1月 222023
 
チョコレートにシーリングスタンプを押しました。

かねてからやってみたかった、シーリングスタンプチョコレート。ザッハトルテのホールに1個だけトッピングされるようなチョコレート。

昔から憧れのシーリングスタンプを購入できたので、早速ブラックチョコレートをテンパリングしてドキドキしながら押してみました。

初めてのシーリングスタンプ。

思いの外簡単で感動!おもしろい!

連続で4個は楽勝で押せます。

チョコレートのボリュームが足りなかったかな。次はもう少し盛ってみよう。

〈材料〉2.5センチシーリング型8〜10個

  • ブラックチョコレート 20g

〈作り方〉

  1. シーリングスタンプを冷蔵庫で冷やします。凍った保冷剤も用意しておきます。
  2. オーブンペーパー5センチ角にカットして、ならべておきます。
  3. オーブンペーパーでコルネを作っておきます。
  4. チョコレートを刻んで小鍋に入れます。フライパンに50度の湯を用意して、小鍋を湯煎し、チョコレートを40度にして溶かします。
  5. 氷水に鍋底をつけて、チョコレートを26度に下げます。
  6. 再び鍋底を湯に一瞬つけて30度に上げます。
  7. コルネにチョコレートを注ぎ、先をカットしてオーブンペーパーに絞り出します。1円玉の大きさに収まるようにして盛ります。
  8. シーリングスタンプを冷凍庫から取り出して、チョコレートの上に優しくあてて、1、2、3、4、5、と数えたら、オーブンペーパーの端を押さえながらシーリングスタンプを静かに傾けてはずします。キレイにはがれます。
  9. チョコレートを冷やし固めます。

剥がれにくくなってきたら、スタンプを保冷剤にあてて冷やします。

12月 242022
 
自家製ブッシュドノエル

実はブッシュドノエルを作るのは初めて。ウデが全く伴わず、途中で何度も挫折しかけましたが、なんとかやり遂げました。

この時点でなにか吹っ切れたような。

あつ森のブッシュドノエルを基本に形づくりたかったのだけど、ロールケーキがうまく巻けず。

チョコレートをテンパリングして木の皮のように貼り付けたところで、まるで子どもの工作のように。

紙粘土に折り紙貼り付けたようだ。

サイトでよく見る「なぜこうなった」的な不出来さに、ツボにハマって笑いが止まらず。

でもこういう笑いって平和だなぁ。

で、魔法の粉糖ふりかけたら、独創的なケーキになりました!

出来たー!

