1月 222024
 
八丁味噌カラメルソースの濃厚みそプリン

先日、10年ぶりくらいに亀戸の佐野みそ本店に行くことができました。目的は20年来大好きな味噌パンを買うためだったのだけど、久しぶりのお店には興味津々な食材がいっぱい! その中でも「西京みそと八丁みその昔のプリン(かため)」はとても濃厚で美味しかったです。

味を忘れないうちに再現できないだろうかと思い立ち、一緒に買ってきた神代みそも使ってオリジナルレシピを考えてチャレンジしてみたところ、マジこれ売れるんじゃ無いかと言うくらい美味しくて感激してしまいました。特に八丁味噌好きにはたまらないです。

みその分量が絶妙!

作るうえでのポイントは、みそを溶いた湯をカラメルソースに加える時は、火を消して一呼吸おいてから注ぎ、手早く混ぜないと焦げ付きやすいのと、オーブンは低温で加熱するというところです。

<材料>4個分

八丁味噌のカラメルソース

  • 八丁味噌 3g
  • お湯 10ml(小さじ2)
  • グラニュー糖 30g
  • 水 10ml(小さじ2)

プリン生地

  • 牛乳 200ml
  • 生クリーム 50ml
  • きび糖 40g
  • 白味噌(今回は神代味噌) 5g

  • 全卵 2個
  • 卵黄 1個
    • (卵の合計 127g)
<作り方>
  1. 小さい器に八丁味噌を入れてお湯でよく溶かしておきます。
  2. フライパンにグラニュー糖と水を入れて火にかけ、香ばしくなったら火を消し、蓋でガードしながら1のお湯で溶かした八丁味噌を加えて手早く混ぜ(飛び跳ね注意!)、プリン型に均等に流し込みます(フライパンはそのままでOK)。
  3. 少し大きめのボウルに卵を入れて、しっかり溶いておきます。
  4. 2のフライパンに牛乳と生クリーム、きび糖、白味噌を加えて、煮立たない程度(60度)に温めて溶かし、火から下ろします。
  5. 60度以下に冷めてからボウルの溶き卵に4の液を加えて、泡立て器で手早く混ぜます。
  6. 茶こしなどで液をフライパンに注ぎます。
  7. プリン型に均等に注ぎ入れ、表面の泡をアルコールスプレーを吹きかけて消します。アルミホイルで隙間なくしっかりかぶせます。
  8. バットの底にキッチンペーパーを敷き、プリン型を並べて、バットに40度程度の湯を1/3程度まで注ぎます。
  9. オーブンを160度/30分にセットして予熱を開始。160度で10分焼いたら140度に下げてそのまま焼き、取り出して冷めたら冷蔵庫で2〜3時間冷やします。
  10. 皿に取り出す前に器の底をお湯で30秒ほど温めて、生地の縁を極浅目に一周ナイフでなぞり、1箇所だけ深く刺して隙間に空気を入れて、皿をかぶせてひっくり返して盛りつけます。
甘しょっぱいのがたまりません
1月 142024
 
とかち野酵母で焼いた食パン1斤

冬入りしてから天然酵母では発酵が思うように進まないので悩んでいたところに、昨年暮れにレイクタウンの富澤商店で見つけた「とかち野酵母」。インスタントドライイーストなのですがいわゆるイースト臭さというのが無く扱い易くしかも発酵力がすごくて感動しました。

とかち野酵母

5g×6包入り1箱をお試しで購入してみてとても良かったので、先日船橋駅の富澤商店で追加購入してしまいました。まだ食パンと調理パンしか作っていませんが、レシピ通りにバターロールも作りたいです。

