いただきものの羊羹。そのままでは食べ切れなさそうなので、抹茶ケーキに大納言のように入れてみました。
羊羹なので甘すぎないかと心配でしたが、思いの外甘さスッキリなのは抹茶が緩和してくれているのかも。
抹茶はいつも飲んでいる知覧茶を直前に抹茶ミルで極細(というか粉状)に挽いたので、市販の抹茶よりも風味が出ているかも。抹茶ミルは頻繁には使わないけれど、お気に入りの茶葉で抹茶をふんだんにお得に作れるので、あると便利な調理器具のひとつだと思います。
<材料>5×12センチミニパウンドケーキ型2本分
パウンド生地
- 無塩バター 100g
- きび糖 40g
- 細粒グラニュー糖 40g
- 卵 100g
- 薄力粉(今回はドルチェ) 80g
- 抹茶(今回は知覧茶を抹茶ミルで挽いたもの) 8g
- アーモンドプードル 20g
- ベーキングパウダー 小さじ1
- 塩 ほんのひとつまみ
- ブランデー 小さじ1〜大さじ1
フィリング
- 羊羹(今回は栗羊羹) 100g
- くるみ 30g
シロップ
- グラニュー糖 20g
- 水 30ml
- ブランデー 大さじ1
お好みでトッピング
- 溶けない粉糖 小さじ1程度
<作り方>
- 無塩バターを中ボウルに入れて室温に戻し、指で押してつぶれる程度にしておきます。
- 薄力粉、抹茶、アーモンドプードル、ベーキングパウダー、塩を合わせて3回ふるっておきます。卵を溶いておきます。型にオーブンシートを敷いておきます。
- 羊羹を5ミリ角にカットして、ふるった粉類を少量加えてまぶしておきます。
- くるみをフライパンで弱火で5分程度煎って器に移して冷まし、おおよそ5ミリ角に割っておきます。
- バターを泡立て器でクリーム状にして、きび糖とグラニュー糖を加えて混ぜ、人肌程度の湯煎にかけて少し温めながら溶き卵を数回に分けてよく混ぜます。ブランデーも加えて混ぜます。
- このタイミングでオーブンを180度/30分にセットして余熱を開始します。
- ふるっておいた粉を加えた上に粉をまぶした羊羹をのせて、シリコンヘラで生地を底からすくい上げるようにしてサックリ混ぜ合わせます。
- くるみを加えてサッと混ぜ合わせます。
- 型に均等に生地を入れて、型の底を手のひらでパンパンたたいてならし、箸で生地をX状に中央をえぐりながら角の方に盛り上げます。飛び出したフィリングは箸の先で押し込んでおきます。
- オーブンで180〜170度/30分焼きます。途中10分焼いたところで先に水を付けたナイフで縦中央に切り込みを浅く入れて、残りの時間を焼きます。
- その間に台にアルミホイルを敷いてその上にラップを重ねて広げておきます。シロップのグラニュー糖と水を小鍋にいれてひと煮立ちさせて火から下ろしてブランデーを加えて冷ましておきます。
- 焼けたら少し高い所から型ごと落とし、ラップのうえに生地を転がし出して中央に置き直し、刷毛でシロップを塗り、ラップでしっかり包んでからアルミホイルでさらに包み、涼しいところに一晩おきます。
- お好みで溶けない粉糖を振って切り分けます。