味は自分で作ったとは思えないような出来。手間がかかった分、美味しくて感激ひとしおです。

<材料>

ロールケーキ

  • 卵 3個
  • グラニュー糖 55g
  • 薄力粉 30g
  • ココアパウダー 20g
  • 牛乳 15ml
  • 無塩バター 20g

ロールケーキ用シロップ

  • 水 30ml
  • 細粒グラニュー糖 15g
  • ラム酒  5ml

ロールケーキの中のクリーム

  • 生クリーム(42%) 150ml
  • ブラックチョコレート 37g

コーティング用チョコレート

  • スイートチョコレート 100g

ロールケーキの外側のクリーム

  • 生クリーム(42%) 50ml
  • スイートチョコレート 18g

仕上げ用

  • 泣かない粉糖 小さじ1程度
  • ホイップクリーム 適宜
  • いちご 1個
  • きのこの山 2個
<したごしらえ>
  • 天板にクッキングペーパーを折って敷いておきます。焼きムラにならないようにはみ出した部分はカットしておきます。
  • 薄力粉とココアパウダーを合わせてふるっておきます。
  • バターと牛乳を合わせて湯煎で溶かしておきます。
  • チョコレートは丁寧に刻んでおきます。
  • 大ボウルに氷水を用意しておきます。
<作り方>
  1. ロールケーキを作ります。ホイップ用のボウルに卵とグラニュー糖を加えて、人肌よりも熱めの湯煎に当てて、ゆるりとリボン状になるように泡立てます。
  2. オーブンを180度15分にセットして余熱を開始します。
  3. 薄力粉とココアをふるいながら加えて、泡立て器で軽く混ぜます。
  4. 温めた牛乳と溶かしバターを回し入れて、下からすくいながら混ぜ、型に流し入れます。
  5. 型の底を軽くトントンして気泡を抜きます。180度で8分、170度で7分焼きます。
  6. 焼き上がったら熱いうちにオーブンペーパーを剥がし、新しいオーブンペーパーに乗せ変えて、大きめのポリ袋に包んでおきます。表面が少し剥がれても、あとからクリームを塗るので気にせずに。
  7. シロップを作ります、小鍋に水とグラニュー糖、ラム酒を入れて一煮立ちさせて冷まします。
  8. ロールケーキの表面に1センチ刻みで切り込みを極浅く入れて、巻き終わりの辺を斜めにカットしておきます。
  9. 表面にシロップの半量を刷毛で塗布しておきます。
  10. ロールケーキの中のクリームを作ります。中ボウルに刻んだチョコレートを入れておきます。
  11. 小鍋に生クリームの半量を入れて中火にかけて、沸々したところで火から下ろし、チョコレートのボウルに加えながら良く混ぜます。
  12. チョコレートが十分に溶けたら、残りの生クリームを加えて良く混ぜて、ボウルの底を氷水に浸けながらハンドミキサーのホイッパーで泡立てます。
  13. ゆるりとゆるめに落ちる程度にとどめておき、泡立て器を手に持ち替えて固さを調整します。
  14. 生地の表面にホイップを乗せ、巻き終わりの部分は残してスパチュラで平らにならします。
  15. 濡らして硬く絞ったペーパータオルをロールケーキのオーブンペーパーの下に敷き、手前からゆっくりと巻いて、優しく静かにそのまま冷蔵庫でしっかり冷やし固めます。途中で何度か上下を入れ替えたりして円筒型に整えます。
  16. コーティング用のチョコレートをテンパリングします。刻んだチョコレートを小ボウルに入れて、50度の湯煎でチョコレートを40度に上げて溶かします。
  17. ボウルの底を氷水に浸けて、チョコレートを27度に下げます。
  18. ボウルの底を一瞬お湯につけて30度に上げたら、広げたオーブンペーパーに一気に流して、スパチュラで手早く平らに薄くのばします。この状態で涼しい場所で固めます。
  19. ロールケーキのオーブンペーパーをほどいて、両端を切り落とします。切れ端の1つを上にのせる切り株として使います。もうひとつの切れ端はラップに包んで冷凍しておやつ用に。
  20. 切り株を本体の片側に取り付けて、残りのシロップをロールケーキ本体と切り株の表面にに塗布します。
  21. ロールケーキの外側のクリームを、中身用と同じ手順で用意して、本体と切り株の表面に均等に塗布して、冷蔵庫で冷やします。
  22. 固まり、反っているコーティング用のチョコレートをできるだけ長めになるように手で折って、さらにナイフで同じ大きさの長方形になるようにカットして、並べて置きます。大きさにばらつきがあっても気にせずに。
  23. ロールケーキの表面にカットしたチョコレートを貼り付けます。横のラインができるだけ水平になるように心がけるだけで、木の皮っぽくなります。
  24. カッティングボードまたは盛りつける皿に泣かない粉糖を振り、ケーキを盛りつけて、さらに粉糖を軽く振ります。ホイップや飾りを付けて完成です。
コーティング用チョコレートをカットしたところ。まるでカット昆布。
カットした状態。木の皮チョコが崩れてしまいましたが、パリパリ。
5月 072021
 

ホテルザッハーのオリジナルザッハトルテを送料無料で空輸できると知り、早速オーダーしました。
2021年6月8日まで60ユーロ購入で全世界へ送料無料! 
https://shop.sacher.com/

5月1日にオーダーして6日に届きました。
オーストリアから出荷してスロバキアを経て、日本の大型連休をはさんだのでドイツで一時待機したにもかかわらず、この早さ!

