9月 172023
 
パクチーを他のハーブに変えても美味しい!

「ビリヤニ」という言葉の響きが大好き。でも最近まで食べたことがなくて謎の料理でした。先日カルディでキットを購入して作ってみたら、それなりに手間がかかるものの、とても好みの味だったのです。キットの原材料名を見たらスパイス類は家にもあるものばかりだったので、改めて自家製にチャレンジ。

ギーやバスマティライスはAmazonのセールで購入。パクチーは苦手なのでミツバに、トッピングはイタリアンパセリに変更。キットよりも美味しくできました。特にギーが味の格上げのキモになったと思います。

本来は特別なイベントで振る舞う料理ということで、作って食べてみて理解できました。バスマティライスをパスタ感覚で茹でてから調理するというのも興味深いです。

炊飯というよりは重ね蒸し焼きという感じです
〈材料〉
  • 鶏もも肉 200g

〈A〉ソース

  • トマトケチャップ 大さじ1
  • プレーンヨーグルト 50g
  • にんにくのみじん切り 1片
  • しょうがのみじん切り 1片
  • クミン・コリアンダー・ターメリック・チリパウダー・カルダモン・シナモン 各小さじ1/4~1/3(お好みで調整)
  • ガラムマサラ 小さじ1
  • 塩 2g

〈B〉具

  • 玉ねぎ小(薄切り) 1/4個
  • ピーマン(粗みじん切り) 1/2個
  • しいたけ(粗みじん切り) 1個
  • オリーブオイル 大さじ1
  • バスマティライス 150g
  • 塩 小さじ1
  • 水(茹で用) 500ml
  • ギー 10g
  • ミツバ 8g
  • ミントの葉 4g
〈作り方〉
  1. バスマティライスを優しく洗い、30分以上浸水させます。
  2. 皮と脂を取った鶏肉を一口大にカットして〈A〉のソースに20分以上漬け込んでおきます。
  3. 〈B〉の玉ねぎ、ピーマン、しいたけをオリーブオイルで炒めます。
  4. 2.の鶏肉入りソースを加えて鶏肉に火が通るまで5分ほど煮て、火から下ろします。
  5. 浸水させておいたバスマティライスが白くなったら水をザルで切ります。鍋に水500mlを入れて湯を沸かします。
  6. 湯に塩とバスマティライスを加えて沸騰後2分茹でて、ザルにあげます。
  7. ストウブにソースと具の1/3、ミツバとミントの1/3、バスマティライス1/2、ギーの1/2の順に重ねます。
  8. さらにソースと具の1/3、ミツバとミントの1/3、残りのバスマティライスとギーの順に重ね、最後に残りのソースと具、ミツバとミントを重ねます。
  9. 水大さじ1~2を加えて鍋の蓋をして中火で沸騰後、極弱火で15〜18分炊き、火を止めたら10分蒸らします。
  10. 蓋を開けてしゃもじで全体を混ぜます。皿に盛り、お好みでミツバを添えていただきます。
お店のビリヤニ

先日ホームセンターのフードコートにあるインド料理屋さんで本物のビリヤニを初めて食べました。

結構長いこと待ちました。おそらく注文受けてから炊いていたんじゃないでしょうか。
大きなカレー皿に山盛りで、ハンパない量に3度見したくらい。3人前はあるでしょうか。さすがお祝い事で振る舞われる料理です。

カシューナッツやココナッツ、フライドオニオンなどが振りかけてあって、細かいにんじん、大きな鶏肉がごろんごろんと入っていてスパイシー。それでも辛みは抑えられていると思います。それぞれがマッチしていて美味しくて夢中で頬張っていました。

そういえばパクチーが乗っていなかったのは幸いでした。中には炊き込んでいたかもしれませんが、全然気になりませんでした。

先日自分で作った味がとても近くて正解だったことがわかり嬉しかったです。シシカバブと付け合わせのサラダも美味しかったです。

尾西食品の保存食のビリヤニも食べました。アルファー米がうるち米なのですが、味はとても近くてスパイシー。また買ってしまいました。いつでも食べられるのが嬉しいです。

9月 162023
 
パキットのペペロンチーノをアレンジ

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「ペペロンチーノは一番難しい」と以前聞いたことがあるのですが、今回「パキット ペペロンチーノ」を使って少し残っていた豚バラ肉をサッと炒めて加えただけで、家では食べたことがないような美味しいペペロンチーノになりました。