フワッと膨らんで失敗知らず
<材料>
  • 強力粉(春よ恋) 250g
  • きび糖 18g
  • 塩 4g
  • とかち野酵母 5g(1袋)
  • 脱脂粉乳 5g
  • 無塩バター 15g
  • 浄水 170ml
<作り方>
  1. 無塩バターを室温に戻して指で押してつぶれる柔らかさにしておきます。浄水をレンジで20秒かけて30度程度に温めておきます。
  2. 中ボウルに塩と無塩バター以外を入れてスプーンでふんわり混ぜ合わせて浄水を少し残してまわし入れ、ハンドミキサーの低速で捏ねます。
  3. 生地がザッとまとまったら、塩を加えて残りの浄水で硬さ整えながら、10分ほど低速で、粘りけが出るまで捏ねます。
  4. バターを加えてなめらかになるまで捏ねます。シリコンのカードで生地をボウル内で丸くまとめて、ラップをしっかりかけて30度前後のあたたかい場所で40〜50分発酵します。
  5. 約1.5倍に膨れたらボウル内で生地を軽く押してガス抜きをしてまとめ直して、ラップをかけてさらに30分発酵します。
  6. 膨れていなくても良いので軽くガス抜きをしたら打ち粉をした台に生地を取りだし、生地を2等分にして緩く丸めて蓋をかけて、温かい場所で20分ベンチタイム。
  7. その間に型に油を薄く塗っておきます。
  8. 生地の気泡をつぶさないように優しく長方形に延ばして、左右両端を中央に重ねて三つ折りにしてから、緩く手前からくるくる巻いて端をしっかり閉じ、型に入れます。
  9. スチーム35度のオーブンで1時間ほどかけて型から生地がはみ出す程度まで2次発酵します。
  10. 200度に余熱をして190度で25分焼きます。
10月 132023
 
初物の紅玉でアーモンドクリームタルト

青森の叔母が紅玉、ゆで栗、新米、しゃもじ(笑)を箱にいつものように限界ギリギリまでぎゅーぎゅーに詰めて送ってくれました。栗はりっぱでホクホクしておいしくて、早速青森の新種「はれわたり」で栗ご飯にしました。ごはんがふっくらもちもちで、まるで餅米を加えてたいたかのようで感動(いつも食べてるお米と全然違ーう!)。

今年初ものの紅玉で何を作ろうか迷いましたが、贅沢に3個使ってアーモンドクリームタルトにしました。

青森の叔母が送ってくれた紅玉

叔母が言ってたように今年の紅玉はさらに小ぶり。そのぶん味が凝縮されているような気がします。

りんごのお皿に青森ひばをイメージしてみました
<材料>直径18センチタルト型

タルト生地

  • 無塩バター 50g
  • 粉砂糖 33g
  • 卵 15g
  • 薄力粉 83g
  • アーモンドプードル 11g
  • 塩 ひとつまみ

りんごのキャラメリゼ

  • りんご(紅玉) 3個(500gうち可食部400g)
  • 無塩バター 10g
  • グラニュー糖 25g

クレームダマンド(アーモンドクリーム)

