1月 142024
 
とかち野酵母で焼いた食パン1斤

冬入りしてから天然酵母では発酵が思うように進まないので悩んでいたところに、昨年暮れにレイクタウンの富澤商店で見つけた「とかち野酵母」。インスタントドライイーストなのですがいわゆるイースト臭さというのが無く扱い易くしかも発酵力がすごくて感動しました。

とかち野酵母

5g×6包入り1箱をお試しで購入してみてとても良かったので、先日船橋駅の富澤商店で追加購入してしまいました。まだ食パンと調理パンしか作っていませんが、レシピ通りにバターロールも作りたいです。

フワッと膨らんで失敗知らず
<材料>
  • 強力粉(春よ恋) 250g
  • きび糖 18g
  • 塩 4g
  • とかち野酵母 5g(1袋)
  • 脱脂粉乳 5g
  • 無塩バター 15g
  • 浄水 170ml
<作り方>
  1. 無塩バターを室温に戻して指で押してつぶれる柔らかさにしておきます。浄水をレンジで20秒かけて30度程度に温めておきます。
  2. 中ボウルに塩と無塩バター以外を入れてスプーンでふんわり混ぜ合わせて浄水を少し残してまわし入れ、ハンドミキサーの低速で捏ねます。
  3. 生地がザッとまとまったら、塩を加えて残りの浄水で硬さ整えながら、10分ほど低速で、粘りけが出るまで捏ねます。
  4. バターを加えてなめらかになるまで捏ねます。シリコンのカードで生地をボウル内で丸くまとめて、ラップをしっかりかけて30度前後のあたたかい場所で40〜50分発酵します。
  5. 約1.5倍に膨れたらボウル内で生地を軽く押してガス抜きをしてまとめ直して、ラップをかけてさらに30分発酵します。
  6. 膨れていなくても良いので軽くガス抜きをしたら打ち粉をした台に生地を取りだし、生地を2等分にして緩く丸めて蓋をかけて、温かい場所で20分ベンチタイム。
  7. その間に型に油を薄く塗っておきます。
  8. 生地の気泡をつぶさないように優しく長方形に延ばして、左右両端を中央に重ねて三つ折りにしてから、緩く手前からくるくる巻いて端をしっかり閉じ、型に入れます。
  9. スチーム35度のオーブンで1時間ほどかけて型から生地がはみ出す程度まで2次発酵します。
  10. 200度に余熱をして190度で25分焼きます。
12月 122023
 
今年も作りましたパネトーネ

今年のシュトレンとクグロフは作って美味しく食べたので、パネトーネはいいかなと思っていましたが、昨日シャトレーゼで見たパネトーネがとても美味しそうだったので、やっぱり作っちゃいました。

パネトーネ用の大カップ2個分の生地を手で捏ねるのは体力的にしんどいので、久しぶりにキッチンエイドに頼りました。少し固めの生地で、バターの量半端ないのに拒むことなくガシガシと練り込んで捏ね続ける力強さに見惚れてしまいました。

今回はサフも加えたので、冷蔵庫でのオーバーナイト発酵でもしっかり発酵ができました。

そして使い切れるか心配だったドレンチェリーとアンゼリカもこれでめでたく使い切れたので嬉しいです。

パネトーネはリッチな菓子パン

オレンジピールの酸味や、アーモンドスライスの香ばしくシャリッとした歯ごたえなどいろいろなアクセントがあって美味しいです。

<材料> パネトーネ用ベーキングカップ(紙製 直径10×高さ10センチ)2個分

フィリング

  • ラム酒漬けフルーツビッツ 100g
  • ブランデー漬けいちじく 30g
  • アーモンドスライス 30g
  • 牛乳(アーモンド浸し用) 20ml
  • オレンジピール 40g
  • ドレンチェリー 4個(14g)
  • アンゼリカ 20g

生地

  • 強力粉(春よ恋) 360g 
  • きび糖 70g
  • 塩 6g
  • パネトーネマザー 28g
  • サフ(金) 3g
  • 卵黄 1個
  • 卵 1個
  • 牛乳 175ml
  • 浄水(調整用) 20ml
  • 無塩バター(練り込み用) 100g