豚バラをササッと炒めて
加熱後の袋に投入
箸でぐるぐるまぜまぜ

太さが規定外の1.8ミリを使ったのですが、時間通りに作ったところ芯が残っていることもなくちょうど良い固さでした。

ただパスタを半分に折ってしまうので、盛りつけの時にくるっと巻けないのは仕方が無いですね。

一生懸命トングを回転させても盛りつけようとしている
〈材料〉1~2人分
  1. 豚バラ肉 65g
  2. 太白ごま油 大さじ1/2
  3. 塩 少々
  4. コショウ 少々
  5. スパゲッティ(乾麺1.8ミリ) 100g
  6. パキット ペペロンチーノ
  7. バジル 適宜
〈作り方〉
  1. 豚肉を幅1.5センチほどに切って、フライパンで油を熱してサッと炒めます。塩、コショウを少し振って取り出しておきます。
  2. パキットの袋をあけて、スパゲッティを半量ずつ半分にひねりながら一気に折り、袋に入れます。
  3. 袋をしっかり閉じて軽く揉んで、600Wで7分30秒加熱した後、蒸らします。
  4. 袋の口を開けて炒めた豚肉を加えたら箸でよく混ぜ、トングで皿に盛ります。
  5. バジルを添えていただきます。

フーディストアワード2023☆レシピ&フォトコンテスト
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9月 152023
 
直径18センチのかぼちゃミートパイ

昔食べたかぼちゃのミートパイを再現したくて、初めてグラスフェッドバターを使ってパイ生地を作って焼きました。パンプキンパイとはまた違う、食事系のパイです。

使用したアンカーのグラスフェッドバターは富澤商店のオンラインショップで期間限定で販売していたので購入。柔らかめなので、もとよりパイ生地形成には向いていない印象です。キッチンの暑さも相まって、鬼のように打ち粉を振りながら形成しました。

アンカーのグラスフェッドバター
黄色みが強く、想像していたようなバター臭さやクセもなく美味しいです。
かぼちゃゴロゴロミートパイ

学生の頃、友人が美味しいというパンプキンパイを一緒に買いに行った先がスナックでした。手作り感満載のカットされたかぼちゃのミートパイ。甘くない大人のパイを味わったのはこれが初めてでした。

ほのかに薫るシナモンの記憶。数十年立った後でまた食べたくなる力を秘めているんだなぁ。

レースペーパーに乗せるだけで当時の昭和のレトロ感満載
<材料>直径18センチパイ皿

パイ生地

  • 薄力粉 55g
  • 強力粉 55g
  • 塩 2.2g
  • 冷水 65ml
  • 無塩バター 100g

フィリング

  • かぼちゃ(蒸したもの) 140g
  • 玉ねぎ 100g
  • 豚肉 80g
  • ナツメグ 一振り
  • シナモン 一振り
  • 塩 小さじ/2
  • コショウ 適宜
〈作り方〉
  1. 薄力粉、強力粉、塩を金属ボウルに入れてさっくり混ぜ合わせて、冷蔵庫で冷やします。
  2. バターを1×2センチ角にカットして粉に加えて、シリコンヘラで粉をまぶします。
  3. 冷水を加えて粉気がなくなるまでサッと混ぜて、アイラップ(なんでもシート、ラップでも)に包んで冷蔵庫で休ませます。
  4. 打ち粉をした台に取り出して、シートをかぶせて麺棒で長方形にのばします(1回目)。
  5. 三つ折りにして長方形に伸ばします。これを数回繰り返し、三つ折りにした状態でシートに包んで冷蔵庫で数時間休ませます。
  6. フィリングを作ります。玉ねぎを粗みじん切りにする。フライパンにオリーブオイルを大さじ1を熱して玉ねぎとひき肉を2炒め、塩、コショウ、ナツメグ、シナモンで調味する。
  7. かぼちゃを5センチ角ほどにカットしてホットクックの内鍋に入れて、水大さじ3加えて無水モードで20分蒸して取り出し、冷ましてから1.5cmほどの角切りにします。
  8. ざっくりカットした生ねぎと豚肉をフードプロセッサーで粗みじん切りにします。
  9. フライパンにオリーブオイルを大さじ1ほど加えて玉ねぎと豚肉を炒めて、ナツメグ、塩、コショウで味を調えます。お好みでシナモンを少しだけ加えて、バットに取り出します。
  10. かぼちゃを加えてザッと混ぜ合わせて冷ましておきます。
  11. パイ生地の2/3を打ち粉をした台に取り出して、パイ皿よりもひとまわり大きめに延ばし、パイ皿にかぶせて型の凹凸に合わせて指で優しく押して、はみ出した部分を麺棒を転がして切り落とします。
  12. パイシートを爪楊枝で突いて穴を開けて、フィリングを敷き詰めます。
  13. 残りのパイ生地を皿の大きさに合わせて延ばして、余った部分を麺棒を転がして切り落とします。
  14. 残った生地をシートに包んで長細く畳み、薄くのばしてからナイフでリボン状にカットします。
  15. パイ皿の端の方を一周水で濡らしてから、リボン状の生地を折りたたみながら一周囲んで飾ります。
  16. オーブンを200度30分にセットして余熱を開始します。
  17. 溶き卵を生地のひょうめんに刷毛で塗り、200度30分焼きます。
  18. あら熱が取れてから皿から取り出します。
 Posted by on 2023年9月15日 at 7:27 AM
4月 262023
 