  • 無塩バター 55g
  • グラニュー糖 60g
  • 卵 55g
  • 薄力粉 15g
  • アーモンドプードル 55g
  • ラム酒(お好みで) 小さじ 1
<下ごしらえ>
  • バターは室温に戻しておきます。
  • 底の取れるタルト型を使います。バターなどは塗らなくてもOKです。
<作り方>
  1. タルト生地を作ります。小ボウルに薄力粉とアーモンドプードル、塩を入れて泡立て器でふんわりまぜておきます。
  2. 中ボウルにバターを入れて、シリコンヘラでなめらかにしてから、粉砂糖を加えて白っぽくなるまで混ぜます。さらに溶き卵を加えて混ぜます。
  3. 薄力粉、アーモンドプードルをバサッと中ボウルに加えて、シリコンヘラで切るようにして混ぜます。大きくカットしたラップ(なんでもシートが便利)に乗せて平たく包んで、冷蔵庫で1~2時間休ませます。
  4. 休ませたタルト生地をめん棒でタルト型よりもひとまわり大きめに延ばします。
  5. 型に生地をかぶせて、底のくぼみに合わせて指で優しく押しながら敷き、めん棒で型のエッジを転がしてはみ出した生地を切り落とします。生地の底にフォークで空気穴をあけます。余った生地は後でりんごをのせて焼いていただきます。
フォークで優しく押して穴を開けます
  1. オーブンを170度25分にセットして余熱を開始します。
  2. 生地よりも少し大きめに丸くカットしたオーブンシートを敷きその上にタルトストーンを乗せて焼きます。
タルトストーンを乗せた焼きます
  1. 15分焼いたところでいったん取り出して、オーブンシートごとタルトストーンをやけどしないように気をつけて外して、生地をオーブンに戻してさらに10分焼きます。
  2. 焼けたら型から外して冷まします。
タルトが焼けて型から外して冷ましているところ
  1. りんごのキャラメリゼを作ります。りんごを4つ割にして芯を取って皮をむき、5ミリ幅にスライスしておきます。
  2. 大きめのフライパンを火にかけてバターを溶かし、カットしたりんごを加えて焼きます。りんごが崩れないように焦げないようにまんべんなくシリコンヘラで優しくひっくり返しながらしっとりするまで炒めます。
バターでりんごをソテー
  1. グラニュー糖を加えて溶かし絡めて、焦げ付かない程度に炒めたら大皿またはバットに移して冷ましておきます。多少水っぽさが残っていた方が盛りつけがしやすく、後で焼くのでムラが残っていても構いません。冷めたところでりんごを大・中・小に仕分けしておくとあとでトッピングしやすいです。
バットで冷まします
  1. クレームダマンド(アーモンドクリーム)を作ります。小ボウルに薄力粉とアーモンドプードルを入れて泡立て器でふんわりまぜておきます。
  2. 中ボウルにバターを入れて、シリコンベラでクリーム状に練り、グラニュー糖を加えてよく混ぜます。
  3. 溶き卵を少しずつ加てよく混ぜます。ラム酒を加えて混ぜます。
  4. アーモンドプードル、薄力粉を加えて混ぜます。
  5. タルトにアーモンドクリーム生地を乗せ、シリコンベラで平らにのばします。
アーモンドクリームを盛り付けてならします
  1. オーブンを180度35分にセットして余熱を開始します。
  2. りんごをトッピングします。小サイズのりんごをずらしながら重ねて巻いて生地の中央に置き、中サイズのりんごを少しずつずらしながら重ねて一周します。さらに大きいサイズのりんごを一周重ねます。
りんごを並べ重ねたところ
  1. オーブンで30~35分焼きます。小さくカットしたオーブンシートに余った生地を延ばしてりんごをのせて横に置いて一緒に焼きます。20分焼いたところでオーブンシートの小タルトを取り出すついでに、タルト型を180度回転させて、残り10~15分焼きます。
  2. 粗熱がしっかり取れてから型から取りだして冷まします。
りんごをのせるのが楽しい

タルト生地を仕込んだところで近くのヨーカドーへ行ったら、なんとこの時期恒例の青森県産フェアを大々的に開催していました。ひろさきふじ、ときなどが安かったので購入。好物のやっこいサブレ、イギリストーストも。そういえば毛ガニも売っていました。食べたいけど手がかゆくなる…。

9月 222023
 
パキットで作るチーズでカリカリお月さまボロネーゼ

【フーディストアワード2023レシピ&フォトコンテスト参加中】

先日の「平野レミのはやわざレシピ!」で見た「お月見ポテチ—」にインスパイアーされて、フライパンでピザ用チーズを焼くというワザに挑戦してみました。パリッとまん丸に焼けたので「パキット<ボロネーゼ>」を使ってお月見のイメージでアレンジしました。

パスタをレンジで加熱+蒸らしをしている間にチーズを削ったりピーマンを炒めたり。最後に混ぜ合わせたりトッピングするだけで本格的な美味しいパスタ料理ができあがるのは嬉しいです。