トッピング

  • 無塩バター(クープ用) 13g
  • 無塩バター(仕上げ塗り用) 10g
  • ポップシュガー 大さじ2
<下準備>
  • ラム酒漬けフルーツビッツとブランデー漬けいちじくをザルにあげて汁を切っておきます。
  • アーモンドスライスをフライパンで5分ほど煎り、牛乳(20ml)に浸して、ザルで漉しておきます。
  • オレンジピールに軽くブランデー(分量外)をまぶしておきます
  • ドレンチェリーは4つ割に、アンゼリカを5ミリ角にカットしておきます。
  • 練り込み用バターを室温に戻しておきます。
  • 牛乳を人肌に温めておきます。
  • 卵と卵黄を溶いておきます。
  • クープ用のバターは短冊状に8つにカットして冷やしておきます。
<作り方>
  1. 大ボウルに強力粉、きび糖、塩、パネトーネマザー、サフを入れてざっくり混ぜ合わせます。
  2. 牛乳、卵黄と卵、牛乳を加えて捏ねを開始します(今回はキッチンエイドの1〜2速で捏ねました)。
  3. 生地が固すぎるようであれば浄水またはアーモンドスライスを浸して漉した牛乳を少しずつ加え、通常よりも少し固めに捏ねます。
  4. バターを加えて捏ねます。生地が緩くなりますがしばらく捏ねを続けます。粘りが出てきてまとまるまで20分ほどかかりました。
  5. 粉を多めに振った台に生地を取りだして、手早く広げて、フィリングを全体に散らし、生地で包むように繰り返したたみます。具材が飛び出さないように、生地の中で均等になるようにまとめます。ベタつかないように打ち粉は多めに使います。
  6. 粉を振ったボウルに丸めた生地を入れて、ラップをかけて室温で30分ほど置いてから、冷蔵庫で一晩〜12時間、2倍に膨れるまで1次発酵。
  7. 室温に1時間戻し、打ち粉をした台に優しく取りだし、2等分にします。軽く丸めて、濡らしたペーパータオルを固く絞って生地にかぶせてラップもかけて20分ベンチタイム。
  8. 生地の表面から具材が飛び出さないように優しく丸め直し、打ち粉をした台の上でろくろのようにまわしてパネトーネのベーキングカップよりもスリムにまとめてからカップに入れます。底を軽くパンパン叩いてならします。
  9. ふんわりラップをかけて35度のスチームオーブンで60〜90分、生地のトップがカップの高さに膨れるまで2次発酵。
  10. オーブンをスチーム190度/30分にセットして余熱を開始します。その間も生地にふわっとラップをかけて乾燥を防ぎます。
  11. 生地に十字形にクープを入れて、切れ目に沿ってクープ用のバターを乗せます。ポップシュガーを1個につき大さじ1トッピングして軽く押し付けます。
  12. 170度で30分焼きます。
  13. 仕上げ用のバターを湯煎で溶かして、焼き上がった直後の表面に塗ります。
  14. 十分に冷めたらポリ袋に入れて、涼しい場所で熟成させて美味しくいただきます。
12月 102023
 
ミニパウンドケーキ型で4個できます

年末のプレゼント用ケーキを作るのにミニパウンドケーキ型が大活躍。今回はオレンジピール入りのミニ ガトーショコラを一気に4個作りました。材料は15センチホール型と同じ量です。

今回買い出し無しですべて家にある材料で作れたというのが自分でも驚きました。たまたま揃っていただけなのですが。なのでチョコレートはスイート、ビター、ミルク、市販のチョコなどをミックスしました。

チョコレートは濃厚でいて口の中でホロッと溶ける軽さ

ガトーショコラもそうですが、チョコレート菓子はつくづく冬に作って楽しむお菓子だと思いました。

<材料>5×12センチパウンドケーキ型4個分
  • チョコレート 100g
  • 無塩バター 40g
  • 卵黄 3個
  • グラニュー糖(卵黄用)  22g
  • 卵白 3個
  • 細粒グラニュー糖(卵白用)  80g
  • 薄力粉(今回はドルチェ) 30g
  • ココアパウダー(今回はバンホーテン) 30g
  • 塩 ほんのひとつまみ
  • 生クリーム(42%)  40g
  • ラム酒(キルシュでも) 大さじ1
  • オレンジピール 40g
  • 溶けない粉砂糖 適量
<作り方>
  1. 型にオーブンシートを敷いておきます。オレンジピールにラム酒(分量外)を軽くまぶしておきます。薄力粉とココアパウダーを合わせて3回振るっておきます。
  2. 刻んだチョコレートとカットしたバターをステンレスボウルに入れて、フライパンに45度の湯を沸かして湯煎して溶かします。
  3. 小鍋に生クリームを入れて火にかけてフツフツさせて、上記2.のチョコレート生地に加えて混ぜ、ラム酒とオレンジピールも加えて混ぜておきます。
  4. 泡立て用のボウルに卵白を入れ、細粒グラニュー糖を数回に分けて加えながらハンドミキサーの中速でしっかり泡立てておきます。
  5. 卵黄とグラニュー糖を中ボウルに入れて泡立て器で白っぽくもったりするまで混ぜます。
  6. 3.のチョコレート生地のボウルと、5.の卵黄のボウルを湯煎でそれぞれ人肌に温めて、卵黄のボウルにチョコレートを加えて混ぜます。
  7. このタイミングでオーブンに天板を入れて180度/30分にセットして予熱を開始します。
  8. 上記6.の生地に、4.で泡立てた卵白を1/3ほど加えてシリコンヘラで混ぜ合わせます。
  9. 上記8.の生地に薄力粉とココアパウダーを振るって加えて、シリコンヘラでさっくり混ぜます。
  10. 粉気が無くなったら残りの卵白を加えて全体になじむように混ぜ、生地を型へ均等に流し入れます。型の底を軽くトントン叩いて大きな気泡を抜きます。
  11. 160度/30分焼きます。
  12. 網に取り出し温かいうちにオーブンシートを剥がして冷まし、溶けない粉砂糖を振ります。
12月 102023
 
