄お米食パンは、コウノトリを野生復帰させるため「コウノトリ育む農法」により栽培された、兵庫県但馬産のコシヒカリです。

GOPANのコウノトリ育むお米食パン

GOPANのコウノトリ育むお米食パン

「コウノトリ育むお米」とは…

コウノトリは国の天然記念物なのだそうです(恥ずかしながら知りませんでした…)。
ところが日本の野生のコウノトリは絶滅し、その後、人工繁殖、飼育が行われています。

兵庫県豊岡市ではコウノトリの野生復帰に取り組んでいて、田んぼやその周りにコウノトリの自然なエサが生息できるような、減農薬農法を取り入れています。
そこで生産されているのが「コウノトリ育むお米」なのだそうです。

コウノトリにもそして人にも優しいお米なのですね。

 

<材料>

  • 水…白米と合わせて410g からスタート

    • 今回はこの水分量に「+8.0ml」足したので、
      白米(220g)+水=418.0g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

コウノトリ育むお米食パンの自己評価

 

  • もっちり 3
  • 甘さ 2
  • 身の柔らかさ 5
  • きめの細かさ 4
  • 形の良さ 4
  • 耳の食感 3
  • 口溶け 4
  • 粘りけ 2

 

GOPANのコウノトリ育むお米食パンの断面。気泡の向う側にも気泡がのぞき、スポンジのよう

GOPANのコウノトリ育むお米食パンの断面。気泡の向う側にも気泡がのぞき、スポンジのよう

こねの段階で、粘りよりも弾力が勝っている感じがしました。
指で生地を押すと跳ね返すような。
水は多めに「+8.0ml」を足してもまだ弾力がありそうでしたが、羽はスムーズに動いていたのでがまんしました。

切るときも、粘りがあまりない分切りやすくて、切り口もきれいです。

コウノトリ育むお米食パンをスライス。身はふわっふわ

コウノトリ育むお米食パンをスライス。身はふわっふわ

身はとても柔らかく、やや口溶け感があります。
耳は少し硬めですが、身がやわらかすぎるので、余計にそう感じるのかもしれません。

味としては耳だけ食べると甘いのですが、身は甘みが少ないです。
かといって塩味が強いというわけでもなく、バランスが取れていて、後味もさっぱりしています。

総評すると、耳は香ばしく、身はとてもふわふわしてる優しい味の食パンです。
お米というのを意識しないうちに、気がついたら食べ終わっていました。

 

5月 132011
 

今回の白神こだま酵母で作るGOPANお米菓子パンは、くるみの入ったあんを、黒糖とみそ味のお米パン生地で包む、和菓子のようなあんぱんです。

GOPANのお米味噌くるみ粒あんパン

GOPANのお米味噌くるみ粒あんパン

お米パン生地の量を少なめにして薄くのばして、大福のようなもちもち感を目指しました。
砂糖を控えめにしたくるみ粒あんとのバランスが絶妙です。

お米味噌くるみ粒あんパン

お米味噌くるみ粒あんパン

 

<材料> 8個分

・米パン生地

  • 白米…132g
  • 浄水…白米+浄水=236g
  • 黒糖…16g
  • きび糖…4g
  • 味噌…4g
  • 無塩バター…12g
  • 小麦グルテン…30g
  • 白神こだま酵母ドライ…2.4g
  • 酵母を溶かす水…6ml

・くるみあん 288g

  • 小豆…80g
  • きび糖…80g
  • くるみ…20g
  • 塩…ひとつまみ

・トッピング

  • 黒ごま…大さじ1

 

<作り方>

  1. くるみあんを作ります。まずくるみをフライパンで軽く煎って、砕きます。
  2. 小豆を軽く洗い鍋に入れ、400~500mlの水を入れて火にかけます。
  3. 沸騰して水が小豆色に染まってきたら、一度お湯を捨て、再び水を入れて煮ます。
  4. 途中で水を足しながらあくをとり、柔らかくなるまで煮て、きび糖を3回に分けて加え、塩をひとつまみ入れ、適当な硬さになったら火から下ろして、くるみを加えて冷まします。
  5. 白米を洗って浄水を加えて236gにして、米パンケースに入れ、GOPANにセットします。
  6. 黒糖、味噌、無塩バター、スキムミルクを米パンケースに入れ、自動投入ケースに小麦グルテンを入れてセットします。
  7. 粉砕時の飛び散り防止用に、パンケースの上にアルミホイルをかぶせます。
  8. 「米パン生地」キーを押して「パン生地」に設定し、「スタート」キーを押します。
  9. くるみ粒あんを8等分して丸めておきます。