今回使用したパキット<ボロネーゼ>

パルミジャーノレッジャーノも振りかけてチーズ三昧。満足な一品でした。

<材料> 1人分
  • パキット<ボロネーゼ>
  • 水 160ml
  • スパゲッティ(乾麺1.8ミリ) 100g
  • ピザ用チーズ 50g(2個分)
  • バジルの葉 2枚
  • ピーマン 1個
  • イタリアンパセリ 2本
  • パルミジャーノレッジャーノ 5g
<作り方>
  1. フライパンにピザ用チーズを2等分して丸く置いて中火にかけます。
  1. 溶けてきたら弱火にして、シリコンヘラで丸くなるように形を整えながらじっくりこんがりと片面だけを焼きます。溶けたところでバジルの葉を真ん中に置きます。
  1. 焼けたらフライ返しで優しく取り、オーブンペーパーを敷いた上に置いて冷まします。
  1. ピーマンを5ミリ角にカットしておきます。
  2. パキットの袋を開けて水を入れ、スパゲッティを半量ずつひねりながら2つに折り、袋に入れます。
  3. 袋をしっかり閉じて、手で優しく揉み込みます。
  4. 袋をレンジに立たせて置き、600Wで6分加熱します。加熱後はそのまま7分蒸らします。
  5. その間にパルミジャーノレッジャーノを削っておきます。
  1. フライパンでカットしたピーマンをサッと炒めて、軽く塩とコショウを振って取り出しておきます。
  1. 蒸らしが終わったらパキットの袋を開けてトングで30回ほどスパゲッティを持ち上げるようにして混ぜます。
  1. 炒めたピーマンを袋に投入して、軽く混ぜ合わせます。
  1. 皿に取り出して盛り、イタリアンパセリを刺し、パルミジャーノレッジャーノを振りかけます。
  1. 冷まして置いたお月さまチーズをパスタの上に立てて完成です。お月さまチーズの裏側に、バジルの茎やピックを差し込んで立たせています。
立たせるのは以外に難しい

フーディストアワード2023☆レシピ&フォトコンテスト
フーディストアワード2023☆レシピ&フォトコンテスト

9月 162023
 
パキットのペペロンチーノをアレンジ

【フーディストアワード2023レシピ&フォトコンテスト参加中】

「ペペロンチーノは一番難しい」と以前聞いたことがあるのですが、今回「パキット ペペロンチーノ」を使って少し残っていた豚バラ肉をサッと炒めて加えただけで、家では食べたことがないような美味しいペペロンチーノになりました。

豚バラをササッと炒めて
加熱後の袋に投入
箸でぐるぐるまぜまぜ

太さが規定外の1.8ミリを使ったのですが、時間通りに作ったところ芯が残っていることもなくちょうど良い固さでした。

ただパスタを半分に折ってしまうので、盛りつけの時にくるっと巻けないのは仕方が無いですね。

一生懸命トングを回転させても盛りつけようとしている
〈材料〉1~2人分
  1. 豚バラ肉 65g
  2. 太白ごま油 大さじ1/2
  3. 塩 少々
  4. コショウ 少々
  5. スパゲッティ(乾麺1.8ミリ) 100g
  6. パキット ペペロンチーノ
  7. バジル 適宜
〈作り方〉
  1. 豚肉を幅1.5センチほどに切って、フライパンで油を熱してサッと炒めます。塩、コショウを少し振って取り出しておきます。
  2. パキットの袋をあけて、スパゲッティを半量ずつ半分にひねりながら一気に折り、袋に入れます。
  3. 袋をしっかり閉じて軽く揉んで、600Wで7分30秒加熱した後、蒸らします。
  4. 袋の口を開けて炒めた豚肉を加えたら箸でよく混ぜ、トングで皿に盛ります。
  5. バジルを添えていただきます。

フーディストアワード2023☆レシピ&フォトコンテスト
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