モリス ファミリーキューブ

子どもの頃から知っている、冷蔵庫で冷やして食べるドイツのモリス チョコレート。昔テレビでCMもやっていたと思います。

ひんやり冷えたキューブを頬張るとあっという間に溶けていって、口いっぱいにとろける甘さが広がり消えていく。でも後味さっぱりでべとつかないという不思議なチョコレート。

数年前まで冬になるとカルディで売っていたのですが、昨年は探しても探しても見つからず…。もう日本には入ってこないのではと落胆していたのですが、先日見つけました!

カルディのチョコレート売り場の棚に置いてありました。以前は冷蔵庫に入って売られていたので、棚にあるのは意外でした。

早速2袋抱え込んで購入。保冷剤入りの買い物袋に丁重に入れて帰りました。

その後、イオンのカフェランテでも見つけました。こちらはちゃんと冷蔵で売っていて、1袋追加購入。まだ山のようあったので、この冬はいつでも食べられそうで嬉しい限り! 

モリスチョコレート大好き!

12月 072023
 
またの名を越後屋クッキー

セリアの製菓用品売り場に行くとおもしろいクッキー型が手に入るので侮れないです。今回も小判と古銭のクッキー型を見つけて、早速作ってみました。

作って楽しくて食べて美味しい

年末はあちこち贈り物が多いので、量産してお楽しみ箱に忍ばせようと企んでいます。今回は練習をかね作ってみました。薄めに固めにしっかり焼いているので、かじる時に笑っちゃいそう。

贈ったら絶対笑ってもらえると思う

帯はワックスペーパーを帯状にカットして裏側(ザラザラしている側)に白いマスティングテープを片方はみ出すように貼り、ワックスペーパーのツルツル面がクッキーの束に触れるようにして一巻きして裏で止めています。

無印のホーロー保存容器にピッタリ収まりました

材料と作り方ははにわクッキーとほぼ同じ。クッキー型の抜き順が少し異なります。

<材料>小判15両と古銭8枚分
  • 無塩バター 50g
  • 細粒グラニュー糖 40g
  • 卵 12g
  • 薄力粉 100g
  • アーモンドプードル 25g
  • 塩 ひとつまみ
<作り方>
  1. バターを室温に戻し泡立て器でクリーム状にします。
  2. グラニュー糖を加えて軽く混ぜます。
  3. 卵を少しずつ加えて軽く混ぜます。
  4. 粉類を別ボウルに入れて泡立て器でふんわり混ぜてから、上記3のボウルににバサッと加えてヘラで切るように混ぜます。
  5. 粉気が無くなったらアイラップ(なんでもシート)にまとめて移して挟み、麺棒でルーラーを使って5ミリに平らにのばし、包んで冷蔵庫で30分~1時間ほど休ませます(形成しやすい固さにします)。
  6. 冷蔵庫から取り出し、厚み3mmに平らにのばします。
  7. 天板にオーブンシートを敷いておきます。
  8. ポリ袋に抜き型と押し型を入れて粉を軽く振ったら封をして数回振り全体に粉をまぶし、型を袋の中でたたいて粉を軽く落とします。外側の抜き型を生地にあてた状態で小判模様の型を入れて軽く均等に押して静かに抜いてから、外側の抜き型を押して小判型に抜きます。生地の下に静かに手を差し入れて天板に移して並べます。
  9. 古銭の型も先に外側の抜き型を生地に置いてから古銭模様の型を置き、中央の四角い抜き型で抜いてから、古銭模様の型を軽く押して型を付けたら静かに取り外し、最後に外側の抜き型を押して円形に抜きます。生地の下に静かに手を差し入れて天板に移し並べます。
  10. 生地を抜くスペースがなくなったら生地をまとめて丸め直してアイラップに挟んで平らに伸ばして、上記8と9の工程を繰り返します。最後に残った生地は丸めて平らに伸ばして試食用に。
  11. オーブンを170度/20分にセットして余熱を開始します。今回は天板2枚になったので、下段と中段に入れて途中で上下を入れ替えて焼きました。