2月 052023
 
オートリーズでふわふわ食パン。

ドライイースト少なめなので少し時間がかかりますが、オートリーズでふわふわの味わい深い食パンを焼きました。

耳が薄くて食べやすいです。真冬なので室温が低く、発酵にかなり時間を要しましたが、その分熟成して味が濃く、そのままでも十分美味しくいただけます。

型の中でのびのびとゆるーく膨れて焼けるので耳がやわらかく中フワフワです。
<材料>12センチ角1斤分
  • 強力粉(春よ恋) 250g
  • きび糖 22g
  • スキムミルク 3g
  • 塩 3.5g
  • ドライイースト(サフ金) 2.6g
  • 浄水 170ml
  • 無塩バター 20g
<作り方>
  1. 強力粉をボウルに入れて泡立て器でふんわり混ぜ合わせておきます。
  2. 浄水を人肌に温めておきます。
  3. ボウルに浄水を加えて、箸でかるくまぜてからシリコンドレッジで捏ねます。
  4. 軽く生地がまとまったところで、ボウルにラップをして、30分休ませます。
  5. ドライイートを加えて手でこねて、まとまってきたらきび糖、スキムミルク、塩、バターを加えていきます。
  6. かなりベトつきますが、途中でシリコンドレッジに持ち替えるとこねやすくなります。
  7. こねが終わったら丸めて、ボウルにラップをかけて、暖かいところで2倍にふくれるまで1次発酵。イースト少なめなので多少時間がかかります。今回は室温が低くて3時間ほどかかりました。
  8. パン型にオイルをしっかり塗って、ペーパータオルで拭いておきます。
  9. 生地をボウルから取り出し、ガス抜きをしたら2等分して軽く丸めてラップをかけて20分ベンチタイム。
  10. 生地を手のひらで丸くのばしたら、麺棒で正方形にのばし、左右を3つ折りにしてのばしてくるくる巻いて閉じます。
  11. 生地を型に入れてラップをかけて、35度のスチーム発酵で50〜60分2次発酵。型の8分目までふくれたらふたをします。
  12. 210度で予熱して、190度25分焼きます。
  13. 15センチほどの高さから型ごと落として空気を入れ換え、フタを開けて取りだし、冷まします。

パンの発酵は時間をかけるほど美味しくなると言うので、できるだけ時間と気持ちに余裕のあるときにじっくり発酵させて、その時間も楽しみながら作りたいなぁと思います。

今回角食パンを焼くのが久しぶりのため、今朝パン型を200度15分空焼きをしたばかりなので、型からスルッと取り出せました。

型に生地パンパンにしてピッタリ正方形に焼くのも美しいのですが、型の中で余裕を持たせた方が生地ものびのびと膨らんで、耳がやわらかく中がフワフワに焼けるのだなとわかりました。

2月 052023
 
自家製ザッハトルテ2023。甘さと食感は実現できました。

今年も挑戦しましたザッハトルテ。…が、申し訳ない見た目に。チョコレートの温度が下がってしまって表面がでこぼこになってしまいました。チョコレートのジャリジャリとパリパリ食感と、全体の甘さのバランスも良く美味しくできたので、来年こそ理想のフォルムに近づけたいです。

〈材料〉直径12センチ1個

スポンジ生地

  • 無塩バター 44g
  • 細粒グラニュー糖 22g
  • スイートチョコレート 75g
  • 卵黄 2個
  • 卵白 2個
  • メレンゲ用細粒グラニュー糖 22g
  • 塩 ほんのひとつまみ
  • 薄力粉 44g
  • アプリコットジャム 100g

コーティング用

  • 水 40ml
  • グラニュー糖 100g
  • ビターチョコレート 60g

シーリングスタンプチョコレート 

  • ブラックチョコレート 15g
〈作り方〉
  1. バターを中ボウルに入れて室温にもどしておきます。型にオーブンペーパーを敷いておきます※1。薄力粉を茶こしで3回振るっておきます。チョコレートを50度の湯煎にかけて40度に溶かしておきます。
  2. バターをシリコンヘラでクリーム状にして、細粒グラニュー糖を加えて白っぽくなるまですり混ぜます。
  3. 溶かしたチョコレートを加えて混ぜます。卵黄を加えて混ぜます。
  4. 別ボウルに卵白と塩をほんのひとつまみを加えて、ハンドミキサーで泡だてます。メレンゲ用のグラニュー糖を数回に分けて加えて角を立たせます。
  5. オーブンを180度30分にセットして余熱を開始します。
  6. チョコレート生地にメレンゲを加えてさっくり混ぜます。
  7. ふるった薄力粉を加えて、シリコンヘラで生地の中央から粉気を馴染ませながら混ぜます。
  8. 型に入れ、軽く底をトントン叩いて気泡を抜き、ヘラで生地の中央をへこませてならします。
  9. 170度で30分焼きます。
  10. 型を15センチ上から落として空気を入れ替えて、粗熱が取れてから型から外して網で冷まします。
  11. 生地が完全に冷めるまでの間にシーリングスタンプチョコレートを6個作っておきます。
  12. アプリコットジャム全量を鍋に入れて、固形が残っているようであればブレンダーでなめらかにします。鍋を火にかけて、とろみが付く程度に煮詰めます。
  13. スポンジの上面を薄く平らに切り取ります。さらにスポンジケーキの高さの半分でスライスします。切り取ったスポンジはまとめて冷凍して置いて、アイスクリームやホイップを添えておやつ用に。
  14. 下のスポンジの上面にアプリコットジャムを塗り、上のスポンジを重ねてサンドします。はみ出たジャムはスパチュラでならしながら側面に塗ります。
  15. スポンジケーキを、オーブンシートに乗せてコップや瓶などの上にのせます。下にはオーブンシートを敷いた大きめの皿かバットを敷いておきます。
  16. さらにアプリコットジャムの鍋を火にかけてヘラで底が一瞬見えるくらい、ダレない程度まで煮詰めます。
  17. ジャムをスポンジの上面から全体に流しかけて表面を平らにならして乾かします。垂れているジャムをスパチュラできれいに取り除きます。
  18. キレイにな大理石のまな板とスパチュラを用意して、別鍋に水、グラニュー糖を加えて火にかけて沸騰させます。
  19. 火を止めてから刻んだチョコレートを加えてヘラでよく溶かします。
  20. 再び火にかけて108度まで煮詰めて火を止めます。
  21. チョコレートをまな板に適量垂らし、スパチュラで伸ばしたりまとめたりを繰り返します。粘りけが出るまでになったら、鍋に戻します。
  22. これを数回繰り返し、鍋のチョコレート全体が粘りけのあるとろみがついた66~68℃程度で、ジャムがけしたスポンジにチョコレートを一気に流しかけます。
  23. スパチュラでならさない方がキレイに仕上がります。固まる前に垂れたチョコレートをスパチュラで落とします。
  24. 涼しく場所で冷やし固めます。室温に戻してからカットします。シーリングスタンプチョコレートをのせて、無糖のホイップクリームを添えていただきます。

※1 型の側面のペーパーは縁ぎりぎりでカットしておきます。

シーリングスタンプチョコレートで助けられてるなって感じです。