    くるみ粒あんだんご

    くるみ粒あんだんご

  10. ミル動作終了後、必ずパンケースのアルミホイルを外します。10分たった頃に白神こだま酵母の準備を始めます。酵母を溶かす水を40度に温めて、そこに酵母を振りかけてふやかします。
  11. こねの動作が始まり、自動投入のブザーがなったところでふたを開けて、酵母液を加えます。
  12. こね終了後、パンケースから生地を取りだし、生地を8等分します。10分間ベンチタイム。

    お米パン生地のベンチタイム

    お米パン生地のベンチタイム

  13. 生地を平たく丸く伸ばして、くるみ粒あんを置いて包みます。

    あんこ包んでます

    あんこ包んでます

  14. 40度で40分発酵します。

    発酵前

    発酵前

  15. 生地の中央にごまをくっつけて180度で15分焼きます。
    ごまをトッピングして焼きます

    ごまをトッピングして焼きます

 

5月 082011
 

GOPANのブランドお米食パン、今回はふるさと青森のお米「まっしぐら」で作りました。

GOPANのまっしぐらお米食パン。右上の気泡のコブがかわいい

GOPANのまっしぐらお米食パン。右上の気泡のコブがかわいい

 

「まっしぐら」の名前の由来は、

あおもり米の食味・品質の追求に「まっしぐら」に、
そして、きまじめに取り組んでいく気持ちを込めました。

ということだそうです。

ゆる~い感じのイメージキャラクターは、ああみえてもきまじめなんです…たぶん。

実はこの銘柄、最近まで知りませんでした。青森産のお米といえば、つがるおとめをよく食べていたのですが、見かけなくなって久しくなります。つがるおとめは比較的定着していたブランド米だけに残念です。

近年はつがるおとめに替わり、耐病性に優れているなどの理由で、まっしぐらを青森米として推しているようです。

 

<材料>

  • 青森県産まっしぐら…220g
  • 水…白米と合わせて410g からスタート

    • 今回はこの水分量に「+7.1ml」足したので、
      白米(220g)+水=417.1g
      になります。
  • 上白糖…16g
  • 塩…4g
  • 無塩バター…10g
  • 小麦グルテン…50g
  • ドライイースト…3g

 

まっしぐらお米食パンの自己評価

 

  • もっちり 4
  • 甘さ 4
  • 身の柔らかさ 4
  • きめの細かさ 4
  • 形の良さ 4
  • 耳の食感 3
  • 口溶け 2
  • 粘りけ 2

 

GOPANのまっしぐらお米食パンの断面

GOPANのまっしぐらお米食パンの断面

 

今回はこねの状態で結構水を加えました。吸水しているはずなのに生地が硬くて腰が強いです。

焼き上がりのお米食パンを手に持つと、意外に「軽い」感じです。

切るときも、粘性が少ないからなのか、比較的切りやすいです。

まっしぐらお米食パンは弾力があって甘いのが特徴

まっしぐらお米食パンは弾力があって甘いのが特徴

皮は表面が薄くパリパリしていますが中はむっちり。腰があります。

甘みははじめ少なめ。そのぶんお米の味わいが感じられます。
あっさりしているのでぱくぱく食べられます。

コクやうまみはあまり強くない分、そのうち甘みが前面に出てきて、ひとしきり食べたあとは、口の中に甘みが残っていることに気がつきます。

身は、最初の口当たりがふわっとやさしく、噛むともちっと弾力があります。口溶け感あまりないです。

お米食パンにしてはきめが整っている方かと。ふんわり感が伝わってきます

お米食パンにしてはきめが整っている方かと。ふんわり感が伝わってきます

 

翌日に食べてみると、耳がパサパサして少し硬めになっています。

身は柔らかいですが、甘さが減っているので、ジャムなどをたっぷり塗って食べるのに向いていると思います。

スライスしやすいので、薄くスライスして、卵サンドなんかも合いますね。