浅漬けよりも彩りがきれいかも。

自家製のレーズン酵母を活かしたくて水キムチを作りました。

普段から漬物自体あまり食べないのですが、乳酸菌を摂れるというところに惹かれて、自分好みの味の発酵食品を作りたいと思いました。なのであえて酢は加えていません。

冷蔵庫にちょこっと残っていた冷やご飯を活用。糠漬けよりも作りやすくて食べやすいので、毎朝の習慣にしたいです。

本来はつけ汁も飲むものですが、しょっぱいので無理に飲まずにのちのち冷麺のつゆにしようかな。
〈材料〉1リットル分

漬け汁

  • 浄水 500ml
  • 昆布 2×2センチ
  • ご飯 40g
  • 塩 15g(水の3%)
  • きび糖 小さじ1
  • 自家製天然酵母 小さじ1
  • 唐辛子輪切り 適宜

漬け込む具材(合わせて500g)

  • きゅうり 1本
  • 大根 1/8本
  • パプリカ 小1個
  • にんじん 小1本
〈作り方〉
  1. 1リットル以上の容器を煮沸消毒しておきます。
  2. 鍋に浄水と昆布を入れて、昆布をふやかしておきます。
  3. ご飯を加えて火にかけてしばらく煮込み、昆布を取り出します。昆布は細く刻んで後から漬け込みます。
  4. マッシャーでご飯を潰してとろみを出します。
  5. 漉し器で容器に汁を漉し出して、30度ほどに冷まします。ご飯はお粥としていただきます。
  6. 具材を用意します。きゅうりは1.5センチの輪切り、大根は5ミリ幅の銀杏切り、パプリカは2センチ角に、にんじんは3ミリ幅の半月切りにします。
  7. 汁が冷めたら塩、きび糖、自家製天然酵母を溶かして、具材と唐辛子、刻んだ昆布を加えて軽く混ぜ合わせて蓋をします。
  8. 24〜26度の室温に1〜2日おきます。その後は冷蔵庫で保存します。
2月 122023
 
キッシュ直径14センチ2個。

ホームセンターのアウトレットで日本製の小さいタルト型(残り2個!)を安く買えたので嬉しくて、久しぶりにキッシュを作りました。1個は手みやげ用に1個は味見(自宅)用。

タルトは事前にしっかり2度焼きしたものの、仕上げ焼きまで2日経過してしまったためか、本焼きでは卵液が1個漏れてしまっていました。それでもこの程度でとどまってくれたのはタルトの2度焼きのおかげかもしれません。具材たっぷりの自家製キッシュは安心して美味しく食べられます。

<材料>直径14センチ2個分

タルト生地

  • 薄力粉 100g
  • 塩 ひとつまみ
  • バター 50g
  • 冷水 25ml

卵液

  • 卵 100g
  • 生クリーム 60ml
  • 牛乳 40ml
  • 塩 (調味料はお好みで少し濃いめに)
  • コショウ
  • ナツメグ

具材(お好みで)

  • シャウエッセン 2本
  • 玉ねぎ 1/4個
  • しいたけ 1個
  • ほうれん草 10g
  • パプリカ 小1個
  • ピーマン 小1個
  • プロセスチーズ 20g
  • 溶けるチーズ 10g
  • バジル 適宜
<作り方>
  1. タルト生地を作ります。ボウルに粉類を入れて泡立て器でふんわり混ぜ合わせます。
  2. バターを加えてカードを両手に持って、細かく切り刻みながら粉と混ぜ合わせます。
  3. 冷水を全体に回し入れ、ヘラで切るようにして混ぜ、切っては重ねて押しつけるを繰り返してまとめます。
  4. 生地を2等分してそれぞれを大きくカットしたラップの上に生地を置き、その上にラップを重ねて、手でま押しつぶして丸くまとめます。冷蔵庫で冷やし固めます。
  5. 麺棒でパイ皿よりも一回り大きめにのばします。パイ皿の上に生地を重ねてラップをはがし、指で優しく型に合わせて押さえます。
  6. 麺棒でパイ皿の縁を転がして余分な生地を落とします。落とした生地を棒状に長くのばして、生地の角の部分にくっつけて補強します。
  7. パイ皿にラップをかぶせて、オーブンペーパーとともに冷蔵庫で休ませます。
  8. 丸くカットしたオーブンペーパーを生地にかぶせ、さらに重石を入れて200度で20分焼きます。
  9. 熱いうちに卵を塗って150度で15分焼きます。あら熱がとれたら型から外して冷まします。
  10. 具材を8ミリ角で刻んで炒めて、若干強めに味付けをして冷まします。卵液を作っておきます。
  11. 200度30分にセットして余熱を開始します。型にオープンペーパーを敷き、パイ生地を重ねて、具材を並べます。
  12. 卵液を具材の上から9分目まで流し入れます。溶けるチーズをちりばめて180度で30分焼きます。型から取りだしてバジルを上に散らして完成です。