以前にGrazの空港でおみやげ用のザッハトルテを購入して機内持ち込みした際、木箱にガッシリ梱包されてびくともせずに完璧な姿で日本に持ち帰ることができたので、空輸も大丈夫だろうけど、さすがに冷蔵だろうなぁと思っていいたら、思いきり常温で届きました。

箱へこんでるけどきっと大丈夫!
ウィーンで買ったヒヨコのぬいぐるみ「うぃーこ」がお出迎え。

ケーキとは思えないずっしりとした重さ。総重量1.6kg。正味重量1.17kg

実は住所の入力を間違えてしまい、DHLからの確認の電話で気がついて訂正しました。しかも危うく再配達になるところをギリで手にすることができました。まぁよぐ来たねし。

海外の段ボールの匂い。開けるとプチプチがぎっしり。
かわいらしい包装紙とリボンでくくられています。
60ユーロ以上になるように同時に購入したマグネットと無料のメッセージカード。

包装紙を開くと、ゴージャスな木箱。

うわぁ!直径22センチのデカいザッハトルテだー! 無傷! 感動!
包装紙の底面側に製品シール。賞味期限も別途貼られています。

100gあたりのカロリーが382kcal。ということは1ホール1.17kgで4,469kcal!!!

シーリングスタンプ風のチョコレートは1個のみなので貴重。
ホテル ザッハー ウィーンの刻印。

ナイフを温めてケーキカット。緊張しました。ナイフはお湯や直火で温めたりしましたが、前日に届いた物を冷蔵庫で冷やしていたので半端な熱ではキレイに切れません。

おそらく届いたら常温のまますぐにナイフを直火を温めてカットしてから保存するべきだと思います。

10個にカット。ということは1切れ117g、446kcal。え?本当にそんなもん?

シーリングスタンプ風チョコレートの部分は少し大きめにカットしてしまったため、本場で食べたものよりも大きいです。なんという贅沢。生クリームは無糖で7分立てほどにホイップして絞り出しました。

グラズール(糖化したチョコレート)のこの厚み、どうよ!

うう感激です。おみやげはいつも箱ごと差し上げてしまうので、日本でホテルザッハーのザッハトルテを食べられたのはこれが初めてなのです。

さすがに1カットが大きすぎて、さらに半分にカットしていただいた軟弱者です。

シャリッと割れて口の中でアプリコットジャムの酸味とともに溶けていく…。これです!これこれ!

砂糖やチョコレートの量、グラズールなどなどあまりにも難易度が高すぎて、こればっかりは自分で再現できるものではありません。デメルは高いし、あちこちのケーキ屋さん、マクドやスタバ、コンビニの季節限定ものなども見つけては食べてみました。唯一セブンのザッハトルテはコスパも味もよかったのでリピートしましたが、やっぱりホンモノを食べたかったです。ずーっと我慢していたので本当に嬉しいです。

しかし甘さハンパないです。日持ちするわけです。1切れずつラップで包んで冷凍してゆっくり楽しみたいと思います。

7月 122020
 

<材料>中パウンド型1本

  • くるみ 40g
  • バナナ 1本
  • バナナにかけるレモン汁 小さじ1/4
  • チョコレート 40g
  • 薄力粉 100g
  • アーモンドプードル 10g
  • ベーキングパウダー 小さじ1/2
  • カルダモン 小さじ1/4
  • 塩 ひとつまみ
  • 無塩バター 60g
  • 卵 90g
  • ブランデー 大さじ1

シロップ

  • きび糖 10g
  • 水 20ml
  • ブランデー 小さじ1

<作り方>

  1. くるみはオーブンで150度で15分ローストします。バナナとチョコレートは5ミリ角に切って、バナナにはレモン汁をまぶしておきます。型にオーブンペーパーを折って入れておきます。バターは室温に戻し、粉類を目の粗いザルなどで数回ふるっておきます。
  2. バターをクリーム状に練り、グラニュー糖を加えて滑らかに混ぜます。
  3. 卵を加えては混ぜます。ブランデーを加えて混ぜます。
  4. ふるった粉類をバサッと入れて、バナナを粉の上に加えて、シリコンヘラでバナナに粉をまぶしながら粉気が無くなるまで混ぜます。
  5. くるみを加えて軽く混ぜて、型に生地を入れます。型の底をトントン手のひらでたたいて平らにして、ヘラで表面に×印を入れて、側面に向けて生地をのばし、表面に飛び出た具やくるみを箸の先などで中に押し込みます。
  6. 180度で50分焼きます。焼きはじめて10分たったら、ナイフで縦中央に切り目を手早く入れます。
  7. 焼いている間に小鍋でシロップを一煮立ちさせて、ブランデーを加えます。台にアルミホイルを敷き、同じ大きさのラップを重ねて敷いておきます。
  8. 焼き上がったらラップにケーキをひっくり返して取り出し、熱いうちにオーブンペーパーを剥がし、シロップを塗り、ラップで包み、さらにアルミホイルで包んで1〜2日寝かせてから、カットしていただきます。
5月 162020
 

全粒粉でマクビティ風ビスケット作りました。確か昔のダイジェスティブビスケットは大きかったはず、ということで、直径6センチにしてみました。一口食べて思わず「マクビティだよー」と言ってしまったほど。ほー、家でも作れるものなんだなぁ。チョコレートも付けてみました。

刻印の「KUMABILLY」のロゴは「クマのビリー」。…MACVITIESの語呂を残しつつ、そういえば北海道に「山親爺」ってミルクせんべいがあったなぁとふと思い出したので。♪ヤッヤーヤマクビティ♪に対抗して、♪出てきた出てきた山親爺♪と連鎖していき…(山親爺は北海道でクマのこと)。いや実際何の意味もありません。

<材料>直径6センチ12枚分

  • 薄力粉 100g
  • 全粒粉 50g
  • スキムミルク 5g
  • ベーキングパウダー 小さじ1/2
  • 塩 小さじ1/4
  • きび糖 20g
  • てんさい糖 10g
  • 無塩バター 50g
  • 牛乳 30ml
  • チョコレート 適宜

<作り方>

  1. 小ボウルに、糖類以外の粉類を入れて、泡立て器でふんわり混ぜておきます。
  2. 中ボウルにバターを室温でやわらかくして、泡立て器でクリーム状に練ります。
  3. 糖類を加えて混ぜます。泡立て器を取り出します。
  4. 中ボウルに粉類をざっと加えて、シリコンベラで切るように混ぜます。
  5. 粉気が無くなりポロポロの細かい粒状になったところで、牛乳をサッとまわし入れます。
  6. シリコンヘラで切りながら粉に牛乳を均等に浸透させてまとめます。
  7. ラップを大きく切り広げて、生地を乗せます。
  8. ラップも含めてサッと打ち粉をかけて、さらにラップをかけて、上から手で丸めて平たくします。
  9. ラップで包んで冷蔵庫で1時間以上、中央まで冷え固まるまで休ませます。
  10. ペストリーボードに取り出し、6〜7ミリほどの厚みに伸ばして、直径6センチほどの円形にくり抜きます。
  11. 天板にオーブンペーパーを敷いて生地を並べます。
  12. オーブンを180度20分にセットします。
  13. くり抜いた生地の円形の外側に12個、内側にそれぞれ箸の先で6個穴をあけます。
  14. 170度〜150度で18分焼きます。
  15. 冷めてからチョコレートをテンパリングしてスプーンでビスケットの裏に塗り、少し固まってきた頃に竹串を寝かせて格子模様を付けます。